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ベリデリックのブログ一覧

2018年09月01日 イイね!

MZ-200とDPV-7000

MZ-200とDPV-7000I-K77が思いの他良かったので、
サウンドナビ300プレミの熱が冷めてきまして。

素のMZ200で、サウンドナビが自分に合うかどうか
確かめてから買った方が良いのではないかと思いはじめました。

サウンドナビを以前聴いた時は、確かに粒立ちの良い音でしたが、
自分の車に取り付けてでどうかというと、なんとも判断できかねるものがあります。
デモカーの音はソースも含めて色々しているでしょうから、参考程度にしかなりませんし。

ケンウッドの彩速ナビ905系も評判良いようですし、
DPV7000とMZ200(スタンダード)を買って比べてみることにしました。

到着まで色々と考えていますが、
DPV7000はAKMなので、分解がよくて柔らかい音
MZ200はBBですが、情報では柔らかく粒立ちの良い音のようですね。

到着したら素の音を聴いてみたいと思います。・・・


ということで、無事2つとも到着しました。

DPV7000です。


MZ200です。
RCAハーネスもヤフオクで手に入れました。


DPV7000はRCAハーネス不要と思っていましたが、
別売りのようなので次に試すとして、MZ200からです。

開封したところ


RCAプラグに自作の変換ケーブルをつなぎヘッドフォンで聴いてみました。

設定画面では、サウンド効果をOFFにしないとサラウンドが切れないようで、
そうすると、レンジの狭いこもった感じの音になってしまいます。
エージングでかなり変わりましたm(_ _)m


I-K77もそういう傾向にありましたが、
バイアンプ(正式にはそう呼ばないかもですが)で
ツイーターとウーハー出力を上げてやると化けましたので、
車に乗せてどうなるかですね。

今回はヘッドフォンですのでONにしています。

高音のキンキン音はこちらでは確認できませんでした。
手に入れたRCAハーネスが良いのかもしれません。

RCAハーネスの効果については、
DEH-P01で確認できたので下の方に書いています。

色々聴いてみましたが、評判通りCDもUSBも良い音です。
音に透明感があって、色々な音が良く聞こえます。
粒立ちが良いというよりも音の伸びがすばらしく、
例の小さいシンセサイザーの音もよく聴こえました。

井上用水、今井美紀、JAZZ(曲名不明)といつもテストで聴いている曲を何曲か聴いてみて
すごいヘッドユニットだと感じました。

音の傾向は予想通りですが、一歩上をいっている感触です。

しかし、音に芯があまりないです。
オーケストラを聴くと、分解はさほど良くないように感じました。
JAZZではサックスの音が上品すぎるようにも聞こえました。
これはサラウンドの宿命のようなものですから仕方ないですね。


今の再生環境にも原因があるかもしれないので
聴き慣れたDEH-P01でテストしてみることにしました。

RCAハーネスはサウンドナビだけ良いものにしては不公平ですので、
P01にも同等のものを用意しました。今回初デビューです。



標準のハーネスから聴いてみました。
P01は微妙に音が細くきつめな音だったはず。

色々聴いてみましたが、ヘッドフォンで聴いても同じ印象を受けました。
再生環境には問題ないようで、
ここでの試聴結果は車でも反映されそうです。

新しいハーネスに繋ぎ替えて聴いてみました。

P01のハーネスはOFCケーブルに金メッキの端子とRCAジャックと
元々が悪くなさそうでしたのであまり改善されないかと思っていましたが、
少し音の抜けがよくなり、高音が強くなったにもかかわらず、
キンキン音のキツさが和らいでいます。

もっと早く試すべきでした。
ひと皮剥けた感じがします。
DEH-P01の復活も悪くない気がしてきました。

興味が出てきたので、標準ハーネスを剥いてみました。
どこが改善されてよくなったのか興味があります。



よくある赤白のRCAケーブルは
コネクタの接続が単なるケーブルと金属の接触だけで、
まわりをロウの様なもので固めていることが多いのですが、
これはちゃんとカシメて接続していますし、接続部は空洞になっていました。
こういうところはパイオニアは手抜きしませんね。

(追記)
あまり気にしていませんでしたが、端子の金属部に継ぎ目があります。
となると金メッキではないような気がします。
造りがよいとはいえないかもです・・・。
(追記 終)

折角なので、SONYとJVCの赤白RCAケーブルを剥いてみました。
少し古いですが、奥の派手なのがJVCで、手前がSONYです。


しょぼいSONYの方がはるかに音が良いので不思議でしたが、理由が分かりました。

SONYは端子を金属で溶接しているように見えますし、
溶接部は空洞になっていて接続部の電気が流れやすいようになっています。

対して、JVCはプラスチックの中にロウのようなものを詰めています。
絶縁は完璧になるかもしれませんが、
これでは金属外周を流れる高音がスムーズに出力されません。


話を戻しまして。

DEH-P01の標準ハーネスはそれなりのものしたから、
音質差は少ない方だと思います。

それでも、これだけの違いを感じたのですから、
今後はハーネス交換なしにはいられません。


さて、DPV7000ですが、ハーネスが到着しました。


MZ-200と同じく、DSPの機能を全部OFFにして聴いてみました。
・・・・・・・。
MZ-200よりは高音が出ていますが、DEH-P01よりモッサリしているかも。
音の伸びはMZ-200ほどではありません。

これも、車に積んでツイーターとウーハーで出力特性を変えてみないと分からないですね。


まずは、標準ハーネスを弄ることにしました。


ケーブルは簡単な1本物からということでモガミ2549にしました。

端子はこれでした。

SPND-001T-C0.5 
http://www.jst-mfg.com/product/pdf/eng/ePND.pdf

MISUMI-VONAで売ってます。

黒いハウジングがDEH-P01で、これは金メッキでした。
DPV7000はピンとの接触面積が大きくなるよう工夫されていました。

DEH-P01のハウジング H JST 16 UAB
DPV7000のハウジング H JST 24 UAA
とありますね。









(追記)
接続ピンは見ての通り、
オーディオ接続端子としては恐ろしく小さいです。
I-K77やDEH970は本体にRCAジャックがついていますが、
それと比較するとハーネスというだけで不利だと思うのですが・・・。

その上ハーネスに10Kもかかるのですから、
なんとかして欲しいものです。
(追記 終)

とりあえず2550コネクタで無理やり押し込んでみました。
(ショートの危険があるので、おすすめしません)


プラグはサウンドハウスから取り寄せたTOMOCAにしました。
見た目よりずっとしっかりしていて、ハンダもつけやすいですね。
金属が厚いので、芯のある音が出そうです。

2549+TOMOCAに繋いで聴いてみました。


音の抜けが良くなり、レンジも広くドッシリした音に変わりました。
元の音とは全然違います。

標準ハーネスの造りが気になってきたのでリアのケーブルを剥いてみました。


芯までロウがびっしりです。
なんとか最後まで剥きました。


プラグにはハンダ付けしているようですが、
ロウはいただけません。
高音が出ない分相対的に低音を強く感じますが、
上が伸びた方が楽しいですよね。

標準ケーブルのままTOMOCAのプラグをつけてみました。
ケーブルが細くカシメられないので、ビニールテープを巻いて太くしてます。


このケーブルに繋いで聴いてみると、良い感じで鳴っています。
この長さなら、ケーブルよりプラグの方が影響力が大きいかもしれません。
ケーブルが細い分高音よりになりましたが、ツイーター用に丁度よさそうです。

ハーネスでDPV7000が化けてきたので、俄然やる気が出てきました。

車に組み付けてどうかですね。
I-K77に迫れるか、はたまた追い抜けるのか・・・。
楽しみになってきました。

勢い込んで車に組み付けて聴いてみました。



DACがDEH-P01と同じAKMということで似た音がしますね。
少し抜けが良いかな。

DACは評判の良い最新DAC AK4490ですから、
レンジは広いし、イヤな音を出しません。
さすがですね。

ウーハーは標準ハーネスのままですので、低音がモワっとしています。
ハーネスをどうにかしなければ。

K2は音は柔らかくなりますが、これは好みですね。
ホームで使っているDAC(AKM)は
オーバーサンプリングを×1から×2に変えられますが、
その時と似たような状態になります。

TAを試してみると、やはり音がこもってしまいました。

やはりDSPは使わない方が良く聴こえます。


DPV7000を聴いていると、
実際の楽器の音に近いかどうかなんて考えるのが馬鹿らしくなります。
明るく楽しい音を、何も考えずに聴くのがベストです。

次は、MZ200を試しました。


ナビとしては使えていませんが・・・。

設定はバランス以外は全OFF。




サウンド効果ONにした途端に低音が出なくなるし高音はキンキンうるさいし、
本当に設定でどうにかなるのか疑問でしたが・・・。

サウンド効果OFFでは、
自宅での結果と同じく上の伸びがまったくありませんでしたので、
ツイーター(7kHz-12dB/octクロス))の音量をこれでもか、という程上げてやると良くなりました。
今までこんなにツイーター音量を上げたことはないのですが・・・。

内臓アンプに最適化したバランス調整をしているのかもしれません。
そう考えると、外部アンプでの評判が悪いのも納得できます。
RCA出力が悪いのではなさそうな気がしてきました。

出音はさすがに素性の良さを感じさせるものでした。
音のつながりは良いし、輪郭もしっかりしている。
出るべき音がちゃんと出る。イヤな音は出さない。
インパクトもDPV7000より強いです。
低音は、50Hz以下の伸びがスゴイですし、ちゃんとした音になっています。

空間表現は素でもうまく表現します。
サラウンドのことかと思っていましたが違っていました。

さすがに電源周りに手を入れているだけのことはあります。

それで、気に入った音なのかというと、
これだけ優等生なのに、聴いていてあまり楽しくありません。
なんでなのか、考えこんでしまいました・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

そう、音の抜けが悪いので、音に活気がないからではないでしょうか。
全音域で音がこもっているように感じます。
こういう音は不満はなくなるのですが、
次第に音楽を聴きたいと思わなくなるんですよね。

やはり内臓アンプの方が良いのかもしれません。
スピーカー接続端子の出費もバカにならないので憂鬱ですが、
これだけ素性が良いのだから、色々試さなくてはいけません。


・・・・・・・・・・・。

RCAケーブルがカナレだったことを思い出しまして。

ホワイトノイズなので分かりにくいですが、


モガミ2549と2534を試してみました。

2549


2534


2534の方が100Hz以下が強くバランスが良いですね。

明るく抜けの良い音になりました。
・・・・・・???
こんなに違うものだったかな?

1時間半のドライブでさらに変わってきました。
トータルでまだ5時間も聴いてないのですが、
やけに高音よりの華やかな音に変わってきました。
エージングでかなり変わるようですねm(_ _)m

価格○○のあの書き込みは、
きっとエージング前とエージング後を聴いたんだろうなと
一人納得しました。


モガミの場合、音の伸びは減少傾向にありますが、
今回はエージングも含めてかなり減りました。残念。
カナレに戻すのもありかもです。

それと、MZ200の場合サウンド効果OFFでクロスオーバーの設定ができないため
MIDとサブウーハーがクロスなしで出力されていまして、
音像がボケていると思いますので、
パッシブ追加でさらに音質アップが狙えそうです。

200Hz以下のパッシブはインピーダンスの上昇が激しく
基本的にやらない方が良いそうで。

うちのMIDのインピーダンスはこれですが、


確かにこれだけインピーダンスが上昇すると
計算ではとんでもない巨大コイルになって売っていませんし、
自作しても50Kは軽く越える上に位相が合わないなど、
良いことがまったくありません。

100~500Hz付近のもやもやが気になったので
ウーハーを逆位相にしてみました。

重低音はさっぱりになりましたが、
100hz以上はこちらの方がスッキリした音になりました。
モガミとの相性はなかなかのものがありますね。

そもそもMIDとウーハーの距離差は数cmしかありませんし、
MIDのパッシブは外しているので
位相は気にならないレベルのはずですが、
放射角と座席という障害物の影響は測り得ないものがあります。

それにしても、なかなかのサウンドになってきました。
低音のクロスオーバーが設定できないのがもどかしいですね。


次は内臓アンプですね。

MIDとツイーターだけ内臓アンプに繋いでみました。
(サブウーハーはRCAしかない模様)

内臓アンプに替えたりサブウーハーを繋ぐたびに
初期設定しなくてはいけない仕様のようで・・・。
不要な電力をカットしているのでしょうか。


肝心の音ですが、少し驚きました。
内臓アンプは、噂通り高性能ですね。

音の綺麗さ、迫力、途切れないシンバルの音。
どれも、自慢の外部アンプに負けていません。

ボリュームは外部アンプ(MID100W)の18/45で得られた音量が
内臓アンプの25/45で得られます。
40/45でも歪みません。スゴい。

サウンド効果のON、OFFやTAによる音質劣化は
内臓アンプではあまり感じませんでした。



外部アンプでは再生レンジが狭くなりこもりましたが、
内臓アンプでは低音の解像度が落ちたのと、
微妙に電子っぽい鳴りになったくらい。

フロント(リア)チャンネルのバランスは、
うちの環境では微妙に高音寄りでした。

今までバスドラのドカドカした音は前から聞こえていましたが、
内臓アンプに変えてからはウーハーから聞こえてきますので、
100HZ以下はあまり出てない模様です。
外部アンプでは50Hzから出ていました。

MIDスピーカーが6オームの86dBですから、
駆動力が少し不足しているかもしれません。

サブウーハーは外部アンプですので、
解像度の良い低音が聞こえてきており、
多少ドンシャリ気味ですが良い音になりました。

理由は良く分かりませんが、左右のバランスも含めて
バランスのとりやすさは内臓アンプの方が上でした。

反面、低音が出ないので下の倍音が乗ってきません。
ピアノのディテールは表現しますが得意というほどではありません。
サックスは少し淡白なイメージを受けました。
プレミだと多少は違うのかもしれませんが・・・。

DPV-7000との比較では・・・、
上に書いたとおりDPV-7000はハーネスがモガミ2549のままで、
線の細い音になってしまいましたから、
2534で多少音が太くなることを考慮すると、
どちらも似たような音になりそうなイメージです。

(追記)
ここにUPしました
(追記 終)

ただし、DSPはMZ-200の出来が良さそうですから、
TAやバランスを含めた扱いやすさでは
MZ-200が少し良いかもしれません。

ということでMZ-200はクリアで優等生でした。


I-K77と比べてみると・・・・・・・・、外部アンプ前提で
私はやはりI-K77の包まれるような音の伸びが好きかなあ。

こればかりは好みの問題ですね。


次は、DPV7000の内臓アンプの音を聞いてみました。
ウーハーはRCAで外部出力です。

MZ-200と違って外部アンプでもあまり音色は変わりませんでした。

MZ-200と同じく高性能でイヤな音を出しません。
最近の内臓アンプは優秀ですね。

高音はMZ-200ほど出しゃばってきませんが、
それでも強く感じました。

DACがAKMということで、クラシックが良く合いますね。
昔のようなズンドコとは違います。

DEH-P01に色々手を入れて出していた音を、
あっさりと内臓アンプで出されている気分です。

中低音はMZ-200と同じく控えめで濃厚とはいきません。
音色は似たようなもので、多少電子音臭いです。

MZ-200と違いクロスオーバーの設定が使えますので、
低音のカットオフを下げて使えました。


低音の解像度はハーネスを触ってないので、
MZ-200ほど良いのかは分かりませんでした。

DSPをバリバリ使ってみました。
音質の低下はこれも少しだけです。

DSPはMZ-200の方が扱いやすいと上に書きましたが、
これも使ってみると特に不自由なく使えますね。
TAやスピーカーバランスは、
こちらの方が色々できて良いかもしれません。


そんなこんなで、
5時間くらいかけてMZ-200~DPV7000と聴いてみましたが、
・・・疲れました。

もう音楽は聴きたくない心境だったのですが、
最後にもう一度I-K77の音で確認すべきだと思いまして・・・。

全部外部アンプでI-K77の音を再確認しました。

久しぶりに聴きましたが、疲れが吹っ飛びました。
良く伸びる音と、それによって作り出される本物の音場の広がり。
中音の濃厚さもインパクトもたまりません。
これ256kbpsのAACなんですが・・・。

1時間以上ドライブして聴き入ってしまいましたが、
どれだけ聴いても楽しいし疲れないですね。

本物の超高級ヘッドユニットの音は、
この音の先にあると感じさせてくれます。

ヤフオクの中古品ということで、
改造チューンアップ品の可能性がありますので、
いずれ中を覗いてみたいものです。
(以前も調べようとしたのですが分解できていません)

(追記)
中を覗いてみましたが、
ただの修理上がり品で改造はしていませんでした。
(追記 終)

せっかく買ったので、
MZ-200かDPV7000のどちらかを残すつもりで、
何度も考え直していますが・・・。

(追記)
最近の固体コンデンサはエージング100時間で
ずいぶんと変わるようです・・・。
MZ-200とDPV7000は20時間もしていませんので、
もう少し試すべきでした。
(追記 終)

バランスは何とかなるとして、
音の伸びとインパクトの両方を改善するのは、
私には荷が重すぎて無理ですね。
どちらも処分かなあ。

この2機種で満足できないということは、
恐らく今後発売される製品も無理だと思います。
パターンが太くてパーツの大きい古い機種でないと・・・。
RoHS指令も関係あるかもですが。


300プレミもパスですね。
残念。



カウンター

Posted at 2018/09/30 10:19:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2018年08月16日 イイね!

1/12oct周波数特性

1/12oct周波数特性
周波数測定のモノトーンは1/3octが普通ですが、
実際には1octで12半音あります。

ネットの情報によると、
実際の調律された音で聞こえてくるのは、
A2のラが110Hzで各音階とも端数のついた周波数のようですね。

つまり、1/3octのモノトーンの音は
あまり聴いてないということになります。

A2のラの音が110Hzで、ラの半音上は110×2^(1/12)=116.54だそうですから、
計算してみました。

A1ラの55Hz~A9ラの14.08kHzまで、なんと94音あります。
これらのモノトーンを全部耳で聴いて調整なんてやってられませんね。
ですが、凸凹がどれだけあるかの確認はできます。

(以後は、かなり修正しました。m(_ _)m)


モノトーンは、NCHの「RToneGeneratorテスト信号生成ソフト」で簡単に作れます。

NCHの「RToneGeneratorテスト信号生成ソフト」を起動して、
正弦波と一定時間を選びます。


今回は110Hzを作ってみます。
A2のボタンを押して、正弦波時間を100000ms(100秒)にします。


wav保存して完了です。


次はB2のボタンを押してみると、123.5Hzになっていますね。


このやり方で、欲しいモノトーンを保存できます。
すごく便利ですね。

それで、モノトーンを100~5000Hzで50個くらい作って聴いてみた感想ですが、
あまり思わしくない結果になりました。

1/12octのモノトーンを作って100Hzから半音ずつ上げて聴いてみたのですが、
TAを設定していないため、左から右へ順に音が移動していきます。

音の大きさを調べるような感じではないです。
位相の影響でここまで綺麗に音が移動するものかと思いました。

ひとつひとつの音を聴くとちらばりますが、
曲を聴くと左右のバランスだけでほぼ調整できるので、
不思議ですね。

TAを設定されている方は試してみてはどうでしょうか。
より設定が詰められるかもしれません。


今回は、無料の音楽編集ツールをもうひとつ紹介します。
有名なので知っている方は多いと思いますがAudacityです。
ver2.2.2ですが、どれでも似たようなものだと思います。

一時期、1/1000秒の音が聴き分けられるかの議論がありましたが、
wavであれば、左右の音をずらすことが可能です。

音質劣化も感じられませんし優秀なツールです。

Audacityを開いてwavソースを放り込みます。好きな曲でどうぞ。


次はソースの指定です。
放り込んだソースの左のなにもないところをクリックすると色が変わります。


上のメニュー~編集~複製を選びます。


ソースが2個になりました。


次はバランスを変えます。
上のソースは右だけ、下のソースは左だけ鳴るようにします。


この状態で、左右の合成された音を一旦wav保存します。


次は、下のソースだけ1/1000秒遅らせます。

+の虫メガネのアイコンで1/1000秒が分かるくらいに、ソースを拡大します。


下のスライドバーを使って、ソースの最初の位置に移動します。
上の時間が0.000秒のところです。


下のソースで、左のなにもないところをクリックしてソースを指定します。


メニューのトラックの文字の下に左右が矢印のアイコンがあるのでクリックして、
下のソースを右にドラッグします。0.001秒分動かします。


これで、下のソースだけ1/1000秒遅れました。

虫眼鏡の中で一番右のアイコンをクリックして、元の大きさに戻します。


この状態で、wav保存すると、左だけ1/1000秒遅れた曲が作れます。


次は、両方のソースのバランスを逆にして、右だけ1/1000秒遅れた曲を同じように保存します。


これで、遅れてない曲、左だけ遅れた曲、右だけ遅れた曲ができます。


試しに1曲だけ聴いてみましたが、違いがわかりませんね。
自身のある方は、どうぞお試しあれ。








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Posted at 2018/08/16 17:23:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年08月11日 イイね!

I-K77とオペアンプとRCAケーブル

I-K77とオペアンプとRCAケーブルDEH-P01がボリュームの接触不良?で調子が悪いので、自分で治せるものか検討中です。

少し面倒なので、サウンドナビに替えようかどうしようかとネットの価格表を見る毎日ですが、ノーマルMZ-200が盆休み前に値下がりしていますね。
300プレミが安くなれば導入を考えていたのですが、今だにかなりお高い。

このタイミングでMZ-200がこれだけ安くなると、浮気をしてみたくなるものです。
TAを使いそうもない私としては、かなりの誘惑でした。

そもそも300プレミはナビ周りの加工が面倒なので、200プレミ2でも良いのですが、RCAの出来がいまひとつ掴めません。
もうすぐフルモデルチェンジの可能性もありますし・・・。

次期モデルでさらにRCA出力が改善すればよいなあ~と考えながら、ここは我慢することにしました。

さて、以前中古で確保してから眠っていたI-K77ですが、ようやく取り付けが終わりました。


ツイーターのネットワークは、7kHzの-12dB/octでピラーに埋め込んだので、ようやく使えます。
夏場の高温でやられなければ良いのですが。

内臓アンプはあまり良くないらしいので、いきなり外部アンプに繋ぎました。
MIDはソニー(オペアンプOPA627)、TWとWOはα5000M(両方OPA1622)です。

セオリー通り、アンプへのRCA出力は、
フロントをMIDに、リアをツイーターにつなぎ、ウーハーにはモノになりますがサブフーハー出力をつなぎました。(サブウーハーボリュームの+は意外と使えますね)

DSPはクロスオーバー以外は全部OFF。
DACにも調整機能が色々ありますが、
イコライザーはnatural(フラット)、
HIGHWAY SOUND、SUPUREME、BASS BOOSTは
全部OFFです。

OFFにすると最初は地味な音に感じますが、
音量を上げると音質差は歴然でした。

肝心の音ですが、インパクトのある音ですね。
低音もぐいぐい出てきて驚きました。
ケンウッドといえば、締まった低音とシャカシャカの高音というイメージだったのですが、P01よりしっかり出てきます。P01もモノラルのウーハー出力を使った方が良かったのかもしれません。
↑ウーハーはステレオでした。

ウーハーのアンプでゲインを落としてもう一度聞きなおしました。
次は高音がシャカシャカ出てきました。

でも、悪い音ではないですね。
音量が大きいのに、キンキンしてきません。

サウンドナビのように粒立ちの良い高音ではありませんが、
ケンウッドらしく、歯切れの良い音で、
JAZZやJ-POP、ロックを楽しく聞かせてくれます。

これは良いじゃないですか。

ネットでも評判が良かったので、なにをいまさらという感じですが、
聴いてみてP01より良いところが意外と多い気がします。

良く感じたところは、音の一体感。
P01では、たまに来て欲しいところで来てくれないもどかしさがありました。
I-K77は和音の形成がうまいのかもしれませんね。

それと、以前書いたバックで鳴っているシンセサイザーの小さい音ですが、
I-K77の方が良く聞こえました。

音はよく伸びるし低音の音のつながりも良いので、ベースラインが追いやすい。
チューナーの音も圧倒的に良いですね。さすが。
USBはAAC320bpsですが、これも良い。
総じて、I-K77はP01より自然な感じです。

出力は、ハイボルテージプリアウトで最大6VのP01で40/60の音量と
最大2.5VのI-K77の28/36の音量がほぼ同じだと思います。

ハイボルテージプリアウトといっても、
音量にそのまま反映されるわけではないようです。
最大2.5Vでまったく問題ありませんでした。

中古品ということで劣化の可能性がありますので、間違っていたらご容赦をm(_ _)m

分解能はP01ほどではないかもしれません。
パワーがある分、音場も少しだけ狭い感じです。

結果、クラシックはP01が良くて、
その他はI-K77の方が少し聴きやすいかなあと思いました。

ということで、しばらくI-K77を使うことにしたのですが、
音が少しキツイのを何とかしたいと思いまして・・・。

近くから音が聞こえる方が好きでありながら、
キツイ音は嫌いというわがままな耳を持っているため、
何かと手間がかかります。

まずはRCAプラグを替えてみました。

ツイーター用には以前オヤイデで購入したAecのRP-214ZARh ロジウムメッキを使ってみました。

このRCAプラグ、ロジウムメッキのわりに安いのですが、
ハンダがつかないこと、この上ありません。

(追記)
スパークルハンダを使ったら、あっさり付きました
(追記 終)

RCAプラグでコレクトチャットの圧着式が増えている理由が良く分かりました。
(コレクトチャットの方が高音質というのが定説のようで・・・低音は多少減りそうですが)
音は、透明感があってなめらかでGOOD!


次はMID用アンプのオペアンプの交換ですね。

色々試して感じたことは、周波数特性以外はあまり大きく変わらないということ。
ヘッドユニットによって違うようです。

MIDの高音が強すぎるのでソニーのアンプ(100Wの方)を
MUSES8920に交換してやると、良い感じのバランスになりました。

MIDからの高音が、TWが不要になる程出ていたのですが、
良い具合に調整されました。
硬質だった音が少しまろやかになり聴きやすいです。

MUSES8920良いですね。

ついでにヘッドユニットからの出力を下げるため、
アンプのゲインをかなり上げてみました。(9時の方向です)
30/35で爆音に近いレベルですので、普段は18~22/35で十分です。

少し音量を上げたときに感じていた歪みやノイズが少なくなって
言うことがありません。

いや、これは本当に良いですね~。

これならサウンドナビは必要ないかもしれません。
かなり気に入った音になってくれました。

オペアンプが交換できると、こういう時に便利なんですよね。

(追記)
気に入った音になったと喜んで別の曲を聴いてみると、やけに高音が強い。
イヤな音ではないのですが、安ッぽい音になりました。


supremeがONになっていました。 m(_ _)m


RCAプラグはそのままで、ケーブルをカナレL-4E6Sに変えてみました。


歯切れの良さは減るものの、これは聴きやすいです。

ピアノが特によくなりましたね。
下の倍音が良くでています。ピアノらしい。

周波数特性は、こうなりました。


周波数特性の凸凹は、
モガミ2534では鋭角でしたのでスピード感のある音でしたが、
カナレL-4E6Sではなだらかになっていますので、
これが音の丸みと音場の広がりになって聞こえてくるのかもしれません。

P01ではカナレの良さはなかなか理解できませんでしたが、
やっと分かった気がします。


(追記)
オペアンプの方に書きましたが、
opa627用変換基盤のピンを変えてmidのソニー(100w)に入れました。
ツイーターとウーハーのアンプはアルパイン(50w)です。

周波数特性が良くなり、なめらかで自然な音になりました。
というか、今までで最高です。


I-K77は、外部アンプの能力を問うヘッドユニットですね。

後継モデルのI-K700もまったく同じ音質で、
UBSが強化されているらしいので、
そのうち試してみたいと思います。

(追記 終)





カウンター

Posted at 2018/09/30 10:19:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | カーオーディオ | 日記
2018年05月20日 イイね!

周波数特性とソース

周波数特性とソースクロスオーバーとタイムアライメントのところで
最近はMIDはローパスなしでツイーターは
6.3kHzクロスの-12dB/octで違和感がないと書きましたが、
書きながらどうにも不思議でなりませんでした。

今のバランスは満足していますし、私の好みからすると、
下は100Hzからゆるやかに落ちて、31.5Hzで-12dBあたり、
高音は200Hzからじわじわ下がり1kHzで-6dB、3kHzで-4dBに戻して20kHzで-12dBあたりに落ち込むハイ下がりになっているはず。

iPhoneを持っていないのでホワイトノイズでの周波数測定はやっていませんでしたが、
スマホの周波数アナライザーでもそこそこの精度で測定できるとの情報を見つけたのでやってみました。

ホワイトノイズ生成には
NCHの「RToneGeneratorテスト信号生成ソフト」を使いました。

しきりに購入をすすめてきますが、
めったに使わないのでパスして無料版のままにしています。

ここでホワイトノイズを選んで
(ピンクノイズの方が良いらしいです m(_ _)m)



一定時間に変更



画面右に時間が出るのでダブルクリックして100000msにします。
100000/60/1000≒1.67分ですので、再生時間が1分以上になります。



これでwav保存すれば
モノラルのホワイトノイズの出来上がりです。

同じNCHのソフト
「WavePad 音声編集ソフト」で
ホワイトノイズの周波数分布を見てみました。

wavファイルを開いてFFTのアイコンをクリックすると
周波数分布が表示されます。


ソースのどこをクリックするかで波形が変わりますが、
おおむねフラットになっていますね。

周波数帯域は10Hzから20kHz付近まで表示されるようです。



このホワイトノイズを車に持ち込み、
DEH-P01のUSBで鳴らしてみました。

エンジンをかけると低音が強くなりますので、
エンジンを切った状態で普段聞く最大音量にしました。

周波数特性はスマホのSoundAnalyzerFreeで測定。
スマホがアレなのでどこまで正確なのか分りませんが、
ある程度は信頼できるような気がします。

で、波形はこうなりました。


50Hz以下がフラットに出ているように見えますが、
重低音の測定は難しいはずなので、
あまり信用しない方が良いように思いました。

500hzと1kHzの落ち込みは思ったほどではありませんでした。
良く聴こえる訳です。

2~3kHzが盛り上がってないですね。
3.15kHzが強く感じたのは共鳴のためかもしれません。
2kHzはもう少し欲しいところです。

4~6kHzはこれくらいがちょうど良いかと・・・。少し控えめ。

思ったより10kHzが強く出ています。
ツイーターの6kHzの-12dB/octクロスが
まともに被っていますね。

???

聞いた感じでは、そうは思えません。

ソースが原因なのではないかと思い始めました。


ソースもwavですので、
「WavePad 音声編集ソフト」で簡単に波形が見られますね。

井上揚水の「自然に飾られて」
433Hzで-47dB


8790Hzで-88dB


19465Hzで-107dB


これは想像以上です。
20kHzが400Hzより60dBも低いとは。

元々そうなのか、CDの劣化なのか分かりませんが、
こんなに高音が小さかったとは驚きました。

次は今井美樹の「ミス・ユー」です。
昔のアンプでは高音が刺さっていたソースですが、

99Hzで-59dB


3938Hzで-64dB


8210Hzで-72dB


なるほど、
100Hzと8kHzで13dBしか差がないですね。


次はエグザイルの「旅の途中」


これは10kHz付近までほとんど変わりません。
高音に少し違和感を感じていたのは
ソースがフラットだったため、
システム調整のアラが出たのが原因だったのですね。

ついでなので、他にも色々ソースを見てみました。

おおむねハイ下がりなのは同じですが、
曲によって、アルバムによってかなりのばらつきがあります。

ソースがこんな状態では
オーディオのバランスを整えるのは至難の業に思えますが、
設定が決まると、
何を聴いても悪く聴こえることがないので不思議です。

オーディオは謎だらけですね。






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Posted at 2018/05/20 18:08:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年12月01日 イイね!

MDFアウタ-バッフル

MDFアウタ-バッフル前回、何種類かのアンプでオペアンプを色々と交換してみて、何となく分かってきたことがあります。

システムの限界・・・。

どのアンプも素晴らしいのですが、
突き抜けたような顕著な違いが出てきません。

アンプの能力に他のシステムが
追いつけていないのではないかと考え始めました。

ちなみに音源は主にUSBスティック(直挿し)です。
CDもたまに聴くのですが、同じ曲ばかり聴くのも飽きますし、
USBスティックは128GBでも認識しますから重宝してます。

CDのWAVはパソコンで取り込んでUSBスティックに入れています。

ネットの情報では、iTUNEならWAVの音質劣化が少ないそうで、
「オーディオCDの読み込み時にエラー訂正」にするとCDと大きい違いはありませんでした。
  ↑
最近は、このチェックを入れると曲の冒頭にノイズが入ることがあるようです。
うちでは、I-K99で発生しました。 m(_ _)m
(USBスティックによって音色は変わります)


初めての時は、この設定をした後、
1回CDトレイを出して入れ直した方が無難かもしれません。

(追記)
ソースは、元がmp3やAACであっても、WAVに変換して再生しています。

いろいろ弄って分ってきたことは、昔から良く言われていることですが、
電圧の不安定要素の排除が高音質へ繋がるということ。

圧縮音源をプロセッサーがWAVに変換するだけで、
機器内部の電圧は不安定になるのではないかと思います。

バランスが変わるので良くなったように感じることもありましたが、
システムの見直しをするほどに悪く感じるようになりました。

PCやスマホでも、ほとんどパワーを使ってないのに違いますよね。
(追記 終)

iPhone入力の音質と大差ないのではないかと思いますが、
電源供給能力を考えると、音響レベルが低い原因の一端ではありますね。

原因として思いつくものは他にも色々ありまして、電源ケーブル、
RCAケーブル、スピーカーケーブル、サブウーハーのない状態・・・。

上を見るならサブバッテリ-、外部DSP、リモート電源やUSB電源のバッ直とか・・。

しかし一番の原因は、DEH-P01とアウタ-バッフルではないかと思います。


DEH-P01に関しては、詳しい人ほど初心者用と見られているようですし、
実際に、詳しい方は古き良き時代(・・・メンテ必須で、しきい高いですが)のDENON(どうしてもデノンと書く気がしない・・・)やナカミチ、あるいは早々にiphoneでデジタル直入力なんか試されているようです。


といっても、現状では31バンドイコライザーが不可欠ですし、
ツイーターやウーハー音量の調整を、
ヘッドユニットでチョチョイとできる便利さを考えると、
当分はDEH-P01を使っていきたいところです。

ハイレゾで鳴らせる6chの安いヘッドユニットが出たら考えるということで・・・。
ハイレゾを鳴らすために、電圧が不安定になっては本末転倒ですし、
永遠に無理かもしれませんが・・・。

(追記)
サウンドナビ300プレミ良さげですね。

サイバーXは、情報から考えると本末転倒の方向に行ってないか
心配に思えます。

サウンドナビの電源周りのこだわりは個人的には好きですし、
アンドロイドのソフトチューンは馬鹿にできませんが、
単体で安くなるまでは、I-K77で遊ぶことにします。
(追記 終)

ということで、多少の共鳴に目をつぶっていたアウターバッフルを
MDFにしてみることにしました。

昔ドラムスを叩いていたことがあって、
インパクトが足りないと、どうしても気になります。

綺麗で伸びのある音と、インパクトのある音。
この両立は難しいんですよね。

表面硬度強化版のMDFバッフルを「スクラッチ」に発注しましたので、
到着が楽しみです。

・・・・・・・・・・・・・・・・

表面硬度強化版のMDFバッフルが到着しました。



いや~驚きました。
以前自作したものとは完全に別物です。

表面がテカテカです。
それでいて、カチカチ。

インパクトのある音になりそうです。


サイドも・・・
今回は傾斜はつけませんでした。


完璧です。
やはりプロの仕事は一味違いますね。

「スクラッチ」様、ありがとうございます。

黒い防水塗装の重ね塗りを考えていましたが、勿体なくなってきました。

いつまでも眺めていたい出来ですね~。

・・・・・・・・・・・・・・・

スピーカーを仮止めしました。


スピーカーケーブルも何とか挿せそうです。


あとは、このカバー枠をどうつけるか・・・


夏場の直射日光で接着剤の限界温度を超えたり、
スピーカーコーンに直接雨粒が落ちたりするのはイヤなので、
カバーはつけておきたいところですが、

それは後回しにして車にセットしました。


内装の色に合わせた方が無難かもしれない・・・


それも後で考えるとして、MDFの効果を確認してみました。

いや~良くなりました。MDFはまったく共鳴しませんね。
今まで共鳴していた曲でバッフルを触ってみると分かります。
振動していません。

ボリュームを上げても、イヤな音が出てきませんし、
いままで共鳴が邪魔に感じていた曲だけでなく他の曲もすっきりしました。

音色は少し甘いトーンになったような気がします。
(追記 MDFバッフルのインストールに問題がありました)
ピアノを叩いた時の音のエッジがとれて、ピアノらしくなりました。

今まで五月蠅いと感じていたシンバルまで綺麗な音に感じますし、
今井美紀を本当に気持ちよく聴けたのは車では初めてです。

心配だった音のインパクトは、少し下がりましたが十分です。
以前自作したMDFとは比べ物になりません。

MDFの背面と車の鉄板の間に1mmのゴムを入れたので、
そこを工夫したり、鉄板の補強をしたりすれば、
さらに改善するのではないかと思います。

元のバッフルにはスラントをつけて少し上向きにしていましたが、
今回はフラットにしてみました。
周波数特性がどれだけ変わるかと思いましたが、
さほど違いがありませんね。

よほどシビアな設定をするのでなけでは、
あまり気にする必要はないと思います。

それにしても、
「スクラッチ」のバッフルは本当に出来が良いですね。

MDF背面にスピーカーコードの溝を掘った時に感じたのですが、
ここのMDFは粒が小さくて密度が高いです。


近くのホームセンターに置いてある物は、
粒が大きくて中がスカスカでしたから、
自作しても良い音が出なかったのは当然でした。

アウターバッフルに関してはかなり回り道をしましたが、
元のバッフルのおかげでジャストサイズの採寸ができたので、
まったくの無駄にならなかったのは幸いでした。

(追記)
後回しにしていたスピーカーカバーの取り付けと、
塩ビ管と同じくらいにインパクトのある音にする
(といっても、微調整程度ですが、)ために、
バッフル周りの補強その他やってみました。

まず、スピーカーカバーですが、
スピーカーの取り付けネジと同じ位置に穴が空いているので
ホームセンターで鬼目ナットを購入。


M4とM5を買いましたが、MIDならM4がいいですね。

アウターバッフルには仮止めの穴が空いていますので、
それに沿って5mmのドリルで穴を空けました。
5mmでは鬼目ナットの先の方も入りませんでしたので、
差し込み口だけ広げました。

鬼目ナットを叩きこむ時にアウターバッフルが傷つかないように、
テーフで保護します。


穴にボンドG17を垂らしておいて、鬼目ナットを打ち込みます。
完了しました。


鬼目ナットを直接叩いたのでMDFより微妙に高くなりました。
こんな感じで再度打ち込みます。


次はスピーカーです。

M4の寸切りボルトを使って、スピーカーとカバー枠の固定を
それぞれナットでするのが一番楽で確実だと思います。

寸切りボルトが見つからないので、
ボルト~ワッシャー~カバー枠~ワッシャー~ナットの順に通しておき、
まとめて固定してやりました。

何度もやったので、スピーカーがしっかり固定されましたし、
カバー枠も割れずにすみましたが、手間がかかりました。

ようやく完成です。
2時間以上かかってしまいました。


横からみるとこんな感じです。
スピーカーはナットで固定されています。


見えにくいですね。

(追記)
折角取り付けたスピカーグリルですが、共鳴していることが判明。
折角のMDF効果が薄れてしまってます。

人を乗せる時と夏場は設置するとして、
普段は外しておくことにしました。

それと、MDFを取り付けたドアの鉄板も共鳴していたので、
レジェンドレックスを10cm×5cmに切って、
中央に1mmのコルク板を1cm角に切ったものを4枚張り、
周りの鉄板に貼ってやりました。
少し共鳴が小さくなりました。

(追記 終)


翌日車に取り付けました。

インパクトを得るには車の鉄板が頼りですし、
MDFのインストールにも少し手を入れました。

前回の取り付けはレジェンドレックスのブチルゴムが少し残っていて、
バッフルが少し浮いていましたし、
鉄板の穴が1mmくら塞がっていませんでしたので、
内側からレジェンドレックスで修正しました。
あとは、一部レジェンドレックスを追加して補強。

それと、今回の目玉は、
パークオーディオの制振プレートDCP-P001です。


鉄の塊の内側に制振材が入っているらしく、
写真では分かりにくいと思いますが、とても重い。

どの程度効果があるのか良く分からなかったのですが、
スピーカーの背面に貼ってみました。

色々とやってみて、
目標である音のインパクトが十二分に得られました。
打楽器の音が、とにかく気持ちいいです。

大して期待していなかっただけに、驚きました。

ウォームだった音が少し硬質になり、
芯のある音になりました。
解像度が向上し、全般的に良くなりました。

思った以上にインパクトが得られたのは、
バッフルの浮きの修正と制振プレートの相乗効果だと思います。
バッフル自体の重量が塩ビ管より軽かったので心配でしたが、
MDFバッフルの能力は高かったですね。

制振プレートに関しては、あの重さがあれば、
振動を抑えるだけでなく、
インパクトをはねかえす補助もできそうです。

インパクトの強さや解像度を少し上げたい時には
お手軽で丁度良いですね。

950円/個×2+送料で、2.5Kくらいですので、
試す価値はあるのではないかと思います。
(カー用スピーカーに貼り付けできるか微妙ですので
サイズチェックはした方が良いと思います)

それにしても、パークオーディオの物は、
何を買っても気に入らなかった試しがありません。

すばらしいブランドです。


(追記)
MDFバッフルに替えてから、
オールドアンプをもう2台譲っていただきました。

綺麗な音で聴きやすく、驚くべきことにイコライザーを必要としません。

今までイコライザーなしでは音量を上げられなかったので気づかなかったのですが、
フラットで聴くと音が良く伸びますね。
音に包み込まれる感じを受けます。

バッフル交換とアンプの相乗効果で、
かなり満足度の高いシステムになってきました。

本当にありがとうございます。

(追記 終)

*一部の記事を削除させていただきましたm(_ _)m


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Posted at 2017/12/01 21:47:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーオーディオ | 日記

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何シテル?   11/05 12:52
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