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2017年11月05日 イイね!

オペアンプ交換

オペアンプ交換今更ですが、オペアンプは微弱な音を少し大きくする増幅器です。

アンプのゲインと呼ばれるボリュームは、オペアンプの増幅率を変えているようで、オペアンプは高品質なアンプの中では最も音が悪いということで、ゲインはあまり上げない方が良いような情報が多いですね。

といっても、オペアンプによって増幅率は変わりますし、ヘッドユニットの増幅でも音質は低下しますから、ヘッドユニットとオペンプを変えるたびに最適ゲインは変わるようです。

オーディオでは、簡単に音の性格を変えられるということで、これを交換して楽しむ人も多い模様。

ヤフオクのチューンアンプは、オペアンプを簡単に交換できるように改造された物が多く、5台以上購入したものですから、大変なことになっています。

出品者が相性の良いオペアンプに交換してくれているので、普通ならそのまま使うのでしょうけど、好奇心を抑えられなくなってしまいました。

本来はアンプの回路とデーターシートを確認して、問題ないと分かっている場合のみ交換ができるもののようですし、最悪の場合は車内出火に繋がるので注意が必要ですが、情報を集めて自己責任でやってみました。

どのオペアンプにも丸い凹み(マーク)があって、
ソケットの半円形のマークと同じ向きにして挿します。


注)写真の物は、きちんと最後まで押し込んでいませんので、
実際には入らなくなるまでいれなくてはいけません。

逆付けすると、アンプが壊れるかもしれませんので注意深くやりました。
後で紹介するOPA1622もこの向きで合っています。

オペアンプは、サウンドカードやDACで色々試したことがあって、
ある程度の知識はあるつもりだったのですが、カーオーディオではまったく通用しませんでした。

ヘッドホンと車のスピーカーとでは、環境があまりにも違いますし、
そもそも音の大きさがまるで違うので、感じ方も変わってきます。

サウンドカードではパワー不足を補うようなオペアンプがよく聴こえましたが、
カーアンプでは音の入口(RCA入力付近)にちょこっと使っているだけで、
後段の強力な増幅回路(トランジスタやFETを使ったものはディスクリートと言うそうです)への橋渡し的な役割なので、
癖や歪みの少ない素直なオペアンプが良いように感じました。

以下、勝手に感想を書いていますが、
ヘッドユニットやアンプによっても変わるでしょうし、
あくまでもうちの環境でのことですので、ご承知おき願います。

テスト環境
ヘッドユニット:DEH-P01
アンプ:α5000M(TW+MID)+ソニー(Woo)
     α5000M(TW+Woo)+ソニー(MID)・・・TW用オペアンプ試聴
ツイーター:DCU-T114S(極薄ポリエチレンドーム)
MIDウーハー:DCU-F121W(ウッドコーン)
ウーハー:KFC-XS1700(高剛性グラスファイバーコーン)

試したオペアンプのイメージです。(MID、TW用で試聴) 

MUSES8920(FET) 低音:強め、高音:少し控え目 音のなめらかさ:中の大 特徴:基準

OPA2134(バイポーラ)  低音:強め、高音:控え目 音のなめらかさ:中の小  欠点:高音が少し荒れている伸びない、特徴:元気で楽しい音

OPA2604(FET)  低音:普通、高音:普通 音のなめらかさ:大 欠点:音場が広すぎて微弱な音が聴こえにくい時がある 特徴:楽しく綺麗な音 

LME49720NA(バイポーラ) 低音:控え目、高音:少し強い 音のなめらかさ:中 欠点:高音がキツイ、特徴:繊細な音

MUSES8820(バイポーラ) 低音:強め、高音:少し控え目 音のなめらかさ:超小 欠点:インパクトが強すぎ、少し音が荒れるキツイ、特徴:目の前で鳴る高解像

MUSES01(FET)  低音:普通、高音:普通 音のなめらかさ:超大 欠点:インパクトが少し弱い、特徴:ワイドレンジ高解像、奥の深い音

MUSES02(バイポーラ)  低音:普通、高音:普通 音のなめらかさ:超小 欠点:少し音が荒れるキツイ、特徴:目の前で聴こえるワイドレンジ高解像  

OPA2107(FET)  低音:普通、高音:普通 音のなめらかさ:超大 欠点:ふわふわした音、脚色が気になる、車には危ない?(高精度なので高価ですが、何に使うのでしょう?) 特徴:なめらかな音 

OPA1622(バイポーラ)  低音:普通、高音:普通 音のなめらかさ:大 欠点:アンプによっては発振の報告あり:テストが必要、少し脚色が気になる 特徴:ワイドレンジ高解像 

NJM2068(バイポーラ)  低音:少し控え目、高音:少し強い 音のなめらかさ:小 欠点:インパクトが少し弱い、特徴:音場が広く透明感のある高音

NJM4580(バイポーラ)  低音:普通、高音:少し控え目 音のなめらかさ:小 欠点:少しナローレンジ、解像度が少し低い、特徴:癖がなく聞きやすい

OPA627(FET)  低音:少し多め、高音:普通 音のなめらかさ:大 欠点:特になし、特徴:ワイドレンジ高解像、定位が抜群。自然な音で、ほどよいインパクトもある。

LT系(リニアテクノロジー)やOP系(アナログデバイセズ)は安くて評判の良いものが多いのですが、発振、発熱の多い物が大半で、回路に何らかの工夫が必要らしく試していません。OPA637もそうですね。

  注)オペアンプを複数個買いましたが、うちでは個体差までは分かりませんでした。
   微妙に違うのでしょうけど、あれ?という事はなかったです。



(追記)
オペアンプにはFETとバイポーラがあって、
聴いた感じではFETは柔らかく綺麗で奥行きのある音、
バイポーラはキレやインパクトのある音になることが多かったです。

ボリュームで分けると、小音量ならバイポーラ、大音量ならFETが良く聴こえました。

といっても、最近のオペアンプではPA1622のようにカタログスペックが優秀で
バイポーラらしくない音を出すオペアンプもあるので、一概には言えません。

いずれにしろ、特長を生かすのか、欠点を補うのか、色々な選択肢がありますね。

うちのシステムの欠点からよく聴こえないこともあったと思うので
一部表現を修正しました。 m(_ _)m
(追記 終)

サウンドカードでは、MUSES8820とMUSES02の組み合わせがベストでしたが、
うちでは一部を除いて相性の悪いアンプが多かったです。
高級ヘッドユニットだと、また違った音に変わるかもしれません。

MUSES8920は万能でこれといった欠点もありませんし、
どのアンプでも聴きやすく綺麗な音が出ます。

もう少しだけインパクトの強い音にしたいと思い色々試してみたのですが、
結果的には出品者にすすめられたOPA2134が一番気に入りました。



実はあまり注目していなかったので試さなかったのですが、
オペアンプは値段ではないですね。

OPA2134は不思議なオペアンプで、

脚色があまりないのに奥行きのある綺麗な音が出ますし、
ほどよくインパクトを強化してくれるので、小音量でも楽しめます。

高音があまり伸びないのでシンバルがくすんだ様な音になるのですが、
なぜか聴いていて楽しく感じます。

いつまでも聴いていたくなるんですよね。
こればかりは、具体的に文字で表現のしようがありません。


もう一つ気に入ったのがOPA1622です。

これは、基盤実装タイプですので、
秋月の変換基盤実装の物を買って、脚のはんだ付けが必要です。
他のオペアンプと足が同じようになれば良いので、向きはすぐに分かりました。

この写真、実は裏側もオペアンプで一杯で・・・買いすぎですね。

この変換基盤には癖のようなものがありまして、
-Aの隣の穴だけ、はんだが山にならずに垂れ落ちやすいです。

4個はんだ付けしましたが、全部そこだけ山が低くなりました。
脚の上部をあらかじめ斜めにして、垂れにくくした方が安心です。

丸ピンICソケットを持ってない方は、秋月で一緒に購入したらはんだ付けが楽です。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00035/


OPA1622は700円/個ですから、オペアンプとしてはかなり高い方ですが、
MUSE01に匹敵する実力を持っているようです。

電源電圧10V以上で発振し熱くなるとの情報もありましたので、
ホームでテストしてみましたが、熱は感じられませんでした。
一応、アンプ実装の段階でテストはした方が良いと思いますが。。。
(自宅でテストするには、12Vの直流電源が必要でしたので、下の方に追記してます)

ポータブル用に開発されたものらしいのですが、
超ワイドレンジ、高解像度だけでなく、音がなめらかで綺麗です。
その上、インパクトのある音もちゃんと鳴らします。

今までよく聴こえなかった音が聞こえてきますし、
コーラスも何人で歌っているのか分かってしまいます。

ですが、うちの環境ではかなり脚色ありに聴こえて、
サックスが、クラリネットの様におとなしい音になったり、
その楽器でこの音はないだろう と感じてしまうことが多々あり、
MIDでは使う気がしなくなってしまいました。

(MIDスピーカーはウッドコーンですので、ペーパーコーンやケプラーコーンなら、違った音に感じたかもしれません)

これをソニーのウーハー用のアンプに使って驚きました。

50Hz以下がよく伸びます。
20Hzを歪みなく、まともに鳴らせたアンプは初めてです。

しかも、低音の解像度が凄い。
試しにオーケストラを聴いてみましたが、
低音のボリュームを下げずに違和感なく聴けたのは初めてでした。
(もちろん50Hz以下の音量は100Hzよりかなり低くなっています)

ウーハーはGFRPとはいえ17cmのKFC-XS1700(本来はミッドウーハー)ですから、
これは難易度高いはず。(もちろんアンプにより出ないこともあります)

ということで、ウーハー用はOPA1622に固定しました。


OPA1622をツイーター用アンプにも入れてみました。
ワイドレンジ、高解像度ですから、高音が綺麗によく伸びます。

よく言われる透明感のある音なのではないかと思います。
5KHzクロスですので、脚色の違和感もあまり感じませんでした。

オーボエのキーを押さえた時のパカパカした音が
うまく表現できていませんでしたが、それ以外は違和感なかったです。

ツイーターとMIDは同じアンプでオペアンプも同じでないと・・・
という先入観があったのですが、意外とバラバラもいけるようです。

しかし、OPA2134を使った時のあの楽しさはないんですよね。

楽しい音か、綺麗な音か

これは、聴きこまないと判断できません。

ツイター用オペアンプとなると、他にも色々候補があります。
MUSES8920、NJM2068、OPA2604、LME49720NA・・・などなど
バラバラ好きな私としては、じっくり試さなくてはなりませんね。

しばらく時間がかかりそうです。


(追記)
ということで、まずはLME49720NAをα5000Mのツイーター用に入れてやりました。
このオペアンプは文字が読みにくいですね。


やはり何度聴いても音がキツイのですが・・・
イコライザーで4kHzと5kHzを下げてみると、なんと素直な音になりました。
車だからイコライザーありき・・・と考えると、選択肢が広がりますね。

OPA1622ほど解像度が高くもなく、高音の伸びは適度ですので、
ピッコロやオーボエが少し聞こえにくくなりますが、
金管楽器も弦楽器も、脚色のない素の美音を出してくれます。

まあ、こういう音は奥行きが少ないことが多いのですが、
これはそこそこありますし、なんとも自然な音に感じます。

OPA2134と音の傾向が似ているので、相性が良く違和感がありません。
α5000Mはこのままにしておきたくなりました。

ツイーター用をOPA2134にした場合は、ロック向き
LME49720NAにした場合はクラシック向き

LME49720NAは、オールラウンダーだと思いますが、
あえて分けると、こういう感じだと思います。


さて、次はNJM2068を試してみようと思います。
以前試した時は、LME49720NAとよく似た感触だったので楽しみです。

・・・・・・・・

ということで、α5000MでNJM2068を聴いてみました。

これも良いです。

予想通り高音は素直に伸びますし、
音場が広いので透明感のある上品な音です。
脚色を感じさせず、楽器の音がそれらしい音に聴こえて
違和感がまったくありません。

解像度は並ですが、なんとも聴きやすい音です。
このクラスのアンプになると、
音の特性を変えるためのオペアンプ選びも良いものだと感じました。

オペアンプを変える度に、これが良いな~と感じてしまいます。

ツイーター用はこの2つのうち、どちらかに決めたくなってきました。

しかし、どちらが好きな音なのか自分でも分からないんですよね。
どちらもいいですね。

それに、楽器の音のリアルさにほんの少し難があるとはいえ、
OPA1622のあの高解像な音も捨てがたいものがあります。

隣に普通の人を乗せて聞かせるなら、OPA1622が一番凄いと言われそうですし。


自分に一番合ったオペアンプを選ぶつもりが、
道に迷い始めた気分です。

困りました。

悩みますね~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1日が過ぎまして。。。
NJM2068には合わないと思って聴いてなかったロックを聞くと
これが案外に良い。
OPA2134と同じく楽しい音です。

バラードでも、特にコーラスなどは良く聴こえますし、
車でNOKKOを本当に楽しく聴くことができたのも初めてでした。
いや、このα5000Mは本当にいい。

α5000Mのツイーター用オペアンプは、NJM2068で決定です。


さて、次はソニーですが、色々試してみようと思います。

・・・と書いた矢先からつまづいてしまいました。
しばらくお休みです。

アウターバッフルでもやり直そうかと思います。

(追記 終)

(追記)
アウターバッフルをやり直した後、
激チューンさんにすばらしいアンプを造っていただき、
助言によりMUSES8920からMUSES01に変えてみました。

最高に良くなりました。
解像度が上がり、音の伸びがさらに良くなり、音に包み込まれるようです。
変な脚色も感じませんし、楽器の素の美音が聴こえます。
音の奥行きは、今までの中で最も深いと感じました。

MUSES01は、上の感想が少し辛めなっていましたが、
以前別のアンプでは音が前に出てこない印象でしたし、
高電圧仕様の高級機向けで、専用に設計しないと実力を発揮できない
という情報がありまして、今まで敬遠していましたが、
アンプを選ぶようです。
 
DFの高いアンプでそこそこ音量を上げて聴かないと正当な評価はできないように感じました。
(上に書いたオペアンプの感想を一部修正しましたm(_ _)m)

インパクトは少し低めで柔らかい音なので美音派向けだと思いますが、
この音を聴いてしまうと変える気がしませんね。

このブログを書き始めてから、しきりに音の伸びのことを書いていますが、
どんな曲でも楽しく聴くための重要な要素だと思います。

私は最初にここでそれを感じました。
車で電源ケールブル廻りを弄った時に同じ事を感じました。

クラシックでは弦楽器で普通に感じることができますが、
クラシック以外の曲では、
バックで絶えず小さく鳴っているシンセサイザーの音に注目すれば
最も分かりやすいのではないかと思います。

ギターや打楽器は音が減衰し、次第に音が小さくなりますが、
シンセサイザーは大半が音の大きさが変わらないため、
ミキシングの時に音量を低めにしているようで、
バックで味付け程度になっている音はほんとうに小さいです。

アンプで増幅する段階で波形が大きく乱れてしまうと、
こういうシンセサイザーの音は、車では聞こえにくくなります。
アンプを変えた時に、いつも気になるのはこういう音です。

良く聴こえると、音楽性が高くなりますよね。

(追記 終)

(追記)
上に感想を書いていますが、OPA627をMIDのアンプに入れて聴いてみました。

OPA627は、MUSES01からMUSES02に近づいたような音で、定位が良く解像度が高いのでコーラスがよく聴こえました。
音量を上げると、MUSES01のようにどこまでも綺麗な音を出す(音がなかなか前に出てこないオペアンプはそういう傾向にありますね)訳ではなかったのですが、これはうちのシステムが原因のような気がします。
このオペアンプの能力を図るのに、DEH-P01やモガミでは荷が重いかもしれません。

MUSES01は特にクラシックが最高に良く聴こえましたが、
OPA627はロックが最高に良く聴こえました。アメリカのオペアンプらしいですね。

思ったより低音が伸びましたが、市販の変換基盤を使ったので端子が丸ピンになってしまい、純粋な比較にはなっていないかもしれません。丸ピンソケットにそのままオペアンプの脚を挿した状態と比べると、低音が下まで良く伸びますが、こもったように聴こえますしキレがなくなる傾向にあると思います。端子のハンダを盛りすぎた時と似た感じでした。

<追記の追記>
OPA627が思ったほど良くなかったのですが、
音がこもっているような感じを受けました。
変換基盤のピン交換を試してなかったのを思い出してやってみました。

市販の変換基盤セットはこれです。


金メッキで良い造りですが、
ピンを丸から正方形のものに交換します。


ソケットも丸からこの形状のものに変えました。


これを使って変換基盤を作り聴いてみると、
こもりが取れて抜けの良い音に変わっています。

そういえば、OPA1622の時にもこんな物を造って金メッキの丸端子を試しました。


結果的にはどちらも失敗で、やはり抜けの悪い音になりました。
ウーハー用としても解像度が落ちるので使えていません。

高音は金属の表面を流れますから、
丸ソケットに丸端子をキッチリ入れてしまうと
高音が流れにくくなるのではないかと思います。

正方形のピンなら丸穴との間にできた隙間から流れられますね。

そういえば、RCAケーブルもスピーカーケーブルも被覆で音が変わりますよね。
良い勉強になりました。
<追記の追記 終>

OPA627が良いのは分かったのですが、
システムの荒が浮き彫りになってきました。
そのあたりを適当にぼかしてくれるオペンプも捨てがたいものがありますね。

とはいえ、OPA627で相対的には良くなりました。
かといって、ソニーにOPA2134でも、ナカミチにMUSES01でも
十分満足できてしまっています。

今までは、理想の音に近づけるイメージで
色々と弄ってきましたが、これ以上よくなった音のイメージが
沸いてきません。

と、同時に弄る気力が・・・暑くなったせいかも。

RCAケーブルをカナレにすれば、
奥行きのある音になりそうですが、
それに合うオペアンプも変わるでしょうし、
イコラーザーを切った今の状態でバランスをとるのは、
至難の業のような気がします。

しばらく休憩になりそうな予感です。
(追記 終)


(追記)
カーアンプのテストやエージングしたりするのに、
いちいち車に組み付けるのも手間がかかっていけません。

家でできれば楽ですが、12Vの電源が必要になります。

そこで、ネットで情報を探すとデスクトップパソコン用の電源で十分との
情報を載せられているサイトがありまして、

使い古しを使っています。


メーカー品のパソコンに使われている電源は、
様々な色がつけられている場合があり、それは怖くて使えませんのでご注意を。

バラ売りの電源(300W1000円とかの安物で十分)は
黒がアース、緑がセンサー、黄が12V、赤が5V,橙色が3.3Vです。

左のコネクタの緑線と黒線にゼムクリップを挿してショートしていますが、
緑線はスタートセンサー(カーアンプのリモートのようなもの)ですので、
常時ゼムクリップを入れたままでないと電源が使えません。


黄色線は12Vですので、リモート用(細くて良い)と、
+12V用(何本か束ねた方が無難?)につなぎます。
黒線は全部マイナス(アース)です。これも何本か束ねてます。

アンプへの取り付け部には端子をつけてやりました。
端子が暴れてショートされては困りますし作業効率も良くなります。

エンハンスも見栄えの悪い古い方は電圧が安定していましたが、
新しい電源はもうひとつでしたので、コネクタをつぶしてやりました。

エージングのときには、スピーカー端子に12オームの抵抗を付けてます。
10オームくらいが適当らしいです。


これだけ曲げてやれば、物理的にショートしません。
ショートしそうなら、絶縁が必要です。

アンプへ取り付けた状態で、抵抗のリード線がショートすると
アンプがすぐに壊れますから注意が必要です。
 
あとは、音源とRCAケーブルだけです。
RCA出力があるものなら何でもOKです。

スマホやウォークマンのステレオ端子を、
変換ケーブルでRCAにしてもOKですが、
その場合は音量控え目にしておいた方が無難です。
大きい音量でエージングするとアンプが壊れるかもしれません。

それと、スピーカーコードやRCA端子は、
電源を切った状態で接続してください。
ホームは知りませんが、
カーオーディオアンプは保護回路がないことが多いので。


・・・ここまで読まれた方ならば、、
自分でオペアンプ交換できるようにアンプ改造を決意をされた勇者もおられると思いますが、


アンプへのオペアンプソケットの取り付けは、
はんだ付けに自身のない方はやめておいた方が良いかもしれません。

特に最近の多層基板は手ごわいです・・・。(色々と失敗してます)

ヤフオクで改造済みアンプを買った方が、色々な面で良かったです。

聴いてみれば分かりますが、ただ交換しているだけではなさそうですので。

(追記 終)

*一部の記事を削除させていただきましたm(_ _)m







カウンター

Posted at 2017/11/05 12:52:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーオーディオ | 日記
2017年09月22日 イイね!

少しだけ静穏化

少しだけ静穏化カーオーディオを初めてから、
次第に高音質化してきたのは良いのですが、
良い音はどうしても大きい音で聴きたくなります。

どれくらい音漏れしているのか気になったので
確認してみました。

え!! ダダ漏れじゃないか!

音漏れのイメージは、車の外では篭って低い音だけ漏れるといった状態かと考えていましたが、ボーカルがそのまま丸聞こえです。市街地でこれはカッコ悪いですね。

情報を集めてみると、最近のファミリーセダンは
フロントドアの付け根から音漏れてしている車が多いようです。

以前買っておいた厚さ2cmのエプトシーラー1m×2mがあったので、
幅3cmで細長く切って、付け根に貼ってみました。

貼る前の写真しかありませんが


幅2cmでよければ、


こんな感じで売ってますね。あとはヤフオクとか。。。
https://www.monotaro.com/p/3705/4656/

もっと安いスポンジテープもあるのですが、
エプトシーラーは気密性、防水性が高くしっかりしているので、
耐久性も高いと思いますし、おすすめです。

以前、水漏れを見つけた時にも書きましたが、
標準でドア周りや窓の防水に使われている材料が、
昔は天然ゴムだったのに対し、最近では薄い塩ビ製になっています。

低燃費化→軽量化ということでしょうけど、水も漏りますし、音も漏れるようです。

材料もあることだし、4枚ドアのドア周り全部貼ってやりました。
しかし、フロントドアの付け根を貼ったときほどの効果はないですね。

効果はエプトシーラーのつぶれ方である程度予想できました。

フロントドアの付け根だけは、あまりつぶれていませんでしたので、
塩ビ製の防水材が車体にちゃんと当たっていたのか疑問でした。

トランクもやってみましたが、閉まらなくなったので外しました。

ちなみに、この状態で普段聴く範囲で最大音量にした場合、
でどれくらい音漏れするか、夜のパワーセンター駐車場で確認しました。

車から1m離れると、かすかに鳴っているのが分かる程度です。

車の近くに行って、どこから音が漏れているか確認すると、
窓の付け根からの音漏れが一番大きかったです。

窓の付け根の防水材交換は難易度が高そうなのでパスですね。

ドア1枚にエプトシ-ラー1mで足りるとして、
2K前後である程度静穏化できるなら、まあまあではないでしょうか。







カウンター

Posted at 2017/09/22 22:40:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年08月03日 イイね!

クロスオーバーとタイムアライメント

クロスオーバーとタイムアライメント
クロスオーバーとタイムアライメントなんて格好の良いタイトルを考えたものの、
現状では大したことはやっていません。


以下、凡人の独り言ですので、音にこだわりのある方はスルーしてください。


クロスオーバーの設定ですが、
セダンの場合は100Hzが耳に届きやすいそうで、バスドラがドンドン五月蝿く感じます。
それを抑えるためか、3wayの場合ウーハーは63Hz、フロントドアのMIDは125Hzあたりが定番のようで、ここは一発で決まりました。

ほとんどのウーハー(弁当箱サブウーハーも含めて)は、100Hzあたりが最も音量が大きいので、63Hzでクロスさせると相対的に50Hz以下の重低音を持ち上げることができました。

最近の車は軽量化のため高張力鉄板で薄く作られています。
フロントスピーカーで低音を鳴らすと、
スピーカーが揺れて中高音が良く聴こえませんので、
クロスは100Hz以下にしない方が無難です。
鉄板の厚い高級車は別ですが。。。

ウーハー

MID


NETの情報では、DEH-P01はローパスの設定をすると遅延が発生するそうで、
カット周波数が低いほど、曲線が急であるほど遅れるそうです。
DSP製造メーカーの仕様らしいのですが、気の利いた機能ですね。

TAなしの場合、MIDとのつながりは-18dB/octの方が良いのですが、
ウーハー左右の位相合わせを優先すると-12dB/octになりました。

ほとんど聴こえない25Hzのハイパスを設定する方法もあるようですが、
音声遅延もありませんし、DSPに不要な処理はさせていません。

ツイーターとMIDの設定は、
以前書いた癖の強いツイーターを使いこなそうと、
3~5kHzを中心に幾度となく繰り返しましたが納得できませんでした。

今考えると方向性がまったく違っていたんですよね。
クロスオーバーの設定で、ツイーターの音を聴きやすくするなんてできません。
これは違うツイーターに換えるしかなかったのですが、
なんとかなるかもしれないと考えていたのですから困ったものです。

こういう場合は、普通イコライザーで聴きにくい周波数を落としますよね。
ですが、当時はイコライザーを触りたくなかったので、回り道をしてしまいました。

そんなわけで、パッシブの自作に挑戦-失敗を繰り返しました。

そこから情報を集めてグラフを書いたり、位相を計算したりして、
やっと、まあまあの物ができたわけですが、1回で成功はないと思いますし、
結果的にはDEH-P01でクロスオーバーネットワークを設定したときと大差なかったです。

パッシブの自作は敷居が高いです。
完璧な設定があれば、高級部品で作り直すと良くなる事もあるでしょうけど、
自分で一からとなると測定機材も必要でしょうし、時間もかかると思います。

特に、バイアンプにしてない場合は、
ツイーターとMIDの音量バランスを変えるたびに部品が変わりますから、
よほどの知識と情報をもっているのでなければ、
投資が無駄になる可能性が高いです。
トライアンドエラーで10kなどすぐに越えてしまうんですよね。

逆に、自分に合ったツイーターに巡り合えてからは、
クロスオーバーの設定はあまり気にならなくなりました。
ツイーターが歪まないところにクロスを設定すれば良いだけです。

(追記)
MID用アンプがよくなってからは、MIDのローパスは、
なしに設定した方がよく聴こえるようになりました。

TWは6.3kHzの-12dB/octですが、
少しハイ下がりで、良い感じのバランスになっています。
音がよく伸びていると、こんな設定でも不自然に聴こえないので
不思議ですね。

(追記 終)

音質的にはパッシブの自作よりヘッドユニットとかアンプにお金をかけた方が効果的でした。
特にアンプの威力は絶大で、換えたときに痛感しました。
パッシブ自作は、ここから更なる上を目指す人が試すのだと思います。

ただし車ですから、クロスオーバーをどう調整してもピーク、ディップは必ず出ましたが、
DEH-P01のイコライザーが案外優秀で、さほど違和感を感じませんでした。

イコライザーの設定の一部です。

3.15kHz


6.3kHz


ディップはおおむね位相が原因ですから、
上げてもモワッとした音が少し大きくなるだけですからあきらめるしかありません。
うちでは、500Hzと1kHzのディップはどうにもなりませんでした。
1kHzは音が汚く聴こえるということで下げ目に作られているパーツが多いですが、
音に迫力を与える帯域ですので、低すぎは良いとは思えないんですよね。

ピークは最もうまく音が伝わっていて良く聴こえることが多いので、
長所を生かす意味で、フラットに向けて半分だけ落として大きめの音量にしています。
この設定方法で良く聴こえない場合は、機材やインストールに原因がありました。

ただし、6.3kHzだけは耳に刺さる周波数(内耳の共振周波数)ですから、
フラット以下になるようにしています。
5kHzは刺さらないはずなのですが、大きいとシンバルがチンチン五月蝿い帯域です。
かといって、ここを抑えすぎると、シンバルがシャンシャン上品になりすぎるので難しいところです。

6.3kHzの倍音の800Hz、1.6kHz、3.15kHz、12.5kHzもピークがあると刺さりますが、
ツイーターとアンプを変えてからは普通の調整で大丈夫でした。

音量は、プロの方なら測定機材を使うでしょうし、iPhoneを使った測定もできるそうですが、
私は音楽計画に入っていた1/3oct毎のモノトーンソースを聴きながら、
自分の耳でピークを判断しています。
自分にとってのフラットに対する調整で良いのではないでしょうか。


次にタイムアライメントですが、
モノトーンソースを聴きながら関係ないスピーカーを消音にして、
各スピーカー毎に設定しました。

設定方法の詳しい情報はネットで簡単に見つかると思います。

いまさらですがDEH-P01の場合、消音はこの状態で行います。


右ボタン下方向に数秒押し下げで消音状態になります。


最初は設定に1時間以上かかりました。

今の設定です。


ツイーターは実測値(右TWは右耳鼓膜まで、左も同様)でほぼOKでした。
ただし、34000cm/秒÷周波数Hz÷2 で逆相になるので、たとえば
10kHzの場合、頭が動いて左右の距離差が1.7cm変わると逆相になり音量が下ります。
つまり、あまり神経質になっても仕方ない周波数です。

逆にクロス付近の2~4kHzは距離差5cm前後なければ逆相になりませんし、
ボーカル(の倍音)が聴こえる帯域ですので、あさっての方向から声が聴こえないように、
意識して合わせた方が良いと思います。
うちでは、DEH-P01のピークと思われる3.15kHzが減るように、
微妙に変えています。

ボリュームは、ヘッドユニットとツイーターの向きによって変わるでしょうけど、
うちの環境では、右ツイーターを-3dBで丁度良く感じました。
人を乗せるときはボリュームも控えめですが、念のため左右同じにしています。
バイアンプにするとヘッドユニットで簡単に変えられるので便利ですね。

フロントドアに設置したMIDの設定ですが、
右MIDと右ツイーターだけ音を出して位相がなくなる距離に設定してみました。
右MIDは実測距離より30cm長くなりました。
中央コンソールで反射している音が大部分を占めていたのだと思います。


実測の方が良いですね。m(_ _)m

次にツイーターの音を消して、左MIDの設定をしました。
MIDどうしの逆位相をなくすべく調整すると、ほぼ実測値になりました。

ところが、ここでツイーター左右の音を追加すると、
4つのスピーカーによるピークとディップが発生してきます。

左MIDで実測±20cm程度まで、色々変えてやってみました。
結局、どれが聴きやすく、良く感じるかは曲によって変わりますね。
これが一番難しいです。
アンプを変えるまでは、刺さりのきつかった3.15kHzのピークが減るように
設定していましたが、今は特に意識しなくて良くなりました。

右MIDはほぼ正面から聞こえますが、左MIDは左横から音が入ってきますので、
ボリュームを少し絞った方が良いかもしれません。


最後にウーハーですが、
右のMIDとウーハーだけにして、位相のないところに調整するのですが、
うちの環境では、30Hz~60Hzか、160Hzか のどちらかを選ぶことになりました。
当然160Hzのディップを我慢することになりました。

右が決まったら、ウーハーだけ音を出して左ウーハーの距離を設定するのですが、
ウーハーの音は回り込むので、設定数値がとんでもない値になりますね。
今は右69cm左327cmになっています。

ボリュームは右のウーハーを-3dBにしていましたが、
これも車によって変わるところだと思います。


いずれも全ての帯域でビシッとは決まらないでしょうから、
どこを妥協するかは、試行錯誤するしかありませんでした。

なんとかしたいなら、MIDのピラー埋め込みしかないと思います。


こんな感じでタイムアライメントを試してみましたが、
結果的に、私はやらない派になりました。

うちの環境では、良いアンプスピーカーに変えると必要なくなりました(笑)
勝手に音場は広がりますし、勝手に前方にフワッと定位します。

スピーカーは全部バイアンプで左右の音量調整をしています。
これだけで、ほぼ正面から音が聞こえています。

タイムアライメントは、確かに音のまぎれがなくなったように聴こえますし、
波長の長い低音には効果が大きく、量感がずいぶん増します。
聴いた瞬間は、はっとしました。

しかし、音が伸びませんし響きませんから、平坦な音になってしまい、
好きだった曲が、特に良いとは思えなくなります。
(音が伸びるとは、鳴るべき音が途切れずに鳴るという意味で、
 密度が高い音は、自然になめらかに伸びるのだと思います)

位相が原因で音が伸びるなんてあり得ないことですから、
逆にTAに関係することが原因で音が伸びなくなっているのだと思います。

ヘッドユニットのバランスで左右どちらかの音だけにして、
TAありとTAなしで比べてみました。
TAありにすると音の鮮度が下がり、こもった音になりますし、
定音量のシンセサイザーなどは伸びが悪くなって音が小さくなります。

内部の電源供給電圧が不安定になって波形が乱れている症状です。

小さい箱体で電圧を安定させるのは至難の業でしょうから、
ヘッドユニット内臓のTAでは仕方ないのかもしれません。

外付けなら優秀なプロセッサがあるかもしれませんが、
うちの環境では何度試してもダメでした。

個人的には、クロスオーバーとかタイムアライメントで試行錯誤するより、
高音質なアンプを探した方が何かと良いのではないかと思いました。




*一部の記事を削除させていただきましたm(_ _)m





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2017年05月20日 イイね!

オルタネーターノイズとRCAプラグの絶縁

オルタネーターノイズとRCAプラグの絶縁今回は、タイムアライメントやクロスオーバーネットワークのことを書く予定でしたが、
どうにもまとまりがつかないため、
別の話題にすることに・・・。

オルタネーターノイズの事を書いてみようと思います。

いまさらですが、
オルタネーターノイズは、アクセルをふかしたときに
ヒュイーンとスピーカーから聴こえてくる音のことです。

今のアンプは対策されているそうで、
最近では困っている情報もあまり見なくなりましたが、
うちの車では古いアンプを使っていますので、オルタネーターノイズが乗ったり乗らなかったり。
配線を少し工夫すれば、聴こえなくなったりしています。

オルタネーターノイズは本気で対策しようとすると大変なようで、RCA端子をボディアースしてみたり、音質低下を覚悟で対策用回路につないでみたり、苦労された情報がありますね。

実は、以前から気になっていることがありまして。

ネットで公開されているRCAケーブルプラグの画像を見てみると、
絶縁してない画像が多いような気がします。

RCAケーブルのプラグは金属でできているものが多いと思います。
ご多分にもれず、ここで作ったうちのNYS-352も金属です。


金属部分は普通はマイナスとつながっています。

金属部分とマイナスの抵抗0Ω


プラスとは絶縁されていますので、こう表示されます


RCAは交流電流ですから、
プラグとつながっているマイナス側から逆相電流がスピーカーに流れるはずです。

ホームの場合、RCAプラグどうしが接触することはあり得ないのですが、
車の場合は、たとえばDEH-P01の接続部などは、必ず4~6本のRCAプラグどうしが接触します。
また、RCAプラグが車内の金属部に触れると、バッテリーのマイナスにつながってしまいます。
アンプの箱体もマイナス電流が流れていることが多いそうですから、ここにも触れたくないですよね。(オルタネーター対策で繋ぐ場合は別ですが)

絶縁しなくてよいのかな~と、考え込んでしまいます。

どうにも気になるので、私は必ず絶縁することにしてまして、
全面に絶縁テープ(普通のビニールテープ)を巻いています。
テープはヤザキかデンカのハーネステープの方がベトつかず良いですね。


RCAプラグを挿した継ぎ目も金属がむき出しになりますから、
絶縁テープで巻いています。


実は、前の車でオルタネーターノイズに悩まされたことがあって、
たまたま弁当箱サブウーハーを移動したときに、
その隙間のテープが剥がれていたことに気づき、
テープを巻きなおしたらノイズがなくなったことがあります。

またヘッドユニット設置の時にもDEH-P01の接続部のテープが剥がれていたので、
巻きなおしたらノイズがなくなったこともありました。

オルタネーターノイズは、
主に電源ケーブルとRCAケーブルを近づけると乗るものらしいので、
偶然配線位置がずれて解決した可能性もありますが・・・。

RCAプラグの絶縁はやっておいた方が、原因の切り分けが楽なのではないでしょうか?
(自信なし)

次回は、パナソニックのカオスが到着したのでレビューするつもりでしたが、
前回のバッテリーターミナルの方に追記することにしましたのでお楽しみに。



(追記)
ウーハー用のPA2002のオーバーホールをしてもらったら、
オルタネータノイズが完全に消えました。

ただし、どのアンプを使っても、助手席ダッシュボードの真下にアンプを置くと、
盛大にノイズが発生する現象を発見しました。

これがフロアノイズ?車は謎が多すぎです。
(追記 終)


(再追記)
最近ヤフオクで出力の高いオールドアンプを手に入れたのですが、
オルタネータノイズが乗ってきました。

出力の高いA級アンプやAB級アンプは抵抗が高いのかもしれない・・・。
納得できる理屈だなあと思いました。

出品者の方に聞くと、アースを助手席下のレール固定ボルトに繋ぐと良いとのこと。
うちの車は星型ボルトなのでラジェットの頭が必要でした。

座席を固定してるだけに、太く長いボルトでしっかり固定してありますね。
どこまで回せば外れるんだ、というほどボルトのネジが長かったです。


接続用の丸型端子は、4ゲージ用でも8ゲージ用でも
穴が小さくボルトが入らないので、穴を広げてやる必要があります。
なんとか外してつないでみると、ノイズが見事に消えました。

今までバッ直が一番良いかと思っていましたが、
車体に長いボルトでしっかり固定されて接触面積が大きいからか、
この方が抵抗が少ないようです。

アンプ由来のオルタネータノイズで悩んでいる方は、
試す価値があるのではないかと思います。
(再追記 終)

(再再追記)
ありこちに情報がありますが統合すると、
オルタネータノイズはヘッドユニットやアンプのマイナス電圧が低いと
自動車の電送系のマイナスが逆流して乗ってくるノイズのようで。。。

そう考えると車弄りの好きな方で、アーシングしている方は
車側のマイナス電位が高いため発生しやすいのではないかと思います。

ヘッドユニット由来の場合は、
ヘッドユニットとネジをテープやプラネジで金具と絶縁したり、
RCAプラグをボディーアースして対策される方がいるようですが、
アンプ由来の場合は効果がないと思われます。

アンプは増幅が1次側電源部がトランジスタの場合はノイズ乗りやすく、
FETの場合はノイズが乗りにくいようなので、
これが昔のアンプはオルタネータノイズば発生しやすい
原因ではないかと思います。
それと、最近のICアンプも内部がFETのことが多いため、
問題ないことが多いようです。

オーディオに詳しい方で、
MOS-FETを使った安定化電源を導入した方がおられます。

これが一番な気がしますが、
探しても意外と見つかりませんし、
うちではまだ導入できていません。

(再再追記 終)




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Posted at 2017/05/12 23:43:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーオーディオ | クルマ
2017年05月20日 イイね!

バッテリーターミナルとアースとCAOS

バッテリーターミナルとアースとCAOS前回オーディオはもういいかな~などと書きましたが、ネットで情報を見ているうちに、やり残したことがあったのに気づきました。
バッテリーターミナルの交換とアースの方法の確認です。

以前バッ直ケーブルを交換して、効果はほんの僅かだったわけですが、そのときバッテリーターミナルが原因かもしれないと感じていたのを忘れていました。

標準ターミナルは端子との接触が2本の線接触になっており、接触面積が非常に小さいのです。
接触面積が小さいと電送効率が悪くなり低音が出にくいたけでなく音質が悪くなりますし、この亜鉛メッキは表面が滑らかでないため、電送が不安定になり高音も綺麗に出ないはずです。

うちのシステムのハイ上がり気味(厳密には125~200Hzが弱い)な原因はこれかもしれませんね。
これが標準ターミナルです。


背面はちゃんと絶縁されていましたので、そこはメーカー標準品らしいところ。


ネットで調べると、オーディオテクニカとシャークワイヤーという製品が目に付きました。

オーディオテクニカは「腐食しにくく導電性に優れたプラチナカラー仕上げ」とのことで、おおむねクラシック向きの高音重視な感じを受けます。

(追記)
プラチナカラー仕上げとはクロームメッキではないかと思います。
クロームメッキの特徴は濃厚で高解像な中音だったと思います。
金メッキは、ワイドレンジで低音が出やすく電送効率も良いのですが、
屋外での耐久性はあまり高くないので、数年後に点検が必要ですね。
(追記 終)

太い音なら金メッキの方が無難と思い、意外と高いですがシャークワイヤーSBT-200のプラス用とマイナス用を購入しました。
これはD端子用で8ゲージの穴が2つ空いています。

端子はプラス用とマイナス用を買ったわけですが、どこが違うのか比べてみると、端子の締め付けがボルトか六角レンチ用のねじの違いで、プラスは別売りのカバーに合わせて少スペースな形になっていました。

ちゃんと重いですし表面のメッキも良かったので安心して使えそうです。

(追記)
後で分かったことですが、頭部の端子取り付け用のネジが特殊で、ミリネジでもインチネジでもない模様。ネジがホームセンターで手に入らないので、長さが変えられません。
(追記 終)

8ゲージ用の取り付け穴がありますが、これは最初から使うつもりがありません。
オーディオ電源ケーブルには、耐久性と音質向上のために、
金メッキの端子をかしめてハンダを流し込んでいますので、
ケーブル引き込みの時の苦労を考えると、簡単に切断できませんよね。

六角レンチも必要なので、ダイソーで購入。100円+消費税でした。



良く見ると、六角レンチで締め付けるところに滑り止めの起伏があります。
ここは、オルタネーターからの給電と電装品の接続部ですので、接点は面接点にしないと効率が悪いですね。


ヤスリで削って研磨機で磨いてやりました。


プラス側は左のネジが固くて回りません。


壊したらマズいので、ディーラーで見てもらいました。
なんと、大型のボックスラジェットであっさりと外れました。
やはりプロの仕事は一味違います。

いよいよ取り付けです。

あ、その前に、こんな工具使ってます。


SK11とかいうホームセンターでは高価な小型ラジェットで3K前後します。
ボックスレンチは嵌めにくい、外しにくい、とイマイチですが、
一体型は使いやすいし、耐久性も良いです。

これを使うと、バッテリーのマイナスの着脱に10秒程度です。
燃料一回入れるたび着脱する頻度ですので、十分元はとれました。

話は戻して、
マイナス側はオルタネータからきている端子をペンチでひん曲げて簡単に取り付け完了。
端子部のボルトはグイグイ締めてやりました。

元の状態



交換後


ここで注意点ですが、ナットは突き抜けないように終端処理をしています。
無理に締め付けるとネジが壊れて回らなくなり、折れるまで回すことになります(笑)
(上の写真にあるのは交換後のボルトです)

ディーラーさん、ありがとうございました。m(_ _)m




これで一旦音を出してみました。

ドライブがてら色々聴いてみましたが、低音の伸びがよくなっていますし、高音も前より綺麗にでています。「音を太くしたい」という今回の一番の目的も、かなり改善されたようでした。

ストラトキャスターの響きも、交換前より低い倍音が増えていますし、ピアノも音色だけ綺麗な電子ピアノのような音から、グランドピアノの音に近づいたように感じました。

電送効率も上がっているようで、特にツイーターとウーハーは3dB以上音量を落としていつも聞いている音量になったような気がしました。

バッ直する場合は、セットでバッテリーターミナルも変えた方が、効果を感じやすいのではないかと思います。

次はプラス側ですが、マイナスの端子を外してから作業しました。
車内電送用端子の枠が下に突き出ているので、ホームセンターで真鍮のワッシャーを購入し、
5枚かましてなんとかボルトを締められました。
バッテリー端子側は、六角レンチで締め上げてやりました。ネジはしっかりした物でした。

赤いテープを巻いているのがオーディオ用電源ケーブル、左の赤いカバーがついているのが、車内電送用端子で、オルタネーターにつながっている端子はその下に隠れています。


この状態でよく聴くと音質が低下しています。(最も良かった接続の写真は一番最後にあります)
標準品の方が良かったです。

今回の取り付け方法だと、オルタ側と電装用の端子は密着していますが、真鍮のワッシャーを介してバッテリーターミナルに流れ、その締め付けネジからオーディオ用電源ケーブルが給電していますので、ワッシャー5枚の電送効率が悪いようです。

DEH-P01には入力電圧が表示されますのでチェックしていますが、昼間はまれに13Vを切ることがある程度で、普通は13.0V~14.6Vです。
付属アンプを使っていた時は、12~13Vであったことが多かったことを考えると、AB級とA級の2台のアンプを増設したため、120Aのオルタが常時稼動するようになったのだと思います。
であれば、オルタ側の端子に直接接続してやる方が電圧の安定に効果的ということになりますね。

そう考えると、標準品でも大差ないのではないかと思いますので、早々にやってみようと思います。

とりあえず、新しいターミナルでオーディオ電源端子の位置を、オルタ端子側に変更してみました。
(取り付けに手間がかかるので、最終形にはしたくないのですが)

音質はマイナスのみ交換の時よりさらに良くなりました。
低音の音量もさらに増してきて5dB下げてちょうど良いです。

音の伸びがすごいことになってきましたし、余韻も凄まじいです。
解像度が落ちているかような、あの感覚です。

しかし、低音もあの時と同様に音量が大きすぎになってしまいました。
好みのバランスに仕上げるのは至難の技ですね。
イコライザーで低音は触りたくなかったのですが・・・。

このこともあってか、また共鳴らしき音が混じってきました。
音が伸びると、欠点である共鳴も大きくなるようです。
また対策が必要かもしれませんね。


音が伸びてくると、音場が広がります。
今回はTAを切った状態で、かな~り広がりました。

RCAケーブル製作のときに、音場の広がりと高音の伸びが少し向上するということで
ハンダを日本アルティメットKR-19SHRMAにした訳ですが、
オーディオシステムが仕上がると普通のハンダの方がよくなるのかもしれません。

それにしても音は良くなってきました。
良いとは思えなかったフルオーケストラが綺麗な音を出すようになりました。
特にフルートとかオーボエとか。バイオリンもそれらしくなってきました。
アンプもスピーカーも真価を発揮し始めているということだと思います。

電源ケーブル端子の位置でここまで変わるとは思いませんでした。
オルタ給電の場合は、バッ直端子の位置はオルタ端子側が間違いなく良いようです。


今回はついでにボディアースも試してみることにしました。

オルタネーターが給電制御するようになってから、車ではボディアースが基本といわれていますが、音質的にはどう変化するのか興味深いところです。

ボディアースは場所によって音質変化があるそうですが、バッテリー付近しかケーブルが届きませんので、ボンネットサイドの下の適当なところでボルトを外して、端子接触部分をサンドペーパーで研磨しました。


取り付け完了。


この状態で、良く聴く曲で確認してみると、音質的には、やはり落ちていると思います。
鉄板が厚く接点の面積が広いからか、音は太くなっていますが、音の伸びや滑らかさが減り高音は粗くなりました。全般に、少し平坦な音になっている感じです。

車内電送用とオーディオ用でマイナス電圧が違った場合、高い方から低い方へ電気が逆流し音質が低下するので(オルタネーターノイズの原因にもなるようで・・・)、オーディオ側の抵抗が適度になる場所にボディアースをした方が良いとの情報もありましたので、注意しておく必要がありますね。

周波数特性自体は、バッテリーターミナル取り付け後よりは、なにやら聴きやすい感じです。
これはシステムと車によって違うでしょうから一概に言えることではありませんが、私のシステムではどうやっても出にくい125~200Hzと1kHzが結構出ていました。

今回は塗装で囲まれた中にボディアースをとりましたので、安定した電送の障害になっていたと思います。非塗装面ならまた違った結果になったかもしれませんが、鉄板が厚くて接続できそうな非塗装面が近くになかったため確認できませんでした。

いずれにしろ、今後トラブルでもない限りマイナスもバッ直でいこうと思います。

(追記 ある方から教えていただきましたが、マイナスは太く短くが基本だそうで、端子は座席下のレール固定ボルトが一番良いそうです。うちのは星形ボルトでかな~り長く、シャーシに長いネジでしっかり固定されていました。オルタネータノイズ対策にもなるそうです。 追記 終)

バッテリーは標準品も割と良さげですが、つい大容量のカオスを発注してしまいましたので、そのうちレビューの予定です。電源部はかなり強化したので、あまり変わらない気がしますが。

今回は急にネタ変えしたので、次回はデジタルクロスオーバーとタイムアライメントについて感想を書いてみようと思います。


(追記)

カオス100D23Lが到着しました。


元のバッテリーはこれ、55D23L(上部に反対向きで書いています)
同じパナソニックで、メイドインジャパンとありますので、意外と高品質なのかもしれません。


音の聴こえ方は日によって変わりますので、
まずは、標準のバッテリーターミナルで音を確認しました。
電源ケーブルの端子はもちろんオルタ側です。


高音が少し粗いですが、特に大きい不満はない音です。

次に、CAOSに交換しました。


標準端子ですし、あまり期待していなかったのですが良くなりました。
てっきりオルタ給電だと思っていましたが、バッテリーもコンデンサのような役割を担っているようです。
標準バッテリーのターミナル交換後に比べると少し高音が粗い気もしますが、元のバッテリーよりは滑らかな音ですし、低音も出ています。

CAOSだから良いのか、容量アップが良いのか、どちらもなのかは分かりませんが、バッテリー交換での効果はあるように思いました。

偶然だと思いますが、バランスも丁度好みになっていますし、バッテリーターミナルの交換はやぶへびになりそうですね。

容量は55→100と2倍近くになっていますので、変化がないか確認しました。
今までならオルタネーターは13.0V以上で常時稼動状態だったのですが、CAOSに変えてからは、たまにバッテリー給電に切り替わるようです。
(追記 燃費も微妙に良くなっているような気がします)
ヘッドユニットの入力電圧を確認すると、バッテリー給電に変わってからは、12.9Vから徐々に12.0V付近まで下がっていきます。

その間30秒未満(笑)。電気喰いなアンプたちです。

12.0Vまで落ちると再度オルタネーターが稼動して13.1~14.6Vに変化していました。

バッテリー給電の時は、オルタ給電の時より良い音がしますね。
同じオルタ給電でも、高速道路などでエンジンをふかしている時は、特に悪くなります。
使用電力が増えてオルタ給電が少し不安定になるようです。

かなり気に入った音になってきたのですが、せっかくバッテリーターミナルを買ったので、再度交換してみました。

プラス側はワッシャーをかませないと固定できませんでしたし、漏電防止のカバーもうまく収まらなかったので、別売りのプレートを2枚購入しました。


写真だとよく分からなかったのですが、思ったより小さくて薄い。

プラスマイナスともプレートをつけてみました。


プレートの電装効率が悪いのか、高音は綺麗に出ていますが低音の量感がずいぶん減りました。
薄いとは思いましたが、プレート1枚で変わるとは難しいものですね。

プラス側だけプレート2枚で連結してみました。


低音の量感がかなり改善されました。
それでも、元の直付けの方が少し良かったかもしれません。
標準ターミナルの直付けと比べても、ほんの少し改善した程度です。

直付けは漏電防止のカバーの収まりが悪いので、しばらく使ってみようと思います。

・・・・・・・・・・・・・。

ということで数日使ってみましたが、聴き始めて数分で耳鳴りがしてきます。
最初は気のせいかと思いましたが、3回試したので、間違いないと思います。

ということで、別売りプレートはあきらめることに・・・。

銅のワッシャーを3枚かませて、
バッテリー端子-オルタ側端子-オーディオ用端子-車内電送用端子
の順に重ねたら、今までで一番良い音になりました。
バッテリー端子の位置が逆になっていたので修正しましたm(_ _)m
オルタ側端子は、写真では車内電送用端子に隠れて見えていません。

オルタ側端子や車内電送用端子はアルミのようで、そのせいか多少高音の伸びが落ちましたが、今までと比べても、ボリュームを上げるほどに良く聞こえますので、音質は向上していると思います。

別売りプレートは薄いので、走る時に振動してノイズを発生していた可能性もありますが・・・。
車内電送系端子からオーディオ側端子へマイナス電流が逆流してノイズを送り込んでいた可能性が高いような気がしてきました。
その場合は、オルタネータノイズが発生するので、違いますね。

そう考えると、どの端子を上にするかで周波数特性だけでなく、ノイズの発生量が変わる可能性がありますね。オーディオは本当に奥が深いです。

大した手間もお金もかかりませんので、試す価値はあるのではないかと思います。
CAOSに交換するよりずっと効果がある場合も珍しくないと思います。

だらだらと書いてしまいましたが、結果的にはこういうことだったと思います。

色々試した結果
・シャークワイヤーのバッテリーターミナルの普通の接続は試していないが、
 工夫して接続したら音が良くなった。
・パナソニックCAOSを使うと音が良くなった。
・バッ直端子のプラスはオルタ側端子に重ねて設置した時の音が一番良く、
 バッテリーターミナル交換より効果があった。
・バッテリーターミナル接続用の薄いプレートを使うと音が悪くなった。

ところで、プラスにかましたワッシャーですが、耐久性を無視して真鍮から銅に変えましたので、耐久性が心配になり、ハンダで埋めてやることにしました。

余った電源ケーブルの芯材で空間を埋めます。


ハンダを盛ります。
バッテリーターミナルを暖めるためには、コテは2本以上必要です。


盛りすぎたかもしれません。


ターミナルをこれに変えて聴いてみると、少しモコモコした音になりました。
低音が出すぎですし、音のキレも悪くなりました。

やはり、ハンダの盛りすぎは良い結果につながりませんね。
再度あたためて、元に戻してやりました。

バッテリーターミナルとワッシャーは、良い具合にハンダが残っています。


取り付け完了。音も最高でした。

ボーカルも下の倍音がちゃんと出るようになりましたし、低音の解像度も上がりました。
今までうまく表現できていなかった、シンバルが綺麗な音に変わってきて、音が減衰していく状況がよく聴き取れるようになりました。

端子の設置方法を工夫するだけで、ここまで変わるんですね~。

カバーをつけて、こんな具合になりました。


やはり、これが一番音がイイです。


※バッ直ケーブルを1周回してますが、長すぎたので、ここで回しているたけで、苦肉の策です。
  磁気を発生するようですのでお勧めしません。

※マイナスのバッ直は音は良くなりましたが、座席下のボルトに接続した時に比べると、オルタネーターノイズが発生しやすくなります。 うちでも消費電力の大きいAB級アンプで発生しました。

(追記 終)








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Posted at 2017/05/07 20:26:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | カーオーディオ | クルマ

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