
前回、何種類かのアンプでオペアンプを色々と交換してみて、何となく分かってきたことがあります。
システムの限界・・・。
どのアンプも素晴らしいのですが、
突き抜けたような顕著な違いが出てきません。
アンプの能力に他のシステムが
追いつけていないのではないかと考え始めました。
ちなみに音源は主にUSBスティック(直挿し)です。
CDもたまに聴くのですが、同じ曲ばかり聴くのも飽きますし、
USBスティックは128GBでも認識しますから重宝してます。
CDのWAVはパソコンで取り込んでUSBスティックに入れています。
ネットの情報では、iTUNEならWAVの音質劣化が少ないそうで、
「オーディオCDの読み込み時にエラー訂正」にするとCDと大きい違いはありませんでした。
↑
最近は、このチェックを入れると曲の冒頭にノイズが入ることがあるようです。
うちでは、I-K99で発生しました。 m(_ _)m
(USBスティックによって音色は変わります)

初めての時は、この設定をした後、
1回CDトレイを出して入れ直した方が無難かもしれません。
(追記)
ソースは、元がmp3やAACであっても、WAVに変換して再生しています。
いろいろ弄って分ってきたことは、昔から良く言われていることですが、
電圧の不安定要素の排除が高音質へ繋がるということ。
圧縮音源をプロセッサーがWAVに変換するだけで、
機器内部の電圧は不安定になるのではないかと思います。
バランスが変わるので良くなったように感じることもありましたが、
システムの見直しをするほどに悪く感じるようになりました。
PCやスマホでも、ほとんどパワーを使ってないのに違いますよね。
(追記 終)
iPhone入力の音質と大差ないのではないかと思いますが、
電源供給能力を考えると、音響レベルが低い原因の一端ではありますね。
原因として思いつくものは他にも色々ありまして、電源ケーブル、
RCAケーブル、スピーカーケーブル、サブウーハーのない状態・・・。
上を見るならサブバッテリ-、外部DSP、リモート電源やUSB電源のバッ直とか・・。
しかし一番の原因は、DEH-P01とアウタ-バッフルではないかと思います。
DEH-P01に関しては、詳しい人ほど初心者用と見られているようですし、
実際に、詳しい方は古き良き時代(・・・メンテ必須で、しきい高いですが)のDENON(どうしてもデノンと書く気がしない・・・)やナカミチ、あるいは早々にiphoneでデジタル直入力なんか試されているようです。
といっても、現状では31バンドイコライザーが不可欠ですし、
ツイーターやウーハー音量の調整を、
ヘッドユニットでチョチョイとできる便利さを考えると、
当分はDEH-P01を使っていきたいところです。
ハイレゾで鳴らせる6chの安いヘッドユニットが出たら考えるということで・・・。
ハイレゾを鳴らすために、電圧が不安定になっては本末転倒ですし、
永遠に無理かもしれませんが・・・。
(追記)
サウンドナビ300プレミ良さげですね。
サイバーXは、情報から考えると本末転倒の方向に行ってないか
心配に思えます。
サウンドナビの電源周りのこだわりは個人的には好きですし、
アンドロイドのソフトチューンは馬鹿にできませんが、
単体で安くなるまでは、I-K77で遊ぶことにします。
(追記 終)
ということで、多少の共鳴に目をつぶっていたアウターバッフルを
MDFにしてみることにしました。
昔ドラムスを叩いていたことがあって、
インパクトが足りないと、どうしても気になります。
綺麗で伸びのある音と、インパクトのある音。
この両立は難しいんですよね。
表面硬度強化版のMDFバッフルを「スクラッチ」に発注しましたので、
到着が楽しみです。
・・・・・・・・・・・・・・・・
表面硬度強化版のMDFバッフルが到着しました。
いや~驚きました。
以前自作したものとは完全に別物です。
表面がテカテカです。
それでいて、カチカチ。
インパクトのある音になりそうです。
サイドも・・・
今回は傾斜はつけませんでした。
完璧です。
やはりプロの仕事は一味違いますね。
「スクラッチ」様、ありがとうございます。
黒い防水塗装の重ね塗りを考えていましたが、勿体なくなってきました。
いつまでも眺めていたい出来ですね~。
・・・・・・・・・・・・・・・
スピーカーを仮止めしました。
スピーカーケーブルも何とか挿せそうです。
あとは、このカバー枠をどうつけるか・・・
夏場の直射日光で接着剤の限界温度を超えたり、
スピーカーコーンに直接雨粒が落ちたりするのはイヤなので、
カバーはつけておきたいところですが、
それは後回しにして車にセットしました。
内装の色に合わせた方が無難かもしれない・・・
それも後で考えるとして、MDFの効果を確認してみました。
いや~良くなりました。MDFはまったく共鳴しませんね。
今まで共鳴していた曲でバッフルを触ってみると分かります。
振動していません。
ボリュームを上げても、イヤな音が出てきませんし、
いままで共鳴が邪魔に感じていた曲だけでなく他の曲もすっきりしました。
音色は少し甘いトーンになったような気がします。
(追記 MDFバッフルのインストールに問題がありました)
ピアノを叩いた時の音のエッジがとれて、ピアノらしくなりました。
今まで五月蠅いと感じていたシンバルまで綺麗な音に感じますし、
今井美紀を本当に気持ちよく聴けたのは車では初めてです。
心配だった音のインパクトは、少し下がりましたが十分です。
以前自作したMDFとは比べ物になりません。
MDFの背面と車の鉄板の間に1mmのゴムを入れたので、
そこを工夫したり、鉄板の補強をしたりすれば、
さらに改善するのではないかと思います。
元のバッフルにはスラントをつけて少し上向きにしていましたが、
今回はフラットにしてみました。
周波数特性がどれだけ変わるかと思いましたが、
さほど違いがありませんね。
よほどシビアな設定をするのでなけでは、
あまり気にする必要はないと思います。
それにしても、
「スクラッチ」のバッフルは本当に出来が良いですね。
MDF背面にスピーカーコードの溝を掘った時に感じたのですが、
ここのMDFは粒が小さくて密度が高いです。
近くのホームセンターに置いてある物は、
粒が大きくて中がスカスカでしたから、
自作しても良い音が出なかったのは当然でした。
アウターバッフルに関してはかなり回り道をしましたが、
元のバッフルのおかげでジャストサイズの採寸ができたので、
まったくの無駄にならなかったのは幸いでした。
(追記)
後回しにしていたスピーカーカバーの取り付けと、
塩ビ管と同じくらいにインパクトのある音にする
(といっても、微調整程度ですが、)ために、
バッフル周りの補強その他やってみました。
まず、スピーカーカバーですが、
スピーカーの取り付けネジと同じ位置に穴が空いているので
ホームセンターで鬼目ナットを購入。
M4とM5を買いましたが、MIDならM4がいいですね。
アウターバッフルには仮止めの穴が空いていますので、
それに沿って5mmのドリルで穴を空けました。
5mmでは鬼目ナットの先の方も入りませんでしたので、
差し込み口だけ広げました。
鬼目ナットを叩きこむ時にアウターバッフルが傷つかないように、
テーフで保護します。
穴にボンドG17を垂らしておいて、鬼目ナットを打ち込みます。
完了しました。
鬼目ナットを直接叩いたのでMDFより微妙に高くなりました。
こんな感じで再度打ち込みます。
次はスピーカーです。
M4の寸切りボルトを使って、スピーカーとカバー枠の固定を
それぞれナットでするのが一番楽で確実だと思います。
寸切りボルトが見つからないので、
ボルト~ワッシャー~カバー枠~ワッシャー~ナットの順に通しておき、
まとめて固定してやりました。
何度もやったので、スピーカーがしっかり固定されましたし、
カバー枠も割れずにすみましたが、手間がかかりました。
ようやく完成です。
2時間以上かかってしまいました。
横からみるとこんな感じです。
スピーカーはナットで固定されています。
見えにくいですね。
(追記)
折角取り付けたスピカーグリルですが、共鳴していることが判明。
折角のMDF効果が薄れてしまってます。
人を乗せる時と夏場は設置するとして、
普段は外しておくことにしました。
それと、MDFを取り付けたドアの鉄板も共鳴していたので、
レジェンドレックスを10cm×5cmに切って、
中央に1mmのコルク板を1cm角に切ったものを4枚張り、
周りの鉄板に貼ってやりました。
少し共鳴が小さくなりました。
(追記 終)
翌日車に取り付けました。
インパクトを得るには車の鉄板が頼りですし、
MDFのインストールにも少し手を入れました。
前回の取り付けはレジェンドレックスのブチルゴムが少し残っていて、
バッフルが少し浮いていましたし、
鉄板の穴が1mmくら塞がっていませんでしたので、
内側からレジェンドレックスで修正しました。
あとは、一部レジェンドレックスを追加して補強。
それと、今回の目玉は、
パークオーディオの制振プレートDCP-P001です。
鉄の塊の内側に制振材が入っているらしく、
写真では分かりにくいと思いますが、とても重い。
どの程度効果があるのか良く分からなかったのですが、
スピーカーの背面に貼ってみました。
色々とやってみて、
目標である音のインパクトが十二分に得られました。
打楽器の音が、とにかく気持ちいいです。
大して期待していなかっただけに、驚きました。
ウォームだった音が少し硬質になり、
芯のある音になりました。
解像度が向上し、全般的に良くなりました。
思った以上にインパクトが得られたのは、
バッフルの浮きの修正と制振プレートの相乗効果だと思います。
バッフル自体の重量が塩ビ管より軽かったので心配でしたが、
MDFバッフルの能力は高かったですね。
制振プレートに関しては、あの重さがあれば、
振動を抑えるだけでなく、
インパクトをはねかえす補助もできそうです。
インパクトの強さや解像度を少し上げたい時には
お手軽で丁度良いですね。
950円/個×2+送料で、2.5Kくらいですので、
試す価値はあるのではないかと思います。
(カー用スピーカーに貼り付けできるか微妙ですので
サイズチェックはした方が良いと思います)
それにしても、パークオーディオの物は、
何を買っても気に入らなかった試しがありません。
すばらしいブランドです。
(追記)
MDFバッフルに替えてから、
オールドアンプをもう2台譲っていただきました。
綺麗な音で聴きやすく、驚くべきことにイコライザーを必要としません。
今までイコライザーなしでは音量を上げられなかったので気づかなかったのですが、
フラットで聴くと音が良く伸びますね。
音に包み込まれる感じを受けます。
バッフル交換とアンプの相乗効果で、
かなり満足度の高いシステムになってきました。
本当にありがとうございます。
(追記 終)
*一部の記事を削除させていただきましたm(_ _)m

