
愚禿、リアワイパーってまともな使い方をしたことがありませんでした。
理由は、連続作動しか出来ないからです。
雨天のドライブ中、信号待ちでリアガラスが濡れているのをルームミラーで確認すると、「一瞬ON」 → 「即時OFF」。
連続作動させることはなく、ワイパーリレーにも変な負荷が掛かりそう。
何とかして間欠化したくてたまりませんでした。
そこで、ミツバ製汎用ワイパーコントロールシステムを検討するも、コントローラーの設置場所が見当たらずに断念。そう、フォグランプ・バックランプなどのスイッチでハンドル周りに空スペースがなくなっているのです。
幸いにも、リンク登録させていただいている”走れ!ダメインプ”の管理人様が、間欠化の手順を公開していらっしゃるので参考にさせていただきました。
具体的な作業内容は、”走れ!ダメインプ”→”WRX日記”→”リヤワイパー間欠化”に詳説されています。
ここでは愚禿が実際に作業をやってみて、気の付いた事項等を記します。
流用する部品として、解体屋でBH5レガシィ事故車からワイパースイッチ、カプラーハーネス付き間欠ユニットを入手しました。
お値段は全部で2,200円。
手元にある自車の電気配線図集(X1581A)にはリアワイパー周りが何故か掲載されておらず、配線確認のためにディーラーでSFフォレスター用電気配線図集のリアワイパー掲載部分のコピーを入手しました。
間欠ユニット本体に繋がるカプラーハーネスを入手すれば、先端をギボシ化することで配線作業が格段に楽になりますが、この場合でも、既存のリアワイパーリレー用コネクタへの配線は、250型平型端子のオスを使用することが必要です。
<難関の
ワイパースイッチから間欠ユニットまで2本の配線を追加する作業について>
愚禿のクルマには既に端子付き電線がカプラーに付いていましたので、ワンタッチコネクターで分岐させました。
年式によって電線が装備されていないことがあるようなので、その場合は次の3通りの対応が考えられます。
1)上記サイト管理人様と同様、スイッチ基盤に追加の配線をハンダ付けする。
もしくは、
2)カプラーハーネスを解体屋等で入手して、そのカプラーから端子付き電線をほじくり出して自車のカプラーに移植する。(リンク登録先”配線コム”で端子引き抜き工具が入手できます)
もしくは、
3)適合メス端子(大きい方が090型住友TSシリーズ、小さい方が050型住友TSシリーズ)を入手して、カプラーに追加する。(リンク登録先”配線コム”で、端子とカシメ工具が入手できます)
GC8のワイパーリレー設置場所は、トランクを開けてワイパー根元を覗き込めばすぐに見付かりますし、トランク内装を剥さなくても間欠ユニットへの交換作業は可能です。
トランク内への配線取り回しは、”回顧録その10・リアフォグ・バックランプ取付け”で、ハンドル周りからトランクまで電線を通した時の作業と同様です。
レガシィやフォレスターに比べて車格が低いインプとは言え、間欠リアワイパーは便利で是非とも欲しい装備ですし、純正部品流用は後付け感が全く無く、とても満足度の高いDIYだと思います。
参考画像:取外したノーマルワイパースイッチ
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2007/05/10 00:24:12