
雪山対策の最後はスキー板を積むためのキャリアを取付けます。
ミニバンに乗っていた時は、荷室にスキー板を放り込んでおくことが可能でしたが、インプではキャリアが必須。
スキーに行くことは乗り換え前から予想できていたので、名義変更前からキャリアについて調査していました。
GC8に用意されているキャリアは純正品の他、社外品もいくつか売られているようなのですが、社外品はルーフバイザーと共着不可の物ばかり。
せっかく前オーナーがバイザーを付けてくれているのを剥すことは忍びないので純正オプションに狙いを定めました。
オプションカタログを見てみると、
1)システムキャリアベース RFRB E3617FA510 20,000円 キーロックは別途9,800円
2)システムキャリアベース モンブラン E3617FA520 24,000円 キーロック付き
どちらでも良いのですが、
どちらも高すぎて買えません。
で、いつものように中古品を探しました。
譲っていただいた方から、
「一人で取付けるのは難しいのでディーラーで取付けてもらうことをお奨めします。」
とアドバイスを受けたのですが、説明書も揃っていたので頑張って挑戦してみました。
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<取付説明書から抜粋(原文そのまま)>
ルーフモールの下にある内蔵ブラケットの位置を確認します。
フック(H)の下部形状は、取付け位置(前後・左右)により異なりますので、ナンバーを確認して下さい。
先ず、カード(J)を図の様にルーフモールに挿入します。
そしてカード(J)を立てた状態にして、その上からフックを指し込みカードを抜き取ります。
フック(H)を差し込む際には、ルーフモールの外側(リップ部)がめくれないようにし、内蔵ブラケットにフック先端を確実に押し込んで下さい。
シール剤が盛り上がってフックが入らない場合は、カッター等で余分なシール剤を取り除いて下さい。
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愚禿は日本人で一通りの日本語は理解できている(つもり)ですし、ご丁寧なイラストも書かれてあるのですが、今から読み直すと不親切極まりない説明書としか言えません。
キャリアの引っ掛け部の取付けは困難を極めます。
悪戦苦闘すること半時間・・・、
無理です、諦めました。
丁度、オイル交換の時期だったので、いつもお世話になっているディーラーへ部品を持参して教えを乞うことにしました。
オイル交換をしてもらってる傍で、
愚 禿:「これ、説明書とおりにやっても付かないんですけど・・・」
メカニック:「ははは、ウチでも得意な作業じゃないんですよ、それ。」
と笑いつつ、取付けのコツを教えて下さいました。
説明書に書かれていない<用意するもの>
・マスキングテープ
・養生テープ
・油性マジック
・懐中電灯
・ジラコヘラ(なるべく硬い素材のもの)
・ママレモン(チャーミーグリーンでも可)
・プラスチックハンマー
<作業手順>
1)モールにマスキングテープを貼る
2)懐中電灯で照らしてブラケットの位置を確認し、マスキングテープ上に油性マジックでマーキングする
3)ルーフ塗装面を養生テープで保護する
4)付属の”カード”は役に立たないので、ホームセンターで売ってるジラコヘラを突っ込み、隙間を開ける
5)フックを差し込み、ママレモンを塗りたくりつつ、プラスチックハンマーでコツコツとフックを奥へ送る
6)ジラコヘラは極力最後まで抜き取らない
全然説明書と違いますが、こうしないと取付けできません。
ディーラーでも、「この説明書はひどいと思います」って言っておられました。
要領が掴めると1時間ほどの作業でしたが、二度とやりたくないので、キャリアを使用しないときもフックはクルマに付けたまま放置プレイですし、廃車にするまで外すつもりはありません。
因みに、雪山対策のトリは、スタッドレスタイヤ用としてE型WRXの純正シルバーホイールを中古で調達。チマチマと貯金したお金でスタッドレスは新品を購入して無事、雪山に行けるようになりました。
Posted at 2007/05/08 08:26:06 | |
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