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先程の日記をタイプしている際に思い出したのですが、オーストラリアに嫁いでいったその娘に、実は恋していました。

かれこれ20年以上前になるだろうか?。その娘は八女から、私の住んでいた小倉へ引っ越して来た。彼女の妹が私の妹と同い年で、その年に小学校に入学し、程無くして私の妹と友達になった。そして、お互いの母親同士も仲良くなり、そこから家族ぐるみの交流が始まった。お互いの家を行き来して食事したりとか・・・・。

オクシデンタルな雰囲気を持った女の子。色白で細身で背が高く、綺麗な女の子だった。同じ学年なのに、彼女の事がとても大人びて見えた。私の好みの女性のタイプも、小学生の頃に出会ったその娘が根幹となっているのだ。

中学生になってからは、交流がめっきりと減り、会話をする事も殆ど無くなってしまった。中学校を卒業してからは音信不通。妹同士も、やはり中学校を卒業してからは、交流が殆ど無くなってしまった。

それから15年余り。その間彼女は、高校・短大を卒業後、福祉関係の職に就き、その後、イングランド・オーストラリアへ語学留学の為に渡航したと母から聞いた。オーストラリアで生活していた時に、良い人と巡り合ったのだろう。今は一粒種も居るそうだ。心からおめでとうと言いたい。因みに、母親同士は、今でも交流が続いている。

1つだけ悔やまれることがある。成就するかどうかは別として、あの時彼女に私の気持ちを伝えておけば良かったと・・・・。時々その事を思い出すのだが、その度に、自分自身に情け無さを覚えてしまう。

そんな私の甘酸っぱく、そして苦い思い出を綴ってみた。