先日、原宿のルイスレザーでダブルのライダースをオーダーしてきました。

ここのライダースは今回で3着目になります。
自動車系SNSのみんカラでルイスの話をするんですから、よっぽどの単車好きかと思われますがワタクシ、バイク乗りではございません。。私の場合ルイスの入口はロックなのですが、ルイスレザーを愛する気持ちはバイカーの皆さんと変わりませんのでお話しさせて頂きます^ ^
1890年代英国でスポーツウェアの仕立て屋として開業し、現在でも着丈袖丈、裾幅そして皮の種類、裏地の種類などセミオーダーできるモーターサイクル専門のレザーウエア専門店でございます。ワタクシ身長185cmの細身なので日本の既製服では大きいサイズを選んでも袖や着丈が短く、身幅ばかりブカブカで、まったく体型に合うものが無いので、ルイスのようにオーダーできるお店は誠にありがたい限りでございます。
ルイスレザーは1950年代に英国のバイカーの間で爆発的人気となり、その後1960年代からはバイクを愛するミュージシャンやファッションとして着こなすミュージシャンの間でも人気が広まりました。
そんなダブルのライダースを愛した70〜80年代活躍していたアーティストの音楽を夢中で聴いていたのですから影響を受けない訳がありません。

私のように昔ロック小僧だった方ならきっと一度はダブルの革ジャンに憧れたり、袖を通したことがあるのではないでしょうか。

とにかく70〜80年代のロックンローラー、ハードロック、パンクロック、ヘヴィメタル、そしてネオロカビリーなど、ジャンルは違えどその音楽を愛する若者達の共通の象徴的アイテムでしたからねぇ♪
当然女子もカッコよく着こなしておりました。

やっぱ女子ではこのヒトが。。。

ダントツにライダースが似合ってました。カッコよし!
私がロックに目覚めた70年代中頃はハードロックが全盛期でして、それと同時期にロンドンで巻き起こったパンクロックムーブメント、当時小学生から中学生だった私はこの二つのジャンルの虜になりました。。
そしてパンク小僧だった高校生の時、渋谷をウロウロしていると、通りかかった靴屋になんと来日中だったラモーンズのヴォーカリスト、ジョーイ・ラモーンが買い物していたのです。。

慌てて彼に近寄りア〜ユ〜ジョーイラモーン?と尋ねると彼はサムズアップしながら低い声で〝イェ〜イ〟とゆっくり答えてくれました。もう感動のあまり、身長185cmの私よりはるかにデカイ198cmの彼に抱きついた思い出があります。2001年ジョーイは天国へ行ってしまいましたが最高の思い出です。
しかしロックっぽい靴など一足も売っていない某有名紳士靴店の店内でダブルの革ジャンを着た細長い二人のパンク野郎が抱き合う姿はそれはそれはシュールな世界たったと思います。
そりゃ、ダブルの革ジャンが似合うのは10代20代の若者!
ワタクシの場合、家族や周りからはイイ加減に大人っぽいスタンドカラーのライダースにしたら!など言われますが、イイんです!50過ぎたって着たいもの着ちゃうんです!
という訳で、すっかり大人になった皆さんももう一度ダブルのライダースに袖を通してみてはいかがでしょうか!良いもんですよ♪
おまけ♪

17歳のパンク小僧だった頃のワタシ。。

20歳、まだヴィジュアル系なんて言葉は無く、
お化粧バンドで長髪時代のワタシ
実家で姪との記念写真。
日付が85年って、34年前?!

歳とったわぁ。。。

共に上野で買った安物ノーマル革ジャンを自分でカスタムしたもの。
そんなダブルの革ジャンは今でも実家のクローゼットで眠っております。
さすがに恥ずかしくて今は着れませんがね!
おしまい^ ^
Posted at 2019/11/30 19:22:31 | |
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