西国巡礼も残すところ、14番三井寺、33番谷汲山、そして番外の元慶寺の三ヶ寺。
思えば平成29年の年末から6年近く経ってました。
この週末に満願成就をと思い、土曜の今日は、京都と大津の隣り合わせにある元慶寺と三井寺の二ヶ寺を巡礼しました。
まずは、京都は山科の元慶寺。 番外のお寺です。西国三十三所巡礼を復興した花山法皇が出家したのがこのお寺ということで、番外札所となっているそうです。
応仁の乱で伽藍が消失し、境内は小さくなってしまったそうで、今のお寺は安永年間(1772年〜1781年)に再建されたものだそうです。
しっかり手入れされた庭が美しい。
お詣りを終えて、次は三井寺を目指します。
山科の元慶寺から20分少々走り、大津の三井寺へ。 園城寺というのが正式な名称で、三井寺というのは通称。
天智、天武、持統天皇の産湯に用いられた霊泉があり、「御井(みい)の寺」と言われていたことに由来するそうです。
駐車場に入ると、バイクはそのまままっすぐ駐車場を通り抜けて仁王門すぐ横の駐輪場に停めるよう言われ、無料で停められました。
国宝の金堂ですが、正面から撮るのを忘れてまして、横から撮ったものしかありませんでした。
三井寺と言えば三井の晩鐘ですが、これは、弁慶の引き摺り鐘です。
三井の晩鐘は知ってましたが、この鐘は、知りませんでした。
武蔵坊弁慶が釣鐘を奪って比叡山まで担いで行ったという、釣鐘弁慶の絵は何かで見たことありましたが、その鐘がこれか!と、ちょっと感動しました。
その隣に、弁慶の汁椀なるものもありました しかし、、、さすがに、どんな大男でも、こんな汁椀は使えないと思いますが、、、。
天智、天武、持統の三天皇の産湯となった三井の霊泉の覆屋には、左甚五郎の龍の彫刻が。
見どころ満載で、仁王門から相当時間を要してようやく観音堂に。
写真下手のため、よくわからないのですが、琵琶湖が眺望できます。 すぐ近くにカフェもあり、おはぎのスイーツがありました。
琵琶湖を見ながらのナッツのおはぎ、素晴らしく絶品でした。
今日もバイク巡礼ができたことに感謝。 明日は、とうとう三十三番札所、谷汲山へ向かいます。
Posted at 2023/09/23 23:45:19 | |
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