軽度歯周病
【状態】
歯と歯肉の間についた歯垢・歯石に細菌が繁殖して、歯肉に炎症が起き、歯が腫れたり出血している状態です。
【治療方法】
・1~2回の専門的なクリーニング
・効果的なブラッシング
ハンドスケーラー
中等度歯周病
【状態】
出血・口臭が頻繁に見られるようになり、歯石も目立つ状態です。歯周ポケットも深くなり、少しずつ骨が減っていき、歯がガタガタしはじめます。
【治療方法】
・丁寧な歯垢の除去
・痛みのある場合、麻酔をしてスケーリングなどの施術が必要
・歯周ポケットの深さが4mm以上ある場合、歯周外科の施術が必要
重度歯周病
【状態】
歯周病がさらに悪化し、歯肉が化膿して赤く腫れあがり、歯を支える骨もかなり減ってしまった状態です。歯のぐらつきもかなり大きくなります。
【治療方法】
・歯周外科による治療
・歯周病の進行度によっては、抜歯が必要になる場合がある
レントゲン検査
レントゲン撮影により、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)の量を調べます。歯周病は顎の骨が溶かされて(吸収されて)いく病気なので、歯の根が植わっている骨の量が少ないほど歯周病が進行していることを意味しています。また、骨の質もレントゲンで調べることができます。骨の密度が小さいとレントゲン写真では黒っぽく写りますが、骨の密度が大きいところはより白く写ります。歯周病から回復してくると、骨の密度が増し、歯の動揺もおさまってきます。
ユニファスト
生活習慣の把握
歯周病は生活習慣病とも言われるほど、日常の生活習慣が大きく関わっています。
喫煙・飲酒の有無や頻度や、食生活、睡眠時間など、患者さんの生活習慣をお聞きし、問題点を把握します。
プラークコントロール
歯周病の原因となる歯垢(プラーク)を除去していきます。歯垢を専用の薬で染め出し、どこに歯垢がついているのか細かくチェックしていきます。さらにその歯垢を専用の器具などを使って効率よく除去していきます。同時にハブラシの指導も行っていきます。
Posted at 2017/09/28 16:07:31 | |
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