2017年06月02日
オーディオの話
みんカラですので車ネタ、特に愛車の事を書くのが基本なのでしょうが、体が体だけに弄る気力も無く、皆様のパーツレビューやブログを拝見させていただき楽しんでおります。
車ネタが無く申し訳ありません。
現在は在宅にて抗がん剤を飲みつつ寛解期を待つ身ですが、副作用として「不眠」が出てきます。
眠剤は投薬されていますが、なかなか寝付けないので深夜のネット徘徊です(笑)
さて、本日はオーディオの話です。
私はクラシック音楽が好きで数えたことがありませんがCDが既に1000枚は超えています。
しかしオーディオ機器には全く無頓着で、ホームオーディオも安いアンプにプレイヤーという構成で聴いています。
1年くらい前に「ハイレゾ」を知り、CDと較べて音階像が良いとか分離がはっきりしているとか、兎に角音が良いという記事を見て、ハイレゾ対応の携帯音楽プレイヤーとヘッドフォン用アンプ(通称ポータブル・アンプ)を買いました。
全然下調べをすること無く買ったため「ハイレゾ音源のCDが売っているのだろう」と思って買ったのですがネットでDLするしかないということに気づいて唖然。
でも、せっかく買ったのでe-ONKYOやmoraといったハイレゾを配信しているサイトから何曲か買ってみました。
私の耳は全くのダメダメな事を前置きの上でその印象を。
まずはグスターボ・ドゥダメル指揮 ロスアンジェルス・フィルハーモニックの「ブラームス・交響曲第四番」(当然デジタル録音)
正直、全く違いがわかりません(笑)
CDの6.5倍の情報量がハイレゾ音源にはありサンプリング周波数やビットレートが高いのが特徴とのことなのですが、弦の音が伸びているとか、管の音が劈くまでに響くとか正直期待外れです。
強いていうならば音がまろやかな事位でしょうか。
勿論、収録したホールの音響、LIVE収録といった不確定要素もあるのは承知ですが、なんだか高い買い物をしてしまった気になりました。
次にダニエル・バレンボイム指揮 シカゴ交響楽団の「サン・サーンス 交響曲第三番「オルガン」(1975年録音 ハイレゾリマスター盤)。
こちらは全くCDのとは音質が別物になっています。
CD盤ではシカゴ響の協力なブラスが濁っているうえにオルガンの音までがグチャグチャで尖った音だったものが、ハイレゾ盤では各セッションの分解能がくっきりとしていてオルガンの音、CD盤では埋もれていた第二楽章第二部のピアノの音までしっかりと聴こえてきます。
それと有名なシカゴ・オーケストラホールの「全く残響の無い」サウンドが克明に聴くことができました。
こちらはいい買い物でした。
最後。
Every Little ThingのEvery Best Single(ハイレゾ)
何故、クラシックばかり聴いている私がELTかと?
それは・・・
大学時代に付き合っていた娘が好きで私もよく聴かされていたからです(笑)
当時の甘酸っぱい思い出に浸りたくなって、こちらを聴いてみました。
もちろん、当時の記憶と比較するのはフェアではありませんから通常版CDも購入して聴き比べです。
こちらは上記のサン・サーンスのものより更にハイレゾの良さを感じることが出来ました。
ボーカルの声の張り、伸び、楽器の音全てがクリアでタンギング・ボイスまでがはっきりと聴き取れます。
しかしTime goes byやDear My Friend等を聴くと本当に懐かしいですね・・・
まさにこのアルバムの中にある「出逢った頃のように」を思い出しました。
ちょっとおセンチな気分になります(笑)
今のJ-POPは全く分かりませんが、あの頃よく聴いた(聴かされた)安室奈美恵さんや浜崎あゆみさんの歌を懐かしく思い出しました。
カラオケでよく歌っていたThe YELLOW monkeyやhideのハイレゾも欲しくなって探しましたがこちらは残念ながらありませんでした。
話が脱線しました。
まだまだ私の聴いたハイレゾ音源は少ないので確実な事は言えませんがハイレゾは
①デジタル録音されたクラシックのCDではあまり恩恵を感じない
②逆に昔のアナログ録音されたものをリマスターしたものは分解能が向上し聴きやすくなっている
③J-POP等はボーカルの伸びが増すと同時に楽器との分離感が増している。またスタジオで聴いているかのように臨場感がましているが、尖った音は減少していて聴き疲れしにくい
今のところはそういう結論に達しました。
しかし、一点残念なことが。
「車では聴けない」ということです(涙)
ハイレゾ音源は通常のCDやMP3からみますと若干、高価です。
ファイルはFLACやDSDとなり通常のカーオーディオでは再生できません。
WAVもあるようですが、高サンプリング、高ビットレートが対応しているのかどうか・・・
どうやら、三菱の音が良い事で有名なDIATONEナビやKENWOODの彩速ナビはハイレゾにも対応しているようですが、純正ナビ装着車では恐らく対応しているものは無いのではないでしょうか。
それにDIATONEやKENWOODを入れてもスピーカーが対応していなければ全く無意味な気もします。
(携帯プレーヤーもハイレゾ対応のヘッドフォンでなければ意味がありません)
ちょっと買うには時期尚早だったのかもしれません。
車で聴くならiPodを買ってUSB接続して聴いた方が正解でした。
出来ることなら純正装着のナビにもハイレゾ対応して欲しいところです。
(出来ればブルーレイも再生出来れば尚更いいですね。一部、既にあるようですが)
本日も長文、乱文失礼いたしました。
最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。
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Posted at
2017/06/02 01:07:22
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