2017年07月07日
今までの人生で「思い出深い物」達
今日はとんでもなく暑いですね・・・
九州~中国地方の豪雨災害の詳報を知ると、その自然の脅威に今更ながら畏怖を抱くと同時にお亡くなりになられた方の冥福を、行方不明の方の一刻も早い救出を願うばかりです。
さて、今日は今まで自分が購入してきた「物」で思い出深い物品について書きたいと思います。
と言っても「家」とか「不動産」なんて大物は自分で買ったことが無いので小物ばかりです(笑)
その1。
「ブローオフバルブ」
プレリュードに乗っていた頃、ターボ車の特権のような「プシャー」という音、あれは憧れでした。
なのでプレリュードの次は絶対「ターボ車」を買って付けてやる!と決意し、161アリストを買いました。
マフラーよりも車高調よりも一番最初に買ったのが「ブローオフバルブ」(笑)
「HKS」のスーパーシーケンシャルというモデルだったと思います。
バルブ内のフィンを替える事でサウンドも変えられるというものでした。
早速付けてブーストをかけてアクセルを抜いてみると・・・
「カキーン」
・・・
思っていた「プシュー」では無くなんだか甲高い金属音でがっかり(笑)
そのままUターンして取り付けてもらった行きつけの某COCKPITで「音がイヤだ!フィン変えて音変える!」と違うフィンを注文(笑)
その時の店長の言葉「お前、戻ってくるの早すぎ笑」
で、フィンを替えたら「プシュー」に大分近い音になり満足(笑)
でもAT車で鳴らすために態々ブーストをかけてアクセルを抜いて喜んでいる・・・
完全な自己満足&燃料のムダですね(汗)
「助手席」に乗った人は「なんか変な音してるよ?」という感じでした(笑)
その後、ステージアもターボ車だったので懲りずにまたもや付けました。
今度は「BLITZ」の製品でした。
こちらは音を変えるとかそういうギミックは無い「普通の」ブローオフバルブでした。
これも取り付けて「さぁ、いざ」
「クルルルル~」
なんか鳩が鳴いているような音でした(笑)
なんか勇ましい「パシューン」や「プシュー」を期待していたのでがっかり・・・
これも同乗者からは「なんか鳩みたいな音してるよ」と(涙)
VQ25ターボは空燃比計算がシビアでエアフロ故障の原因にもなると聞いて半年くらいで取り外し売っぱらいました(笑)
あー鳩が居なくなって静かになった(笑)
(それでもエアフロは二回故障して大変な目にあいました)
今はダウンサイジングターボが全盛期となってますが「プシュー」なんていっている車、みませんね(^^;)
まぁ、ブローオフバルブはエアクリーナーとマフラー、EVC位しか替えないような車では所謂「ファッションアイテム」でしたし、空燃比マネージメントが一昔前よりシビアになっているであろう今のダウンサイジングターボにああいった物を付けたらそれこそエンジン不調の原因になるのでしょう。
今では「OPTION」「CARBOY」といったチューニング雑誌も読まなくなってしまったので、今のチューンドパーツの世界はどうなっているのやら・・・
久方ぶりのターボの35ですがあったとしても付けようという気になりません。
やはり歳のせいでしょうか(笑)
その2。
「車高調」
20年前「車高調」はとんでもなく高い「高級品」で、本気でお山(峠のことです)を攻める人や首都高をあり得ないスピードで飛んでいく人々等が付ける物という感じでした。
今のようにファッション的要素は皆無・・・
貧乏学生は一番安上がり→バネカット(笑)
ちょっとお金が出来た→ダウンサス+ノーマルショック
もうちょっとお金が貯まった→ノーマルショックをカヤバnewSR等安い社外品に(笑)、ちょっと余裕があるとカヤバの「クライムギア」なんて減衰調整付きとかトキコのショックとか
というもんでした(笑)
バネカットなんて古くは暴走族の時代からの伝統ですが(笑)、それでも車高が落ちてカッコよくなるからと言って結構、周りではグラインダーで切ってましたね(^^;)
でも当然、遊びが出るので車検は通りませんし、検問でジャッキアップさせられて切符切られたのもいました(笑)
それと切る量を間違えるとあり得ない車高短になったり、逆に殆ど落ちずに労力だけが・・・というパターンもありました。
私はそれが怖くてバイトしてなんとかダウンサスを購入(確かタナベだったと思います)、そこそこ車高も落ちて満足してましたが、所詮はノーマルショックとの組み合わせ、底づきしまくり「ガツン!」と嫌な音ばかりするようになってしまいました。
そんな時、前述のCOCKPITの店長さんから「プレリュードでN1に参戦してる人が居るんだけど、今年で止めるからストックしてるワンオフ車高調、欲しい人いたら譲るってよ」との「神の啓示(笑)」があり、値段を聞いてみるとビックリするくらい安く譲ってくれるというのです。
はい、直ぐに譲って頂きました(^^)
まぁ、その月の主食は納豆とインスタントラーメンでしたが・・・(笑)
で、取り付けとなったのですが「おまけ」という事で直巻バネが30本位付いてきたんです。
全部バネレート違いの物で、恐らくレースセッティング用だったのでしょう。
「こんなにあっても使わんがな笑」
結局、バネレートは最初から付いていたフロント28キロ、リア24キロにしたと思います。
で走り出してみると。
「全くロールしません」(笑)
底付きもしない(というよりバネが硬いのでストロークしてない)ので直線なんかはビッタリ張り付く感じですし、コーナーもロールしないのでかなりのオーバースピードでも突っ込めました。
しかしサスが完全に勝っているとプアなタイヤでは滑るのなんの・・・
なので今度はタイヤを「RE-711」とか「ネオバ」なんてハイスペックが欲しくなるのですが、これまた学生にはとてつもない値段・・・
しかしそこは大学自動車部の「貧乏学生ネットワーク」(笑)
埼玉に安い中古タイヤ屋があると聞いて態々見に行って買ってました(笑)
「RE-711」と「ネオバ」は当時、双璧の存在でしたが私は「非対称パターンがカッコいい」と理由で「ネオバ」を買ってました。
その中古タイヤ屋さん、何度もお世話になりましたが「三分山」位でも「お!バリ山じゃん!」って感じでしたね(笑)
因みにアルミもその中古屋さんでスパルコレーシングがあり得ない価格であったのでそこで買いました。
まだあるのかな、あのタイヤ屋さん・・・
話が少し脱線しました。
その車高調はTEINの物がベースでした。
強烈なバネレートのお陰で街乗りは「極悪」な乗り心地(笑)
しかもボディ補強なんてタワーバー位しかしてませんからボディへのストレスは相当だったと思います。
それでもプレリュードは12万キロ乗りました。
その後、アリストを購入したわけですが、社会人になっていたので少しは学生時代より余裕も出来、今度は最初から車高調を入れようと思っていました。
当時、アリストオーナーに最も評価が高かったのは「TOM'S」の「アドヴィックス」車高調で、私もそれが欲しかったのですが、定価が43万位、それもTOM'Sは殆ど値引きが期待出来ず諦めました。
そんな中、次いで評価が高かったのが「エナペタル」の車高調でした。
エナペタルは「ビルシュタイン」ベースで乗り味等を日本向けにリファインした製品でした。
たしか28万位でしたか。
減衰調整機能は無かったと思いますが、これは良い車高調でした。
ノーマルより若干硬めの「高級車」らしさを犠牲にすること無い乗り心地で、ロールも抑えられ良い買い物をしたと喜んだ記憶があります。
ただ、欠点が1つだけあって、私、車高はあまり下げたく無かったので調整ネジを思い切り上げてダウン量を最小限にしようとしたのですが、それでも純正-5センチ位。
それにエアロを付けたら様々な所で擦りまくりでした。
(挙げ句の果てに雪の日、「除雪車」状態で走っていたらフロントリップが取れました(汗)
その後はステージアでHKSの「HYPER MAX」車高調を。
このあたりから車高調も価格が安くなりだした時期だったのでしょう。確か15諭吉でお釣りが来た記憶があります。
ダウン量の調整幅も大きく、乗り心地も良かったのですが2万キロ位でリアのショックからオイル滲みがありました。
フーガHVでは「もう車高は落としたくない!けど安定性は欲しい」ということでビルシュタインのB14を。
こちらはダウン量が少なく非常に私が望んでいたものにマッチする製品でした。
フロント-2センチ、リア-1.5センチで乗りましたが推奨車高より上げていたのでプリロード量が増えていたためか、ノーマル時「グワングワン」とした乗り心地から収束を一発で収めるようになりましたし、ちょっとしたギャップを越えるような場面でも「ダン!ダン!」から「タン!タン!」と気持ちよくなり、フーガHVの欠点であった「高速域での直安性の悪さ」も消え、最高の逸品でした。
減衰調整機能はありませんでしたが、フーガのリアはアッパーがリアシェルフ上にあるので調整も面倒だったので無しにしましたが全く不満の無いものでした。
価格は35諭吉と車高調としてはちょいと高額な部類なのでしょうが、そのくらい出す価値はありました。
最近の車高調の値段をネットで少し調べてみました。
なんと10諭吉を切っているものまであるのですね・・・
隔世の感です(笑)
こうして書いていると35にも入れたくなりますね(笑)
ですが現状のノーマルでも全く不満はありませんし、ヌケたころ考えよう(^^;)
最後。
「思い出深い」という表題ですが、これは今でも持っていて、かつ使用しているものです。
それは・・・
「3Dテレビ」(笑)
あまり家電に拘りが無いので使えればいいやが私の基本スタンスなのですが、地上デジタル放送が始まる時はさすがにブラウン管テレビから液晶テレビに買い替えました。
その頃「3Dテレビ」がどこのメーカーも「一押し」で出していて、かく言う私も量販店で視聴してみて「これはいい!」と買ってしまいました。
(メーカーはどこも似通ったようにしか思えなかったので伝統のSONY、ブラビアにしました)
3Dは子供の頃、「つくば科学博覧会」で体験し、ついにそれが家庭でも楽しめる時代が来たか!ということで3Dのブルーレイや放送を3Dメガネをかけてみては喜んでおりました。
ところが、喜んでいたのも最初の数ヶ月で、そのうち3Dを見ていると「疲労感」が強い事に気づきました。
で、調べてみると専門的な事はよく分かりませんが、3Dメガネで右目と左目を超高速シャッターで切り替えて3Dにしているとのこと。
だから疲れるのかなぁなんて思っていましたが、段々と3Dのブルーレイも放送も見なくなってしまいました。
(ブラビアには通常の放送を「疑似3D」にする機能もありますが殆ど恩恵を感じません笑)
そうしているうちにある日突然「3D放送」終了のお知らせ(笑)
確かに3Dのブルーレイも最新作が出たという話も余り聞かなくなっていましたし、案の定の結末(笑)
今は「普通の液晶テレビ」として使っています(^^;)
家電は疎い方ですが、最近は「有機EL」が話題のようですね。
確かSONYが一回発売したが高価すぎて撤退した経緯があったはずですが、技術革新の賜物でしょうか。
現実的な価格になっているようです。
それにアナログ放送からデジタル放送になった時「なんて綺麗な画像なんだ」と思ったものが今では普通、4K動画などを見てしまうと「ハイビジョン」画質でさえ悪く見えてしまうという・・・
慣れとはかくの如くなのでしょう。
3Dにしても今は「VR」という3Dを遥かに凌駕した没入感を得ることが出来る製品が出てきました。
それも携帯電話等で見られるというのですから・・・
「VR」は体験したことがありませんが、周りが暗い分、映画館で見ているような感じなのでしょうか。
まぁ、手を出そうとは「今のところ」思っておりません(笑)
先日、映画「ブレードランナー」を見ましたが、あれは2019年の話でした。
子供の頃、あの映画の「世界観」を理解出来なかったことはつい最近書きましたが、家電や情報といった面ではあの「2019年の世界」を「2017年」で完全に凌駕してしまってますね。
唯一、超えていないのは「車が空を飛んでいない事」位でしょうか(笑)
技術の革新はイギリス産業革命で爆発的な進化が始まり、その後の二度の大戦等を経て未だにその進化はとどまる所を知りません。
映画「バック・トゥ・ザフューチャー」で印象深い台詞があります。
未来から来たデロリアンの壊れた部品を見たドク。
「こりゃ、日本製だ。こんなもの壊れて当たり前だろう」
M・J・フォックスはこう答えます。
「ドク、未来ではメイド・イン・ジャパンは最高の品質なんだぜ」
人は「快適」「楽」「安全」「速い」等など自分のライフスタイルを向上させることに貪欲ですから、技術の進歩があり、それが当たり前になって行き価格も手を出せるものになり、さらに「もっと良いもの」を追い求めているから今日の私達の生活があるのでしょう。
しかし、「最高」と思って造った物でも消えてゆく存在もあります。
今日は車のパーツをテレビという存在を通して過去から未来の「物」の万象について考えされました。
これから人類はどんな「物」を「創り」出して行くのでしょう。
今日もとりとめの無い長文ブログとなってしまいました。
いつもお読み頂きている皆様、また初めてご覧になって頂いた皆様。
相変わらずのまとまりに欠けるブログで恐縮です。
最後まで忍耐強くお読み頂き、深謝いたします。
また先日来、沢山の「イイね!」本当にありがとうございますm(_ _)m
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Posted at
2017/07/07 15:45:12
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