本日のニュースより。
「クライスラー、日本市場から撤退へ」
フォードに続いてクライスラーも撤退ですか・・・
残念ですね。
アメ車は我が国の自動車産業に大きすぎる影響を与えた存在なのは言うまでもありませんが、やはり日本の市場には合わないのでしょうか。
私は欧州車は勿論好きですが、アメ車のビッグセダンも好きなんです。
キャディラックCT6、リンカーン・コンチネンタル、クライスラー300等は欧州車には無い佇まいや、古き良き時代を感じさせるV8・OHVの組み合わせにたまらなく惹かれます。
欧州車のメカニックな素晴らしさとはまた違った「デカダンス」なところと言いますか・・・
↓クライスラー・300
↓リンカーン・コンチネンタル
↓キャディラック・CT6
こうしてエクステリアデザインを見ると最近のアメリカ車も独自の方向性を持っていると感じます。
我が国は国土が狭いのでビッグセダンは厳しいという考え方もあるのでしょうが、レクサスや日産、ホンダのハイエンド、欧州のEセグあたりとくらべてもそんなに「大きい」とは感じません。
これはやはり「売れよう」とする努力だけではどうにもならない所があるのかもしれません。
その昔、日米貿易不均衡の打開策としてトヨタがGMの車を売り出したことがありました。
その名は「キャバリエ」。
「騎士」の名を持つ車で、2.4リッターエンジンを搭載しながらコロナより安く、カローラと同等位の戦略的価格で登場した車だったと記憶しています。
私が免許を取るあたりに出た車で、一度見に行きましたが内装はとても「トヨタクオリティ」とは言えず、エンジンも素人の私が試乗しても、もっさりしたエンジンでがっかりした記憶があります。
所謂「安かろう悪かろう」のような感じでした。
↓トヨタ・キャバリエ
あの頃のアメ車から見ればカタログで見る限りはキャディラックの各車や、クライスラー300は内装のクオリティも良くなっていますし、エンジンも現代的なものになっているのに・・・
やはりアメ車というと「ガス食い」のイメージが我が国では浸透してしまっているのかもしれません。
またクライスラーもFCAとなり、ブランドそのものが最早「役割を終えた」とする向きもあるのでしょうが、伝統有るブランドだけに残念です。
フォード・クライスラーが撤退する中、GMは日本での販売強化に更に力を入れると名言しています。
「アメ車唯一の砦」となってしまうGMが気を吐けば、フォードやクライスラーの再参入もありえるのかもしれません。
先日、青ナンバーの見慣れないビッグセダンを見かけました。
「ヒュンダイ・ジェネシス」でした。
恐らく青ナンバーなので大使館か領事館の車でしょう。
↓ヒュンダイ・ジェネシス
ヒュンダイも一時、我が国の自動車販売に参入しましたが鳴かず飛ばずで終わったことがあります。
しかし、今のジェネシス(一瞬見ただけですが)はちょっとアウディ似なエクステリアでしたが、堂々たる佇まいで、他のEセグより割安な価格で出せば一定の成果はあげられるのではないかと思いました。
欧州、特にドイツ御三家やボルボは最早そのネームバリューだけで「売れる」存在です。
他の外国メーカーがこの御三家達と肩を並べる存在になるには、それこそ「レクサス・ショック」や「インフィニティ・ショック」位の車を造ることが出来なければ無理でしょう。
今回の撤退の報は残念ですが、いつの日か「栄光のアメリカ車」が日本に再上陸する日を願ってやみません。
GMから今年国内投入される新型カマロは直4のターボで登場とのこと。
V8モデルも用意されるようですが、このカマロのように「入門編」にちょうどよいモデルを用意するのも1つの戦略かもしれませんね。
↓新型カマロ
なんか書いていて、思考停止中のセカンドカー選び(笑)。
クライスラー300が大幅値引きとかしてくれないかなぁとか邪な考えが(^^;)
でもセカンドカーには大きすぎますね(笑)
人生、一度はドイツの御三家に乗りたいとは思っていますが、同時にアメリカ車にも一度はとの思いを新たにした本日の報道でした。
今日はだいぶ短めでした(笑)
最後までお読み頂き、いつもありがとうございます。
ブログ一覧 |
徒然なるままに日常雑記 | 日記
Posted at
2017/07/25 20:44:16