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2017年08月10日

ヘッドランプ・進化の考察(追憶を交えて)

今日(昨日?)もヒマでした(笑)
よって読書とCD三昧。

今日はなぜかチャイコフスキーの第五交響曲を無性に聴きたくなり三枚も同曲異演を聴きました。
小澤征爾指揮 ベルリン・フィル(1989年録音)
小泉一裕指揮 九州交響楽団(1993年録音)
堤俊作指揮 札幌交響楽団(1988年録音)

小澤さんのBphとの録音はカラヤン逝去の三ヶ月前。
今のBphとは違った「濃厚な」カラヤン・サウンドを聴ける名演です。
それ以外の二枚、なんで買ったんだろう?と謎に思いながら聴きました。
正直、九響の方は音場が狭い感じですし、札響の方は音がデッド。
何故、買ったのか分からないのでCD棚から引っ張り出して聴いてみたのですが、益々謎が深まったぞ(笑)
夏に濃厚なチャイコフスキーは聴くもんじゃないと勝手に思ってましたが、涼しいのでヨシとします。

そんな中、たまにはカー雑誌でも読もうかとコンビニへ行って「ベストカー」を購入してきました。
様々スクープ記事やニューモデルの試乗記等、最近のクルマ動向をネットでしか見ていないと紙媒体ならではの楽しさがあります。

そんなニューモデルを見ていて1つ気づいたのが「ヘッドランプ」のこと。

ニューモデルと言われる車達の殆どが「白い光」になっています。
ヘッドランプのLED化がどんどん進んでいることの証ですね。
車によっては「フォグランプ」までLEDですからね。

そんなこんなで自動車用ヘッドランプの変遷に興味が湧き、また昔の思い出も蘇ってきたのでその事について書きたいと思います。

まずヘッドランプとして最初に採用されたものは「石油ランプ」や「アセチレンランプ」だったそうです(笑)
トマス・エジソンがフィラメントを用いた白熱電球を商用ベースに乗せたのが1880年と言われていますのでそれを自動車に搭載することは可能だったと思われますが、当時の自動車は電気系統が脆弱であったでしょうし、白熱電球のフィラメントも「対振動」という点で弱かったのでしょう。
ですので恐らく成熟された技術である「石油ランプ」「アセチレンランプ」を使用したのは致し方の無い事だったのかもしれません。
今でこそライトスイッチを捻ればヘッドランプは点灯しますが、暗くなったら昔は外に出てランプに火を灯していたのでしょうね(^^)

アセチレン・ヘッドランプ

今の車のスモールランプより暗そう・・・

その後1912年になってデルコがエンジン点火と補機類駆動を統合させたシステムを開発し、キャディラックに電気式ヘッドランプが初めて搭載されたそうです。
しかしこのときも点灯する際は「外に出てスイッチを入れる」必要があったとか。
(車内から点灯出来るようになったのは1917年だそうです)

また、この時代は「Hi/Lo」ビームという思想は無く、「前を照らす」だけの存在だったようで、1915年のキャディラックで初めてその思想が取り入れられ、HiビームとLoビームを別々の筐体で行う「デュアルヘッドランプ」が搭載されたそうです。
1つのバルブでHi/Loが切り替え出来るようになるのは1924年になってから。

その後は白熱電球を利用した「シールド・ビームヘッドランプ」が隆盛を極めます。
シールド・ビームはヘッドランプ自体が「電球」と言ってもいい構造で、規格化され多くの車に搭載されました。
1950年代~1980年代初頭にかけての自動車のデザインを見て頂ければヘッドランプの形状が丸や四角の差こそあれ、全て同じような形状をしている事がその証左です。

シールドビーム・ヘッドランプ(単体・ルーカス社製)


シールド・ビームを搭載した車両の例(丸型)
トヨタ2000GT


シールド・ビームを搭載した車両の例(角型)その1
トヨタ・クラウンセダン (110系)


シールド・ビームを搭載した車両の例(角型)その2
日産セドリックセダン(430系)西部警察より(笑)


規格化されているためクラウンもセドリックもヘッドライトの形は同じですね。

シールド・ビームの欠点として「筐体自体が電球」というシステムなので球切れすれば、その筐体ごと変えなければならない事や発熱量対策故のガラス製の為、衝突時(特に対人)に割れたガラスで傷つけやすい事、そして筐体自体が規格化されているためデザインの自由度が下がるという事が挙げられます。

このような欠点を克服するため時代は「シールド・ビーム」からハロゲン電球を用いた「ハロゲン・ヘッドランプ」へ移行していきます。
やっとこのあたりから私も分かる時代です(笑)

ハロゲン・ヘッドランプはシールド・ビームと違い、筐体自体が光るのでは無く、ヘッドランプ筐体の中にある「ハロゲンバルブ」が点灯する仕組みです。
その事からヘッドランプ形状の自由度は格段に上がりますし、発熱量もシールド・ビームよりは抑えられていたためプラスチック化も可能となり、また万が一、球切れしても電球のみを交換すれば良いというメリットが生まれ、シールド・ビームは駆逐されハロゲン・ヘッドランプの時代が到来します。

ハロゲン・ヘッドランプを搭載した車両の例 その1(横基調)
スバル・レガシィ(BF型・初代)


ハロゲン・ヘッドランプを搭載した車両の例 その2(大型基調・フォグランプ一体型)
トヨタ・セルシオ(F10型 初代)


ハロゲン・ヘッドランプを搭載した車両の例 その3(縦基調)
ホンダ・プレリュード(BB6型 最終モデル)


横・大型・縦とデザインの自由度が相当上がったことが分かります。
またヘッドランプの明るさを増すため、様々なヘッドランプ形状も考案されました。

「マルチ・パラボラ式ヘッドランプ」
初代三菱ディアマンテ


「プロジェクター式ヘッドランプ」
初代日産セフィーロ


「マルチ・リフレクター式ヘッドランプ」
初代ホンダ・アコードインスパイア


シールド・ビームから見れば明らかに明るくなったハロゲンヘッドランプですが、さらにそれを明るくしようとする各社の努力が見て取れますね。

そういやこういうのもありました。

子供の頃560SELを見て「ライトにまでワイパー付いてるなんてスゲー」と感心した思い出が。
ボルボにも付いていましたね、これ。
そいうやその頃の国産ではシーマがドアミラーにワイパー付けたり、マークⅡがサイドウィンドウにワイパー付けたりしてたのも思い出しました(笑)

それにしてもW126型Sクラスは今見ても端正ながら、威厳溢れるデザインですね。
W140が「レクサス・ショック」でちと太ってしまった(と言ってもW140も二重ガラス等凄い車でしたが)デザインになってしまった事を考えると、今日W126を久々に見て「いいデザインだなぁ」と再認識。

上の「ハロゲン・ヘッドランプを搭載した車両の例 その3(縦基調)」で紹介した私の最初の愛車、最終型・BB5プレリュードも「マルチリフレクター」でした。
また純正品より高輝度を謳う社外バルブも「PIAA」や「RAYBRIG」、「IPF」「CARMATE」等色々とありました。

丁度私が免許を取得し、プレリュードを買った頃、画期的なヘッドランプが登場しました。
「ディスチャージヘッドランプ」(HIDヘッドランプやキセノンヘッドランプとも)

これはハロゲンバルブのようにフィラメントに電流を流し、その抵抗を利用した灯りでは無く、蛍光灯のようにバルブ内での放電を利用した仕組みでハロゲンから見ると長寿命かつ明るいという点が優れていました。

確か最初に搭載されたのはマークⅡ三兄弟のツアラーシリーズだと記憶していたのですが、Wikipediaで調べた所「日産・テラノ」が乗用車では初めて搭載されたとのことです。

初めてその明るさを目にした時、その明るさに驚愕すると同時に、点灯時の「貯め」が有るかのごとく点灯する様を見て「すげーかっこいい」と思わされました(笑)

特にも印象に残っているのが初代NSXの中期モデル(所謂Ⅱ型)が赤信号の対向車で止まり、青になった途端、リトラが開きディスチャージの閃光を放った瞬間・・・
あれは一生忘れることが無いと思うほどカッコよくて(笑)

時間をあまり置かず、ハロゲンヘッドランプ車用の社外HIDコンバージョンキットが発売されました。
「BELLOF」や「PIAA」等が発売し、私もプレリュードに欲しいと思ったのですが、その価格が20万円以上しました。
とても買える代物では無く、まだ数の少なかったディスチャージ搭載車を羨望の眼差しで見ていましたね・・・

学生に出来たことと言えば「HIDの白さを持った社外品ハロゲンバルブ」への交換でした(笑)
当時はハロゲンがまだまだ主流でしたので、カーショップのバルブコーナーには沢山のハロゲンバルブが陳列されており、やはり私同様、HIDのような白さを求める方が多かったのでしょう。「HIDの白さを実現!」とか「BMW、ベンツのような白紫光を実現!」なんて謳い文句のハロゲンバルブが所狭しと並んでいました。

こんなのです。

一応、社名は伏せておきます(笑)
私の頃はもうちょっと箱のデザインが古かったような・・・

で、友人達と「どこのメーカーのが一番HIDっぽいか」なんて事を真剣に談義するわけですよ(笑)
私は大学で自動車部に所属しておりましたが、毎週水曜は全部員が集まるミーティングの日となっていて、それが終了後皆で飯を食いに行くという習わしでした。
その飯を食いに行く店に求められる条件は「長居してもいい」「24時間営業」「ドリンクバーあり」という物。
それは飯を食ったらドリンクバーで朝まで粘ってくっちゃべるという為で店側からしたら「甚だ迷惑な客」ですね(^^;)
そんな時に出るわけですよ、バルブの話が。
「PI○AのがHIDに色味に近い」とか「いや、RAY○RIGの方が近い」等と(笑)
よくまぁそんな話で朝までくっちゃべっていたものだ・・・

「自動車部」と言っても文系・理系が混在していますから様々なメンバーがいるわけで。
「首都高大好き」「お山(峠)が大好き」「エンジンの仕組みが大好き」「カーオーディオが大好き」「コマ図ラリーが大好き」「ドライブ好き」「ジムカーナ命」「サーキット走行会大好き」「エンスー」「草ラリー参戦」等などバラエティに富んでますねぇ(笑)

大体、皆「学生の身分で車を持つとは!」という身分でしたので国産の中古車が当たり前、かく言う私も新古のプレリュードが「あり得ない価格」でディーラーにあったものを買ったクチです。

当時はS13シルビアの価格が中古市場でこなれてきており、最も部内での占有率が高かったですし、AE92や101レビン/トレノやミラージュ・サイボーグ、EGシビック等も人気がありました。
(S13は前期のCA型エンジン搭載車と後期SRエンジン搭載車で全く評価が違っていたのも懐かしく思い出されます)
エンスーだったSは「いすゞ・アスカ イルムシャー」なんてマニアックな車に乗っていたなぁ・・・

そんな中1人だけ、同期で最も免許取得が遅かった医学部に通う「C君」という人物がいました。
彼とは年齢が同じだった為(1浪、2浪は当たり前、もっとも同期で遅咲きなのは6浪というのまで居たので、友人の殆どが年長者でした)よく二人で遊ぶ中で私のプレリュードによく乗せてました。

そんなある日「俺、車買ったよ」との報告。
何買ったのよ?と聞いても「それは見てのお楽しみだぜい」の一言(笑)
そしてあるミーティングの週、聞きなれない音のする車がやって来ました。
(殆ど皆がマフラーは替えていたので誰が来たかを音で当てて遊んでました)

「Cじゃね?」となり部室の外に出てみると、そこにあったのは・・・
真っ白な「ポルシェ911」。(俗に言う996でした)
案の定、Cが降りてきました(笑)

なんと人生初の車がポルシェ(笑)
我々は驚きを通り越して呆れ返りました(^^;)
そのポルシェに若葉マーク付けて乗っているんですよ・・・(大笑)

「お、お前、ちょっとやり過ぎじゃね???」
「いやさー、親父にフェアレディZ(Z32)の中古欲しいって言ったら、国産はヤワだから頑丈なポルシェにしろって言われてさ・・・」

後で聞いた話ですが、彼の父親もお医者様で関東圏に病院を複数持つ資産家でした。まさかCがそんな良家の御曹司だなんて誰も知りませんでした。
(因みに彼のお陰で私は「ガン治療・手術」にかけては日本で屈指な存在の某病院にて手術・入院することが出来ました。まさに「命の恩人」です。そんな彼、今はボルボのXC90という車に乗っています)

えぇ、当然その後は「大試乗大会」でした(笑)
みんな「乗せろ!」「運転させろ!」でまぁ、貧乏学生達がポルシェの世界の一端を覗いたんですね。
Cから見れば事故られないか相当不安だっただろうなぁ(^^;)

そんな彼の「ポルシェ911」が我が部「初のHID搭載車」でした。
やっぱり本物は明るかった(笑)

それでもHIDキットなんて買えませんから貧乏な我々は「HIDっぽい」ハロゲンバルブを求めてさまよう日々でした。
一番照射光が近いと思ったのは「PI○A」の製品でしたが、白みを出すためにバルブがブルーにコーティングされているため、それがリフレクター内に反射して「偽物」とすぐ分かるんですよね(^^)
それに何故か「PI○A」のは球切れが早かったんです。
(SO○Yタイマーに擬えてPI○Aタイマーと呼んでました。そういうわけで伏せ字です笑)

こんな感じにコーティングされてました。

(もっと青がかっていたような気も)

すると工学部の「エンジンマニア」だったI君が言うわけです。
「お前らね、ああいうバルブはHIDっぽい光を出すためにバルブ自体にコーティングしてるだろ?確かに見た目はHIDっぽいけど絶対的明るさはコーティングされていないバルブからみたら暗いし、雨の日は見難いよ。それにコーティングされているから放熱性が悪くなって切れやすいんだよ。やっぱバルブは見やすさでイエローよ、イエロー」と。

うーん、さすが工学部(笑)
言われてみればそうですよねぇ・・・
専門的なことは全く分かりませんが、ガラスの上に色を塗っているわけですから光源から発せられた光は減衰しますよね(^^;)
「でもイエローだって同じやんけ!」と突っ込むと「イエローは雨の日、見やすいんじゃあ!」との返答が(笑)
そんなIは東証二部に先日降格してしまった「あの企業」に居ます。今はイエローバルブでは無く、LEDヘッドランプの付いた某ドイツ車に乗っています(笑)

あの当時は「ケルビン数」が高ければ高い程「明るく白い」と勘違いしていました。
まぁ、それでもHIDっぽいハロゲンバルブをプレリュード時代はずっと付けていましたが(笑)

その後、アリストを購入して「本物の」HIDの明るさに感動しました。
やっぱり「本物」はいい・・・(笑)

HIDのバルブ(バーナー)も替えて楽しみました。
若気の至で9000ケルビンなんてのを付けて雨の日の視界の悪さで速攻で取り外したり(^^;)
ケルビンでは無くルーメン数値の方が重要という事を知り、5500ケルビン~6000ケルビン位で3100~3300ルーメン位あれば快適な夜のドライブが出来るという事を学習(笑)

HIDバーナーも各社の交換バーナーを試しましたが、やはりバーナー自体に色温度を上げるために「コーティング」されているものは暗く感じました。
私見ですがHIDバーナーは「BELLOF」と「CARMATE」製が色味も白が強い私好みで、雨天時等の見難さも無く、また明るさも満足いくものでこの二社の車検適合製品なら買って間違いないと思います

(最近はコーティングで色調を変えるのでは無く、バーナー内部の配合物質の調合で色調を変えていろうようですね)
現在はGT-Rには「CARMATE」、ハスラーには「BELLOF」を使っています。

話が相当脱線しました(汗)

その後はずっとHIDの車ばかり乗り、世の中を走る車も搭載車が相当増えてきた頃。
またもやHIDを超えるヘッドランプが。

今度は「LEDヘッドランプ」の登場です。
LEDは指向性が強くヘッドライトへの搭載は相当先になるだろうという話を聞いてから僅か一年ぐらいで出ました。
確かレクサスLSのHVモデルだったような気がします。
聞けば複数のLEDを配置し、さらにリフレクター技術でヘッドライト搭載を可能にしたとのこと。
技術の進歩ってすげぇなぁとこの時も思い知らされました。

レクサスLS600h ヘッドランプ「前期型」(LoビームのみLED)


そうこうしているうちにテールランプはLEDになるわ、ウィンカーもLEDになるわ、物凄いスピードで自動車灯体の「LED化」が進んでいきました。
「LED」は省電力の為「発電量軽減に効果的=ダイナモ負荷軽減が図られ、低燃費へとつながる」という事で燃費性能が重視される近年、搭載車が当たり前になってきました。

「LEDヘッドランプ」もレクサスLS600hに初搭載されてから進化が進み「Hiビーム」にも搭載され出したあたり、アウディから革新的な「LEDヘッドランプ」が登場します。

アウディA8に搭載された「マトリクスLEDヘッドランプ」
これは車載カメラ等やセンサー等で前走車や対向車の存在を察知し、ヘッドランプ内のLEDの消点灯をすることで前走車や対向車を幻惑させずに、その周りをハイビームと同じ領域で照らすという物です。

アウディ マトリクスLEDヘッドランプ


コレがあれば基本「Hiビーム」に固定しておいても他車にも迷惑を掛けず、夜間に最大限の視野を取ることができますね。
現在、この方式と同様のシステムを採用したヘッドランプは外国車、国産車を問わず広く採用されだしました。
安全につながる装備ですので、こういう装備はどんどん拡充していって欲しいですね。

と思っていたら更にアウディのそれを上回るヘッドランプが(笑)
BMW「レーザーヘッドランプ」
LEDの次は遂に「レーザー」ですか(笑)
その光に当たっただけで消されそうです(^^;)

その仕組みはレーザー光を基に作った光源を用いており(ってレーザー光自体がなんなんだ?笑)LEDヘッドランプより電力消費量は30%低減、照射範囲は2倍、明るさに至っては5倍・・・
なんちゅースペックよ・・・さすが「レーザー光」(笑)

BMWのHPによるとスイッチを入れておけば、70キロ以上で作動し、最大600メートル!先まで照らすそうです。

BMW レーザーライト(7シリーズ)


その照射イメージ

相当先まで見渡せますね。
警察は投光機を全てこれにすべきです(笑)

最初はEVスポーツのi8にオプションで設定されたそうです。

そのオプション価格、なんと・・・・・・

850,000JPY

この技術や価格を見ると

勝栗、ビックリ、ボッタクリ~♪ってな感じです(笑)

でも7シリーズでは16万円程度に下がったようです。
高いですが7シリーズを買う方変える方には微々たるものですね(^^)
私も「買えるなら」付けます(笑)

ヘッドランプの進化も留まる所を知りませんね。
自動運転になったらヘッドランプも不要な気もしましたが「他車や歩行者に自分の存在を知らせる」意味で必要ですよね。

ここまで書いていてふと思ったのが「LED」や「レーザー」が仮に球切れしたらどうなるのか?という事です。
ハロゲンやHIDならバルブ交換で済みますが。

調べた所、ヘッドランプASSYとなるようです。

まぁLEDやレーザーはハロゲンやHIDから見れば寿命時間が相当長いので、そうそう簡単に球切れ等は起きることはないでしょけどASSYとなると高そう・・・
まぁ、無い物の心配なので取らぬ狸のなんとかですが(笑)

でもヘッドランプASSYってところは「シールド・ビーム」時代に回帰してますね(^^)

私はLEDヘッドランプにすら乗ったことがなくクラウンやフーガに付いていた「AFS」で感動する始末ですから、マトリクスLEDやレーザーなんて乗ったら1人で「スゲー!スゲー!」と騒ぎまくっていることでしょう(笑)

GT-RはMy17モデルのLEDヘッドランプを私のMy11に取り付け出来るみたいですが高そう・・・
調べたら40万程度ですか・・・
その位出すなら他のパーツ買うよな(小声)
現状のHIDでも不満は無いのでこのままでいます(負惜しみ)

本日も最後まで辛抱強くお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m

帰省ラッシュがそろそろ始まる事と思います。
バーンスタインもお墓参りには行ってこようと思います。
(というかお墓が有る所に私しか住んでいないので、お墓掃除から迎え火まで私がやらされてます。仏壇は実家にあるのでそっちは両親に任せて)

帰省される皆様、長距離ドライブになる方も短距離の方も道中お気をつけて行ってらっしゃいませ(^^)v
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Posted at 2017/08/11 02:22:59

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この記事へのコメント

2017年8月11日 7:15
おはようございます。

今日からお盆で大渋滞してるみたいですね。

ヘッドライトのブログ興味深く拝見しました。

免許を取って、家にあったカローラのバルブを
何回も変えました。ボンネット開けてすぐ交換
出来た記憶があります。ハロゲンは外れを買うと
すぐ切れましたよね(笑)

アコード、ランエボⅦ、ランエボⅨ、IS、GS
とずっとHIDですね。
最初は交換用のバルブも高かったですが、
今は結構安いですよね。
若気の至で20,000ケルビンとか買いましたが、
雨の日は全然見えなくて悲惨でしたね(笑)

今のGSは8割くらいオプションのLEDヘッドを
付けてる車が多いのですが、私のはHIDでした。
変えたいのですが、ヘッドライト単体が
めっちゃ高いんですよね(笑)
GT-R程は高くないですが。

国産だとアコードとレジェンドの
ジュエルヘッドライト?が見た目が自分的には
結構好きです^_^

自動ハイビームにLEDにどんどん進化してるので
もうすぐ、ヘッドライトのバルブを交換する時代は
終わるのかも知れませんね。

でわでわ。
コメントへの返答
2017年8月11日 11:30
・オニさん、こんにちは(^^)
コメント頂きありがとうございます。

それと腰の方の完治、本当に良かったです。
運転の方も支障が無くなったようでこれで楽しいカーライフが送れますね(^^)v

ハロゲンの時代は価格もそんなに極端に高価でもなかったので結構な頻度で替えては自己満足に浸っていましたね(笑)
それと本当にハズレを買うとすぐ切れる(^^;)

最速で3週で切れたというのがありました(某P○○A製)
さすがにオート○ック○に文句いったら替えてくれました。

一度HIDに乗ってしまうとハロゲンには戻れなくなりますね。
おっしゃる通り交換用バーナーは最初は高価で4万円位してたような。
ハロゲンのように簡単に交換出来ないのでもの選びは慎重になりました。
ケルビン数が高いと青くてカッコよかったのですが雨の日は全く駄目でしたね(笑)

それと最初期のPHI○I○Sの6000Kのは白いというより「緑光」でコレまた買って大失敗という思い出も(汗)

ヘッドランプは5000~6000K位がベストだとそれから色々試してみて学習しました。
フォグもHID化したりしてましたが雨天時を考えイエローにするとフォグの本当の意味での活躍してましたね。

GSもLEDヘッドだと高いんですね・・・
今でこそコンパクトカーでも搭載されていますがGSが出たあたりは相当高価だったことが分かります。
GT-Rは後期のLEDだとスモールがこれまたLEDで稲妻型に光ってカッコいいのですがこんなにも高いと躊躇します(笑)
ショップによっては30万ちょいでやってくれる所もあるようですけど・・・

レジェンドのジュエルアイ・ヘッドランプは国産は勿論、輸入車にも似たデザインが無いので私も好きです。
でもレジェンドのカタログがあったので見てみたら「配光調整型」では無くて「Hi/Lo自動切り替え」なんですよ。
まぁ、それでも十分ですけど(笑)
恐らくMCでそのあたりは変えてくるのでしょうね。

今度は「レーザー」を越えた「何」が出てくるのか楽しみです(^^)
2017年8月11日 9:02
以前乗っていたE91はヘッドライトがキセノンでブレーキランプはLEDでした。
ある時、ブレーキランプ切れの警告が出たので「バルブ交換だから数百円かな」という予想で気軽にディーラーへ行くと「LEDはアッセンブリー交換なので四万七千円です」と言われビックリ!
さらにこの入庫でディーラーへ行ったことをきっかけにE91をF31に買い換えるハメになりました。

それなので「LEDが切れたらどうなるか?」という疑問には「スゴく高くつくよ!」というのが私の回答です(笑)
コメントへの返答
2017年8月11日 11:38
66jazzbassさん、こんにちは(^^)
コメント頂きありがとうございます。

BMWは早い時期からテールのLED化をしていましたよね。
いつも後ろ姿を見て「やっぱ違うよなぁ」と羨望の眼差しでしたがASSY交換で47,000JPY・・・
やっぱり球単体交換が不可だとその位行っちゃえ日○になってしまうのですね(汗)

まぁそれが元でF31購入となったのは買い替えへの背中を押すには十分ですね(ニヤリ)

LEDは明るく、長寿命という点が長所なのでしょうけど故障時の「値段の高さ」がネックですね。

こりゃ暫くHIDでいよう(笑)
2017年8月11日 10:55
おはようござiいます。
40年ほど前に私は大学の自動車部でラリー派でした。笑)
ハロゲンでシビエ黄とヘラー白のフォグランプ全盛時だったかと。
ヘッドランプより大径のフォグをグリル下部に埋めたラリー車を良く覚えてます。
コメントへの返答
2017年8月11日 11:55
SamSさん、こんにちは(^^)
コメント頂きありがとうございます。

SamSさんはラリー派でいらっしゃいましたか。
私の時代はラリー派はランエボやインプレッサを買える資力を持っている人間は当然おらず中古のギャランVR-4やセリカGT-Four、ファミリアのGT-R、パルサーGTiーRなんてのに乗ってましたね。

確かに彼らは補助灯はシビエかHELLAが欲しいけど高いからという事で国産で安い「IPF」や「RAYBRIG」が主流でした。
非ラリー派は小型の「PIAA」や「RAYBRIG」という具合に。

それにさらにそれより昔(私が子供の頃)あたりは純正OPで吊り下げ式フォグがあったりした記憶があります。
最近の車を見ていると「後付フォグ」を付けている車は本当に見なくなりました。
それに最近行くことも殆どありませんが、カーショップでも後付フォグを置いている所、めっきり減ったと思います。
やはり純正が当たり前になってきましたからね・・・

まぁ、現在の車の純正フォグはほぼ「ファッションアイテム」的な輝度なので昔みたいに晴天時に点けられても迷惑しなくなったのはいい事です(笑)
(それでもたまに晴天の夜でも煌々とフォグ、それもHIDのようなとんでもなく明るいのを点灯している車、いますけど笑)

マトリクスLEDやレーザーランプが普通になってくれば「フォグランプ」もその役割を終えるのでしょう。
でもデザイン要素で残るのかな?(笑)

技術の進化とは言え、慣れ親しんだ物を見なくなると万感迫るものがあります。
イエローのフォグランプ、あれは自動車遺産に勝手に認定します(笑)
2017年8月12日 0:02
こんばんは!読み応えのあるブログありがとうございます。
小生、MYハスラーに替えるまでハロゲンランプで過ごしていました。
それまでは、20年近く前の雑誌で4500Kが太陽光色に近く見やすく明るいという記事があり、その近辺のハロゲンランプで走行していましたが、ヘッドライトの形状によって明るさは全然違いました。
それから、MYハスラー、MYアウトランダーに車が替わり、ハスラーのHID、アウトランダーのLEDとなりました。
しかしながら、寄る年波とともに白色よりも黄色味がかったライトのほうが見やすくなり、アウトランダーはLEDで交換できませんので黄色のLEDフォグランプを追加、ハスラーには4400kのGIGAに交換していたのを、同じGIGAの3500kに変えようかと思っている次第です。
夜間、安全走行するためにはファッション性よりも前方が見やすいことが一番大事と考える初老からのつまらないコメントでした。
失礼しました。
コメントへの返答
2017年8月12日 0:27
悪ガキ1さん、こんばんわ(^^)
コメント頂きありがとうございます。

やはりヘッドライトの形状やバルブの形状によって明るさは違いますね。
プレリュードはH1ハロゲンがHi/Lo各一個づつの計四個という変態配置でした(笑)
そのせいもあったのか暗かったですね~(^^;)

HIDのバーナーも現在主流のD4型(水銀不使用)よりD2(水銀使用)の方が明るく、色味も同じケルビン数でも白かったと記憶しています。

ハスラーのHIDは見やすいですね(^^)
純正でも良かったですがタワーバーとともに替えちゃいました(笑)
6,000Kあたりだと雨の日の見辛さを学習していたので、BELLOFの5,500Kのデッドストック品を安値で買いました。
それと一応、雨の日の事を考えてフォグをIPFのLED、イエローに(^^)
ハスラーはDIYし易いので助かります。

GT-Rには「CARMATE」のパーフェクトスカイという6,000Kで3,300lmを入れていますが、はやり雨天の夜はハスラーの方が見やすい気がしています。
本音を言えば入れ替えたいのですが、GT-RはDIYでやる勇気が無く・・・
殆ど夜は乗らないのでそのままです(笑)

アウトランダーはLEDですか!
私はLEDヘッドランプの車に乗ったことが無いので興味深々です(^^)
それとPHEVの乗り味も内燃機関好きな私ですが、やはり気になります。

私も視力が落ちてきてますし、もう若気の至りという年齢でも無いので安全性重視で行こうと思います(^^)v
2017年8月12日 1:06
更コメで失礼します。
GT-Rは、下手にいじれないですものね。

小生の息子、ワゴンRにプレミアムスカイ6500k入れてます。子供は見やすいと言いますが、小生の目では見にくくて。
一度、ハスラーの4400kと子供の6500kを横に並べて比較したこともあります。GIGAの数値どおりですが、光量ではハスラーの勝ちとなりました。今では、4400kでも雨の夜間は見にくく、フォグもLEDの黄色を入れており、そのうえにHIDを3500kのレインクリアにしようと考えています。
アウトランダー(すみません。3列シートがが必要なものでガソリン車です。)のLED、あまりにも真っ白であり、初老夫婦にはこれは見にくいと思い、LEDは交換できないので、H16のフォグランプ(PHEVを意識した省エネフォグと思います。)にLEDフォグランプ(中華製ですが)を入れて、少しでも黄色味を帯びた色にしています。
初老となった今としては、3300k程度ハロゲン色が一番目に合っているかもしれません。

どうも、失礼しました。
コメントへの返答
2017年8月12日 1:37
悪ガキ1さん、コメント頂きありがとうございます(^^)

私も最後の方のハロゲン世代として拘っていたものですから、ご子息のようにカッコいい光に拘りを持たれるのは分かります(^^)
ケルビン数が高い程青みが強くなり「車を外から見た時」はカッコいいのですが、いざ運転席に座ると見難くて(笑)

若い時はそれをカバー出来る身体能力がありますからいいのですが、やはり中年になっってくるとシンドい事を実感することになるのでしょう(^^;)

フォグはやはり「霧灯」ですから黄色が正解ですし色味を中和するという意味でも有用ですね。

アウトランダーの件、私の早とちりで失礼しました。
LEDは真っ白ですか・・・
これからはLEDヘッドランプが主流になって行くのでしょうが、やはり色を変えられないというのは不便ですね・・・
そのあたりも調整できるようになれば最高なのですが(^^;)

私の友人にLEDヘッドランプ搭載車に乗っているのが数人おりますが、その中の1人が「光のカットラインがくっきりしすぎて逆に見難い」と言ってました。
彼の車はLEDヘッドランプ搭載車でも最初期にあたるレクサスLS600hの前期型なので、恐らく今は改善されているとは思いますが、そういう欠点もあるのだなと思いました。

LEDは確かに明るく、長寿命であるという点で蛍光灯に似ていると思います。
長時間、蛍光灯の灯りで読書をしていると疲れてきて白熱球の暖色系灯りの部屋へ移動して読書を続けることがままあります。
なんだか悪ガキ1さんのコメントを拝見してそれに通じる物を感じました。

GT-Rも車検の時にでもケルビン数を落とした物に交換しようと思います(^^)
貧乏性の為、純正バーナーを取っておいてあるのでそれでもいいかなぁと(笑)

コメント頂けて嬉しい限りです\(^o^)/
どんどん下さって大丈夫ですよ(^^)v
お時間のある時にでもお目汚しだとは思いますがご高覧頂ければ幸いです。
2017年8月13日 18:43
はじめまして。
突然のコメント失礼しますが、少々気になる点がありまして…。
「W140はレクサスショック」というくだりですが、W140の開発開始が1981年、1984年に1/1クレイモデル製作、デザイン部門内でスタイリング決定されたのは1986年12月、役員会で承認されたのが1987年2月となっています。
対するレクサスLSは1983年開発開始、1987年6月にデザインが最終承認され1989年に発売されているので、W140のデザインはレクサスの影響を受けているとは言いにくいと思うのですが…。
コメントへの返答
2017年8月13日 20:13
凰華さん、こんばんわ(^^)
コメント頂きありがとうございます。
また、ご指摘頂きありがとございますm(_ _)m

W140は私の勘違いのようですね。
レクサスショックにより「発売次期を早めた」と書くのが適当だったようです。

おっしゃる通り1987年にデザイン承認が出ておりますから他車の、それも当然車社外秘デザインであるレクサスLSのデザインの影響を受けたとは考えられませんね(汗)

失礼いたしました。
恐らく私の頭の中で勘違いしていることが多々あるかと思いますので、お暇な時にでも覗いて頂き、ご指摘頂けると幸いです(^^)

よろしくお願いいたします。
2017年8月13日 20:46
連コメ失礼します。
確かW140のボディが大きくなったのは、フラグシップモデルW100 600が1981年に生産中止となり、今度はSクラスでロールスに対抗しようと当時出たばかりのロールスロイスシルバースプリットとベントレーミュルザンヌをライバル視してのものだったと記憶しています。
また、元々W140は1989年にデビューする予定でしたが、V12エンジンとその巨体を止めるブレーキの開発に手間取ったのと、開発陣の暴走(たとえばボディを一から設計し直してフルフレームやサブフレームなど4種類のボディ構造の研究から入ったために、開発費がレクサスLSの750億円の4倍近い2,700億円もかかってしまったのは有名な話ですよね)で販売時期が遅れてしまいました。

ところで販売台数もレクサスLSが販売された1989年のSクラスW126の販売台数は61,682台、1990年には58,654台と落ち込んでいますが、W140が販売されて1992年には72,097台と7万台を回復しています。「レクサスショック」とよく聞きますが、本当にそんなのはあったのかなぁと未だにその真相が分からず終いです(汗
バーンスタインさんの過去ブログを拝見致しましたが、幅広い知識をお持ちのようで、お手数おかけしますがレクサスショックについてご教示頂ければ幸いです。
コメントへの返答
2017年8月13日 21:12
凰華さん、コメント頂きありがとうございます。

なるほどW140の開発にはそのような経緯があったのですね。
私はメルセデスには乗ったことが無いのでその良さを未だに体感できていないのが寂しいところですがW140はガラスが二重だとかV12エンジンが「ウルトラ・スムーズ」であるという記事を目にした事があります。

開発費が2,700億ですか・・・
そりゃあ凄い(笑)
LS400の750億円でも当時の国産車の開発費から見れば桁違いだと「レクサス/セルシオへの道程―最高を求めたクルマ人たち」という本で読んでビックリしたものですがその更に4倍近い金額を突っ込んで開発していたとは(^^;)

私の中での「レクサス・ショック」はそれまでは壊れなくてかつ、低燃費で維持費もかからない謂わば「道具」として見られていた「日本車」がプレミアム試乗にインフィニティQ45とともに殴り込みをかけ、その圧倒的静粛性やそれまでの日本車では考えられなかった「超・高速域」での操安性やブレーキ性能を実現し、それがメルセデス・SクラスやBMW・7シリーズに遜色の無い物だったのに価格はEクラスや5シリーズに近いものだった事、更にはその静粛性やコスト研究の為にLS400を買って分解し、ネジ一本にまで拘った開発思想(所謂Yetの思想とか源流主義)と、それを実現していながら、その技術を下のセグメント車種にブレークスルーすることでコストダウンを両立させていた事にメルセデスのエンジニアが「こんな車を造るのは我々では不可能だ!」と言ったという話を聞いて思っていることです。
(その辺りは上で挙げた本に詳しく書かれていますのでご拝読いただければ幸いです)

まぁ、その後メルセデスやBMW、アウディのFセグメントと抜きつ抜かれつの競争をしていくわけですが、現在のLSはモデルが古いことを割り引いてもSクラスや7シリーズのような「技術の粋」は感じなくなりましたね。
間もなく新型が出るようですが、欧州のFセグメントに肉薄できたのか、それとも追い越したのか。
楽しみな所です(^^)
2017年8月13日 21:48
ご返信有難う御座います。
W140は確かに3mmの安全ガラス2枚の間に3mmの空間を設けて、その中に除湿空気を密封している計9mm厚の二重ガラスです。
この二重ガラスは主にガラスが曇らず良好な視界を確保出来るようにと、安全性上の理由から採用されたものでしたが、日本ではレクサスの影響を受けてか「静粛性のために~」と紹介されることが多かったものでしたね。
ちなみにこのサイドウィンドウガラスを巡るエピソードがもうひとつありますが、実はレクサスLSのフラッシュサーフェイス化されたサイドウィンドウはアウディの特許(他にインフィニティやマツダカペラもそうです)ですが、メルセデスは他社技術を使うのを嫌って二重ガラスにしたという経緯もあります。

開発費に関しては、カーグラフィック91年6月363号に「生産に漕ぎ着けるまでに30億マルク(2,700億円)以上と投じた」と記載されています。

「レクサス/セルシオへの道程 最高を求めたクルマ人たち」、私もこの本を持っていて何回か読み返しましたが、「ある程度の品質と性能を低コストで実現した」という意味では確かに一理あり、そしてこのレクサス(セルシオ)の影響を受けたのはW220の方であるとも思いました。
実際W220はSクラスの名を冠してはいますが、厳密に言えばW140の後継モデルではありません。何故なら、W140の後継モデルはマイバッハW240だからです。1998年にW140の販売が中止され代わってW220がデビューしますが、2002年に登場したマイバッハW240はW140をベースとしたモデルでした。

W220以降Sクラスは従来のSクラスとEクラスの間をカバーするような、レクサスLSやBMW7シリーズをライバルとする存在に成り下がった感が否めませんが、W222と新型レクサスではどうなるか…仰るとおり楽しみですね。
コメントへの返答
2017年8月13日 22:20
凰華さん、コメント頂きありがとうございます(^^)

W140の二重ガラスの話を聞いた時は「そこまでやるのか」と驚愕させられました。
私も実は「静粛性」の為だと思っておりました(汗)
良好な視界を得るため、なるほど、その通りですね!
その「良好な視界を得る為」にそこまでやるところが「最善か無か」の真骨頂なのでしょう(^^)

あのフラッシュサーフェスウィンドウもアウディの特許だったとはこれまたご教示頂き初めて知ったところでして(笑)
それを嫌って「更に良いものを」を考えた結果「二重ガラス」を採用したところがメルセデスらしいところですね。

それにしても一台の車に2,700億もの開発費を投入したとは驚きです。
やはりSクラスでロールスやベントレー(と言っても当時は双生児ですが)に匹敵する物を本気で造ろうとしたメルセデスの決意のようなものを感じます。

確かにW140の「贅を尽くした」ところから見ますとW220はボディもスマートというか小さくなり、W140から見ると「なんだか威厳が無くなったなぁ」と正直、思いました。
それはLSから学んだ「コストダウン」手法によるもので、今度はW140ユーザーからそっぽを向かれてしまったと何かの記事で読んだ事があります。
まぁW220はおろか、メルセデスは試乗でしか乗ったことの無い車ですのでW220でも私が乗れば感動していたことと思いますが(笑)

マイバッハのベースがW140、それも教えて頂き初めて知りました(^^;)
W140の「超・品質」が受け継がれたのが「マイバッハ」だと合点が行きます。
あの先代、W240(という型式も初めてしりました笑)は天井にスピードメーターがあったりシャンパングラス立てがあったりというのを雑誌で見て「もう別次元の車」だなぁと思わされた記憶があります。

新型Sクラスの登場はまだ先になるのでしょうか。
それと現行では「Sクラス・マイバッハ」という存在になっているようですが新型では「超・品質」になることに期待したいですね(^^)v

次期型LSについては・・・

写真やスペックを見た印象からの私見ですが、ダウンサイジングが主流になってきているのは重々承知しているのですが、V6の3.5リッター・ターボでは現行Sクラスは勿論、アウディA8や最近出たBMWの7シリーズから見ますと「格落ち感」がしますし、エクステリアも6ライトウィンドウを採用していますが、なんだかキャビン部分が「間延び」して見えてしまうのです。
勿論、乗ってもいないので発売されてから、その評価は始まる事は承知なのですが・・・
(まぁ恐らく私の場合、乗れば「いい車」と思うに違いありませんが笑)

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