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バーンスタインのブログ一覧

2017年10月15日 イイね!

自動車免許取得試験問題を解いてみて思うこと

先日、「先進安全装備搭載車講習~20年ぶりの教習所~」に行って教習所から色々なお土産?を頂きました。
「J-NCAP」の点数一覧表やら「高齢ドライバーへの思いやり運転」などといった教本のようなものですが(笑)

その中に「自動車運転免許取得・学科試験問題集」が入っており、余りにもヒマなので(笑)早速チャレンジ。

その結果。

87点。→不合格

ヤバイ(汗)

大体、積載量や総重量での車種区分とか交差点から何メートル内が駐停車禁止だとかすっかり忘れています・・・

私の免許だと「中型」が付いていますが「準中型」なる区分が出来て余計にややっこしくなっていました(^^;)
今、免許センター行って学科を受けたら落ちるということですね(笑)

そんな中、こんな問題がありました。
「交通量が少ない時は、ほかの交通や歩行者に迷惑をかけることは無いから、自分の都合だけを考えて運転しても良い」
「運転中に追い越されるとカッとしたり、渋滞でイライラする人は、その性格を自覚し、思いがけない事故を引き起こさないよう、常に冷静な判断で安全運転に徹する努力が必要である」


まぁ、サービス問題であることはすぐに分かるのですが、この問題を見てちょっとギクッとさせられました。
基本的に私はマイペース人間だと思っていますので追い越しされてもイライラしませんし、やっぱり他の交通の妨げになるような運転はしていないつもりです。

ただ、ちょっと前のブログ「そんなに急いで何処に行くんだい?」で書いたように意味もなく煽られたりするとちょっとプチっとくることがあるのですよ・・・

そんな時こそ「R35」の性能を目に物見せてくれようぞと思ってしまうのですが、馬○はやっぱり無視するに限るということでしょうか。

先日の「東名高速」の追突事故、アレも○鹿の典型としか思えません。
駐車してはいけない所なんて「自動車免許」を持っている人間なら皆、わかっていることです。
それを停めて、注意した人を追いかけ回した上に追い越し車線に無理やり停車させるなんて、馬○を通りこしてナントカとしかいいようがないですね。


普通だったら「すみません」だろうがと思うのは私だけでしょうか。
まぁ、どうしても体調が悪くてトイレに駆け込みたかったとか言い訳があっても「すみません」で済むことなわけですよ。


それを逆ギレした挙句、追い回してあのような悲劇が起こるという事をあの容疑者は理解できなかったのかと。
(ま、「理解」出来ないような頭の構造をしているからこそあのような事をしでかしたのでしょうが)

被害者は旦那さんと奥さんが亡くなり、娘さん二人が残されたとのこと。
これからどうやって育っていくのでしょう・・・
完全に子供さんにはトラウマになることでしょうし、何よりもこれからの大事な時期に「両親がいない」ということは悲劇的すぎます。

もし被害者のクルマがもっと性能のよいクルマだったらキ○○イから逃げることが出来たのかもしれないと思うと本当にやるせない気持ちになります。
(でも大型トラックに後ろから突っ込まれたら・・・・やっぱりあの容疑者はキ○○イとしか思えん)

私はヘタレなのでSAやPAでアホなドライバーを見ても無視しておりますが、これまたちょっと前のブログ「 これは「イタい」と思うドライバー(バーンスタイン的に)」で書いたとおり同乗者が注意→トラブルに発展→イタいドライバーをボコって散々な一日になるという事もあります。

まぁ、私も上のブログに書いた友人の「K」位の腕力があれば有無を言わさず注意するのですが、注意された側が「マトモな人間」であるとは限りません。
まぁ「K」のような人間に注意されても余程の人間じゃあないと相手できないでしょうが(笑)

ホント、交通社会は「譲り合い」の精神の上に成り立っているのだということを再認識させられました。
あのニュースを報じているのを観ると、他にも「キ○○イじみた」ドライバーのドラレコ画像を観ました。
そのクルマの殆どが何故か「ミニバン」が多いのはなんででしょうねぇ・・・

こんな具合に。


(あくまでも一例です)
「ミニバン」は「大人数が楽しく移動するクルマ」であるはずなのに、あんな運転していたら「楽しい時間」も台無しでしょうに。

そりゃ、自分が追い越しかけているクルマの前に無理やり割り込んだとか、自分に非がある場合は相手を怒らせてもしかたありません。
しかし、その時は手を上げるなりハザード出して謝るなりすればいいのでしょうが「前が詰まっているのに煽る」とかもう意味不明(笑)

私も若い頃は大分飛ばしていたと自覚しておりますが「煽り行為」は一度もしたことはありません。
「追い越し車線」をチンタラ走っているクルマがいたとしても「しょーがねーなぁ」と思うことにしていますし、今でもそうです。

だって煽って怖いお兄さんが降りてきたらイヤですし(笑)
まぁR35を煽ってくるクルマは殆どおりませんが、次回から上のような事があっても「カチン」とこないようにします(笑)

それかやっぱり次期愛車をこれにすることでしょうかね・・・

「スリーポイッティンドスター」の威力はやはり凄まじい(笑)
当然、ボディカラーはブラックで(笑)
でも、当然のように買えません(大笑)

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
2017年10月12日 イイね!

東京モーターショー~個人的に気になるクルマ達・その1~

東モ出品車も少しづつティザーで発表されてきましたね。
サプライズもどこかのメーカーがやってくれることに期待していますが、現時点で気になるクルマ達。

まずはこれ。
トヨタ 「クラウン・コンセプト」(フロント)

フロントまわりは現行アスリートとロイヤルの折衷と言ってもよいデザインですが、ロアグリルのウィング形状が新鮮です。
トヨタ 「クラウン・コンセプト」(サイドビュー)


なんだかトヨタの6ライトウィンドウって新鮮ですね(^^)
レクサスも「新型LS」で6ライトを採用するようですが、トヨタの高級サルーンはこれがデザイントレンドになっていくのでしょうか。
それとフロントグリルに配された「RS」のエンブレムが様々な憶測を呼んでいるようです。
「新たなスポーティ・グレード」とか「単なるコンセプトモデル用の飾り」とか・・・
新型は既報によるとV型6気筒は姿を消し4気筒ターボとHVのみのラインナップになると言われていますが「RS」が意味する所とは・・・

個人的には「Royal Saloon」の頭文字を取って「RS」じゃねーよなぁ等と想像しました(笑)
その通りだったら吉本・NGKで観るベテラン芸人さんのズッコケ芸なみの破壊力ですが(大笑)


「6ライトウィンドウ」のサイドビューを見て、びっくりするような飛び道具が無いかしら?とも思いました。
このクルマのように。


次期型クラウンがこんな感じでトランクが開いたら、私、きっと失神します(笑)

先日発表された「GR」ブランドでV6ターボ搭載の噂も出ています。
楽しみな一台ですね。

さて2台目。
ダイハツ 「DN compagno」

往年の名車、「コンパーノ」の名前を冠したコンセプトカー。
3気筒ターボと1.2リッターHVユニットを搭載可能だとか。
4ドアクーペ的デザインもいいですし、エンジンユニットもなかなか興味をそそられます。
これ、発売したら売れる・・・と思うのですけどね(^^)
トヨタの完全子会社となったダイハツですが、逆に経営資源が集中できるようになったことによってこのような面白いコンセプトカーが出てきたのでしょう。

さすがにこのままのエクステリアで発売というのは難しいと思いますが、これは出して欲しいクルマの一台です。
もう面倒なのでこれを「ヴィッツ・セダン」として出しましょうよ、トヨタさん(笑)
この「GR」とか出たら本気で欲しいです(^^)
(そういや「ヴィッツ」というネームも変わるとか・・・)

その3。
来月には私のハスラーはお袋の「トヨタSAI」と交換という名の「召し上げ」で私のもとからお袋のところに行ってしまいますが、そのハスラーに1,000CCモデルが東モで発表されるようです。
スズキ 「ハスラー・クロスビー」(フロント)

スズキ 「ハスラー・クロスビー」(リア)

ハスラーの雰囲気を強く残しつつ、上手くワイドボディ化しています。
これもいいなぁ・・・
寧ろ、これを買わせたい(笑)
スズキ 「ハスラー・クロスビー」(内装)

うーむ。内装の質感は相当上がっているな(^^;)
この完成度を観る限り、これは発売確定モデルなんでしょうね。
これも確実に売れるんだろうなぁ。
でも、新型ジムニーを待とう(笑)

とりあえず、現在のティザーで気になったクルマはこのくらいでしょうか。
もうちょっと日数を待てばまだ発表されるクルマもあるでしょうし「サプライズ」にも期待しています(^^)

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
2017年10月06日 イイね!

トヨタの旗艦~New センチュリー~

いよいよ東京モーターショーも間近に迫り、各メーカーともに出品車のティザーを開始しましたね。

そんな中、今日の新聞に「トヨタ、センチュリーを21年ぶりにフルモデルチェンジ」という記事を見ました。

センチュリーと言えば政治家の方々は勿論、皇族の方々や大企業の重役専用車として日産のプレジデント無き今、国産車では「ショーファー需要」という面で唯一無二の存在だと思います。

新型センチュリー(フロント)


新型センチュリー(サイドビュー)


新型センチュリー(リア)


見事なまでの「キープコンセプト」ですし「威厳」と「風格」感が凄い(^^)
これが高速で後ろから走ってきたらさっさと左レーンへ戻ります(笑)

でも「センチュリー」という車の特異性を考えるとそうなるのも頷けます。

上で挙げたように需要がほぼ、そのような方々向けですから奇をてらったデザインや冒険的デザインは好まれないでしょうし、それをすることによって、もし重要な顧客を失う事になれば企業体力が大きいトヨタとしてもダメージは計り知れません。

間もなく出る新型レクサスLSはデザインは6ライトウィンドウを採用し、エンジンもV6ターボとHVにダウンサイジングされると言われています。
新型LSのデザインは同じ「超・高級サルーン」でもどちらかと言えば「結構冒険した」デザインではないかと思います。

新型レクサスLS

レクサスLSはドライバーズ・サルーンとしての需要が多いでしょうから、「スポーティ且つ流麗」なデザインになりますね。
(現行は結構、コンサバなデザインでしたので、今回のこれが吉と出るか凶と出るか・・・)

新型レクサスLSに較べると新型センチュリーは「ウルトラ・コンサバティブ」と言ってもいいデザインでしょう(笑)
この重厚な佇まいと辺りを睥睨するかのようなエクステリア。
しかし、それでいながら強烈な威圧感を与えない絶妙なデザインです。

また「後席が主人公」なクルマ故の「ぶっといCピラー」が良いですね\(^o^)/

センチュリーのエクステリアデザインの基本線は初代からほぼ変わっていないのはそのエクステリアデザインに対するユーザーの所謂「安心感」の裏返しでは無いかとも思います。

それにしても「どの車に似ていない」デザインはまさに「ジャパン・オリジナル」。
メルセデスやBMW、アウディなどのハイエンドラインやジャガー、キャディラック、リンカーン辺りとくらべても存在感の大きさは負けていない、というより寧ろ、走っている台数や乗っている方々(と言っても後席ですが笑)の事を考えると勝っているとさえ(笑)

センチュリーは旧型をお台場のMEGA WEBで300円払って運転したことがありますが「走る楽しさ」云々を語るクルマでは無いことは少し、承知しています。
(そういう意味ではドイツ御三家などのハイエンドやレクサスなどのドライバーズ・サルーンの方が勝っているでしょう)
ただ、「センチュリー」というクルマに求められるのはそういう物では無く「如何に後席の忙しいVIPに僅かな移動時間を快適に過ごさせることができるか」というファクターでしょう。

後席の快適ぶりは拙ブログ「個人タクシー考~追憶を交えつつ~」で少し触れた通りエンジンは「どこか遠くで」を通り越しほぼ無音、タイヤノイズや風切り音さえも聞こえてこない、まさに「異次元」のようなクルマでした。
当時、私の乗っていたJZS161アリストとの余りの違いに驚嘆しましたし、私のクルマ遍歴の中で「静粛性」という点で優れていたと思われる「UZS171マジェスタ」や「HY51フーガ・ハイブリッド」も凌駕していたと思います。

やはりこれは「クルマにかけているコスト」の違いなのかと実感させられましたし「ショーファー・カー」とは、こういう物になるのだろうとも思わされました。

旧型ではグリルにある「鳳凰」のエンブレムも彫金師が「一台づつ手彫りで」仕上げていたそうで、その他にも「革シート」の設定こそあれ「ウール地」のシートなどコストは相当かかっていたと思われます。
マジェスタや204アスリートを買ったトヨタ店のセールス氏曰くく「センチュリーは絶対的価格こそ高いけど本社の儲けは殆ど出ていないはず」と言っていました。
新型もトヨタ(製造は東日本トヨタ)熟練工さんの「クラフトマンシップの妙」を見ることができるのでしょうね(^^)
今回のFMCでは国産唯一の「V12」エンジンが姿を消し「V8+モーター」駆動のハイブリッドになるとの事。
トヨタの直6の名機「1JZ-GE」をV型配置したエンジンと言われていましたが、それが姿を消すのは寂しいところです。
しかし時代の趨勢なのでしょう。
逆に考えれば「V型12気筒エンジン搭載車」が1200諭吉ちょいで買えたということはある意味凄いことだったのかもしれません。
そして21年も製造したとは言え、殆ど販売台数を望めないクルマ専用にV12エンジンを開発した訳ですから、その開発費をペイしたのかどうかも怪しいですが(笑)、それでも新型を出すというのは「トヨタの意地」なのかもしれません。

ネットなどの記事を見ると新型はV8+モーターの5,000ccとのことなので、間もなく「先代モデル」となるレクサスLSのHVユニットなのでしょうが、新世代のトヨタHVユニットのように「マルチステージ・ハイブリッド」と銘打ってくるのか非常に興味深いところでもあります(^^)
(ただ、上で挙げたとおり「運転の楽しさ云々」のクルマでは無いので、そうはならないのかもしれません笑)

インテリアも「ウルトラ・コンサバティブ」ですし「キープコンセプト」です(笑)
新型センチュリーインテリア(インパネ)

直線基調のこれまた奇をてらわないインテリア、それでいて先進性も感じさせるインパネ周りですね。
それでいながらインパネトリム上端を囲む杢目(恐らく本杢でしょうね)が新鮮ですし、先進性と懐古的な所を上手く融合させたインパネ周りとなっています。
新型センチュリー (シフト周り)

これまた作り込みの良さを感じさせますね(^^)v
この写真を見る限り、スイッチ類の表示は英語表記になっています。
先代の「自動」などの日本語表記は今回はやらないのかな?(^^)


もう一つの主役、後席(笑)

これまた「キープコンセプト」(^^;)
中央にデーンとあるモニターは先代同様ですし、巨大なアームレスト(恐らくスイッチ類が中に沢山あることでしょう)まで同じ(笑)
ここまで「キープコンセプト」に拘ったクルマも珍しいのでは?

ネットでの情報を見る限り、今回はリアがセパレートした4人乗り仕様も用意されるようです。

最近は政治家の方々も乗り降りのしやすさ故にミニバンに乗られるようになりましたし、先日のYahooニュースで「本職の方々=怖い方々」もミニバンが多くなったという記事を見ました。
また官公庁でも「こんな高級車はいらん!」という風潮になり、中央官庁の大臣や次官クラスは別として、自治体の首長クラスもセンチュリーに乗っている方は少なくなって来ているそうです。
よって「センチュリー」は初代や先代のような売れ行きは期待できないでしょう。

それでも「新型センチュリー」を東京モーターショーでアンヴェールするという英断を下したトヨタに「意地」と「俺たちのセンチュリーはどうだ!」というクラフトマンシップの権化のようなクルマ造りから来る「誇り」のような物を感じた次第です。

まぁ、センチュリーにしろ新型LSにしろ、私には一生縁のないクルマですが(笑)
新型レクサスLSと新型センチュリー、好きな方を差し上げますとか言われたら真剣に迷いそうです(大笑)
2種免取ってセンチュリー買って、個タクでもやろうかな?(笑)
でも個タクの試験は相当、難易度が高いそうですし、10年間無違反が条件らしいので諦めます(^^;)
あぁ、MEGA WEBに行ってまた300円払って乗ってみよう(大笑)


それとふと思ったのが・・・
「センチュリーを輸出したら意外と売れるんじゃね?」と。

最後に新型センチュリーのスペックを記して本日のブログを締めたいと思います。

新型センチュリー主要諸元
全長×全幅×全高:5335mm×1930mm×1505mm
ホイールベース:3090mm
トレッド フロント/リア:1615mm/1615mm
エンジン型式:2UR-FSR
エンジン排気量:4968cc
バッテリー:ニッケル水素

さすがにデカい・・・・・・

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
また沢山の「イイね!」、コメントを頂き大変感謝しております。
2017年09月30日 イイね!

先進安全装備搭載車講習~20年ぶりの教習所~

昨日のブログで書いたとおり免許更新時に勧誘される(笑)交通安全協会主催の「先進安全装備搭載車体験講習」なるものに行ってきました。

会場は私の住んでいる地域の教習所。
教習所なんて免許を取る時に行ったきりですので20年以上ぶりです(^^)

私の今住んでいる所の教習所は当然、18歳の学生の時に免許を取るために通った教習所とは異なっているので初めていく教習所なのですが、建物もコースも立派で時代を感じましたねぇ・・・

で、今朝9時から開始との事で向かいました。
今回行った教習所はコースの外側に来客用駐車スペースがあるのですが入り口の坂が結構厳しい(汗)
下を擦らないか斜め入りで侵入、大丈夫。

私のRはフルノーマルですが、それでもR35という車は結構外でもやかましい車です。
そのせいか教習所内に入って行くと教習員さん、生徒さんの視線が痛い・・・

駐車スペースに入れる時、なるべくアクセルを踏まないように駐車し受付へ。

そとに張られたテントが受付になっていてそこにいらっしゃったおじさんに講習ハガキを出すと
「あれ、なんていう車?すごい平べったいねぇ。テールランプが丸だけどスカイラインかい?」とのお言葉をまずは頂戴(笑)
「あれGT-Rです。」
「はー、あれが今のスカGかい!やっぱり音も勇ましいねぇ!」

恐らく安協の方なのでしょうがやっぱり一定以上の年齢の方には「スカG」なのですね(笑)

レヴォーグとかインプレッサ、XVなどが並んでおりそれが今回の講習用車両とのこと。
始まるのを待っていると車両提供のスバルの販社の方が話しかけてきました。
「GTRですかぁ!いい車にお乗りですね~」
こうも自分の車を褒められると嬉しくなってしまうのが性というもので(笑)
「いや~でもMy11ですから乗り心地とかきっついですよ」
「でも日本であのくらいの性能の車なんて数えるほどしかないじゃないですかぁ~」
「お宅さんのWRXだって魅力的ですがな~!実はS4欲しくて本店さんに冷やかしに何度か行ってますよ」
「本当ですか!じゃあ講習終わったらカタログ差し上げます」
なんて会話してたら開始の時間。
参加者、私を含めて僅か5名(^^;)
勿論、私が最年少でした(笑)


安協の方の話が終わって、では体験してみましょうとなり車にどうぞとなったわけですがレヴォーグならいいなぁと思っていたら「お好きな車へどうぞ」とのありがたいお言葉。
でも年長者様を尊重しなければならないので他の参加者のお爺さん、おじさん、おばさんにどうぞどうぞしたら皆さんインプレッサやXVがいいとのことでレヴォーグは私1人だけ(笑)
ラッキー\(^o^)/

隣にスバルの販社の方を乗せていざ開始。
このレヴォーグは1.6ターボの前期モデルでした。

スバル レヴォーグ


最初はスキッド路でのABS体験やらトラコンの体験等、私が経験したことあるものばかり。
隣の販社の方も「これは知っていらっしゃいますよね~」
「ですね」
さっさと終わらせてくれました(笑)

それでも意外とABSが作動するとびっくりしてブレーキを緩めたり離してしまう方が多いそうで、インプレッサ・XV組の方々はそちらに相当時間を割いていました。

「ではアイサイトを試してみましょう」
とのことで前におなじみのバルーンがある直線で30キロ程度まで加速し、そのままいくと・・・
おぉ、止まった(^^)
前車、フーガHVにもレーダーセンサー使用の自動ブレーキはありましたがスバルのアイサイトの方がブレーキングは自然な感じでした。
さすがはこの分野では最も進んでいるであろうアイサイトだと実感させられました。
これを3回くらいやって、次は人等の探知→自動ブレーキをやってみましょうということになり。

これまたお約束の左右に壁があってそこから人形が出てくるというあれをやることに。
これは初体験ですから「ほんまに止まるんかいな?」という疑心暗鬼に駆られると同時に、どこからどのタイミングで出てくるのか分かりませんから、結構不安になりました。

で、実際やってみたのですが私が「ハッ!」と思うと同時・・・いや車の方が早くブレーキングして止まるのは感動ものでした\(^o^)/
「すげーぞ!アイサイト!」
スバルの方曰く、今日の車両はMC前のもので、先日出た後期モデルだともっと反応速度も早くブレーキングも穏やかだとか。
やっぱりこれ乗っちゃうと欲しくなりますねぇ(笑)


ACCも試してみたかったのですが教習所のコースでは当然ムリなので他の講習者の方とこれは座学の映像で勉強。
気分はもう教習生(笑)
他にも座学でABSとは?トラコンとは?ACCとは?等など色々と見せられましたが一応私も車好きとして知っているものばかりでしたのでまぶたを開けているのがきっつい状況でした(笑)

座学が終わり昼食を頂きました。
無料講習なのに立派な折り詰め弁当。
やっと今まで納めた会費の少しを取り戻せたぞ←ケチくさい(笑)

本来はこれで講習は終わりの予定だったのですが教習所の方より「希望者がいらっしゃれば運転診断講習を行います。皆さん、免許を取得しベテランさんばかりだと思いますがコース内を走ってもらって直したほうが良い癖等を解説します」とのことでしたので、どうせ帰ってもヒマなので「おねがいしまーす」と(笑)
しかし申し込んだのは私1人だけ(笑)

「では担当の教習員が来ますのでお待ち下さい」とのことでロビーで待ちました。

教習所のロビーを改めて見直しましたがやっぱり私が通っていたころとは違いますね。
パソコンで問題の演習が出来たり、予約もPCで出来たり、教習員を指名できたりと昔とは雲泥の差ですね(^^;)
私が通っていたころなんて演習は当然紙で指定された時間に一回しか出来ませんでしたし、予約も受付で「何日の何時ころあいてますか?」なんて聞いてとっていましたし、教習員の指名なんて出来ませんでしたから、おっかないおじさんに当たったりなかなかハンコをくれないという噂のおっさんに当たったりしたものですが・・・


5分位待っていたら女性の私の名を呼ぶ声が。
キレイなお姉さんが呼んでいたので事務のお姉さんかと思ったらなんと教習員の方でした(^^)

またまたラッキー!\(^o^)/

「○○さんは運転歴21年ですね。ペーパーの時期はありましたか?」
「入院していた1年位ですかねぇ」
「今はオートマですか?マニュアルですか?」
「マニュアルと言えばマニュアルなんですが2ペダルマニュアルというやつで・・・オートマですね笑」
「もしかして駐車場にあるGT-Rの方ですか?」
「そうです」
「すごーい!私、一度でいいから運転してみたいです~」
なんて会話。

一瞬「ここはどこかのクラブか?」と錯覚してしまいました(大笑)
これがクラブだったらボトルを入れたことでしょう(笑)


「今日はオートマとマニュアル、どちらに乗ってみますか?」
と聞かれたので今まで2ペダルしか乗ってこなかったので久方ぶりに3ペダルに乗ったらどうなるか?と試してみたくなり「マニュアルでお願いします」と相成りました。

教習車はブルーバード・シルフィ。
最早懐かしい名前だなぁ・・・
まぁ、恐らくエンストしまくりだろうと思いましたが、講習ですから「恥のかき捨て」(^^;)

となりにお姉さまを乗せて教習開始!
いざスタート!

ブルーバード・シルフィ 教習車仕様

オーテック製造なんですね(^^)

はい、ここで一度目のダメ出し(笑)
右ミラーを見て発進しようとしたのですが
「ここは360度、全方向を見てからスタートするようにしましょう」
おぉ、やっぱり長年の癖で忘れているぞ。
クラッチミートなんて久々にやりましたが意外と普通にスタートできました。
そのまま外周道路を2周しましたが、ガクツキも無く結構普通に運転できました。
やっぱり長年MTに乗っていなくても体が覚えているものなんでしょうね。

「では交差点行ってみましょう」
とのことで近づいていくと二回目のダメ出し。
あの教習所で習う「巻き込み確認」などもやったつもりだったのですが・・・
「もう少し左に車を寄せた方がいいですね。左を空けているとバイクや自転車が死角に入ってしまうのでそれらが入ることが出来ないくらいに詰めましょう」

なるほど。
そういや、そんな事も習った気が(笑)
交差点進入も3回。

「では坂道発進に行ってみましょう」
MTの恐怖はこれでした(笑)
10パーミル表示のある坂に行き、目印で停車。
サイドを引いて、ローでクラッチミート、サイドを戻す。
あれ?意外に簡単(笑)
私が免許取得時の教習車はディーゼル車でトルクがあるはずなのに3回位失敗したような気がするのですが、ガソリン車で回転数も2000位でやってみたのですがイケるものなんですねぇ。
坂道発進も3回やりましたがあっけなく終了。

「では次はS字とクランクやりましょう~」
あぁ、これも怖いなぁ・・・
私、免許取得の時の仮免試験のクランクで脱輪した苦い思い出があるのです(T_T)

ところが。
いざやってみると普通に通過できちゃいました。
やっぱり慣れなんでしょうか。
まぁシルフィという余り大きい車では無いせいもあるのでしょうが、後輪がどのあたりを通過しているかとか左右前端部の感覚が分かるようになっているからなのでしょう。
S字とクランク、広い方と狭い方、2つありましたがどちらも難なくクリア。
「○○さん、MTは久しぶりだと仰ってましたけど問題ないですね」
とのありがたいお言葉を頂戴しました(^^)v

が。

その後、隣のお姉さま、悪魔の一言。
「じゃあ、狭い方のS字とクランクのバック通過にチャレンジしてみましょう!」

マジですかー(汗)
さすがの私もこれはエンストこくか、脱輪するだろうと思いました。
でもまぁ「恥のかき捨て」ですし教習員のお姉さまも「これはクリア出来る方は中々いませんから気楽にやってください」とのことでしたのでいざ、チャレンジ!

そろそろとスタートし、右ミラーと左ミラーを見ながら行くと意外に簡単にいけました。
どちらも難なくクリアできたのは幸いでした\(^o^)/
こちらは2回やって両方共成功。
「これ、出来る方中々いませんよ。やっぱりGT-Rにお乗りになっているだけありますね」
とお褒めのお言葉を頂き鼻高々(大笑)
「昔、B級ライセンス持っていましたから」なんてカッコつけちゃいました(笑)
(とは言うもののB級ライセンスは座学だけで取れたんですけどね笑。今はどうなのかしらん?)


そのまま教習所のコースの様々な所を周りあっという間の二時間が終わりました。
教習総括ということでアドバイスを。
「問題ありませんね。できれば発進時の周囲の状況確認と左折時の寄りを徹底しましょう。右折の寄りは完璧ですし、車両感覚の把握は文句ありません。ただ、ハンドルさばきが自己流になっちゃってます。それと右左折時や車線変更時の確認も自己流になっています。まずはミラーで確認してウィンカー、右左折だったら30メートル、車線変更の時は三秒前にしましょうね」

上手くなっているところもあれば疎かというか完全に自己流になっている所もありました。
ハンドルさばきが送りハンドルになっていたり逆手握りしたり片手ハンドルしたり。
車線変更はミラーみて目視してウィンカー点けてすぐにやってしまっていますからねぇ。
まぁ、実際の道路では臨機応変に対応する必要が出てきますが、やはり今日講習を受けて自分の自己流になっている所が分かった事も大きな収穫でした。


「こういった講習、毎月やっていますので是非またご参加ください」
とのことでしたが、先日初めて安協からハガキが来たのですけど(笑)

というわけで教習をぎっちり受けて帰宅と相成りました。
教習所の駐車場にあるGT-Rってどう見ても異質な存在で見ていて笑いを堪えてました(^^;)
だって他のミニバンとか軽とか停まっている中に異様に平べったくて駐車線ギリギリに停まっているRはどうみても教習所には似合わないなぁと(笑)
それと教習生さん達も指差している人もいれば近くまで行って見ている人もいればでちょっとこれまた鼻高々(^^)
エンジンをかけると一斉にこっちを見られたのは恥ずかしかったですが(汗)

(内心「ノーマルですよ、ノーマル!触媒レスとかそんなのはプレリュードの時しかしてませんから!」とか思いつつ笑)

久方ぶりに3ペダルMTに乗って「運転の楽しさどうこう」いうような車では無いシルフィでもやっぱりギアを選んでクラッチミートさせるという行為は楽しいなぁとも思いました。
渋滞とかハマると地獄ですけどMTは「操っている感」が本当にあって楽しいという事も再認識
\(^o^)/

なんかMT乗ったら欲しくなりましたよ(笑)
絶滅危惧種のMTですが、「86」や「BRZ」は勿論、フェアレディZの「NISMO」とかマークXの「ガーミン」(GR)とか大排気量車でも設定があるのでこりゃ欲しくなるなぁ・・・

フェアレディZ 「NISMO」(Z34)

マークX「GR」(GRX130 中期)

まぁ買えませんけど(笑)

それにMTとは対極にある「ウルトラ・ラバー」フィールなお袋のトヨタSAIがいよいよ来月位にはハスラーと交換という名の召し上げと同時に来ますし(泣)

まだまだGT-Rに乗るつもりではおりますが、次は3ペダルMTにしようかな?などと夢想をしております(笑)

そしてもう一つ。
久しぶりに3ペダルを運転したので「今日の就寝中に足が攣らないか」が今、一番の不安ごとです(笑)
予防策でロキソニンテープを貼って寝よう(^^)

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
また沢山のイイね!やコメントを頂き、感謝いたしますm(_ _)m
2017年09月09日 イイね!

懐かしのデザイナー達~まだまだ現役~

太陽フレアの影響・・・では無いと思いますが一昨日に急な腹痛&吐き気に襲われ、これは何かの前兆か!?と思いましたが何も起こらず治ったバーンスタインです(笑)

東京モーターショーも間近になってきましたが今回はどのような車が出品されるのでしょうね。
予想記事等を見ていると楽しみになってきます。
もう何年と行っていませんが、今は晴海に戻ったのでしたっけ・・・

学生時代にカメラ小僧さん達を押しのけて展示車の下に潜り込んで「あのデフはR180だ」「いや、このスペックから行けばR200だろう」等と自動車部仲間で話して頃をふと思い出しました。

コンパニオンのお姉ちゃんは露骨にイヤな顔していましたねぇ・・・(笑)

あの頃はお姉ちゃんより「車のローアングル」の方にばかり興味が行ってしました(^^;)
親切な「日産技術解説員」のタグを付けた方が色々と懇切丁寧に説明してくれましたのが懐かしく思い出されます。

恐らく彼から見れば「コンパニオンに目もくれず展示車の下を見てワイワイ言っている一団」が笑える存在だったのでしょうね(^^;)

モーターショーの華と言えばコンパニオン・・・では無くやはりコンセプト・カーやワールド・プレミアされる車両達でしょう。
そんな事に思いを馳せていたら、ふと「デザイナー」の事が頭に浮かびました。

あの車は有名な、あの人・・・アレよ・・・

「出てこない」(笑)

加齢ですかねぇ(汗)


そんなこんなで今日は歴史に名を残すカー・デザイナーを彼らがデザインした車達と共に振り返ってみようと思います。

やはり最も最初に思い浮かぶ名前。

「ジョルジェット・ジュジャーロ」(ジョルジェット・ジウジアーロ)

彼の名前はクルマ好きな方なら一度は聞いたことのある存在だと思います。
ジュジャーロがデザインした車達を挙げていくと綺羅星の如く・・・

若き日の傑作の1つ。
アルファロメオ・ジュリア「スプリントGT」

とても1960年代に造られていた車とは思えないデザイン。
イタ車ど素人の私が見ても合理性と美しさの同居したエクステリアは未だに「ジュリア」を愛する方々が多くいることが理解できます。

先日の拙ブログ「知らない・手に入らない・買えない「だけど欲しい・カッコいい」と思った車10選」で紹介した車両にもジュジャーロデザインが多くありました。
ISO 「グリフォ」

デ・トマソ「マングスタ」
 

若き日から彼はその才能を発揮していたことがわかるデザインです。
今見ても古さを感じさせません。
他にも。

マセラティ「ギブリ」(初代)

ISO「リボルタ・フィディア」


とまぁ、「エンスー」では無い私でも溜息しか出ない程、素晴らしいモデルばかりをデザインしていますね。
ただ、これらのモデルは私にはもう「手が届く存在」ではありません。
あまりにも高嶺の花です(笑)

なんというか「オードリー・ヘップバーン」や「グレース・ケリー」のような存在でしょうか・・・

でも「ジュジャーロ・デザイン」で手が届きそうな車達、まだ結構ありました(^^)
アルファ・ロメオ「ブレラ」

アルファ・ロメオ「159」

この2台なら中古で程度の良さそうなのが今でも手に入れることが出来そうです。
「ブレラ」を調べてみたところ最高値で380諭吉。最安値で73諭吉。
「159」は最高値で255諭吉。最安値で45諭吉。
個体差はあるでしょうが、現実的価格で買えそうです。
改めて「ブレラ」や「159」を見ると惚れますね、このデザイン(笑)
「イタ車」は「壊れる」というイメージがどうしてもあるのですがこの世代のモデルだとそんなに心配しなくてもいいのかなぁとか「壊れる」事も「アバタにえくぼ」に思えてくるのかなぁ等と思っています(^^)
うーん、ちょっと欲しいぞ(笑)
100諭吉位のをアルファ専門店あたりで買えば楽しいカーライフが送れそうな気がしてきました。

ジュジャーロは国産車も結構デザインしています。
いすゞ「117」は有名ですが、これも最早「高嶺の花」ですので(^^;)ちょいと新し目の所で。
いすゞ「ピアッツァ」

これが1980年代初頭に我が国の自動車としてデビューしたのですから、その時はセンセーショナルだったことは容易に想像できます。
子供の頃「ピアッツァ」は私の「子供心にかっこいい車」の上位に必ず入っていました。

免許を取り、最初の車選びの時「プレリュード」「S14シルビア」「MX-6」そして二代目「ピアッツァ」が候補だった事も思い出しました。
ピアッツァはその頃は既に絶版車になっていましたが、中古も程度の良いタマも多く「ニシボリック・サス」とか高回転まで回る1.8リッターエンジン等魅力的な車でした。
(ちなみに二代目のデザインはあの「中村史郎さん」です)

ジュジャーロデザインの国産車ではこんなのもありました。
スズキ「キャリィ」(L40型 4代目)


前後が良くわからないであろうシンメトリー形状ですね(^^)
それにしても実用車であるキャリィのデザインをジュジャーロに依頼していたとはスズキも太っ腹な事をしたものです(^^)
その他にもスバル「アルシオーネSVX」やトヨタ「アリスト」(JZS14系)、そして映画BTTF(バック・トゥ・ザ・フューチャー)シリーズで有名な「デロリアン」、VW「初代ゴルフ」等「ジュジャーロ」の素晴らしいデザインの車は枚挙に暇がないと言ってもいい状態です(^^)
ジュジャーロは車以外にもカメラなんかもデザインしていましたね。
彼はきっと「造詣の神様」の申し子なのでしょう・・・

二人目。
「ジュジャーロ」と並ぶ巨匠と言えばやはりこの人でしょうと勝手に思っている人物(笑)
「マルチェロ・ガンディーニ」
ガンディーニもジュジャーロと同じくらいネームバリューのあるデザイナーではないでしょうか。
彼のデザインの特徴と言うと「楔形」形状のデザインが多いような気がしています。
例えば彼の代表作。
もう説明の必要が無いほど有名なこの車。

ランボルギーニ「カウンタック」
スーパーカー世代な方もそうではない方もこの車の存在を知らない人は少ないでしょう。
ガルウィング・ドアに存在感溢れるエクステリア、フェラーリと覇を競う性能等など。
今日の未明にBS-プレミアムで「蘇る金狼」を放送していまして、それを見たのですがやはりカウンタックは今見ても、特に走行しているとカッコいいですね(^^)
(「蘇る金狼」もリメイクしたら面白そうですけど「生温く」なっちゃう可能性大かなぁ・・・・)
他にも「ミウラ」や「エスパダ」「ディアブロ」等、ランボルギーニの歴史を彩った車達には「ガンディーニ」が絡んでいます。

また、こちらもガンディーニの代表作と言えるでしょう。
ランチア「ストレイタス」

彼のデザインした車でもう一台メジャーどころ。
フィアット「1/9」

「V型16気筒エンジン」と「縦リトラ4灯」という「変態機構」がそそられる(笑)ガンディーニデザイン車。
「チゼータV16T」


こうして見るとガンディーニは「スーパー・スポーツ」や「スポーティ・カー」に名作が多いというイメージを受けます。
しかし彼のデザインした車を調べますと実用車として名声を得た車もありました。
シトロエン「BX」

一時、我が国でも「BX」は「よく見る外車」の1つであったような気がしています。
ハイドロ・マチックサスの乗り心地は「鏡の上のようだ」とか、エンジンを切るとあり得ない程、車高短になるとか、ハイドロマチックサスの液体漏れを経験して「一丁前のシトロエン乗り」になれるとか・・・
「BX」のデザイン、当時はよく理解できませんでしたが、角ばったエクステリアは今見ると合理性の中に遊び心が感じられるデザインですね。

3人目。
この方も「デザイナー」として忘れられることの無い名前でしょう。
「ブルーノ・サッコ」
「メルセデス・ベンツ」の1980年代から1990年代のデザインの方向性を決定づけた男とも言われています。
彼の名前は「サッコ・プレート」で有名でしたよね。
と言いつつ、実際にどの部分を指していたのか正直、私よく分かっていませんでした(汗)

で、今回ブログを書くにあたり調べてみました。
すると「190E」(W201)から採用されたプロテクト・モールとのこと。

メルセデス・ベンツ190E(W201)「サッコプレート有り」

メルセデス・ベンツ190E(W201)「サッコプレート無し」

W201は今見ても「質実剛健」と「メルセデスらしさ」が素晴らしく調和した飽きの来ない良いデザインですね。
Wikipediaによると「スタイリッシュだとの理由で人気が爆発、しばらくはこれがついているかどうかで中古車価格がかなり違っていた」とのことですが、190Eを愛車にされている方のブログ等を拝見しますと、これが付いている方が好きという方もいれば、付いていないモデルの方が好きという方もいらっしゃいました。
「サッコプレート」でブルーノ・サッコの名は有名になったのかもしれませんが、寧ろメルセデスの20年近いモデルの方向性を決めた名デザイナーといえる存在なのですね(^^)
現在のメルセデスのデザインも好きですがこの「ブルーノ・サッコ」の影響を受けたであろうモデル達の素晴らしさを再認識しました。

4人目。
「オリビエ・ブーレイ」
彼もメルセデスのデザイナーとしての歴史が長くCクラス(W202)や先代マイバッハのデザイナーとして名の知れた存在です。
メルセデス・ベンツ「Cクラス」(W202)

メルセデス・ベンツ「マイバッハ」(先代モデル)

「Cクラス」は上で挙げた「ブルーノ・サッコ」の影響を受けつつもメルセデスの「デザイン新時代」の到来を予感させるデザインとなっていますし「マイバッハ」は今見ても凄まじい存在感を放つ車です。

ただ「オリビエ・ブーレイ」と言うとメルセデスの時代より「三菱自工」時代の事が思い出されます。
三菱自工時代のブーレイの代表作は「グランディス」とのこと。
三菱「グランディス」(NA4W型)

このモデルが市販車として出たときはまさに「コンセプトカー」がそのまま飛び出て来たようなエクステリアで驚かされました。
そして三菱時代のブーレイデザインは様々な車に影響を与えました。
例えば「ランサー・エボリューション」(通称ランエボ)
ランエボは新しいシリーズが出る度に新技術等を導入していましたが、ⅦからⅧに変わった時に「ブーレイ」デザインの影響が現れました。
三菱 ランサー・エボリューションⅦ(CT9)

これがブーレイ着任後に登場した「ランエボⅧ」では下のように変わりました。
三菱 ランサー・エボリューションⅧ(CT9)

エクステリア最大のトピックはグリルの形状が変わった事だったのでは無いでしょうか。
このグリルは「富士山」をイメージしたものだそうで当時「ブーレイ顔」呼ばれていたのを覚えている方も多いかと思います。

この「ブーレイ顔」、当時不評で「無礼顔」なんてあだ名もありましたが、私はそんなに悪くないと思っていました。
ランエボⅧでは空気抵抗の増大や冷却性能の低下を招いた為と言われていますが、そんなに悪いデザインかなぁ・・・
ランエボを始め「ブーレイ顔」のモデル達はダイムラー・クライスラー(今となってはこれもまた懐かしい響き)との提携解消によりブーレイが去ると顔がまたもや変わってしまいました。
ランサー・エボリューションⅨ(CT9)

この他にも上で挙げた「グランディス」等も「ブーレイ顔」をMCで改めてしまっています。
ブーレイは現在メルセデスに戻っているようです。

5人目。
「クリス・バングル」
上で挙げた「ブルーノ・サッコ」と「オリビエ・ブーレイ」はメルセデスのデザインに大きな影響を与えたデザイナーですがバングルはBMWのデザインに大きな影響を与えたデザイナーと言えるでしょう。
彼の代表作はBMWの7シリーズ(E65)と言われています。
BMW「7シリーズ」(E65)フロント

BMW「7シリーズ」(E65)リア

これが登場した時、その先進的装備に驚きを覚えましたのは勿論、それまでのBMWの概念を覆すかのようなエクステリアデザインに最も衝撃を憶えました。
フロントバンパーに食い込んだ形状のヘッドランプ、リアの二分割されたテールランプと二段に盛り上がった凝った形状のトランク部等・・・
どうやら、このモデルはあまりこのセグメント市場では受け入れられなかったようでMCでコンサバティブな方向に戻っています。
今見ても前期も後期も古さを感じないいいデザインですけどね・・・
しかし、このE65を見るとその後のBMWのデザインに大きな影響を与えたことが分かります。
「ブルーノ・サッコ」がメルセデスのデザインに大きな影響を残したように「クリス・バングル」が今のBMWデザインに大きな影響を与えた続けていることと言えるのでしょう(^^)

この他にもスバルが一時採用した「スプレッドウィングス・グリル」のデザイナーとされる「アンドレアス・ザパティナス」等も思い出されます。
スバル 「インプレッサWRX STI」(GDB・F型)

今見ると懐かしいですね・・・
丸目→涙目→鷹目(スプレッドグリル)と三度に渡っての大整形でした(笑)

こうして書いていて日本人で浮かぶデザイナーというと「中村史郎」さんですね。
彼は日産のイメージが強いですが、元はいすゞのデザイナー。
彼の代表作と言えばこれでしょう。
いすゞ「ビークロス」


コンセプトカーがそのまま市販されたかのようなエクステリア。
今見ても新鮮です。
これを20年前に出したのですから凄いとしか・・・
コンポーネントは同社の「ビッグホーン」や「ミュー」の物を利用したようですから悪路走破性は勿論、オンロードでの性能や信頼性の点でも文句なしだったことでしょう。
いすゞは「117」や「ピアッツァ」、そして「ビークロス」等、記憶に残る車が多い会社です。

それとやはり「ケン・オクヤマ」こと「奥山清行」さんでしょうか。
彼はピニンファリーナのデザイナーとして有名になりあの「エンツォ・フェラーリ」や「マセラティ・クアトロポルテ」をデザインした方として知られています。
フェラーリ「エンツォ・フェラーリ」

マセラティ「クアトロポルテ」(5代目)

現在、氏はピニンファリーナを退社し自らの会社「KEN OKUYAMA DESIGN」を率いるとともに農機具メーカー「ヤンマー」の社外取締役としてご活躍中です。
日本人でもこのような「色香」漂うデザインが出来るというのは「才能」なのでしょうね・・・・・

(と言うか「才能」が無ければこの世界はやっていけませんよね笑)

今日は「デザイナー」に焦点を当てブログを書きましたが、社内デザイナーで「名車」と言えるモデルを創り出した人々もいらっしゃいます。
エクステリアの好みは千差万別ですが、自分の好きな車はどのような方がデザインしたのかと思いを馳せてみるのも面白いですね(^^)

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
またいつも沢山の「イイね!」を頂きいつも感謝仕切りです。
本当にありがとうございますm(_ _)m



あ。



1人、思い出深いデザイナーさんが。



「由良拓也」さん。


ネスカフェのCMを思い出す方は年齢が(笑)

彼の作品で最も思い出深いもの・・・・・











これです。


タミヤ・ビッグウィッグ(笑)
これ、子供の頃RCカーで出て欲しかったのですよ(^^)
しかし何故か浮気して「スーパーセイバー」というRCカーを買ったことを思い出しました(笑)

と思ったら今年「ビッグウィッグ」は復刻して再発売されているのですね。
買っちゃおうかなぁ(笑)

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「DIY考~長年のブランクが通用するか~ http://cvw.jp/b/2783642/41040549/
何シテル?   01/30 03:26
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