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バーンスタインのブログ一覧

2017年09月01日 イイね!

「兄弟車」が元気だった時代

今年ももう9月になっていましました。
あと4ヶ月で今年も終わりですね。
東日本と西日本の寒暖差はなんなのでしょう・・・

さて、最近どこのメーカーも「車種整理」が行われ昔のビッグネーム達が消えていっています。
最近ではやはり「マークⅡ」の後継である「マークX」が「カムリ」に統合され消滅するというあたりが話題となったでしょうか。

その昔、バブル全盛からその終焉のあたりにかけて我が国の自動車には「兄弟車」や「姉妹車」と言える存在が多くありました。
それに今日は少し思いを馳せてみました。

例えば「マークⅡ三兄弟」。

X80系では兄弟車の「チェイサー」「クレスタ」は勿論の事「マークⅡ」に至っては「4ドアHT」と「セダン」がありました。

X80系マークⅡ 4ドア・ハードトップ


X80系マークⅡ 4ドア・セダン


X80系 チェイサー


X80系 クレスタ


同じメカニズムを採用し内装まで共有、違うのはガワだけという今では信じられない車種展開ですよね。
勿論、これは「販社対策」の面がもっとも大きいファクターを占めていたからでしょう。


「マークⅡ」はトヨペット店、チェイサーは「オート店」、クレスタは「ビスタ店」と。
グレード展開も似たようなものでした。
マークⅡは「グランデ」、チェイサーは「アバンテ」、クレスタは「スーパールーセント」という具合に。

しかも最も売れ行きの良かったマークⅡには2種類のボディが用意されたいたというのも今にして思えば隔世の感があります。
「中庸」のマークⅡ、「スポーティ」なチェイサー、フォーマルな「クレスタ」という感じだったでしょうか。

ある意味、ボディデザインの違いで車を選ぶことが出来たのですから、ユーザーにとっては良い時代であったと言えるのかもしれません。
それにしてもよくもまぁ、4車種ものデザインを造り、それに伴う設備を造ったものだと今更ながら感心します。
この「3兄弟」は100系まで維持され、110系の登場時に「チェイサー」と「クレスタ」は廃止、その2車を統合した「「ヴェロッサ」が登場しましたが1代で消滅してしまいました。
そして120系で「マークⅡ」もブランド名を替え「マークX」となったのは記憶に新しいところです。

同時期、日産も「打倒マークⅡ三兄弟」を掲げ三種類の車を出していました。
「ローレル」「スカイライン」「セフィーロ」

ローレル(C33型)


スカイライン(R32 4ドアハードトップ)


スカイライン(R32 クーペ)


セフィーロ(A31)


こちらも「3兄弟」ではありましたが「マークⅡ3兄弟」から見るとエクステリアの感じや内装等がかなり区別されており「マークⅡ3兄弟」との違いを強調していました。

ローレルは「マークⅡ」とバッティングし、セフィーロはスポーティさとタグジュアリーさを同居させた車、スカイラインはスポーツ路線追求と言った感じでした。
特にスカイラインはこの「R32」で「GT-R」が復活したこともあり、注目を浴びましたが「GTS-t typeM」というRB20ターボ搭載FRモデルや「GTS-4」というこれまたRB20ターボ+アテーサという「GT-R」のダウンサイジングとも言えるグレード展開を行っていたのが印象的でした。

日産もこの三車種で別々の製造工程を持っていたわけですから今の状況からみればとても贅沢なラインナップと言えるでしょう。
(そういう意味では「スカイライン」がセダンとクーペを造り続けていることには敬意を表します)
ただ、「ローレル」「セフィーロ」の後継であろう「ティアナ」と「スカイライン」では車格が現在では違うと言えます。

その他にも「兄弟車」「姉妹車」と言える存在は結構ありました。
例えば「セドリック」と「グロリア」。
こちらも日産発祥の車とプリンス発祥の違いこそあれ、末期は完全なバッジエンジニアリング車でした。

Y34 セドリック


Y34 グロリア


正直、この二車は今見ても古臭さを感じない良いデザインだと思っています。
ただ、この二車種の違いと言われると「セドリックのテールランプは赤」「グロリアは透明」、「セドリックのオーナメントは縦」「グロリアは横」というところしか分かりません(汗)
内装等も同じだったと記憶しております。
ただY32、Y33では顕著だった「クランツーリスモ・シリーズ」と「ブロアム・シリーズ」ではエクステリアの違いが希薄になったかな?という気がしました。

意外なのは「セド/グロ」の「永遠のライバル」であってであろう「クラウン」。
クラウンは「セダン」と「4ドアHT」「ワゴン」を設定したことはありますが「兄弟車」となると思い浮かぶ存在がありません。
強いて言うなら「マジェスタ」と「アリスト」でしょうか。

14系マジェスタ


14系アリスト


エクステリアはマジェスタは「コンサバティブ」、アリストは「エモーショナル」といえますでしょうか。
アリストはイタル・デザインとのこともあり、当時のこのセグメントでは中々センセーショナルな車でした。
兄弟車と言ってもアリストには「2JZ-GTE」直6ツインターボが搭載され、マジェスタには「1UZ-FE」V8エンジンが搭載されるという差異もありましたし、インテリアも全く違うものでした
精々、シャシ(14系ロイヤルはペリメタ-フレーム)がモノコックで共通、サスもエアサスとバネサスの違い等、結構違いがありました(後年、アリストにもV8エンジン搭載車がラインナップされましたが)

現行クラウンでは「アスリート」と「ロイヤル」が設定されていますが、骨格等は替わっているわけでは無くバンパー等エクステリアで差を付けている程度です(と言っても同車種で2シリーズを設定しているのは稀有とも言えます)

この時代、エントリークラスも豊富な車種が様々ありました。
代表的な所では「コロナ」と「カリーナ」、「カローラ」と「スプリンター」等など。
これら兄弟車の為にヘッドランプ形状やテールランプデザインまで替えていたというのですから、いやはやなんとも・・・

AE100系カローラ


AE100系スプリンター


T19系コロナ・セダン


T19系カリーナ


そしてコロナにはこんなモデルもありました。
T19系コロナ SF

「コロナ・カリーナ」の2車種、それにリフトバックの「SF」までラインナップされたいたのですから・・・

またT17系コロナにはこんな「限定車」も用意されていました。

T17系コロナ「スーパールーミー」

コロナの「ストレッチ・リムジン」(笑)
一体、何台売れたのか気になる所です(^^)

「コロナ」と言えば「ブルーバード」
この両巨頭の名前も消えて久しいですね。
ブルーバードには「セダン」と「4ドアHT」が設定されていた時期がありました。

U13系ブルーバード・セダンSSS


U13系ブルーバード ARX(4ドアHT)


「SSS」というグレード名も懐かしいところですが、ブルーバードもボディ形状違いを用意していたところが興味深いところです。
恐らく、トヨタの「カリーナED」や「コロナExiv」の成功を見てのことだったのかもしれません。
(ってカリーナ・コロナにも4HTがあった事を忘れていました汗こちらはセリカのコンポーネントを使用した現在の「クーペ・ルックセダン」の元祖と言ってもいいかもしれませんね)

カリーナED(2代目 T18系)


コロナExiv(初代 T18系)


トヨタと日産だけで「兄弟車」が一体何台あったのかもう訳が分かりませんね(^^;)

他社でも
例えば「ホンダ」では。
「アコード・インスパイア」と「ビガー」

ホンダ「アコード・インスパイア」(CB系)


ホンダ「ビガー」(CB系)


こちらもマークⅡや日産三兄弟への対抗から出た車でした。
トヨタや日産のそれらとは違った伸びやかなエクステリアで「5気筒エンジン」なんて凝ったところもあって商業的成功もしたモデルだったと記憶していますが、淘汰されてしまいましたね・・・

その他にも「アスコット」と「ラファーガ」

ホンダ「アスコット」(CE4系)


ホンダ「ラファーガ」(CE4系)

これも販社対策だったのでしょうね・・・

三菱
「ギャラン」と「エテルナ」

三菱「ギャラン」(E30系)


三菱「エテルナ」(E30系)

「エテルナ」というと「世良公則」さんが出てくる人は結構いらっしゃるのでは(笑)

そしてこんなのもありましたね。
三菱「ギャランAMG」(E30系)

三菱とAMGが手を組んでいたというのは良く学生時代のネタになっていましたが、今では考えられないですし、もうありえない組み合わせでしょうね(^^;)

マツダ。
マツダも一時期「兄弟車」が乱立していました。

マツダ「クロノス」(GE系)


マツダ「クレフ」(GE系)


マツダ(アンフィニ)「MS-8」(MB系)


マツダ(フォード)「テルスター」(GE系)


マツダ「MX-6」(GE系)


この時代、マツダはホンダ・三菱と熾烈な「国内第三位」争いを演じていた時期で車種ラインナップの多様性はトヨタや日産に負けないものがありました。

今見ると「MS-8」は「マークⅡシリーズ」や「日産三兄弟」には無いエクステリアデザインでいい車だと思うのですけどね・・・

しかし、残念ながらこれらの車種、商業的に成功とは言えずやがて「経営危機」を招くこととなってしまいます。
「MX-6」は当時、伸びやかなスタリングのクーペにV6搭載という魅力的な車でプレリュードを迷った思い出があります。

こうして「兄弟車」の歴史を振る帰るに意外とそれを出してこなかったのは「スバル」「スズキ」「ダイハツ」でしょうか。
逆にこれらのメーカーは企業規模から察するに「兄弟車」を乱発する必要がなかったのかもしれませんし、確固たる顧客を掴んでいたからなのかもしれません
また車種開発の乱発をシなかったことが結果的には「経営資源集中」になり、バブル崩壊後もそれほど痛手を負うことにならなかったのではないかと・・・
(といってもスバルは初代レガシィのあたりは結構、ヤバめでしたが・・・)

現在の車のラインナップを見るに「兄弟車」と言える車は本当に少なくなりました。

思いつく所だけでも(プラットフォーム共用やOEMは除いて)「アル/ヴェル」「ノア三兄弟」「WRX StiとS4」位しか思いつきません。
(トヨタ86とスバルBRZも血縁関係は相当濃厚ですがあくまでもOEMなので除外します)

あの「兄弟車」が乱立していたころ。
今にして思えば「ムダの極み」と言ってもいいラインナップなのですが「ボディ違い」で車を選べるという贅沢な環境であったとも言えるのかもしれません。

現在、どこのメーカーも車種集約に躍起となり資源集中を更に進めていくであろう今後はもうこのような事はないのでしょうね。
ボディや内装違いだけに開発費を投入するならメカニズムに投入するのが当然の事でしょうから・・・

あの「バブル狂想曲」の夢とそれを彩った「兄弟車達」。
「おもちゃ箱をひっくり返したような」多士済々の車達があった楽しさとを懐かしく思い出すと同時に各社にHPを見て「本当にラインナップ。少なくなったな・・・」と寂しさを憶えました。

消えて言った多くの「車名」達。
そしてこれから「消えていく」運命にあるかもしれない車達。

それでもその車に「乗った・欲しかった・あのメカニズムが凄かった」等など、良い車・悪い車という評価は様々あれど、人それぞれにその車の「車名」は「その車の思い出」とともにずっと残り続けるでしょう。

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
またいつも沢山の「イイね!」を頂き大変感謝しております。

季節の変わり目、皆様ご自愛くださいませ。
2017年08月27日 イイね!

愛車に「愛称」をつけるとしたら~ドリフのコントではありません笑~

今週は一週間、晴れの日が続きましたね。
昨日は新婚さんの毒気に当てられて取り乱したバーンスタインです(笑)

昨日は美女達の写真を見てニヤニヤしっぱなし(傍から見たら危険ですね笑)だったので、今日は実松譲氏の「米内光政」を読もうと手に取りふと・・・

みん友さんのブログや愛車紹介えお見ていると「愛称」を付けられている方が結構いらっしゃいます。
コミカルな愛称、アニメの登場人物、動物に擬えた愛称等など。

それで私も自分の車に愛称を付けるとしたら何がいいかなぁと思ったしまったのですよ(笑)

ブログ「映画版「白い巨塔」を観て(ネタバレあり)」 から「財前号」とか「東号」なんて考えましたが短絡的すぎる(^^;)

何がいいかなと逡巡しつつ思い立ったのが船からもらうという事。
ただ闇雲に好きな船の名前を付けてもアレなので色々と考えながら・・・

まずGT-Rには何がいいか考えました。
「瑞鶴」とか「大鳳」なんていいなぁと思いましたが・・・

大日本帝国海軍 空母 「瑞鶴」


大日本帝国海軍 空母「大鳳」


戦前の我が国は海軍王国でしたからこのような巨大な空母も保有していたわけです。

ただ「空母」は「艦載機」を積んで航行する船ですからクーペには合わないよなぁ(笑)
寧ろアル/ヴェルやエルグランドこそ「瑞鶴」とか「大鳳」という名がしっくり来るわけで。
空母シリーズはやめ(笑)

となると戦艦ですかねぇ。「大和」と「武蔵」の兄弟艦はあまりにも有名ですが、その他にも「長門」とか「金剛」といった有名な戦艦もあります。

大日本帝国海軍 戦艦 「大和」

大日本帝国海軍 戦艦「長門」

大日本帝国海軍 戦艦 「金剛」


でもこうして「戦艦」に威容を見ると押し出しの強さから「ビックセダン」にこそ戦艦の愛称は付けるべきですよね(^^)
私の勝手なイメージで「大和」は「センチュリー」、「武蔵」はレクサスLS、「長門」はレクサスGSやフーガかな(^^)
いや寧ろ「大和」や「武蔵」は「レクサスLX570」や「ランドクルーザー」にこそ相応しいのですが「ランドクルーザー」は「陸上の巡洋艦」ですからね。まぁ動力性能や機動性能でセダンというこのにします(笑)
(蛇足ですが、ランドクルーザーの名前の由来、当初の「トヨタ・ジープ」がアメリカ・ウィリス社の「Jeep」商標に抵触することからその名前が付いたそうですが、イギリスの「ランドローバー」の「ROVER」が「海賊船」を意味していて「それに勝つ!」という意味で巡洋艦である「ランドクルーザー」という車名を命名したことを今日知りました笑)

となると速くて、操縦性もいい艦艇・・・
「巡洋艦」だな(笑)
それもある程度の大きさと装備の数々からいって「重巡」(^^;)
日本がかつて保有した「重巡洋艦」では「妙高」や「摩耶」、「筑摩」が有名どころでしょうか。

大日本帝国海軍 重巡洋艦 「妙高」(写真は同型艦の「足柄」)

大日本帝国海軍 重巡洋艦 「摩耶」(写真は同型艦の「高雄」)

大日本帝国海軍 重巡洋艦 「筑摩」(写真は同型艦の「利根」


重巡は戦艦より船速が出て、なおかつ重装備の艦艇ですからGT-Rという車のキャクターに合っているとと勝手に判断します(^^)
この3隻の中で最も船速が速いのは「筑摩」の35.5ノット。
こりゃ「筑摩」だな(笑)
漢字だと「筑摩地方」に何か縁がありそうなので平仮名で「ちくま」。

ん。

待てよ。なんか見たような感じがするぞ。

って既に海自の護衛艦「ちくま」で使われているんかーい(笑)

どーぜなら最新鋭のイージス艦の方がいいなぁ(^^;)

海上自衛隊 イージス艦 「あたご」(写真は同型艦「あしがら」 防衛省HPより)


なんか一気に時代が飛んでしまった(笑)
ここまで書いていて帝国海軍時代の艦名って結構聞いたことがあると思いました。
そしたら今の海上自衛隊の艦艇の名前に結構使われているのですよ。

少し例をあげると
空母「蒼龍」=スターリング機関搭載潜水艦「そうりゅう」
戦艦「金剛」=イージス艦「こんごう」、戦艦「日向」=護衛艦(ヘリ搭載型)「ひゅうが」
重巡洋艦「妙高」=イージス艦「みょうこう」。巡洋艦「出雲」=護衛艦「いずも」
等など。
他にも海保の船にも使われている例もあって、巡洋艦「阿武隈」=海保巡視船「あぶくま」
といった具合に。

日本の艦艇や船の艦名は「古来の地域の」や「河川の名前」「天気の事象」などが使われ、それが自衛隊になっても受け継がれたようです。

拙ブログ「空母の話」で紹介しましたが、現在海上自衛隊最大の艦艇である「いずも」には当初、「ながと」という名前を付ける筈だったそうですが「諸外国の感情を鑑み」「いずも」に変更されたそうです。
そこまで近隣諸国は気にするのかなぁ・・・・・
あーでも「一部」はいちゃもん付けてきそうですね(笑)

やっぱりアメリカに倣って人名で行きましょう、ここは。
「よしだしげる」「はとやまいちろう」「きしのぶすけ」「さとうえいさく」etc・・・
やっぱり締まらない(^^;)

「たなかかくえい」や「ごとうだまさはる」「おざわいちろう」はなんだか強そうな事は書きましたが(笑)

「いしばしたんざん」もなんだか戦国武士みたいで強そうだ(^^)v

またまた話が脱線しております(汗)

なんだかどれがいいのかワケワカメなので保留します(笑)

ハスラーは小回りも効いてその割には走りもそこそこいいので「駆逐艦」かななんて思ったりもしてそれだったら「不知火」でしょと(笑)

大日本帝国海軍 駆逐艦 「不知火」

ちょっと軽に駆逐艦はでかいなぁ(笑)
そうなると「水雷艇」あたりが丁度いいかもと思ったりして。
でも水雷艇となると名前が多すぎてもうわかりません(笑)

こうして言葉遊びを始めると止まらなくなる悪い癖(笑)

じゃあ各国で当てはめてみようと思い立ち(^^;(勿論、自国縛りあり笑、ただ時代の今昔はお許しを)

アメリカは?
アメリカ海軍 空母「ジェラルド・R・フォード」


つい先日、就役したアメリカの最新鋭空母「ジェラルド・フォード」
このデカさは凄いですね。
これを車に例えるとこれでしょうか。

エスカレード、写真で見てもデカイですが、本物を見ると圧倒されます。
ラグジャリーSUV(てかSUVじゃないだろ笑)セグメントでは最も存在感があるのでは無いでしょうか。
全長が5,195mm、幅2,065mm、全高1,910mm・・・すげぇ(笑)
アメリカ車らしさを感じるサイズです。

もっとデカい乗用車は無いのかと思ったら更なる空母級の車が。

フレイトライナー・M2
アハハハハハハ(汗)

これトレーラーのトラクターとちゃいまっか?(笑)

ところがこの車「ピックアップ車」として売られていたようです。
全長6,700mm、全幅2,600mm、排気量は最大13,000CCまで選べますって・・・・・
外装もカスタマイズされてますし「ピックアップ」それも「ダブル・ピックアップ」ですよねぇ・・・

これ、例えばドイツ車だったらSクラスや7シリーズ、A8だったら「グラーフ・ツェッペリン」空母ってな感じでしょうかね・・・

ドイツ海軍 空母「グラーフ・ツェッペリン」


「Eクラス」や「5シリーズ」「A6」あたりはヒトラーが「ドイツ海軍の誉」とまで言った「ビスマルク」や「ティルピッツ」級がぴったりと合いそうですね。

ドイツ海軍 戦艦「ビスマルク」


となると「Cクラス」「3シリーズ」「A4」等は排水量こそベルサイユ条約で制限されたため巨大ではありませんが、も強力な火力性能と機関性能を誇り「世界一美しい戦艦」の異名をとった「シャルンホルスト」級がぴったりと当てはまるような気が。

ドイツ海軍 巡洋戦艦「シャルンホルスト」


今日もヒマのあまりしょうもない事を書いてしまいました(^^;)
ところで何故か艦艇の画像検索をかけるとアニメの画像が出てくるのは何故?と思ったら帝国海軍艦艇を擬人化した漫画があるのですねぇ・・・
時代は変わった(笑)

え?結局「愛称」ですか?
「未定」です(笑)

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
また沢山の「イイね!」を頂き、感謝しております。

明日は通院の為、返信等遅れると思われます。
何卒、ご容赦の程を・・・
2017年08月26日 イイね!

新型ジムニーの情報がリークされたと思ったら

今週は天気が良い日が続きますね。
週の最初こそ蒸し暑い日が続きましたが今日あたり(あ、既に昨日だ笑)から風があって少し過ごしやすくなってきました。
いよいよもう秋がそこまで来ていますね・・・・・

さて、スズキの「ジムニー」新型の画像がリークされました。
現行モデル、デビューしてもう来年で20年ですか・・・

センチュリーとジムニー、どちらが長寿モデルなのか気になりますね(^^)

新型ジムニー?リーク画像






スクエアで無骨なデザインはメルセデスのGクラスやかつてのウィリス・ジープを彷彿とさせますし、見切りの良さそうなボディやこれみよがしな装飾パーツが無いエクステリアはまさに「クロカン」の定石と言ってもよいですね。
内装も現代風に洗練されていますが、これまた「道具感」を上手く出したいいインテリアに仕上がっているなと感じました。

現行モデルも「ヘビーデューティー」と言える存在であり、我が国の車で「クロカン」を名乗ることが出来るのは「ランドクルーザー」「パジェロ」そして「ジムニー」の三つだけではないでしょうか。
それに20年近くモデルチェンジをしてこなかったということは、ユーザーの信頼の証左でしょう。

このリーク画像を見ますとオーバーフェンダーが付いていますから輸出使用のモデルか、普通車になる「ジムニー・シエラ」の画像ということになるのでしょう。
まぁ、これからオバフェンを取ったものが軽規格の「ジムニー」ということになるでしょうか。

かく言う私もハスラーを買う時にジムニーと迷いました。
でも山へ行くわけでも無く、今時「陸サーファー」(死語笑)を気取る年齢でも無いので快適性やらなんやらでハスラーを選んだ経緯があります。
(それにジムニーは社外パーツが豊富で「カスタマイズ欲」を抑える自信がありませんでした。ハスラーもこんなに売れて社外パーツが出るとは思ってもみなかったので・・・)

このリーク画像を見て新型ジムニーが欲しくなってしまいました(笑)
私にはオーバースペックな事は理解していますが、なんかこの角ばった「古典的」にも感じつつ、その無骨なエクステリアに強く惹かれたのですよ(^^)

そんな事をネットで見ていたら両親から電話がありました。
他愛の無い会話をしたあと、お袋と話していたら。

「私ねぇ、そろそろ車替えようと思うのよ。もう歳も歳だし小さい車にしようと思って。遠出の時はお父さんの車があるし、今度は軽にしようと思うの。あんたのあのなんて言ったっけ・・・あの軽、私に寄越しなさいよ。」

はぁ?

今まで普通車しか乗ってこなかったお袋が軽!
やっぱり小さな小回りの効く軽が良くなったか・・・お袋の年齢を感じましたねぇ。
まぁ、遠出の時は親父の車を使っているようですから、お袋の車を小さい車にするのも致し方ありませんね。

って、ちょっと待てよ・・・ハスラー召し上げかよ!(汗)

「その車の代わりに私の今乗っている車、あんたにやるから。あんた三台目買うとか言ってたでしょ。普通車だからこれと交換しなさいよ。また高い車なんか買っちゃだめよ。第一、独身で・・・(以下略笑)」

ギク・・・
耳に痛い(笑)


親には「普通車でもうちょっと使い勝手のいい車を通院やちょっとしたドライブ用に買う・・・・・いやいや、そんな高い車は買わないよ。普通のセダンが欲しいのよ。スバルとか安全装備もいいじゃん」と言っていたのですが・・・

どうやら私の魂胆はバレているようです(笑)

WRX S4やカムリ、アテンザを始め、先日のブログ「「お値打ち」な車達~300諭吉以下で見てみた~」でドイツ御三家やボルボを見て「こりゃええわ!」と思っていたことがバレたのでしょうか(笑)

お袋は今、トヨタの「SAI」という車に乗っています。

「SAI」というとエクステリアがなかなか独創的で「トヨタにしては」結構、翔んだデザインの車かと皆様思うかもしれません。

トヨタ「SAI」(現行モデル)




マークXやカムリがFMCし、現状、立ち位置が微妙な車なんですが、今見ても新鮮なエクステリアの車ですし、夜間に見るとLEDの使い方が日本車離れしていてそれが「誰にも似ていない」感が強くていい車なのですよ。

しかし。

上で紹介した画像の「SAI」は後期モデル。

うちのお袋が乗っているのは「前期モデル」なんです。

トヨタ「SAI」(前期モデル 「G」グレード)




前期モデルの「普通感」はハンパありません(笑)
てか、トヨタさん・・・前期と後期で変えすぎ(笑)


先代プリウスが出たあたりに所謂「ハイブリッド狂想曲」になってプリウスの納車待ちが8ヶ月とか洒落にならない時期がありました。
我が家でもお袋の車はプリウスでいいだろうという事になっていたのですが、その余りにも長い納車への時間を見て「こりゃ、無理」となりつつありました。
そんな時にトヨペットのセールス氏から「今度、プリウスより上級のマークXクラスのハイブリッドが出ますよ」と聞いて買ったのがこれでした。

コンセプトはかつてトヨタの「小さな高級車」としてデビューした「プログレ」や「ブレビス」の後継というような感じで。
(兄弟車のレクサスHSもSAIとほぼ同時期に発売されたと記憶しています)

で、色々考えた結果、トヨタしか乗った事がない親父とお袋が「もう選ぶの面倒だから」と言って車も見ないで発注したのが「SAI」でした。
お陰で発表から一ヶ月位で我が家にやって来ました。

エクステリアは悪く言えば「凡庸」「無個性」、良く言えば「コンサバティブ」なのですが、インテリアは中々、凝っていました。
エンジンスタートでポップアップするナビ、ハードスイッチは極力少なくマウスのような操作系、スキージャンプ台のようにスラントしたインパネ、車体の割には広い室内等・・・

SAI インテリア


一番安いグレード「S」というグレードを買ったのですがナビからクルコンまで標準搭載されていて、当時の車の中ではコストパフォーマンスに優れた車だと感じました。
それと納車僅か数日でお袋がバンパー左下を擦り「修理するより隠そう」と言いくるめ「TRD」のフロントスポイラーを付けたのも思い出です(笑)

ですが、今改めて見てみるとホント「コンサバ」なエクステリアです(笑)
というか、後期になって一気に変わってしまったので前期の影が薄い・・・(^^;)


私も結構、この車は運転しましたが「ウルトラ・ラバー」なCVTの加速感が強烈に印象に残っています(笑)
グレードも写真の「G」では無いのでアルミは16インチ、ヘッドランプもLEDでは無くHIDのプロジェクターとなるので、写真の前期モデルより「更に普通感」がにじみ出ています(笑)

当然、今の車達から見たらエンジンスペック等も凡庸で、クラウンやカムリで搭載された2.5リッターHVになる前のユニット、2AZ-FXEという2.4リッターエンジンにHVユニットを組み合わせたもので、新型カムリや現行クラウン等の新しいHVユニットから見ますと「旧世代感」は否めません。

まぁ、燃費の良さはハスラーから見れば少し劣ると言ってもリッター18キロ位は走るでしょうし、室内も広いのでいいのですが・・・
なんだかなぁ(笑)
セダンで燃費も良く、使い勝手の面でも言うことなしなのでしょうが、どーにもつまらん(笑)
これが「後期」だったら二つ返事なんですけどね(笑)
後期のSAIと較べては勿論、現行プリウスとか新型カムリのデザインを見てしまうと如何にも「旧世代」って感じがこれまた(汗)

まぁ、ハスラーも「足グルマ」として買った車ですからSAIを「足グルマ」として使うなら寧ろ贅沢かもしれませんし、お袋のようなほぼ高齢者ドライバーが運転する車なので衝突回避ブレーキ(と言っても確か時速30キロ以下でのみ機能の筈です)が付いたハスラーの方が万が一、人様に迷惑を掛けるリスクも低下すると思います。

それに新型ジムニーが出たらSAIを売っぱらって買ってもいいし(小声)

こんな事ならハスラーの車検、取るんじゃなかったよと思ったのですが、SAIも今年車検を取ったばかりなはず(笑)
なので7年落ちのHV車を貰って三年落ちの軽を召し上げられるかという事になります(^^;)
まぁ、価値は似たようなものでしょうけど・・・

まぁ、ハスラーをお袋にやるのは別にいいのですが、もう1つ不安があって。
「実家までの長距離をハスラーで行くのが怖い」んです(笑)
ハスラーで高速道には乗ったことがありませんし、実家までは200キロ~300キロの間。
こりゃあ疲れそうだ・・・


帰り道のSAIはそれから見たら相当、楽そうですけど(^^;)

面倒だから行きは私は電車で、車は陸送頼んで、帰りはSAIというのもありかもしれません。

んー・・・・・でもどうしよう。
ハスラーもお気に入りですし、どうせなら新しい軽買えって言ってみようかなぁ。
ハスラーより設計が新しくオートハイビーム等が付いたNMKVの車等もありますし、ハスラーと似たようなモデルだったら「ダイハツ・キャスト」を買って貰いたい(笑)
それか何か勘違いしてS660とかコペンを買ってくれないかなぁ等と悪巧みを(笑)

結局、今回は即答を避けました(笑)

ハスラー君のファニーな顔やチープさを上手く逆手に取ったインテリアも最近になって愛着がわいていますし、何よりも積雪時の走破性はジムニーほどではないにしろ、車高も高いクロスオーバー的もでるなので結構、役にやっていますし・・・

もうちょい我慢させて新型ジムニーを買わせるか(名案笑)


本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
また先日より沢山の「イイね!」を頂き、本当に感謝しておりますm(_ _)m
2017年08月24日 イイね!

個人タクシー考~追憶を交えつつ~

今週に入って暑くなってきましたね。
少しダレ気味のバーンスタインです。

テレビを見ていて私の元職場「強制労働省」の事が報じられない日ってないですよね(笑)
最近では現役地方厚生局長が不慮の亡くなられ方をされたり、ちょっと前だと「このハゲー!!!」と絶叫している衆議院議員がOGだったりと(^^;)

「このハゲーッ!」発言で話題になった方は年齢的に近い方ですが存じ上げません。
私より入省が2年先輩にはとんでもない美人がお二人いらっしゃって、あの方と同じ年次だと、その「美人の先輩」の事しかおぼえていないもので(笑)

で、あの頃の事を少し思い出していたのです。
深夜2時、3時帰りは当たり前、11時に終わって「「今日は早く帰れる!」なんて喜んでいたのですから今思うとよくもまぁ・・・と。

私は千代田線沿線に住んでいたのですが、その終電はあの頃は確か午前0時24分でした。
それを過ぎると所謂「タクシー券」が支給され、それで帰れということになるのです。

霞が関の官庁によって契約先が違うようなのですが、「強労省」は個人タクシーの「でんでん虫」と契約していたようで、それで帰る日々でした。

「個人タクシー」って、行灯が「でんでん虫」も「提灯」の方も色々な車が多くて面白かったのですよ。
最初こそ、面倒で並んでいる車列の最初の車に乗っていたのですが、そのバリエーション溢れる個性的なタクシー達を見ているうちに「車好き」の性と言いますか、「なんか面白い車ないかな?」と思って探して乗るようになったわけです。

そうやって色々なタクシーに乗っていた頃、F50シーマの個タクさんに知り合い、よくお世話になるようになりました。
この個タクさんも所謂車好きな方で、疲れて眠たいはずなのに家に付くまでの1時間近く、車の話題でくっちゃべってました(笑)

※これらの写真は全てイメージです。もう15年以上も前の話ですから皆さん、既にお乗り換えになっていることでしょう。



「バルカンヘッドランプ」と言われたあの特徴的なヘッドランプが印象的でしたし、VKエンジンも「静か過ぎる」という感じでは無く「意図的に」聞かせている感じのエンジン音でした。
それとアクティブサスの恩恵なのでしょうか、首都高のつなぎ目等のギャップも嫌な突き上げも無く、コーナーでもなんだかあまりロールしない不思議な感覚でした。

このシーマの運転手さん(Aさんとしておきましょう)と仲良くなり電話番号を教えて貰い、大体いつもその方のタクシーに乗っていました。
でも、Aさんが他のお客さんを乗せている場合もあるわけです。
そうすると「俺の仲間の○○さん(私の事)が喜びそうな車乗っているのを差し向けるから」なんて事もありました。

それで乗ったのがこれ。


これが現れた時はビビりました(笑)
「こんな個タクまであるんかい!」と(^^)

センチュリーなんてお台場の「MEGA Web」で300円払って乗ったことがあるくらいですよ(^^)
しかも後席に乗るなんて大臣や大会社の役員位だろうという車ですから、私のような青二才に乗っていいものかと(笑)

兎に角、この車は「静か」で「エンジン音もどこか遠くで微かに」を通り越して「無音」でした(笑)
精々、ロードノイズが入ってくる位で、その音も同じトヨタなのにアリストとは全く次元が違う車でした。
それに後席にもテレビやスイッチ類が沢山あって、それの殆どが「日本語表記」(笑)
テレビは前席と後席のフロアトンネルの真ん中に鎮座していて、デスクまでありました。
それとマッサージ機能とか・・・
後席エアコンの表記も大分記憶が怪しくなっていますが普通なら「AUTO」表記なところが「自動」って書いてた気が(笑)

まぁ、もう時効だと思いますので書きますと、所謂「居酒屋タクシー」だった訳です(汗)
そろそろ仕事が終わりそうってあたりに電話をすると強労省の少し離れたところで待っていてくれるという塩梅でして・・・
(真ん前には他の個タクが列をなしているので、それを考えて)
乗り込むとリアのカップホルダーに缶ビールとおつまみがセットされているという・・・
数年前、これが問題となっていましたが、今はどうなっていることやら。
でも、いつも貰いっぱなしってのも気が引けて、お茶やお菓子、パン等を差し入れしてました。

まぁ私の場合は「居酒屋」目当てでは無く「乗ったことのない車に乗りたい」が主目的だったのですけどね(笑)
こういう目的でタクシーを選んでいるのも少数派だったと思われます(笑)

他にもいろいろなAさんのお仲間の「個人タクシー」に乗りました。
運転することは勿論叶わないことですが、「個人タクシー」の世界には「これ、タクシーとして使うか?」という車達が結構ありました。

例えば最終型セルシオ(F30)の「TOM'S セルシオ」(笑)
(こちらはノーマル「TOM'S」笑)


これがやって来た時も笑いを通り越しましたねぇ(^^;)
運転手さんはいつもAさんのシーマやセンチュリーの方より年配の方で、
「これってTOM'Sですよね?」と聞くと
「そーですよ。お客さん、Aちゃんから聞いてたけど相当好きだねぇ」
「でも、これエアロキットだけですよね?」
「いーや、ちゃんとスーパーチャージャーも付けたよ」
なんちゅー会話だ(笑)
確かに信号とかからの加速の時「シュウィーン」って音がしてました(^^;)

Y50 フーガの個タクも乗りました。
「フーガのタクシー(ハイヤー)なんて結構いるじゃん」と思われる方も多いかと思いますが・・・
こちらは「IMPUL」のフルエアロだったのですよ(笑)

Y50 フーガ 「IMPUL」

この「IMPUL」タクシーの方は車高も下げておられて「よくねー街中でフロント擦るんだよ~、これ2機目笑」
でもゴツゴツしてるわけでも無く「ちょっと硬め?」という位でした。

「セルシオ TOM'S タクシー」や「フーガ IMPUL タクシー」も、これのボディカラーがホワイトで、サイドとボンネットからリアにかけておなじみのブルーのラインが入り、そしてルーフに「でんでん虫」の行灯が乗っていると思っていただければ出来上がり(笑)

この時、初めて「フーガ」という車に乗ったのですが、インパネ中央にあったアナログ時計やオレンジ色に輝くメーターやインパネは他のトヨタのセダンとは異質に感じて「いい車じゃん」と思いました。
もしかすれば、後年HY51フーガHVを買ったのはこの時の潜在記憶があったのかもしれません(笑)

こういうのにも乗りました。


メルセデス・ベンツEクラス(W211)
ベンツまであるんかい!と思いました(笑)
こちらは国産とは違って内装は質実剛健で、それこそ首都高のあのギャップを越えても「ミシリ」とも言わない剛性感に舌を巻いたものです。
「今、距離はどのくらい走っているんです?」と聞くと
「18万キロちょっとだね~」
流石です(^^)
てか、この写真、借り物ですがあの方・・・じゃないよね(笑)

記憶を手繰ると他にもクラウン・アスリート(18系、普通ならロイヤルだろと思いました笑)やマツダ・センティア(HE型)、ホンダ・レジェンド(KA9型)等など、Aさんのお陰でそのお仲間の「ある意味変態な」タクシーに沢山乗ることが出来ました。

これらの運転手さんに必ず聞いた事があります。
下世話な事なのですが「こんな高級車を使ってペイするのですか?」と。
すると「勿論、儲けさせて頂いてます」という人が殆どでしたが、Aさんとセンチュリーの運転手さんだけ答えが違いました。

彼ら二人は「まぁペイしてるっちゃあしてるけど、他の連中の車よりガス食いだし、メンテ費用は高いし「利益」で見たら低いね。だけど、俺、若い頃にこっちに出てきてタクシー会社入って、金貯めて不動産とか株でちょっと儲けたのよ。そのお陰で今は生活にも不自由しなくなったんだ。まぁ、タクシーから始まった人生だから、これを止めるとボケるような気がするし、こうやってお客さんと喋っているのが好きなんだろうね」と。(このお二人、境遇まで似ていました)

彼らは「自家使用」といって「タクシー」として使っている車両を「自らの愛車」としてる方も多いようです。(「自家使用中」というプレートをフロントガラスに付けた個人タクシーを見かけた事がある方も多いと思います)
また、いい車だと自分の疲労感も少ないし、そこが「職場」な訳だから、せめてその「職場」である車は好きな車を使いたいし、自分好みにカスタマイズもしたいとも仰っていましたね。

強労省を去る日、シーマの運転手さんにそれまでのお礼を電話をしました。
すると「今から行くから」と。

退職の日は寂寥感や感慨等は無く「やっとこのクソみたいなところからおサラバできる」という思いでしたので退庁時間は入省して初めての「定時退庁」だったと記憶しています。

そんな時間(18時)ですから、タクシー券があるわけでも無く、タクシーの営業を始めようかという忙しい時間でしょうから、お断りしたのですが・・・
彼はやってきたのです。
「今日はちょっと早めに仕事を始めたと思えばどうってことないよ」と。

私はたった二年間でしたがお世話になった事のお礼を言うと「乗っていけよ」と言うわけです。
いやいや、この時間で早いですから電車で帰りますよと言うと・・・

「まだ営業前だし、自家使用中に誰を乗せても構わないよ。今日は○○さん最後の日。せめて俺に送らせてちょうだい」
この時の事は仕事場で花束を貰ったり事や送別会の事とかよりはっきりと覚えています。

なんでここまで一介の客のためにと聞いたら・・・
「だって○○さん、普通霞が関からタク券使うお客って疲れてダンマリの人もいれば、やたらと横柄な人もいれば、ありがとうの一言もない人が多いのよ。それをわざわざ俺たちのためにジュースやら茶やら食い物まで買って来てくれるお客なんていなかったからね。それにさ、仲間内、みんなで話したんだけど○○さんと車の話ばっかりだったけど楽しかったって言っていたよ。」

私もいつも良くしてもらっているお礼というのもありましたが、彼らとの話がとても面白く、疲れ切っていてもあの車内の時間は本当に楽しいものでした。車の話題は勿論、タクシー業界の事とか・・・
そんな楽しい時間でしたから、あっという間の時間でしたし、何よりも彼らの心遣いが嬉しかったのです。

僅か二年ちょっとの霞が関勤務でしたが省内部や省庁間で新たな仲間も沢山できました。
しかし、このAさんやそのお仲間とのやり取りを未だに忘れることはありません。
「運転手さんと客」という関係だったのに・・・・・

その後、証券に行ってからは勤務先が日本橋になり強労省のような酷い時間まで残業ということもなくなったため、乗ることもなくなってしまい、そしてその会社も辞め・・・

今では「タクシー」自体に乗る回数が減りました。
乗ることがあっても「きた車を停める」なり「車列に並んでいるのに乗る」という感じです。

でもたまに「でんでん虫」がやってくると「Aさんやあの仲間の方々じゃないかな・・・」と淡い期待を持ってしまいます。
残念ながらAさんを始めそのお仲間のタクシーに再会した事は未だありません。
でも、きっと皆さんお元気で今でも「面白いタクシー」にお乗りの事でしょうね(^^)v

で、最近はどんな「個タク」が走っているのか興味が湧いたのでちょっと時間潰しがてら見てみました。

するとまぁ、面白いのが出てくるのなんの(笑)

まずは定番のこれ。

現行(210系)前期のクラウン・アスリート。
まぁ、ロイヤルがタクシー需要としては多いのでしょうが「アスリート」も結構あるようです。
それにこのタクシー、アルミはBBSに、リアもエアロが付いていますね(^^)

こんなのも。

Y51フーガですが、グリルが「IMPUL」の物に替えてありますね(^^)

まぁ、クラウンとフーガはそれでも「定番」と言えるでしょう。

では「おもてなし感出しすぎ」と言いますか「オーバースペック感満載」「こりゃ乗ってみたい」な個人タクシー達から(笑)


早くも現行Eクラス(W213)の個人タクシーもあるんですね(^^)
あのフル液晶インパネに見入ってしまいそうだ(笑)
うーん、乗ってみたいぞ。


上で現行Eクラスのタクシーに乗ってみたいと思いましたが、現行Sクラス(W222)まであるとは・・・
これも乗ってみたいなぁ。
これにOPのブルメスターサラウンドとか付いていたら最高だなぁ(^^)


Sクラスのタクシーは上で現行モデルを紹介しましたが、こちらはその先代モデル(W221)ですが・・・
よく見るとこれ「AMG」じゃね(笑)
どうやら「S65 AMG」のタクシーのようです(^^)

長距離移動、これでしたい(笑)

メルセデスがあるということは・・・
やっぱりありました(笑)

BMW7シリーズ(先々代E6系)
こちらも快適でしょうねぇ・・・
ドライバーさんと共に「駆け抜ける喜び」を後席で体感出来そうです(^^)v


一瞬、ジャガーのXFかと思ったんですが・・・
なんと「テスラモデルS」の個人タクシーでした(^^)
物凄く静かで快適でしょうね(^^)
これも乗ってみたいなぁ。

では次は「ちょっとやり過ぎ感」が笑えるが見たら「手を上げて停めてしまいそうな」個人タクシー達。


現行の凝ったハイブリッドシステムを搭載したアコードの個人タクシー。フルエアロがこれまたいい感じでの「やり過ぎ感」が出ていていいです。
これ見たら停めてしまいそう(笑)



スカイラインのタクシーというだけでも珍しいですが「IMPUL」のフルエアロ(^^)
それにアルミも替わっていますし、車高も落ちていますね(笑)
映画「TAXI」を彷彿とさせます(^^)
車高、確実に落ちていますが乗り心地とか気になる・・・(笑)
でも、これがやって来たら停めてしまいますね(^^)v
これ、あの「IMPULフーガ」の運転手さんじゃないよなぁ(笑)

最後は「これはネタか?」と思える個人タクシー。


これはプラモデルですよね(^^;)
でも・・・
一台くらいはありそうです(^^)



・・・・・・

お客1人しか乗れないやん(大笑)
首都高とかで運転手さんが熱くなりそうです(^^;)

こうして見ると個人タクシーの世界、やっぱり今でも面白い、そしてどう見てもオーバースペックでしょ?と思うほど豪華な車があったり、運転手さんの趣味がモロに現れているものもあれば、最後のネタとしか思えないものまで幅広くあって、見ているだけで飽きませんでした(^^)

きっと今夜も霞が関のお客待ちにいろいろなタクシーが並んでいることでしょう・・・
Aさんやお仲間達は今、どんな車に乗っているのかな・・・

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
また先日より沢山の「イイね!」を頂き、本当にありがとうございます。

まだ残暑が続くようです。
皆様、ご自愛くださいませ。
2017年08月22日 イイね!

「お値打ち」な車達~300諭吉以下で見てみた~

昨日は通院日でした。
いつもより少し長めの検査日で終了が16時半・・・・
少し疲労しているバーンスタインです(笑)

帰りは面倒になって高速道で帰ってきました。
そんな車中、ブログのネタを考えている自分が(笑)
完全な中毒でしょうか・・・・
高速を行き交う車達を見ていてふと思いました。
停滞中(笑)のセカンドカー選び「何も新車じゃなくていいんじゃね?」と。

前にもブログで書きましたが例えばスバルWRX S4に欲しいOPを付けていくとほぼ500諭吉さんですし、新型カムリも税制優遇を受けられるので総支払いはWRXよりは安いですが、450諭吉。

となると中古で所謂「ドイツ御三家」の出物なんて無いのかしらと思ったわけです・

みん友さんにバイエルンの自動車会社の車をお売りになっている方がいたり、メルセデスに造詣の深い方がいたり、アウディのハイエンドに乗られていらっしゃる方がいたりして「独車」への憧憬が強くなっているのでそちらを見てました。

で、その三会社の所謂「認定車」でいいものが無いか見ると結構、お値打ちじゃないの?と思う物件が出ているわけで。
「上限300諭吉縛り」を設けちょっと遊んでみました。

※以下で挙げている写真はその「物件」の物ではない借り物画像なのでご注意を。

例えばBMW。
先代5シリーズ(F10)ってエクステリアを今見ても古さを感じませんし、今いくら位するの?と思って見てみると。
523dで既に300万を切っている物件が結構あります。
と思ったら後期の4発ターボになった528とか523も結構あり。
これってお買い得じゃあないの?と思いました。
(走行距離も3万以下なんてのがザラですし・・・)

BMW5シリーズ(F10 後期モデル)



全然古くないやん。
さすがにMスポーツ(M5ではありません)は少し高めですけど、Mに拘りがあるわけでも無いし・・・
「シルキー6」と言われた6気筒搭載モデルだともっと安いです。
ACCとかも付いているし「レーザービーム」こそ無いもののLEDなりHIDヘッドランプもあるし、レーンウォーニングとか安全装備もいいし。
これで300万しないって国産の新車買うよりお買い得な気がしてきました。
直6モデルだったらもっと安価なので、魅力的です(^^)

で、次はメルセデスを見てみたのですよ。
5シリーズを見たからにはこちらは先代「Eクラス」(W212)で。
こっちもエクステリア、インテリアともに未だに古さを感じさせません。

メルセデス・ベンツEクラス(W212 前期モデル)



後期のヘッドランプが一体式になったモデルだと「300万以下」ではヒットせず。
(でも400まで広げれば沢山ありました)
後期もいいのですけど、この前期の4灯式、今見ても新鮮なんですよね(^^)
これの認定車のE350が本体273万という個体を発見。
走行距離も4.2万キロ。
しかもAMGパッケージまで付いているし・・・
LHDというのが私的には気になる(LHD車は乗ったことが無い)のですが、慣れでしょうか。
これもお値打ち品ですよね。

次、アウディ。
「5シリーズ」「Eクラス」と来たので「A6」でしょう。
こちらも全然古さを感じないデザインとエクステリア。
というか、こちらはMCを経ただけで「現行モデル」が買えます。
こっちもお値打ち車がけっこうありますね。
その殆どが「2.8FSI」のNAモデルですが、中には3.0のスーパーチャージャー搭載の「3.0TFSI」1台だけありました。

アウディ・A6「C7系・前期型」



これもいいやんけ~
2.8エンジンはちょっと非力かな?という気もしますが、あんまり気にならない程度ですし、もうちょい予算を足せば「3.0TFSI」が買えます。
魅力的過ぎるモデルが多い(笑)

ついでなのでボルボ。
同じEセグだと「S60]という事になるのでしょうか。
ボルボも独特のエクステリアデザインやスカンジナビアの雰囲気を感じさせる木目パネル等、独車とはまた違った魅力があります。
またACC等の快適装備、安全装備も引けをとらないものがあります。

「ボルボS60」



これも全く古さを感じませんね。
メーターなんて液晶になってますし、内装も豪華さではドイツ御三家に一歩譲る気もしますが、合理的で分かりやすいスイッチ類やその配置等、機能美のあるデザインで好感が持てます。
これも300万円あればツインチャージャーになる前の3,000CCのターボが買えるというのには驚き。
これ、非常にお買い得じゃないですか?(モデル末期なのかな・・・)
仮にモデル末期だとしても、それを割り切って買えばこりゃあいい買い物になると思います(^^)
(S60はセグメント的には「Cクラス」や「3シリーズ」「A4」と同じクラスになるようですね)

うーん、WRX S4が第一候補だと思っていたけどこれは本気で悩むぞ(笑)
と言いつつズルズルと引き伸ばすのが私の悪い癖なのですが(汗)

今日はまだ疲れが残っているので短めにしました。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
また沢山の「イイね!」やコメントを頂き本当に感謝いたします。

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「DIY考~長年のブランクが通用するか~ http://cvw.jp/b/2783642/41040549/
何シテル?   01/30 03:26
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