2017年06月01日
私が子供のころ「金曜ロードショー」や「木曜ロードショー」といった映画番組が全盛期でした。
水野晴郎さん、淀川長治さん、荻野正晴さんといった方の司会で毎週映画を紹介するというものでした。
「いやー、映画って本当に素晴らしいものですね」や「さよなら、さよなら、さよなら」は有名でしたね(^^)
さて、車好きの子供が当時見たかった映画はやはり「007」シリーズだったのでは無いでしょうか。
スパイ装備満載のボンドカーが大活躍する007シリーズは私も好きでした。
先日、三代目ジェームズ・ボンド役を演じたロジャー・ムーアさんが亡くなりました。
ムーアさんのボンドで一番印象に残っているのは「ムーン・レイカー」と「私が愛したスパイ」です。
「ムーン・レイカー」ではパックマンみたいな悪の組織(笑)の衛星が米ソの軍事衛星を乗っ取ってしまうシーンが印象的でしたし、「私が愛したスパイ」ではあまりにも有名なロータス・エスプリが潜水艦になるシーン。
勿論、私はリアルタイム世代では無いのでテレビで見たのでしょう。
当時の子供は大体、21時には寝なさいと言われてましたがロードショーのある日だけは最後まで観ることを許されてました。
自分の部屋にテレビが入るまで、そんな感じでしたね(笑)
007シリーズと言えばボンドカーの活躍と共に外せないのがボンドガール。
ボンドとボンドガールの逢瀬のシーンになると家族の会話が止まるという(笑)
今にして思えば当時の日本映画の濡れ場より全然マイルドなのに(笑)
まぁ、今はドラマ何かでも殆どそういうシーンは無くなったので家族で安心して観ることが出来ますね(笑)
今になって007シリーズを観ると、ショーン・コネリーさんのボンドは男っぽく、R・ムーアさんのボンドはスマートでジゴロな感じ(笑)
ダルトン、ブロスナンはそのいいとこ取りで、現ボンドのクレイグはコネリーの男っぽい路線に戻った感じでしょうか。
まぁ、007のDVD-BOXを観て「どれが一番印象的か」と問われたら「007は二度死ぬ」ですね。
日本が舞台、ボンドカーはトヨタ2000GTという作品です。
詳細はネタバレになるので書きませんは、まぁ当時の日本に対する勘違いの激しい事(笑)
丹波哲郎さんが日本の秘密警察(だったかな?)の長官「タイガー田中」という役で出ます。
日本人なのになんで「タイガー田中」なのよというのは置いておいて(笑)
今は携帯電話やインターネット等など、情報網が発達したのでスパイ映画やアクション映画は作り込みが昔と一気に変貌してしまい作り手さんは大変でしょう。
ま、CG技術が進化しているので楽になったという話も聞きますが・
話が脱線しました。
日本人が「映画」を渇望していた時代に「ジェームズ・ボンド」としてまさに「銀幕のスター」であったロジャー・ムーア。
安らかに。
きっとあちらでも女性を口説いているのかな(^^)
Posted at 2017/06/01 14:33:20 | |
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