プレッシャーリリーフバルブ交換

だいぶ前からエンジンチェックランプが点灯しており、OBD2のコードを調べたらP1093,P2279,P2187の三つのエラーコードが出ていました。
このうち一番怪しいのがP2187”フュエールメータリングシステム(バンク１)リーン過ぎるシステム(アイドリングスピード時）”ってやつ。
プレッシャーリリーフバルブのゴムで出来たダイヤフラムの一部の切れ・破れが不具合の原因である事が多いそうなのでネットで先週末に注文。今週半ばに届いたので雨が小降りになったスキに交換作業をしました。

エンジンカバーを外すとエンジンの上に載っている黒い円盤状の部分のある部品がプレッシャーリリーフバルブ。
2本のホースが繋がっていますが、ホースの端についたギザギザの部分を摘まんで引っ張るとホースは簡単に外れます。
そのあと、黄色で囲ったトルクス(T25)のネジを4本緩めて外します。
トルクスはあまりキツクしまっておらず簡単に外れました。
黄色で囲ったトルクス(T25)のネジを4本外しますが、その前に

プレッシャーリリーフバルブを取外す前に下にウエスを置いておくことをお勧めします。
写真のようにエンジン側の穴からオイルが垂れて来ます。
オレンジ色の部分はガスケットでこいつも交換します。
ガスケットはマイナスドライバで周りを傷つけないように抉って一部を取り出したら、手で引っ張るだけで外れます。

今回プレッシャーリリーフバルブとセットになっていた新しいガスケットを挿入。
なお挿入前に新しいエンジンオイルで全体を濡らしておくと収まりが良いようです。

後は新しいプレッシャーリリーフバルブを取り付けて、トルクスネジを4本締め、ホース2本を繋いだら終了。
ここまで作業開始から30分もかかりません。
写真は新旧のプレッシャーリリーフバルブ。もちろん上の汚れているのが古いもの、下の綺麗なのが今回取り付けたもの。

交換後、エンジンを掛けたら格段にアイドリングが安定し、車体が揺すぶられることも無くなりました。
OBD2のエラーコードをリセットしてから家人の買い物のついでに街中を１時間ほど走り回り、帰宅後に再度チェックしたら、エンジン関係のエラーメッセージは３件とも検出されませんでした。
やはり、プレッシャーリリーフバルブが原因だった模様。

自宅に戻って古いプレッシャーリリーフバルブを分解してみたら、思った通りダイヤフラムのゴムが切れていました。
ここから余計なエアが入り込んで悪さをしていたようです。