訃報

私事ですが・・・

両親が他界しました。

暗い話で申し訳ありませんが、ここを見てくれている知人への報告も兼ねて書かせて頂きます。



母は3年半前にガンが4箇所に発見されました。

大腸、胆嚢、肝臓、胃に小さな影が見つかり、手術で大腸と胆嚢を切除。

抗がん剤治療で胃の影は見えないまでになりましたが、肝臓にあった数個のガンが治癒せず、
お盆前に腹水が溜まり始めて自宅でほぼ寝たきりとなり、
お盆明けに急激にガンが大きくなり、5日間の入院の後他界しました。

8月に入るまでは抗がん剤治療をしながらも四国遍路をしたり、温泉旅行（湯治）に行ったりと
「じっとしていると滅入るから」と飛び回っていました。

享年７７歳でした。



父はおよそ50年前にガンで右足を大腿部より切除。

そのご再発は無く元気にしていましたが24年ほど前に心筋梗塞でバイパス手術。
死の淵から生還して元気にしていました。

ここ数年は医者に心臓の一部が壊死するところまで行ったんだからあまり心臓に負担を掛けるなと
注意されていたようでしたが、四国遍路も母と行ったりして2度死に掛けたとは思えないほど元気でした。

年に何度か肺に水が溜まったとか、切った足が痛いとかで寝込む事がありましたが・・・

母の入院前も体調を崩していたようでしたが、母の入院後は気丈に動き回っており
母の葬儀の後も各種手続きや家の片付けの手伝いをしてくれてました。

しかし、母の死からちょうど1週間後自宅で寝たまま息を引き取りました。

死ぬ前日の夕方も私が帰った後に一人で食事をし、食器を洗って片付け、部屋の片付けを少ししてから
就寝した様子でしたが、そのまま帰らぬ人になってしまいました。

その日片付けの続きにと行った私と妻が見たときもまるで寝ている様だったので起さないようにと
気を使っていたくらいです。

昼食の為にと起そうとしましたがすでに冷たく、硬くなっていました。

享年79歳でした。


父も母もまだ大丈夫そうだと思っていたのでこんな事になるとは思いもしませんでした。

まだまだ年金、銀行、保険、土地家屋等いろいろと手続きが続き、
近所の人や知人の来訪の対応や家の片付けをしないといけないので忙しくて目が回りそうです。
実家は両親の二人暮しで、近くに親戚もいないので私が頑張るしか・・・

いつになったら落ち着くのか・・・

みんなに大変だけど身体に気をつけて・・・って言われますが、
少々無理してでも動いていかないと何も進みません。
忌引き休暇が終わるまでにできるだけの事をしないといけないので頑張るしかないです。




あ、ちなみに両親の遺産は私がほぼ全て相続しますが、古くて小さな家やわずかばかりの貯金では
無い方がマシです。　生命保険も自分達の葬儀と墓でせいいっぱい程度。
面倒な手続きばかりで何の得もない・・・（Ｔ Ｔ）



あぁ、古い家をどうしたもんか・・・
売れるような場所・大きさではないし、すでにかなり傾いているので補修しないとちょっとした地震で倒壊するだろうけど、住む予定の無い家にお金を掛けれるほど裕福ではないし・・・
（ちなみに、倒壊の危険があるので実家に泊まるのは嫌です。よくあそこに住んでいたと関心するくらい・・・）