
母が2度のもらい事故をした車。
母とオイラが自損事故を競演した車。
本来の持ち主である姉が、
ほっとんど乗らなかった車。
ちなみに、家族唯一のゴールド免許ホルダーは姉。
そんな車、iSt。
それでも4年も待たず9万キロ走り、
しかして機関快調。
タイヤがすり減っている以外、特に不調らしいトコロも無く。
この日、新たに乗り換えてしまった...
姉車の担当営業から、
2月中頃に
こんな話しを聞かされて、
まだ値段に関しては、コチラ(店舗営業)にまで来てないのですが、
新型は排気量も上がるから、
現行よりも安くなる事はゼッタイ無いでしょうね、
だとか、
値引きも頑張ります!アレもコレも安く付けます!!
と言われ...
しかし、内容的にはさほど値引きされているワケでもなく、
アレもコレも、結局は系列店全体がやっている割引サービスの一環。
特に、頑張ってるなぁ、といった印象は皆無。
だが、心に引っかかってしまった点。
“オーダーストップ”と、
“次期型は高くなる”という点。
次期型に関しては、ネットで色々と情報を漁ってみたモノの、
当時、成果はかんばしくなかった。
年始頃のモーターショーの時、そう、インサイトの値段発表の折、
次期プリは200万以下にならないだろうが、それに近づいた値段になる、
といった事が、発表されたような?予測が出た様な、程度。
正直、確たる証拠のない情報であり、
オーダーストップに
やきもきする母の心を動かすだけの
説得材料たりえなかった...
そして遂に、
次期型を待つことなくオーダー。
ま、オイラが払うんじゃないし、メインとして乗るでもない。
次期型が充電したり電気自動車だったりといった
新たな要素が加味されるワケでもなく、機構的にはほぼ一緒。
燃費としても数キロ違う程度。
排気量は1.5Lでも必要十分だし、
図体がコレ以上大きくなるのわ、
現状の母のボケっぷりからもいただけない要素。
と、自身を説得する様に吐き出し、送り出した。
だが。
3月も半ばになると、社外秘の資料を見ただとかなんだとか、
バンバン情報が出るわ出るわ!!?
遂には
みんカラなニュースや
特集を始め、各種メディアでもバンバンと、
205万
の数字が乱れ飛ぶ始末...
まだウワサレベルとわゆへ、ココまで来たら、
カナリ信頼性のある、
確度の高い情報でわ!??
と、ココまで来ると、妙な邪推もしたくなる。
年始の時点で既に、営業にまで値段を含めた資料が、
行き渡っていたのではないだろうか?
だとすると、値段に関しては箝口令が敷かれていたのでは?と。
トヨタの計画としては、こうであろうか。
まずは、メーカー全体として厳重に新型に関する箝口令を敷いた上で、
現行プリウスの方がトクであると印象づけ、売り上げをなるべく伸ばす。
そして2月末のオーダーストップ後、徐々に情報を開示、
5月の新型の方が旧型よりも、さらにおトクなビッグプライス!!
として売り出していってスタート予約や売り上げを伸ばし、
結果として新旧両プリウスでの好売り上げを果たす!!
という一大(?)戦略か?と...
2月から3月中頃に至るまで、
現行型の10thアニバーサリーなCMが、
時期はずれにも関わらずやけにバンバンと流れてたし...!
営業担当に愚痴をぶつけたくもなるが、
しかし相手は会社の末端のしかも若手営業マン。
むしろ彼も、メーカー上層部主導の箝口令の犠牲者だったのか?
と同情すらおぼえぬでもない。
もののしかし、どうにも少しは愚痴らねば、
この腹の虫が治まらぬ!と母とオイラ。
ウワサが本当ならば、50万以上の差額、さらには300ccの差を始め、
細かいブラッシュアップといった、旧型(現行)車では、
欲しくてもどーしようもない差を埋める事は、
どーやっても出来ないのだから...
新車引き渡しのこの日、大安吉日。
日が沈んで暗くなってから店に赴き、
椅子に座って担当と真向かうや、2人して
チクリチクリと、
しかし静かに淡々と、笑顔で上記内容を伝え...
流石の営業マンも、軽く切れ気味か、態度には表さないものの、
「じゃぁ、今日、新車引き渡し、やめます?」とか
「それじゃ、新型の値段が分かったら、すぐに!○○様に伝えます!!
そうすれば、このお話が損などではないと、お分かりいただけるハズです!!!」
と...
まぁ、営業さんが勧めて下さったモノ、
無碍に要りませんなんて言えませんよ♪
この車もイイ車ですし、ねぇ?
なんて感じで、車を受け取って帰った。
嗚呼、なんて
イヤな客だろう!私たち!!
だがやっぱり、
新車は気持ちイイ☆それだけは、確か。
Posted at 2009/03/31 01:02:47 | |
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