昨日は楽しい時間を有難うございました。(*^^)v
さて、前回より記載の商品について、
今までは下らない事しか書いてなかったので
今回はちょっとだけまともな内容を・・・
まず、購入の理由としては、 これ と これ に記載の熱対策を施し、
確実に効果がある事は認められたのですが、
その後、昨年の記録的猛暑の中、お盆時期の大渋滞の前には
ウォータースプレーも歯が立たずに一瞬でタンクが空となってしまい
結局ヒーター全開。敢え無く撃沈・・orz
そう、前述の対策は走行風をより効率的に利用する為のもので
それらに見合う「風」が無ければ話にならんのよね。(^_^;)
結局のところ、熱対策?2層式ラジエーター?容量アップ?
だから何?
と言った状況となった為、ファンの交換を決意しました。
まず、ファンモーターの経年劣化による風量不足
純正交換も考えましたが、現状でモーター類が正常であるならば
新品に交換しても改善されず無駄になるだけ。
そこで安易に流用か自作かを考えたのですが
流用については
サイズと位置さえ合わせれば、
基本的には他車の物が何でも流用出来そうでしたが、
オークションの中古部品ではファン径等の部品サイズがわからないし、
そもそも、純正ファンは風量よりも静音を重視して設計されている。
同程度の径の純正ファン、モーターでは
どれ程の風量増が望めるのかも分からない上
部品自体が中古のため性能的に怪しく買う気にはなれない。
自作については詳しくは後にも記載しますが、
国内で販売されている強化ファンを購入するにしても、
信頼できそうな製品で、相応のパワーを有するファンは
一基約2万円弱×2。また、アルミパネル又はFRP等で
適当な板を購入してファンシュラウドの製作を考えると
材料費のみで最低でも約4万円~5万円程度は必要。
そんな時に「MIATA FAN」のキーワード検索で
偶然見つけたのがこのファン。送料を含むトータル金額$552.27
その他の諸費用を含めても円高のお陰で
価格的には自作材料費とほぼ同じ。
製作の手間を考えると個人輸入したほうが安価だった為です。
何より、専用設計品なので製品としての完成度も高いですからね。
で、これが今回購入した製品の全体像
強化ファンとファンシュラウドのアセンブリです。

ちなみに、この製品に付いている強化ファンは
「SPAL MARTECH」と言う製品。
日本でも購入できますが、価格は一つあたり¥17,640
性能(CFM)については870
尚、CFMとは、Cubic Flow pre Minute の略で
一分間あたりの流量を示します。
1000CFM=10×10×10(単位はフィート)
の立方体分のエアー流量となります
一辺10ft=120in×25.4㎜(1インチ)=3048㎜(3.048m)
(後は自分で計算してください 笑)
この数値は日本のカタログから引用してますが
実際にはラジエーターの圧力損失等々、条件によって異なるため
恐らく平均風量の値だと思います。
もっと詳細な性能データが気になる方は
単位がSI単位のため換算が面倒ですが
下記アドレス(PDFファイル)をご参考までにどうぞ。
取り付けに関しては
ファンシュラウドは確かに簡単に付きましたが、
既製品のファンを組み込んでいるだけなので、
肝心要のファンモーターのコネクター形状が全然違う。


日本製なら専用設計と謳う以上、
ポン付けカプラーオンが当たり前ですが、その辺りは流石アメリカ産。
車体側ハーネスを傷つけるのは嫌だから取り外した純正ファンの
コネクターを切り取り分解、組み換えをして取り付けました。

取り付けが完了。
インテークチャンバーが邪魔、折角のアピールポイントが見えねぇ~

ファンが回りだすと明らかに違います。
まずビックリするのはファンの作動音。
純正はファンの形状等、静音対策が施されてるため
「ぶ~ん」てな感じで比較的静かな回転音ですが、
これは知らない人が聞いたら壊れてるのか?
と言う感じで「クァーン」と唸ります。
風量に関しては体感での感想ですが
エキマニ辺りに手を添えた場合、
純正ファンの場合そよ風程度だったのが
交換後には、それなりの風圧を、バンパー開口部付近でも
結構な風の引き込みを感じます。
例えるなら、シガーソケット電源の安物掃除機程度の吸引力かな(笑)
これは期待大。
今年の夏こそは快適なエアコンライフ!渋滞も怖くなさそうです。