FA20DIT エンジンマウント交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
今回はFA20DITのエンジンマウントを交換してみました。
4度目の排気漏れによりシビレを切らしてエキマニを外そうと考え、ついでにエンジンマウント交換をしてしまおうと思い作業しました。
凄く疲れた交換作業を備忘録として記載しようと思います。
まずエンジンをジャッキで持ち上げる必要があります。インタークーラー、ラジエーターのアッパーステー、エアクリボックスとタービンジョイントパイプを切り離し、エンジンを持ち上げた時にホース類にテンションがかからないようにしました。
その後、車体前方をウマで支えてエキマニを外しました。今回もタービンを降ろさずエキマニだけ取り外しました。
2
次にセンターマフラー付近の、よく折れると評判のステーを取り外し、CVTのマウントのナットを取り外しました。
とにかく、エンジンを持ち上げた時に各部に負担にならないように、外せる所は外しましたf^_^;
3
エンジンを持ち上げる為に純正マウントとメンバーを止めているナット(オレンジの矢印)を外しました。
オイルパンにゴムブロックを当てて、周辺を見ながらジャッキでエンジンを徐々に持ち上げました。ネットでオイルパンで持ち上げている方が多く、凹まなそうだったので。
大体5cmくらい上がって限界でしょうか。オイルパンは凹まないよう慎重に上げました。
4
エンジンを持ち上げる際、ラジエーターも上がるのでフレームに引っ掛からないよう注意しました。
あらかじめ、ラジエターを固定しているアッパーのブラケットを左右2箇所外しておきましたが、ラジエーター本体が上に引っ掛かりそうなので徐々にジャッキを上げつつ、ラジエーターの引っ掛かりにも注意を払いながら慎重に作業しました。
エンジンが上がったら、フレームとエンジンの間に木材を挟んで落下防止をしました。作業中の挟まれ防止対策です^ - ^
5
ここから純正マウントのボルトを左右で4本緩める作業を始めます。
純正マウントの前側を留めているボルトは見えるので楽に緩むのですが、後ろ側がめちゃくちゃ見辛くて物凄く硬く、また工具が僅かな隙間からしか入りません。
フロントメンバーの下側の穴からボルトを覗き、アルミアームとドラシャの隙間から工具を入れて少しずつ緩めました。
14mmのスパナやメガネレンチ数種類、スピンナなどを駆使してなんとか緩めて取り外しました。
その間、エンジンが落ちてきたら挟まれて大惨事になってしまうので、一応木材は挟んでありますが、耐えずジャッキをチェックしながらボルトを少しづつ回しました。
体制も悪く、首や肩が痛くなりました。メチャクチャ辛かったです:(;゙゚'ω゚'):
今回は何とか緩めたり締めたりできましたが、この作業をするなら、ロングフレックスメガネラチェットレンチの14mmは絶対あった方が良いと思います。
参考にさせて頂いた方のレヴューにも絶対必要と書いてあったのに、自分は無くても何とかなるだろうと用意しなかったので地獄を見ました(T ^ T)
オレンジマルは運転席側のマウントのボルト挿入位置です。
6
やっと取り外せた純正品ですが、やはり錆とゴムのへたりがありました。
写真右側のプレジャーレーシングさんのマウントは、BRZやレヴォーグ、wrx s4と共通でした。
そこから考えると、もしかするとstiのBRZ用も使用できるのでしょうか。
純正品はゴムでしたが、今回購入した物はアルミ製のブラケットの上に強化ゴムが乗っているような部品でした。
凄く剛性はありそうです。振動等は考えずに純正から交換するなら、せっかくなので強化品が良いという勘違い理論で交換しましたf^_^;
7
プレジャーレーシングさんのマウントを何とかセットしましたが、ここからがまた地獄の始まりでした((((;゚Д゚)))))))
後ろ側のボルトの挿入と締め付けがめちゃくちゃ大変でした。
やっぱりこの辺がプロショップと素人の差なのでしょうか。プロショップは絶対こんなに苦労していないと思います。今回も、ここでロングフレックスがあれば最高でしたf^_^;
何とか、裏側のCVTの隙間やフロントメンバーの隙間からメガネレンチやスパナを入れてガッツリ締め付け。
多分、左右エンジンマウントの取り外しと装着に5〜6時間かかりました。やはりロングフレックスを買っておけばと後悔しながらの作業でした。首の痛みで中断していた時間と、途方に暮れていた時間も多々入っています(笑)
ちなみに自分は運転席側の方が作業し易かったです。タービンやキャタライザーを外さなかった為に結構制限があって狭かったです。それを考えると横着せずに下側も色々取り外した方が作業性は良いかもです。
8
何とかボルト2本でマウントを固定し、ジャッキを慎重に降ろしながらマウントから突き出ているボルトをメンバーの穴に入れてナットで固定しました。
その後、CVTマウントのナットを締め付け、折れ易いと評判のセンターマフラーステーを新品に交換しました。
最後にインタークーラーやエキマニ、外したホースや部品を戻して完了です。
交換前より若干エンジン位置が上がった感じなので、やはり純正は多少ヘタっていたのだと思います。
最後に、文章ばかりで全く役に立ちそうなレヴューではありませんが、こんな感じで苦労して作業しました。
写真が少ないですが、作業に夢中で結構撮り忘れました。
もっと良い作業方があると思いますので、広い心で見てやってくださいf^_^;
閲覧していただきありがとうございました(´∀`=)
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