
ブレーキライン等のフレアナットを回すための「フレアナットレンチ」です
経験上、ポルシェ911SCの場合だとブレーキホースのフレアナットは、きっちりした作りのスパナでも問題ないようにも思います(壊したくないのでこのレンチを使うようにしていますが)
逆に、CITROEN BX はブレーキに限らす ハイドロのパイプのジョイント部分がそこらじゅうにあるので、必需品です しかも1サイズでないので色々必要です 一番使うのは11mmです 911SCのブレーキも11mmだったと思います(たぶん)
BXの場合はフレアナットがかなり柔らかい素材でできているようで、以前に乗ってた人か修理工場かでフレアナットが変形していたこともあり、このレンチでもダメだった経緯があります 素材が何かはわかりませんが、感覚的には銅とかではなく鉛を少し硬くしたくらいのものに思います スパナとかだと少しの力で変形しそうです
そういうことで、しっかり保持できる形状のものを選んで【Snap-on】になりました
【Snap-on】の工具はメッキが綺麗でとても魅力的です あと機能的にどんな状況でも平均以上の性能があるように思います つまり無難という安心感があります

これはストレートで20年以上前からある【BILTEMA/スェーデン】製のダブルフレックスレンチと呼ばれているレンチです 頭が90度以上曲がり、このレンチでないと回せないものや、このレンチだと格段に早くできる状況が意外と多いです ただその状況は小さいサイズのボルトに限ってきますので 8mm/10mm/13mm くらいしか使いません 通常のソケットレンチより肉厚もかなり薄いので、出番が多いです
【BILTEMA】はストレート(工具店)ができた当初からメインでやっていた総合ツールメーカーでいわゆる「ブランド工具」とは違い、コストパフォーマンスは非常に高いです 最近では日本製の工具も安くてクオリティー高いものがたくさんありますが、当時は我々にとっては「安くてクオリティーが必要にして充分のクオリティーがある」という貴重なブランドでした

これはインチサイズのコンビネーションレンチで【DRAPER/UK】でこれもストレートで扱っていた工具です(現在はわかりません)
車両が 1970年代以降のフランス車とドイツ車なので、インチサイズのボルトはありません
稀に知人の車両を治したり、プーラー等のジグやエアツールのジョイント部分を回す際に使っています
でも一度も使ったことのないサイズもあるので、気を抜くと白っぽく汚れていて時々手入れしないと・・

これは一般的なコンビネーションレンチです 【BILTEMA/スウェーデン】のもので一番最初の頃に買ったものだと思います
上段はショートサイズで、下段が通常サイズですが、比較的長めなところがいいです メガネレンチは16mm以上のサイズは脚周りで使用することが多く、強めのトルクが必要なので短いと力がかかりません
工具を使用する際に 【ソケットレンチ】→使えない場合は→【メガネレンチ】→【フレックスレンチ等】の順番で選んでいましたが、最近は 【ソケットレンチ】→【ラチェットレンチ】→【メガネレンチ】→【フレックスレンチ等】になってきているので、少しだけ出番減っていますが、やはり本締めはラチェットレンチでは頼りない場合もあるので、やはり主役の一つです
Posted at 2017/06/11 21:46:27 | |
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