
毎年この季節(夏)になると、怪談話やホラー映画、心霊動画などを見て、
涼しくなろうなんて方も多いと思います。
ちなみに私は、冬でも心霊動画のDVDを借りて観ています。
しかし、そのほとんどがヤラセと言うか捏造されたヘボい内容です。
DVD1枚に数本~十数本の動画が収められているのですが、
ひどいものになると、全部偽物。
マシなものでも1枚の半分以上が偽物か、1~2本が本物、その他は捏造です。
動画本数でいったら1000本以上は観た上で私がオススメできるのは、
NO.1:ほんとにあった!呪いのビデオ シリーズ30以降
NO.2:心霊闇動画 シリーズ
です。全てが本物では無いと思いますが、本物と思われる物の比率がとても高いです。
似たようなタイトルが多数存在するので、借りる時は気をつけましょう。
さて、本題ですが、本物と偽物の心霊映像の見分け方をお教えいたします。
しかし完全に自己流なので、本当かどうかは分かりません。
●何のために撮られたのかで判断
心霊スポット探検やパーティー、学芸会等のイベントがないと、通常ビデオは撮らないですよね。
ニセ物は、何のために撮られたのか、目的が良くわからない物が多いです。
逆に言うと、偽物は後から心霊動画として細工する前提で撮っているので、
尺稼ぎで、ダラダラしてなかなか霊が出てこない物が多いようです。
ひどいものは、完全に生きた人間が映っているのに霊だと言う始末です。
●カメラの手ブレによる動きとのズレで判断
大体霊が映るのって一瞬です。
カメラが振り返った瞬間とか、人が動いたら後ろに居たりとか、
とにかく素人ならではの、雑なカメラワークに映りやすいようです。
霊が映ったら、スローで見て下さい。
偽物は、手ブレによる景色の動きと霊の動きが完全にズレています。
●監視カメラは怪しい
監視カメラは固定されているので、当然手ブレはしません。
ですので、画像の合成が簡単です。
さらに、24時間365日録画されているものを、
犯罪か何かが発生しない限り見返すなんて、まず有りえません。
たとえ早送りで確認したとしても、一瞬しか現れない霊を見つけられる訳が有りません。
何かしら見直した理由が有るもの以外、ニセモノの可能性大です。
●色を見て判断
出現パターンとして足や手や顔など、体の一部が映り込む事が多いようです。
もちろん全身や上半身、下半身の場合もありますが、似たような特徴があります。
それは、肌の色が明らかに生きている人間と違うことです。
グレーがかった色と言うか青黒いと言うか、モノクロっぽく、しかも半透明に透けています。
●顔を見て判断
一番多い顔は、貞子タイプです。
髪が異常に長く、顔がほとんど長い髪で隠れています。
古典的なタイプですが、今でも多く出現するようです。
皆、恨んでいるかのような恐~い顔をしています。
男性タイプは普通のヘアスタイルが多いですが、女性タイプは何故だか髪が長くボサボサです。
悪霊になると女性は髪が伸びるようです。
ちなみにパーマのおばさんの霊は観たことありません。
●目を見て判断
何故か、明らかに人間と違う目をした幽霊が多いです。
一番多いのは、目と目の周りが真っ黒くなっているタイプです。
パンダみたいに輪郭はハッキリしていなくて、ボカシた感じに丸くなっています。
それから、白目しか無いタイプも居ます。
あとは、目が異常にデカイタイプ。ギョロッと睨んだりします。
白目だけ異常にでかく、黒目は普通のタイプも居ます。
おそらく恨みの念が目に現れているのだと思います。
ちなみに、目だけの霊も良く現れます。
●電気的な特徴
デジタル機器で撮影されるようになってからの動画に多いのが、
霊が映る直前にノイズが走ることです。
全てでは有りませんが、霊は電気を消したり電話をかけたり、
画像や動画を変化させたり、色んなことが出来るようです。
●出現箇所
コレは皆気付いていて、捏造でも同じなのですが、
霊の出現パターンが有ります。
霊はとにかくすき間や薄暗い所が好きです。
ベッドの下、少しだけ開いた扉やふすまのすき間等、
暗くて隠れられそうな場所から覗いていることが多いようです。
あとは、人の後ろに隠れていたり、ベンチや車の下や物かげから覗いてたりもします。
●ベテランならではの観察力
心霊動画を観る時、ココから現れるんじゃないかと予想しながら観ます。
結構予想通りだったり、違ったりもしますが、
明らかに霊が映っているのに、最後まで一切触れられず、
スルーされてしまうことがたまに有ります。
おそらく投稿者も製作者も気付いていないのでしょう。
こういう時は、絶対に本物だと確信出来ます。
●最後まで観て判断
一般の方からの投稿を募集し、懸賞金を貰える物は本物の確率が高いです。
その手の物は、ビデオの最後に募集の案内が入ります。
もちろん投稿者が捏造したり、良いネタが集まらずヤラセをすることも有るでしょう。
しかし、全く募集していないビデオも数多く有ります。
一体どこからネタを仕入れたのでしょうか?
もちろんヤラセや捏造でしか在り得ません。
心霊映像が本物なのか、偽物なのかということですが、結局はどっちでも良いことです。
本物だと思えるのか、恐いのかどうなのかが重要です。
例え捏造された動画でも、完成度が非常に高く、本物としか思えなければそれでOKです。
テレビでも、たまに霊能者同行で心霊スポットレポートみたいのを観ますが、
音がしたとかヤバイ空気だとか言って、
結局オーブが映って騒いでおしまいというお粗末な結果ばかりで、
視聴者を馬鹿にしていると思います。
オーブなんて言ってるけど、ただのホコリでしょう。
では、何故毎回テレビカメラには霊が映らないのか、
それは、プロの安定していてブレないカメラワークのせいです。
昔、霊感の強い信頼できる友達が言ってました。
「霊はいつも視界の横の方に見えるが、直視すると見えない」と。
同じように心霊映像は、横や縦に素早く雑にカメラを動かした時に映ることが多いようです。
例えば、何か横に居た感じがするけど、振り返ると何も居ない時って有りますよね。
そういう時おそらくいるんですよ、霊が。
もし動画で撮ってれば、振り返った瞬間に何か映るかも知れませんね。