
探しものをしていたら、懐かしい写真を発掘しました。
なんと、サーキットの狼全盛期のスーパーカーの写真です。
当時はカメラを構えた小学生が広い道路沿いにそこいら中に居て「スーパーカー小僧」と呼ばれていました。
写真は自分のカメラ、オリンパス ペンEE3で撮った物です。
35ミリフィルムの一コマを2分割して2倍の枚数が撮れる「倍数取り」機能でフィルム代が節約出来る優れものですが、ファインダーが縦型です。
横画で撮る時は90度傾けないといけないので、常にシャッターボタンを親指で押していました。
モノクロの粗い画像は、カラーで撮ったものを友達の兄貴の機材を使い、自分で拡大して焼いたものです。
先ずはS30Zです。
3分割のリアスポがカッチョいいですね。
ホイールはエンケイディッシュでしょうか?
他にもGノーズにライトカバー仕様もカッチョ良かったですね。
サーキットの狼の最初の頃は国産車の改造車がメインでした。
その影響でRX3やセリカの改造車の写真も良く撮っていましたが、今回発掘した写真以外は行方不明です。
その頃は小学生なのに、ホリデーオートを毎回買って読んでました。
中でも「Oh!My街道レーサー」のコーナーが大好きでした。
トヨタ2000GT前期型です。
リアにオーバーフェンダーとスポイラーが付いていますが、何とも勿体ない。
美しいボディラインを整形するなんて、センスが有りません。
同じ様なカスタムをして、さらにコブラみたいな太いラインを入れた2000GTも見たこと有ります。最悪。
2000GT後期型
前期よりもカッチョ良くなりました。
何と当時は普通に道路を走っていました。
ナンバーが「埼」って所がレトロだし、周りの車もレトロです。
後ろに写っている「大人のオモチャの店」っていうのも、子供の頃何が売っているのか気になっていましたが、いつも昼間は閉まっていました。
930ターボみたいなリアスポイラーですが、911ですね。
カレラでしょうか?
これはまさしくポルシェ930ターボです。
始めてみた時は超ワイドなリアフェンダーと、そこの独特な黒いアクセントが衝撃的にカッチョ良かった事を思い出します。
ボディカラーほとんどがホワイトかシルバーでした。
これはシルバーっぽいですね。
ホワイトの930ターボです。
今もそうですが、当時からポルシェが一番身近なスーパーカーでした。
隣のはくじらクラウンでしょうか?
ポルシェが2台。
整備工場かお店か、確か民家ではなさそうです。
さっきからポルシェばっかりですが、好きだったのもありますが、一番良く見かけたからです。
当時フェラーリやランボルギーニは、お店やイベントに行かないと見られない幻の車でした。
ポルシェ934でしたっけ?
独特なオレンジ色がカッチョ良かったです。
おそらく後楽園球場のスーパーカーフェスティバルだったような。
観客席から中へは入れなかったと思います。
横にいるのは関係者でしょう。カメラかまえてないから。
フェラーリ・ディーノ246GT
当時はディノと言っていました。確か池沢先生のマンガの中でそう言っていたような。
これも後楽園球場です。
確かサンスターの歯磨きか何かを買って、応募して当たった人しか見られなかったようなヤツだったと思います。
ランボルギーニ・ミウラ
ミウラって三浦さんみたいだと思いますよね、初めて知った時。
無理やりイオタ仕様にカスタムしたのも有りました。
初めてミウラを見たときのことは今でも目に焼き付いています。
練馬から世田谷まで、当時まだ殆ど開通していなかった環八の辺りを、小学校の友達と数人でチャリをこいで、スーパーカーの写真で良く見かけるSSSAの正方形のステッカーのお店、「シーサイドモータース」に行った時に出会えました。
他にも数台スーパーカーが有ったのですが、ミウラが衝撃的過ぎて他は憶えていません。
後ろのはマセラッティ・メラクですね。
メラクと言えば、たまに通る埼玉の廃車置場の下から3段目位にずっと有ったのですが、いつの間にか無くなっていました。
真っ赤なカウンタックLP500Sですね。
このステッカーの車は良くカードや写真に登場してたやつでしょう。
オーバーフェンダーに意味が有りませんが、カッチョ良かったですね。
カウンタックと言えば思い出すのが、東京12チャンネルで毎週放送されていた「対決!スーパーカークイズ」です。
出演しても全問正解する自信は有りましたが、恥ずかしいので応募はしませんでした。
その代わりに番組最後のイラストコーナーに、黄色いカウンタックLP400をハガキに書いて応募した所、見事放送されてフェラーリマークの付いた「ナジコの本立て」と12チャンのロゴ入りボールペンを貰いました。
当時の写真が発掘出来たら、また紹介したいと思います。