2017年11月01日
無資格者の検査騒動。
収束に向かっていましたが、社長の謝罪後にもまだ同じことをやっていたとの報道を受け流石に、ねぇ…
ご近所にマーチnismo Sに乗ってる方がいてよく話をするんですが「頭に来て本社に電話した!」と言ってました。
行くといつもいない担当営業さんから一回電話があっただけでそれっきりなので、タイヤの空気圧チェックがてらディーラーに行きました。
やはり担当営業は休みとのこと。
工場長に今回の件を聞いてみました。
私は工場の有資格者は国の試験を受けた自動車検査員なのか、社内資格での検査員なのか。と聞いたら国の試験を受けた自動車検査員だと言ってました。
その他、どの検査を無資格者が行ったのか?オーテック持ち込み登録はリコールの対象か?などの質問は詳細不明とのこと。
以前、最初の報道があった数日後に追浜工場で働いていた方と話した時に検査員の資格は社内資格で現場でスキルを積んだ者が試験などを受けて任命されるらしいのです。
工場長が嘘つくわけない。
でもその方も嘘つくわけない。
なので、ご近所さんと同じように本社に電話しました。
今回は『検査員の資格は社内資格なのか。』と『無資格者が行った検査は全部ディーラーの指定整備工場でできる内容なのか。』を確認しました。
まず検査員の資格は『社内資格』です。
現場で経験を積んだ者が任命されます。
とのことです。
次の疑問なのですが、私の認識不足もあり混迷を極めました。
例えば、指定整備工場で絶対検査出来ない『最大安定傾斜角度』の検査。
それを無資格者が行っていた場合はどうするのか?陸運支局に持ち込むしかないですよね?
最初の電話では全部、ディーラーの工場で検査できる。どこの検査を無資格者が行ったかは教えられない。と乱暴な返答。
ちょっと話が進まないので、折り返しでもっと詳しい方から説明をしてもらいました。
『最大安定傾斜角度』や『最小回転半径』などの項目は型式番号を取得するときに検査をしてその設計で作られていればオッケーです。
なので、完成した車が行う検査は継続検査で行う検査と同じです。
なので、ディーラーの指定整備工場でリコールが出来ます。
オーテック持ち込み登録の場合もフレームナンバーでリコールを届け出ているので対象な場合があります。
もしかしたら検査はしませんが書類の処理と『リコールを受けた』と消し込みを行う場合が想定されるのでやはりディーラーに行っていただきと思います。
とのことです。
私の中の疑問がクリアになりました!
長々とダラダラ書きましてすみません。
ただ、他の方も参考になれば幸いです。
Posted at 2017/11/01 17:12:22 | |
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