
車のものなどと違い、自前でほぼ全てのメンテができる二輪用キャブというのは構造を理解するのに最適な道具だなと思うわけです。
単気筒用のシングルキャブで本当に良かった。
このVM16-SCですが、それまでバタフライバルブしか見た事のない自分には初めてのピストン型スロットルで分解が非常に楽しかった。
今ではポンポンとバラしてしまうけど、初見の時はワイヤーを外すのでさえ苦労したなぁ(しみじみ
以前に、ドレンから大気圧で水を吸ってしまう事があるんじゃないかと書いたような気がするんですが、コックを閉めこんでいると不通になる事が今日判明。となると、エンジン下面より水を吸うとしたらオイルストレーナーか、キャブのドレンホース口。
ドレンホースを通してるエンジン本体の穴ですが、意外と鬼門かもしれません。というのもホースが痩せて隙間が出来てそこから水が負圧で浸入はある話だと思います。ストレーナー部分は、水にどっぷりと浸からない限りはオイルで弾きそう。
で、よくこの箇所で言われてるのが二次エア。オイルストレーナーがあるんだから、そこから常時吸ってると思うんだけどねぇ。それ以前に二次エアって混合気になった後の話で、F5Bエンジンはキャブとエンジンが直結みたいなもんだから二次エア自体が存在しないのよね。
あるとしたらクランクケースの合わせ不良で一次圧縮抜けのヲマケ付きになる。
まぁ、二次エアというかエアクリ側の負圧が若干減るというか、排出用オイルストレーナーを塞いで試してみればいいんだけどさ。

気になって1号エンジンでオイルストレーナーの通気を試したら普通にスースーしてたよ。他の穴をいくら塞いでもここから水も空気も浸入しちゃうな。この場所、ストレーナーじゃなくてドレンボルトのほうがいいと思うんだけどなぁ(放置するとオイルポンプがオイルに浸かるかもしれないが
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YB50 | 日記
Posted at
2021/09/18 11:26:42