3年前に友人から頂いたアズーロ(フィッシングマックス)のLAND+N 500(オーバル枠・網付き)ですが、折り畳みできるジョイントが腐食で割れてしまいました。
フレームだけ買いなおそうとしたのですけれども、そのフレームが安物の網セット品よりも高価になってしまい、それなら一度直してみようとなりました。
そもそも、このランディングツールは、シャフトとタモ枠のジョイントの雌ネジが破損したジャンクをタダで頂いたもので、修理して使うノウハウを学べる素材なんですよね。壊れきったら廃棄。
今回、四つ折りには戻せませんが、素人修理でワンピースフレームとして再生できるのではないかという試み。
分解してみるとアルミフレームは非常に頑丈で腐食もありませんでした。ジョイントの金属から腐食していくようです。
フレームのパイプ径は8mmφ。ジョイントに使うアルミパイプをホームセンターで探したところ、外径9mm・内径8.5mmと微妙な厚さではるものの、これしかありませんでした。
アルミパイプをジョイントと同じサイズでカットして仮組してみると、フレームには微妙な曲がりが付いていて、刺さりはするもののフレーム同士を繋げると輪になってくれません。
ですので、アルミパイプを曲げることにしたのですが、手軽に曲げるのであればガスバーナーが一番手軽。仕上がりを気にしないなら、詰め物せずに曲げても問題ない。アルミが溶けない様に注意。
ジョイントの仮組ができたら固定を確実にする為、穴を空けてネジか鋲で仮固定して、問題がない事を確認したらエポキシでフレームとパイプ、ネジを接着。
ネジは必要分以外を切り落としして整形した。
網は再利用して無事にワンピースフレームとして再生を完了。
1.5kgのウエイトリフト試験をやってみたが問題なかった。
これで暫くは持ってくれればいいけど腐食も併せて1年使えるかどうか。タモ枠の破損は、修理が趣味でもない限り手間が半端ないので買い替えたほうがいい。
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釣り道具 | 日記
Posted at
2023/09/23 00:12:53