メダケは採取してから一か月、ハチクは3週間目となりました。
火入れ(油抜き)をいつやれば良いのか分からず困っていたんですけども、竹を加工している工房が青い色をしている段階からガンガン炙っていたんで、迷わず自分もやった次第。
メダケの曲がりを矯め木で補正した画像。
施工前、施工後で穂先と手元が入れ替わってしまっていますが、穂先もしっかり修正されています。一回で曲がりを取り切らず、3回ぐらいにわけて修正していく予定。
ハチクの油抜き。
熱入れ直後はチロシンが溶けてテカテカの表面となります。熱入れ後に素早く拭き取らないと固まってしまうので、竹は熱いわ、火で周囲も暑いわ、汗まみれの作業になりましたね。
どこまで熱入れすればいいのか、これも初回の頃はサッパリで、一本目はわざと青みが残るぐらいで終わらせ、残りは黄緑色になるまで加熱しました。竹の加工工房では黄緑になるまで熱入れしてましたね。そして、そこまでやったほうが水分もかなり抜けました。
メダケは3週、ハチクは10日干しました。
中途半端に火入れしたハチクは、青かった部分が色の濃い跡として残りました。この状態からでも炙れば少しは落ちるんですけど、奇麗に消える事は無くなるので、最初の熱入れを丁寧にしないといけないのが分かりましたね。
とはいっても、表皮を使う事は無いので良い経過観察のネタにはなりました。
中途半端な方をこのまま天日干しで比べるのも面白くないので、この段階で割ってみました。動画では竹がバリバリー!って割れてたんで簡単にいけるかと思いきや、クッソ硬くて苦労したヨ。
これで内側からも天日に晒せるので、そうしていない竹との比較も楽しみ。
余談。
リアの荷台って機能美ですよネ。
ああ、ヲッサンになっちまったなぁとしみじみ。
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釣り道具 | 日記
Posted at
2024/05/11 23:14:31