シマノ・レバーブレーキリール用の分解工具なんてものを買ったので、いてもたってもいられず分解・・・ではなく、今まで手を出してこれなかった箇所のメンテナンスをする事に。
右側の工具がそれ。硬質のアルミで出来ていて、見た目よりも遥かに軽い。
早速バラされてます。激安品でない一般的なリールだとローラークラッチで逆転防止をする箇所へ、レバーリールはラチェット&摩擦ブレーキを仕込んであります。耐久性やら軽量化やら考えた結果、特殊工具でなければ取り外せない止め輪で固定する事になった、と考える方がよさそうですね。
清掃後に撮影されたものなので奇麗ですが、分解時点ではここへ塩とコマセがグリスと混じって更に乾いて地獄絵図となってました。そりゃ逆転防止のラチェットも効かなくなるってワケで。
初分解時は、3本のネジがまず緩むかどうかをチェックし、緩むのなら順に外していく感じで、バネとか飛んでいったり変形させないよう注意。
あ~、こうやってラチェットのON/OFFしてるのか、ふ~んってなる。
シマノのレバーブレーキは、ブレーキコアもローターもラチェットで逆転防止しているので、逆転OFFの時に安物リールの様なカコッという止まり方をしてしまうのが惜しい所。その点だけでならグレシアスピンはローラークラッチなので質感が良かった。
ブレーキ周りを分解して並べてみました。
画像、2点ほどパーツを画面内へ入れ忘れ。
ドライブギアはすこぶる順調なので、今回は分解しません。分解して微妙な締め具合の沼をやりたくないです。
開けてみればシンプルな作りをしていますから、シマノのクロスギアリールをフルオーバーホールした経験があれば特に苦労する事も無いでしょう。清掃するのにパーツ点数が多くて泣きそうになるぐらいです。
つづく
ブログ一覧 |
釣り道具 | 日記
Posted at
2025/09/13 21:05:58