安価で浮力精度の良さからDUELのポートマスターを愛用していたのですが、以前より道糸のなじみが悪かったり、妙な高切れを起こす事があったので、思い切って処分しようかと思い仕分けしていると見つけました。
このウキは安価ではあるんですけど、糸が通る所にセラミックリングが入ってなくて心配していたら案の定削れていました。削れているって事は摩擦が発生しているんで、糸も削れるか摩擦熱で溶け切れしてしまうんですよね。
この何かよく分からないけど頻繁に糸が切れるウキなんですが、樹脂ボディだけあって浮力は正確ですし、桐素材のウキに比べて頑丈なのが取り柄。捨てるなら捨てるでどうにか活用できないものかと思い、ウキ自作用のセラミックリングを捜すも、そういや使わないようになったウキがあったな、と。
これこれ。一個350円ぐらいで買ったウキ。DUEL推しになってなきゃ今でも使っていたかもしれん。ウキにアタリがあると基本鬼合わせですんで、色んな所に打ち付けてボロボロなんですよね。ですが、樹脂ではないセラミックリングがこのウキには使われています。これを使わない手はない。
パカパカと何個か割っていくと、リングを何個か取り出す事が出来ました。
リングに残った接着剤をカッターでゴリゴリ削りましたが傷はつかないので、ガイドなどに使われているものと同じ素材のようです。
さて、廃棄予定なら遠慮なくポートマスターも加工していきます。手に入ったリングサイズに合わせて穴を開け、そこへリングを入れてエポキシで固定。上側のみですが、ウェーブマスターも同じ仕様ですんで一応大丈夫という事で。
ウェーブマスターはインナーパイプがありますし厳密には違うんだけど、削れまくっているポートマスターのトップの穴に手を加えられたのは良い結果になると思いたい。
Posted at 2025/07/07 00:00:45 | |
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釣り道具 | 日記