フレームへ後輪を仮組する段階で悲劇は起きました。
たまたまYB50のバラしたシールブッシュが紛れ込み、たまたまローラーブレーキのナットがいるであろう場所に合致し、ローラーブレーキをアクスルシャフトに固定せぬままフレームへ通し、フレームでサンドイッチしてしまってブレーキのアウターケースを潰すという(長い
見た目はドラムやサーボブレーキですが、裏から覗くと見慣れない棒ベアリングの姿。知らないものは正常に動くなら分解しないという事で、組むだけにしておいたのですが、やらかして擦れる音が出てしまい分解するはめになりました。
捜せば分解方法なんて幾らでも出てくるので、簡素に。
ブレーキひっくり返してツメ起こして、ワイヤー固定アーム側から外蓋(アウターケース)とメインケースの間へマイナスドライバーなりコジれるものを入れて外蓋をひっぺ剥がす。
棒ベアリング保持器を固定しているピンを外し、ツメがあった側のドラムをを外すと全部バラバラになります。
プルアームが画像内に収まっていませんが、大体パーツはこんな感じ。
外蓋の板金。
ぶっ叩いて直れば3000円の節約になります。
壊れたら買い直せばいいので、叩きまくって直しました。
組立は、グリスを塗布する前に入念な組立練習をしておく事を推奨。雑に扱っても壊れはしないので、スムーズに組み立てられるようにしておくと楽
再グリスアップですが、稠度2のモリブデンだと硬すぎなので他のオイルなどで緩くして塗布するといいかも。ドラムとシューの接触面は特に緩くしておかないと凄い回転抵抗になる。画像はコテコテに塗布した失敗例。
ドラムにゴムシールがあるので、そこにはシリコングリスを塗布する。間違ってゴムを寝食する油脂類を塗布しない様にしたい。
リアアクスルの左右部品が整ったので組付。ギア側にはスポークガード(透明樹脂の部品)が復活。
つづく
Posted at 2025/02/14 21:51:59 | |
トラックバック(0) |
雑記 | 日記