
2021年8月下旬
もうここまで来ると早く火入れしたくて仕方が無いんですが、ちょっと前にチェーンを取り付けたでしょ?その時から違和感を感じてたわけですが、やっぱり気になって2号エンジンのヘッドを外してみたわけです。
確かにピストンは動くけどもぎこちない。購入してから定期的にオイルをプラグ口から少し入れて動かしてはいたものの、実のところ固着した1号エンジンの後だから動くだけで安心してたんじゃないかと思うようになってきました。
で、ピストンを取り出すとこれです。
ザックザクですが、色んなレストアブログを見てもこれぐらいなら動いてしまうそうですね。ですが、これなら1号エンジンに付いてたピストンの方が綺麗じゃん!ってなってしまったので、

シリンダー(2号エンジン)、ピストン(1号エンジン)の組み合わせで試しに入れ替えてみたところ擦ってる感が激減したので、これでいく事に決定。
お次はクランク。カッサカサになってました。動きはするものの、オイル切れの機械の動きそのものなので、これも修理系ブログを彷徨ってガソリン洗浄が有効である事が判明。すぐに携行缶を持ってガソスタへ走りました。

作業中の画像がほぼ無いんですけど、ガソリン200mlに20mlのオイルを加えて中身を浸々にして半日。後は残った混合油で洗い流し。それなりにスラッジでましたが、しっかりとオイルを回らせつつ洗浄するのがこの作業の目的。
一方、廃油がかなり残ると思ってたんですけど、ガソリンの揮発が凄くて直ぐにオイルだけになったのには驚いた。

買ってから随分と出番を待たされたガスケット類。いよいよだぞ。
この時点でクランクは、ヌルッヌルに回転してます。ちゃんと潤滑してるってすばらしい。

ポポンと組んでますが、シリンダーは600あたりのペーパーヤスリでクロスハッチ風に仕上げています。
もひとつここで驚いたんですが、ピストン交換前は音が「こふぅ~・・・」って圧縮だったのに、替えてからは1次圧縮に強めの回転抵抗があり、プシューッ!と燃焼室に空気が噴き出してきた事。
ああ~これが正しい圧縮かと、ようやく知る貴重な経験を得られました。
満足してのメタルガスケット設置。

ヘッドも組み込んでフレームへ装着待ちとなりました。
直ぐにフレームへ組みました。
何度かチェーンカバーを外したり組んだりした記憶があるのはこの為か。
Posted at 2021/10/05 22:32:56 | |
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YB50 | 日記