シマノ磯竿の基本調子のど真ん中とメーカーが云う22’ベイシスを買ってみました。
ホリデー磯→ラフィーネと繋いできた自分にとっては、ファイアブラッドなどよりも気になる存在だったんですよネ。
ガイドはラフィーネからXガイド+IMガイド搭載なので一緒。ブランクスがスパイラルXコアになって強くなっている。どう強くなっているかは、ナノアロイとかで検索すると大体の要領を得られるので、知らない人は調べてみるといい。
ナノピッチは強度が上がるというよりかは、普通のラッピングよりも均等に力が加わって高精度?高品質に仕上がるイメージ。
さて、実際に使った印象だけれども、伸ばしていない状態では軽いなと思っていたのに伸ばしたら先重り感が出た。3番ブランクスあたりにシットリとした重み。1.5-500のラフィーネにあるドライな軽快さとは真逆。(※500モデルは取り回しの軽快さを求めたモデルなので当然と言えば当然)
曲がり方ですけど、当たり前ですがド真ん中。
手持ちの1.5号が19'ラフィーネ・16'アルティスト・94'HG波濤・ホリデーXTと比較にもアレですが、ベイシスはしっとり感が強めなせいか魚の引き抵抗が重低音で伝わる。これが曲者かどうか迷うところですけど、小物に対して釣った感がベイシス以下より希薄になるので、雑魚が続くと安竿よりウンザリして邪険に扱う気分になるのが何となくわかる気がした。
魚を竿がリフトしてくるのは3番ブランクスより曲げこんでいった時から。ブランクスが硬くなっていったあたりで耐えるだけのアルティストやホリデーなどと違い、2号竿と1.5号竿を行き来するような感じ。典型的な1.5号だな~、と思ったラフィーネよりかは重めの曲げ味でした。
糸絡みや操作感はラフィーネとさほど変わらない。ラインの張り付き防止もXガイドもIMガイドも同じなので差が出ない。
なんだろうな~、上位互換と言えばその通り。ついでに釣り上げる魚のサイズを上げないと喜びを得辛くなってますね。逆に捉えれば、大きいアタリに出くわしてもビビらないようなまとめ方に仕上がってます。40cmを越したヲナガにでも出会わないとベイシスは目を開けてくれなさそうですねぇ。
Posted at 2024/04/13 00:28:25 | |
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釣り道具 | 日記