• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

3inchのブログ一覧

2025年09月14日 イイね!

釣り道具:16’ラリッサのメンテ その2



前回に貼り忘れた外した直後のパーツの画像がコチラ。
ウォームギアのローター側にあるベアリングは、コマセの粉が浸入して錆びた感じに。ブレーキコアのベアリングもゴリはないものの、両ベアリング共にシャリ感。

購入から5年、平均月1.5回でフカセ釣りメイン、夏はヌカ切りしているリールの使用感はこのようになります。2年ごとにメーカーメンテに出す大切さがわかりますね。



作業の続きで、ブレーキコアの分解と清掃。
画像左下のネジ3本を外すと黒い上蓋が取れて、画像中央と右の様になり、ベアリングも取り外しできます。

レバーブレーキリールって普通のリールと違い、ローターの逆転は完全にロックされてなくてドラグを強く締めているような感触があったのですけれど、こういう仕組みになってたんですな。



●画像左上・画像右
ブレーキ周りはAEC-0のグリスを塗布しながら組付け。プラ部品が関わる場所はこのグリスを使ってます。動作不良を起こしていたブレーキレバー板も動くようになりました。

●画像左下
今回、逆回転ロックしなくなった不具合を診る為だけに分解したので、ベアリング類はパークリドブ漬けカラカラで対処。グリスはシマノ純正でSHIP-0。金属パーツはオイルでなければいけないところを除いて基本的に全部これ。



無事に元通り。
ブレーキコアと黒蓋の3本ネジの締め付けですが、ローターの逆回転オフでの硬さを覚えておくと良いかも。締めすぎると蓋は樹脂なのでネジ山を破損しますし、ビビって緩めにすると、ローターがロック状態でも少ない力で容易に逆転してしまいます。

ブレーキベアリング止め輪についても締め付けが少し神経質。ベアリングのインナーレースがガタつかない程度。締めすぎると、止め輪をネジ込んでるプラのパーツが壊れます。ネジロック剤が使われているのはオーバートルクで締めすぎ防止の為。


今回のメンテで不良個所は直りましたし、痛んでいるベアリングも確認できたので良しとしますか。次に開ける時はギアボックスも開けてのフルメンテになりそうです。交代要員のデスピナ持っててヨカッタ~。
Posted at 2025/09/14 21:07:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 釣り道具 | 日記
2025年09月13日 イイね!

釣り道具:16’ラリッサのメンテ その1



シマノ・レバーブレーキリール用の分解工具なんてものを買ったので、いてもたってもいられず分解・・・ではなく、今まで手を出してこれなかった箇所のメンテナンスをする事に。

右側の工具がそれ。硬質のアルミで出来ていて、見た目よりも遥かに軽い。



早速バラされてます。激安品でない一般的なリールだとローラークラッチで逆転防止をする箇所へ、レバーリールはラチェット&摩擦ブレーキを仕込んであります。耐久性やら軽量化やら考えた結果、特殊工具でなければ取り外せない止め輪で固定する事になった、と考える方がよさそうですね。



清掃後に撮影されたものなので奇麗ですが、分解時点ではここへ塩とコマセがグリスと混じって更に乾いて地獄絵図となってました。そりゃ逆転防止のラチェットも効かなくなるってワケで。

初分解時は、3本のネジがまず緩むかどうかをチェックし、緩むのなら順に外していく感じで、バネとか飛んでいったり変形させないよう注意。

あ~、こうやってラチェットのON/OFFしてるのか、ふ~んってなる。

シマノのレバーブレーキは、ブレーキコアもローターもラチェットで逆転防止しているので、逆転OFFの時に安物リールの様なカコッという止まり方をしてしまうのが惜しい所。その点だけでならグレシアスピンはローラークラッチなので質感が良かった。



ブレーキ周りを分解して並べてみました。
画像、2点ほどパーツを画面内へ入れ忘れ。
ドライブギアはすこぶる順調なので、今回は分解しません。分解して微妙な締め具合の沼をやりたくないです。

開けてみればシンプルな作りをしていますから、シマノのクロスギアリールをフルオーバーホールした経験があれば特に苦労する事も無いでしょう。清掃するのにパーツ点数が多くて泣きそうになるぐらいです。


つづく
Posted at 2025/09/13 21:05:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 釣り道具 | 日記
2025年09月07日 イイね!

YB125SP:フロントアクスルベアリング交換 3



で、1回目の試走から戻ってきて何の作業をしたのかという話ですが。

画像は左右にフロントフォークがあって、真ん中にホイールがああります。そのホイールを左右からカラーとスピードクラッチのケーシングで挟んでいるという形ですね。

左右フロントフォーク間は124mmで、ホイールは挟むもの込みで同じ長さにしておかなきゃいけないわけで・・・。単純で当たり前な事なんですけども、ベアリングで挟むスリーブ内にあるカラーへのクリアランスに気を取られているとこういう間違いも起こすわけですナ。

そして、左右合わせて2mm程ですが、フロントフォークよりも長い状態で組付けると、ベアリングのインナーレースを過剰に押してしまい、ブレーキパッドとディスクへの当たり面がズレ、フォークのアウターチューブとインナーチューブもくの字になり、とデメリットまみれになるわけです。

結論ですが、ベアリングは段差のある所まで打ち込めって事ですね。そこまで打ち込んでもインナーカラーへは極僅かな隙間が残されて動く状態で、ようやく124mmへ収まりました。



ついでにやった作業が、どこかのブログだか動画だかで見たアクスルシャフトを通すフォークの取り付け穴を水平にする作業。

どうしても個体差で歪んでいるものを微調整すればマシになるんだとか。

結果がトップブリッジで画像の様に右側(画像左)だけフォークの頭が1mmだけ出る感じに。



試走2回目。
金属の擦れる音もしませんし、ブレーキも普通に効きますし、小路旋回はヘタクソ過ぎてアクスルシャフト水平取付の効果は分からないし、まずまずじゃないですかね。ホイールは浮かせて回すと、整備前は半回転で止まっていたものがクルクル回りますし、少し重たかった出足も改善しました。こういった整備の精度って大事なんだなぁと思わされた次第。
Posted at 2025/09/07 12:17:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | YB125SP | 日記
2025年09月06日 イイね!

YB125SP:フロントアクスルベアリング交換 2



作業の続き。

引っこ抜き型のプーラーを使うのは初めてなので、これで使い方が正しいのかどうか分らぬまま、ベアリングが抜けてくるのでヨシというノリで2個あるベアリングをスリーブから抜き出します。

抜き出す前にベアリングを打ち込んである深さを測っておけば良かったんですが、それをやらなかった為に、後々苦労する事となります。

入っていたベアリングはシールド無しタイプ。基本、外からの異物は全てオイルシールによって入ってこれないので、この開放型ベアリングでも問題無いんですよね。ただ、これを選ぶとグリスを自前で用意しなきゃならなくなりますし、稠度によっては回転で飛び散ってしまいます。



外したスリーブの内側。メータークラッチ側のスリーブ内には段差が2段設けられています。1段目は左右共にベアリングを打ち込み過ぎないようにするもの。2段目のは何でしょうね?



とりあえずベアリングを打ち込んでみました。打ち込み専用のシールドライバーや油圧プレスなんて持ってないので、KTCの24mmソケットをベアリングに当てて打ち込み。

画像中央では案の定シールドにヒットさせてしまい歪んでしまいました。打ち込みの深さは、愛知県のハゲたyoutuberがインナーカラーが左右のベアリングのインナーレースで挟まれ切らない程度と言っていたので、その程度にしました。多分、スリーブの内側にあった段差に1mmの余裕があるぐらい。ええもちろん、間違った組付けの仕上げです。

右側オイルシールはこんなのが付いています。これを外さないとベアリングへアクセスできないので、外す時に破損させたらどうしようってな感じもあったんですが、結果はマイナスドライバーでコジったら簡単に外れたというオチ。何ならベアリングと一緒に引っこ抜いたって問題ない(はず)。



先ほどの画像の組付けでバイクへ装着して試走してきた後の画像たち。そりゃぁ問題出るわなって。低速度では目立った事は起きなかったものの、40km/hあたりから金属の擦れる音がしてきました。即帰還、即分解。明確な破損しなくて良かった。

そもそも、ベアリングを正しい位置まで打ち込んでいないと、ホイールへカラーやメータークラッチを装着した時にフロントフォーク間の長さ以上になってしまい、フォークがハの字になってしまいます。2・3mmの誤差なら付いちゃうんで怖い所。

画像中央、歪んでいたベアリングのシールドですが、ゴムだけなら簡単に歪みぐらい直ると思っていたら薄い鉄板入り。そりゃ指でグリグリしてもダメなわけだ。ソケットで歪めたなら、ソケットで直せばいい。意外とどうにかなるもんで。


続く。
Posted at 2025/09/06 13:58:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | YB125SP | 日記
2025年09月04日 イイね!

YB125SP:フロントアクスルベアリング交換 1



前々からフロントベアリングじゃないか?と思われる違和感があったので交換を考えていました。とはいえ、YB50の時もベアリングの交換はしておらず、バイクのベアリング交換は未経験。出来る事なら工具を揃えてからトライしてみたいとアレコレ調べていたら一か月が過ぎてしまいました。



画像左、メータークラッチケース関連のメンテもやってはみたいのですが、今回は手が回らず。



このオイルシールを交換できたらなと思って物色していたら、あっという間に一か月が経ってしまいました。ベアリングとセットのYB用に用意されているものを選べば良かったのですけれど、汎用品から適合するものを捜したい欲を抑えられずといったところ。

そうしていたら破損させずにドライバーで引っこ抜いているブログに出合い、それなら状態を確認してから注文してもいいんじゃない?と。このオイルシール、高いんですよねぇ。



今回新たに購入したベアリングプーラー。国内メーカーのを買いたかったんですが、貧乏人なので激安品。

ベアリングはNTNの6202LLU-C3/5K。LLU(両側接触ゴムシール)で隙間多めのマルテンプURLグリス入り。これも色々と調べましたが、C3の隙間で5Kの封入グリスが一番いいんだそうで。

次回は、ホイールに圧入されているベアリングを抜いていきます。
Posted at 2025/09/04 20:36:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | YB125SP | 日記

プロフィール

「バイクをレンタル Ninja250 http://cvw.jp/b/2800137/46774687/
何シテル?   02/27 22:40
昔持ってた携帯電話の画面サイズが3インチだったのがそのままHNになっている。貧乏だが貧乏なりの乗り物生活が楽しい。 乗り物を整備している時によく「イジって...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/10 >>

   123 4
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

愛車一覧

ヤマハ YB125SP ボロカス (ヤマハ YB125SP)
原付1種の30km/h制限に我慢ならず、快適さを求めて排気量のある車両で、諸々の事情と用 ...
ヤマハ YB50 産廃(仮 (ヤマハ YB50)
50ccで2ストで素人がレストア出来そうなのを探したら、たまたまこれになっただけ。

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation