オシム監督は小康状態で意識なし (スポニチ)
日本サッカー協会の田嶋幸三専務理事は17日に記者会見し、急性脳梗塞で入院している日本代表のオシム監督の現在の容体について「小康状態だが意識はない」と説明した。
一晩空けて、どんな状態なんだろう…と心配していましたが、まだ意識は戻っていないと。
やっぱりキャプテンが涙ぐんだのは、
歳のせいだけではなかったんだなぁ…と。
それだけ、状態が良くない事を医師から告げられていたのでしょう。
Yahoo!ニュースの記事によれば、
今日の会見でも、詳しい病状は伏せられているようです。
これはかなり予後も良くないのだろうと思わざるを得ません。
一言に脳梗塞といっても、
梗塞を起こした場所や梗塞の大きさなどによって、
予後はかなり違ってきます。
また、梗塞の規模そのものは小さくても、
小脳や脳下垂体などの重要な役割を果たす部分が壊死した場合、
それは死に直結する事がままあります。
麻痺だったり、言語障害だったり、認知症だったりと、様々な後遺症を残す事も多いです。
プロ野球の長嶋茂雄氏を引き合いに出すまでもなく、
オシム監督にも、後遺症が残る可能性は、大いにあるでしょう。
冷静にいろんな事を考えて、
少なくとも『引き続き代表監督をつとめる』事は困難だと思います。
この時期に代表監督が替わるというのは、
チームにとって良い事ではないでしょう。
でも、フランスW杯に初出場を決めた時、
最終予選の最中に加茂監督を更迭し、岡田監督を据えました。
あの時に比べれば、まだ準備期間はあります。
オシム監督の奇跡的な回復を信じて
決定が遅くなってしまえば、
それだけ準備が遅れます。
もし、奇跡的に回復したとしても、
これまでの様な重責を担えるとは、とても思えませんし。
ここは「ひとまず監督代行を…」なんて考えずに、
すぐに後任人事を行った方が良いだろうと思います。
皮肉めいた不思議な発言の多かった方ですから、
認知症のせいでトンチンカンな事を言ったとしても、
まわりも判断できないんではないでしょうかね(笑)。
さて、JAPANの判断やいかに。
Posted at 2007/11/17 19:18:14 | |
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