詳報:BMW、プロドライブとWRCへ!
マシンはすでに伝えられているとおり、ミニ・カントリーマン。マシンはプロドライブとミニとの緊密な協力体制によって開発される。BMWモータースポーツの手による1.6リッターターボエンジンを搭載する予定となっており、今年の秋頃にはテストを開始するという。
60年代、ラリーモンテカルロで勝利を挙げたミニ・クーパーSは一大センセーションを巻き起こし、その後もいくつかのラリーで美酒を味わうなど、その勝利がまぐれでないことを証明した。
現在のBMWミニも各国での「ミニ・チャレンジ」を通じてモータースポーツ方面でのブランド力を上げており、新しい段階──WRCへと駒を進めるコミットメントを得たようだ。
≪中略≫
リリースでは触れられていないが、プロドライブはワークスとして2台、カスタマー用として2台走らせる予定のようだ。気になるドライバーラインナップについては明らかになっていないが、かねてよりウワサに挙がっているマーカス・グロンホルムはすでにシートのひとつを埋めると見られている。さらに他の候補としては、マルコ・マルティン、マッズ・オストベルグらの名前が挙げられている。
今のミニ、名前以外は立派なBMWの戦略車。
今回の参戦も、往年のラリー界に残した「ミニ」のイメージを利用してのBMWのマーケティングなのは承知の上。
現在のWRCはシトロエン一辺倒な感じですから、フォードと一緒にシトロエンに一矢報いて…というか優勝争いして欲しいですね。
…そんなに簡単じゃないんでしょうけど。
あの見慣れたミニがWRCの舞台にどんな風に映るんでしょうかね。
気になります。
願わくば、あまりベース車のイメージを崩さないでくれたら。
今、WRCを走っているクルマたちは、日本の道路ではあまりポピュラーじゃない車種ばかりですからね。
最近、トヨタもモータースポーツ活動を拡大すると言ってるみたいですから、こちらにも期待です。
…しかし。BMWもプロドライブもトヨタも、みんなF-1を袖にした人たちばかりですね(笑)。
Posted at 2010/07/28 00:35:39 | |
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