『
GR TOYOTA GAZOO Racing PARK in イオンレイクタウン』に行ってきました。
トヨタのイベントにそんなに興味は無かったのですが、先日のカレッツァ板橋のトークショーの時にも話の聞けた国本選手が来られる事、世界で戦っているマシン『TS050』と『ヤリスWRC』が見られるということで、俄然興味がわきまして…(汗)。
足腰の治療を終えていそいで越谷までクルマを走らせると、ちょうど国本選手のトークショーの真っ最中でした。
先日のチーム板東のトークショーと違い、真面目に淡々とインタビューが進んでいましたが、SGTの話やルマンの話など、いろいろ興味深い話が聞けました。ちょっとお茶目な面も垣間見えたり…。
トークショーの合間に、TS050を見学します。
ルマンに登場したのはカーナンバー7~9の筈ですが、6って一体何のナンバーなんでしょう?
リアの造形は、F1よりは単純ですが、ディフューザーやらフェンダーやら、かなりえげつない格好をしています。
リアウィングの造形は、思ったより単純。
F1でも今年復活したシャークフィンはWEC車両でも健在ですね。
車体の黒い部分に見える排気口の様な部分は、エンジンのエキゾーストパイプでしょうか。
これがWEC車両の浮き上がり防止のための穴。これが無かった時代は、ルマンのメルセデスのように空中に舞い上がる事故が時々あったのですよね。
見栄えは悪いですが、安全を考えたら仕方ない規制です…。
コクピットに座れると言う事で、行列に並んで乗り込んできました。
乗り込んで、まずお尻をシートに沈めると、そこから50cmくらい高い位置にペダルが。
狭い。(靴下なのは、金属持ち込み禁止&土禁だったからです)
でも思ったよりペダルは大きくて、トゥ&トゥもやりやすそうです。
ステアリングを装着して貰うと、もう身動きもまともにとれません。
そして、このスイッチの多さは何でしょうね。これホントに全部操作しながら走ってるんでしょうか。
今のドライバーって、ただ速いだけじゃなくて頭も良くないとダメなのがよく分かります。
国本選手も『どこでバッテリーをチャージするか、周回ごとのバッテリー消費とか考えながら走る』と言ってましたし(汗)。
可夢偉が応援に来たLMP2ドライバーをマーシャルと見間違えたのはこの辺の視界でしょうかね。
確かにもっと近ければ、ヘルメットを被っていたかどうかなんて分からなそうです…(笑)。
正面の視界はこのくらいあります。でも狭い事には間違いありません。
ダッシュボード(?)上に伸びているダクトは、外気導入して送風効果があるんでしょうね。
そして、TS050やトークショー会場から少し離れたところにひっそりとおかれたヤリスWRC。
知らなければベース車両がヤリス(日本名ヴィッツ)とは分からないくらいのフェンダーとリアウィングですね。
フロントのエアダム形状もえげつないです。
最近はバンパー開口部のグリルにマシン名を入れるのが流行りみたいですね。
大きく張り出したルーバー状のフェンダーに、ディフューザー、巨大なリアウィング。
ウィングは特に凄くて、ルーフの形状が見えなくなるくらい。
ただ巨大なだけじゃなくて、複雑な造形をしています。
きっとこれドライカーボンで、凄く高価な部品なんでしょうね…(汗)。
ミラーのステーも当然エアロ形状。
トヨタの特設サーキットでは、国本選手が2人乗りカートをデモ走行させていました。
チビッコを乗せて、コースを数周します。
3人のチビッコを乗せてました。
国本選手、感想を訊かれて『チビッコ落としそうで…』と笑ってました。
貴重な体験をした子ども達が、未来のモタスポファンになってくれる事を願います。
滞在時間は1時間ほどで、トークショーやマシンを眺めた他は、ほとんど店舗を巡る事もなくレイクタウンを後にしましたが、ストレスの溜まる仕事の合間の気分転換にモタスポに直に触れるというのはとても良いかもしれません。
富士のWECは無理としても、もてぎのSGT最終戦くらいなら、観に行っても許されるかな…などと思案中です(笑)。
Posted at 2017/09/30 23:56:06 | |
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