Adelin 15mm ラジアルブレーキマスターの機械式ブレーキスイッチ化

NISSINブレーキマスターシリンダー（横型/タンク別体式）を使っていますが、利き方に少し不満があり、安価にラジアルブレーキマスターに変更しようと考えました。

そのためAdelin15mmラジアルブレーキマスターシリンダー(5980円)を購入しました。通常は油圧式ブレーキスイッチを組み合わせるのですが、タッチが良くないこと、故障しやすい事から、機械式ブレーキスイッチを使う事にしました。

レバーピボットは、簡易に機械式ブレーキスイッチを取り付け出来る様に、コーケン製ブレンボ用ラジアルブレーキマスター、レバーピボット(2200円)に変更します。

スペーサー(内径8mm、高さ20mm、500円)は、機械式ブレーキスイッチを押すために使います。ホームセンターに売っている安いヤツです。

コーケン製レバーピボットをAdelin製ブレーキマスターと組み合わせてみました。特にガタはなく普通に使えました。
コーケン製を使わないと機械式ブレーキスイッチに面一で合わない箇所があり、面倒を避けるために購入しました。

比較的安価なレディバード製ブレンボ用機械式ブレーキスイッチ(4378円)を取り付けます。

これらの部品のうち、プッシュロッドピボットに嵌め込む部品は径が合わないため、スペーサーで代用します。

プッシュロッドピボットに機械式ブレーキスイッチを押すためのスペーサーを嵌め込むのですが、無加工だと抜けてきます。
そこでプッシュロッドピボットの根元にダイソーのダイヤモンドヤスリで軽く切れ込みを作ります。割と簡単に1mm程度の深さの溝ができました。
この溝をスペーサーの抜け止めに利用します。

スペーサーの端をネジザウルスのペンチで軽く押し曲げ、上記で作った溝にはまるよう工作します。

そしてスペーサーをプッシュロッドピボットに無理やりはめます。上手くいけば奥まではまって溝でガッチリ止まるでしょう。

機械式ブレーキスイッチの位置を調整します。3つの取り付け／調整ネジを使い、レバーが伸び切ったらスイッチを押すように、レバーを引いたらスイッチを離すようにします。

完成です。合計13058円で作れました。
作業をする前に各部のグリスアップは行いましょう。まるでグリスが足りておりません。