エアコン修理しました
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
車両入手以来、作動しないエアコン…。
今までは他にもクルマがあるし、夏は乗らなければいいやとたかをくくっておりましたが、A30参戦が決定したし、A25の時はエアコン不動で辛かったこともあり、ついに修理を決断しました。
とは言っても、入手できる部品は限られているので、最低限の部品と最大限の機器を駆使して作動する様に修理します。
とその前に一通り点検、診断した結果、A/Cガスはほぼ入ってないものの、ガス漏れ跡はどこにも無く配管内は真空を保持でき、A/Cプレッシャセンサー短絡時マグネットクラッチは正常に作動してるが、A/Cコンプレッサーは焼き付き、ほぼロック状態であると言うところまでは判明しております。
2
ということでまずA/Cコンプレッサーを交換します。
メンテナンスハッチを開け、A/Cパイプ2本を外し、コンプレッサー上下をとめているボルト計3本を外し、A/Cコンプレッサーを車両から外します。
画像は外したコンプレッサーと入手したリビルトコンプレッサーです。
マグネットクラッチはガタガタで、コンプレッサー内からオイルは一滴も出て来ませんでした。
本来A/C系の作業時はガスの回収が必要ですが、ガスが入っていないのを事前に確認済なので、回収作業は省略しました。
ちなみにリビルトコンプレッサーは入手に約2ヶ月待ちました。
外した逆の手順でサクっとコンプレッサーを組んでいきます。
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続いて、リキッドタンクも交換しました。
リキッドタンクは液体になったフロンガスを蓄える働きの他にエアコンガスの汚れを吸着してきれいにするフィルターの役目と乾燥剤を使うことでガスの中の水分をとる働きも兼ねてます。
コンプレッサーがロックしているので、タンク内にも鉄粉等が堆積してる可能性が高い為、コンプレッサー交換時は同時交換必須とのことです。
ここまで作業したところで試しに一度真空引き、ガスチャージして作動確認したところ、無事作動し冷風が出るようになりました。
ところが、作業はこれで終わりません。
ついでにA/CガスをR134化しようと思います。
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ここからはこのマシンにお願いしようと思います。
snap-on製カーエアコンステーションなるマシンです。
エアコンガスのクリーニングや液化ガスを使用してエアコンガス配管内の洗浄ができる優れものです。
このマシンを使ってA/Cガス配管内及びコンプレッサー内の洗浄を行います。
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コンプレッサーのパイプを外して専用の配管を設置し、A/C配管内洗浄をしていきます。
多少汚れがあったものの、思っていたほど鉄粉は出て来ませんでした。
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続いて、コンプレッサーの配管を取付してサイクル内全般の液化ガスによる洗浄です。
ここでコンプレッサー内部も洗浄し、R12のオイルを摘出します。
最後にR134ガス、オイルを同時に注入し配管内部洗浄、R134化終了です。
ちなみにガス量は規定量(R12の場合)700gに対してR134ガス450g注入しました。
これは、R12に対してR134はガスの圧力が高いらしく約70%の量でいいとの事でした。
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