外付けアンプ接続してもスタートアップサウンドを出す方法
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
※この作業で試行錯誤ししつつ勉強になったので、自分の備忘録的な記録です。電気系の得意な方なら常識かも知れません。
アンプ内蔵DSPを取り付けして、音質設定の幅が広がり、これからのセッティングが楽しみだと満足してましたが、ひとつ残念な点がありました。
外付けアンプはポップノイズ対策のため、起動タイミングを遅らせています。自分のAudison Prima8.9bitは設定を早くしても7秒です。
そのため、レクサス純正オーディオ起動時のスタートアップサウンドが聴けなくなってしまうのが残念な点です。
気にしない方も居るでしょうが、レクサス車の特別感を味わうには不可欠かと。
音が出ない原因は分かってましたので対処は可能だと簡単に考えてました。が、2カ月近くの期間と数々のトライアンドエラーを繰り返しつつお金を浪費する事になるとは思いませんでした…。
2
電源はバッテリーから直接引いてますので、Remote信号があれば外付けアンプは起動出来ます。
純正オーディオより早く外付けアンプを起動するため、先ずはフットライトから信号を取りました。
フットライトは、プラスが常時通電でマイナス制御しているので、エーモンの信号変換ユニットでRemote信号を取りました。
起動タイミングはバッチリでしたが、フットライトが暗めになる際(Dにした時など)にパルス信号のノイズを拾ってしまい使えません。
信号変換をリレーにすれば解消するかと試しましたが、オンオフ時にカチカチ音がしました。リレーにはパルス信号用の物がある事を後で知り、付け替えました。
が、パルス信号のノイズは解消せず。
結局、安直にドア開閉スイッチで信号を拾うことにしました。片側を常時電源に接続し、もう片側を外付けアンプのRemote信号用に利用します。
今も目立ちませんが、レクサスっぽくないので、後日布テープで隠します。
3
4
次に、Amazonでディレイタイマーを探しました。安価で種類が豊富で魅力的でしたが、車内の過酷な環境では長年使っていると壊れそうなのでAmazonでの購入車を諦め、丈夫そうなビートソニックのディレイタイマーAFD-02の中古品をヤフオクで落札しました。
配線:マイナス→アース、電源(ACC)→常時電源、RemoteIN→ドア開閉スイッチ、RemoteOUT2→外付けアンプ
結果、電源が切れないことが判明。どうやら電源OFFになる為に、ディレイタイマーの電源も切れる必要があるみたいで、故に(ACC)となっているのだと納得しつつ、どのようにしてACC切れた後に電源を供給するのか謎です。
http://www.beatsonic.co.jp/accessories/afd-02.php 5
最終的に、常時電源が前提となっている製品を物色したところ、ビートソニックDT1を発見し、奮発して購入しました。
ビートソニック DT1
http://www.beatsonic.co.jp/accessories/dt1.php
Amazonでは特に値引きされていなかったので、yodobashi.comにて約1割引で購入して、S660でマルチメディアakiba館まで受け取りに行きました。
滅多に都内の駐車場は利用しないので、ちょっと嬉しいのと、しばらくS660で走れてなかった事もあり、梅雨の合間の晴天で気持ち良いドライブになりました。
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配線:マイナス→アース、電源→常時電源、入力→ドア開閉スイッチ、出力→外付けアンプ
これでバッチリ解消しました!
ドアを開けて5分以内にACCかイグニッションONにすれば、スタートアップサウンドを聴くことが出来ます。
久し振りに聴いたスタートアップサウンドに、ちょっと感激(^-^)
この5分という設定は長くする事が出来ますが、降車時に無駄に外付けアンプの電源が入る時間にもなりますので、このままでOKです。
心配だったポップノイズは、純正デッキと純正アンプで制御してくれているのか、殆ど気になりません。
サウンドショップであれば、もっと良い信号の取り方を知っているかも知れませんが、ご参考に。
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