
老眼鏡を使用する様になってもう15年以上経ちました
今までは近くがよく見えない程度から進行してもうカーナビも裸眼では見えません
自動車免許の両目0.7はなんとかクリアしていたんですが今年は急激に低下して
裸眼での更新は無理です
現状左0.5-右0.3でした
医者の診断では白内障が始まっている
メガネの矯正視力は1.0あるので「まぁお大事に!」だったんですが事前に先輩方の意見を聞いたり自分で調べてあったので手術する事にしました

上のイラストは目の断面です加齢性の老眼はまず水晶体が固くなり本来厚みを変えて凸レンズでピントを調整する能力が失われていく状態を言います
(若年のスマホ老眼などは同じ状態の連続により水晶体を調整する筋肉が疲労して一時的にピントが合わせられなくなる状態らしいです)
水晶体は固くなりやがて透明だったものが白く濁りはじめるのが白内障です
レンズが曇る状態ですからまともな視界は望めません脳での画像処理と人生経験でカバーできる部分はありますがwifiのパスワードとかクレジットカードの番号とか時刻表とかetc-世の中無機的な情報を読み取らなくては生きていけません
車好きなら車体の下の薄暗い環境や室内の隅などの暗いところの作業も多いです
光量が足りなくてよく見えません
現在の医学では老眼ー白内障共に投薬治療出来ません
そこで白内障手術(水晶体再建術)となります
役目を終えた水晶体を砕いて吸い出してそこに人口のレンズを入れます

一口に人工レンズと言っても何十種類もあります上の表は氷山の一角です
眼科医によっても扱いが違います
私がはじめに看てもらったクリニックは家から近くそこそこ評判のいいところでしたが事前に調べて希望レンズは決めていました
しかしそのクリニックではやってませんでした
セカンドオピニオンでWebで調べて見つけたクリニックに掛かることにしました
白内障手術には大きく分けて3つの制度があります
●保険診療:レンズ+手術すべて保険を使えます-単焦点
●選定療養:国内承認レンズ自費+手術費用保険適用-多焦点
●自由診療:レンズ手術費用すべて自己負担-多焦点
人工レンズには大きく分けて2種類あります
●単焦点レンズ:予め決めた距離にピントが合います
●多焦点レンズ:何ヶ所かにピントが合います
単焦点は決めた距離にピントががっちり合いよく見えるそうです
ただしそのほかの距離にはピントが合わないのでメガネ必須
多焦点は近・中・遠3焦点や5焦点や焦点深度拡張型など色々ありメガネ無しの生活も可能です
私の場合は
1.手元の作業有り(精密作業は拡大鏡使用)~40cm
2.スマホやPC作業有り40cm~80cm
3.ゴルフで玉がよく見えるようにしたい130cm~∞
4.暗いところでの作業が多い
5.夜間の運転大好き
etc
と欲張ってレンズを選んだ結果、自由診療のレンズしかありませんでした

上が決めたレンズです
もう明日の午後には右目に入ります
翌週に左目も入ります
他人の評価しかなくこればっかりは試着出来ないので半分博打なんですけどね
発注から2ヶ月待ちました片目60万円×2です
あと20年仕事頑張って元を取るつもりです

ちなみに今片目裸眼だとこんな風景です
知ってるからキツネウドンだとわかりますが果たして結果はどうなるでしょうか?

実はもう度無しのゴルフ用サングラスも買ってしまいましたww
色々書きましたけど老眼・白内障治療でもこれだけバリエーションが有る事を知って欲しいと思いました
全然説明もなく医者の言いなりで手術して後悔した方を知っています
予備知識の入り口になれば幸いです
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Posted at
2024/09/24 02:08:36