三日目
真田の上田城へ出発
長野駅の朝は早く朝の7頃には既に通勤ラッシュ
駅中心部から少し離れると車の渋滞から始まるようだ
ガソリンがレギュラーで190円
高速道路のサービスエリアかと思った
内陸の地域だからしょうがない
長野県は清潔感のある地域で暮らしやすい感じがした
※冬
スマホの地図機能を駆使して何とか上田城に着く
着いたと同時にバイカーおじさんから声をかけられる
バイク談話で盛り上がる
正面の櫓門から入るため歩く
上田城は公園というジャンルなので大きな鳥小屋のほか運動場や遊具の置かれたスペースもある
櫓に着く
櫓の手前で何かの撮影が行われていた
そして猿飛佐助がセリフを覚えてなくてNGを連発していた
櫓の中
火縄銃(マスケット銃)のレプリカ
プラスネジは無いでしょw
本丸は無く、そこはお社となっていた
上田城は防衛の観点から千曲川に隣接するように立てられたといわれてるが、その千曲川は上田城からは見当たらない
上田城のこのアングルが一番好きだ
場内はまるで日本庭園のようだった
暑さと散歩による疲労からこちらのカキ氷を頂く
400円で一瞬で消費する
1200円で3倍の量を食べたかった
上田城を後にする
上田城は決してでかくは無い建築物だが当事として役割は果たしていたのは伺えられる
軽井沢に向かう
高速ではなく下道で小諸経由で向かう
軽井沢はおシャレな町だったが自分の目的は軽井沢ではなく浅間牧場である
白糸ハイランドウェイを疾走する
この道は道路の側面を渓流が流れてる構造でこれが軽井沢という名前の由来なのではないかと思う
照葉樹林のトンネルの終わりである
実に涼しい道路であった
浅間牧場に到着
浅間牧場の牛乳(350円・ホット)を飲んでみる
味は全体的にすっきりして美味しいが普通
まさかここに来て二輪車の展示館を伺えるとは思っても見なかったので入館する
さっそくお見えしたのはBMW・R52
サイドバルブ方式からかなり古い
3.5-19サイズ
陸王であるがさらに驚くのが
陸王RX750試作車
本家のハーレーからさっさとOHVのライセンスを受け入れていれなかったために他のメーカーから遅れをとってし
まい苦労してOHVを開発した頃には店閉まいしてしまったとさ。
5-16インチサイズ
太いね
キャブレターはニッキのコテイベンチュレー式でいいのかな?
着目すべき点はこのモデル、エアクリーナBOXを標準装備している
戦後にいたり陸王は国内ではこの車両を所有できるほど所得のある人は限られている。当時は公官庁とかに納入できていたがその後は性能のよい後発のバイクメーカーにその座は奪われてしまう。
そしてハーレーそのものだから海外での販路は築けない。
残るはオート三輪の道だが戦後のオート三輪はダイハツ、マツダの独壇場で技術力も営業力も資本力も圧倒的に差があり到底太刀打ちできない。
無くなるべきしてなくなったのだ
戦時中のような既得権益的な何かがなければ生き流れ得なかったバイクでもあるがそれでも存在が消えるのは何か惜しい気がする。
この時代の2サイクル
この時代はコピーがまかり通る時代でもある
HOSK ロードクインDBと書かれているがおそらくトライアンフ
アールズフォークはかなりタフな構造を伺えるが製造コストは高いのは分かる
丸正のライラック
なぜモトグッツイに値する地位を築けなかったのか不明
惜しいバイクメーカ
50年代初頭辺りの時代のバイクは黒とメッキが多数を占めているようだ
三菱のスクーターはでかい
驚くべきは丸正のベビーライラック
実物は初めてお目にかかる
意外とホイルベースが長いのは意外だ
リアはスイングアーム方式だがサスがゴムクッションダンパーなのは知らなかった
クラシックバイクを見終わって浅間牧場に足を踏み入れる
牛は放牧されてなかったが浅間山等を展望できるが自身はここよりも
芝生の領域に心を奪われた
この防災壕はノスタルジックでここに少女を立たせたら篠山紀信の写真集みたいになるのではないかと思った

なぜか癒された
自分にとってパワースポットである
また来たいと思った
実は昼食を取っていないので牧場の飲食店で食事を試みた
ビーフカレー
1500円
カレーで1500円と聞くと疑問に思うかもしれないがこのビーフカレーの牛肉は実質はステーキが投入されている
ようなものである
なので価格は決して不当とはいえない
アイスクリームは噂どおり確かに美味しい
一般にお目にかかるソフトクリームを基準とするとその基準のソフトクリームに花畑牧場のキャラメルを染み込ませたような完成度だ
帰宅に入ろうとしたがカーナビが無いので県道を直進したら国道に入りそこから高速に入るだろうと考えた
二度上峠という所に入った
舗装のいたる所が劣化していてかつ道路わきの植物が生い茂り道路幅を狭めた状態の道路で冒険心をくすぐられる峠道だった
今度、心の余裕があるときに伺いたい
高崎インターに何とたどり着く
時速80キロ平均走行でやや下りの傾斜なので燃費は帰りの方がいいと思う。
事故で鶴ヶ島JCTで大渋滞だった。
車が微動だに動いてなかったが幸いそれは反対車線の話。
海老名のSAで夜食
海老名の売店は実質スーパーなので8時辺りになると値引きシールが貼られるのはご存知だろうか?
写真の食料品は半額の300円で購入。
そうこうしてるうちに無事帰宅。
自分にとって今回のツーリングは一つの区切りになったと思う。
今後、こういうツーリングはいつできるのかわからない。
年金をもらえる齢になって時間ができてそこで初めてやれるかもしれないし何ともいえない。
これから手探りで生きていく中、こういうことをしていたんだという記録を残したかった。
今は振り返ることができるが、いずれ振り返ることができず何かに追われる日々が始まったときは上り坂の人生を進んでる事なのではないかと思う。
倉庫のシャッターを下ろし電気を消したら夢のような非日常だった三日間が終わる。
そして次のステージの道を切り開く自分が明日には存在する。
終わり
Posted at 2023/09/22 11:02:21 | |
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