ライダーズカフェとはバイク乗りが気兼ねなく入れる憩いの場所と言われているが憩いなら別にライダーズカフェでなくても牛丼のすき屋とかコンビニのイートンインでも憩いできる
ライダーズカフェに求めているのはバイク乗り同志のコミュニティの発展の可能性である
とはいえ実際に一個人がライダーズカフェを訪れたところでそこで待ち受けるメニューを食して事を終えるのがせいぜいの関の山である
コミュニティーなんて始まらないのだ
では、ラーダーズカフェの存在意義とは何か?
それを知るため「鐵馬厩(テツマヤと読む」というライダーズカフェを訪れた
鐵馬厩は国道246を下り中津川を越えて国道412に入る交差点を右だ
そして昭和シェルのスタンドを右に曲がればスグである
ここで注意しなければならないのは昭和シェルがこの道には2店舗あり
最初の昭和シェルで曲がってしまうと迷子になってしまうことだ
どちらの昭和シャルも最寄に公民館が存在するので混乱の弩壷にはまるのだ
カーナビは必需品である
のどかな隠れ里に佇む歴史の塊
それが鐵馬厩だ
古き良きアメ車のムスタングが迷える客を受け入れる
すでに中からハーレが我々を手招きしているではないか
迷える客は昼時ということもあってすでに来店中である
時刻はちょうど昼食時間ど真ん中である故に来店バイクがずらりである
スムーズに店内に入りたいのであれば時間をずらす方法ととるべきであった
次回はそうする
乗用車の駐車場である
ここのカフェの凄みはバイクだけでなく四輪もウェルカムな所である
ここのマスターは本気だ
事の運びを冷静にかつ可能性を模索した事がこの四輪の駐車場から伺える
すでに満室で体感的に2~30分待たされた
控え場所がないので青空の下待たなければならない
雨天時は屋根の下で待機だ
店内は大きく分けて畳の部屋とカウンター席とガレージがある
自身は迷い無くガレージ席に直行した
結構来店者に晒されるのだ
ちなみにハーレー三台は各他県のナンバーを装着していたので当初は
マスターの知り合いの車両を預かっているのかと思っていたが
マスターと女将さんの物らしい
相模ナンバーには抵抗があるらしい
ハーレーのレボリューションエンジンだったような気がする
昭和まれの平成育ちの自身が思いつくハーレーと言えばこの1340ccのエンジンである
当時、最大排気量といえば750ccが世界共通であり1340ccと聞いただけで異質なイメージだったが今やハーレーは1800~1900ccである
古民家を改築しただけあって昭和臭プンプンである
ただ、ただ懐かしい
こういう古民家はハクビシンは住処になったりして最後は取り壊されるのが運命だが
その運命をカフェという形で回避されただけでも奇跡と言える
メニュー
今回は角煮定食を頼んだ
次は手打ち蕎麦の大盛りを所望したい
鉄馬サイダーとは何か?
次の課題である
(
ここはマスターと女将さんのたった二人で店を切り盛りしているので
大手の飲食店のようにスピーディではない中、参上したのが角煮定食である
白米から湯気が狼煙奉る状態でそれは
後方のハーレーを白昼夢の霞の蜃気楼に誘うかのような幻想的な世界である
着目すべきはこの箸である
螺旋状に刻まれしその姿形は
自動車工学におけるエンジンから放たれる回転運動の
終わり無きエンドレスを示すかのような異次元の彫刻であるように
脳に刻まれる
次回は座敷席で鉄馬ソーダを飲みたいと思う
Posted at 2021/01/02 01:20:21 | |
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