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2020年07月09日 イイね!

w650のインプレ 2

w650のインプレ  2


さっそく倉庫からw650を出そうと思い手をかける瞬間、
クオリティの差を感じてしまう。

何というか明らかに車体としての質感が違うのだ

まず軽いのだ
軽いといっても200キロの車体なのでずっしりと重いのだが






バレット500と比較すると車両を手で転がす時の車輪とかから出るノイズや雑味が
ほぼ無い

これは、これからエンジンをかけて発進させるときこれまで(バレット500)との
次元の違いを期待させそれが現実となってしまったのだ


この車両はセル。キック併用のスタートだがここはあえてキック始動で始めようと思う
オートデコンプという事だが抵抗はある

キックは降りるが体重をかけた踏みおろし方法でないとクランクは回らない




エンジンがかかるとバレット500のサウンドおよびブレスとは明らかに違う

直列2気筒で部品点数の数が多いにもかかわらず圧倒的にメカノイズと振動が少ないのだ




ギアを入れて進むと違いが出てくる

バレット500の前後19インチホイールのタイヤは回りだすと遠心力によるジャイロ効果で
直進は確かに安定するがそれは見方を変えると直進という拘束力が出現するという意味であり
曲がるとき意識して車体を倒すなどの力をかけないとクイックに曲がれない事を意味している。

つまり癖があるのだ

しかしW650はどうか?
目線を進行方向に向けただけでスイートに曲がるではないか!

ジャイロ効果による拘束力なんて微塵も感じない


そして驚くべきはギアチェンジのフィーリングだ

「ガチャン☆」
この1クッションでギアチェンジ完了!
シフトペダルをチョンと動かすだけ!

しっかり「ガッ!ッコン!」とやらなければ変速しないバレット500とは違う
複数の辻褄の重ね合わせによるギミックが変速を恐ろしいくらいスムーズかつ確実に成し遂げている

瞬発的にギアチェンジできる変速機はシグナルスタートにおいて圧倒的に優位に立てることを意味しているのだ



ヴィンテージバイクのブレーキは効かないというのは誤りだ
厳密にはリアブレーキしか使えないのだ
フロントブレーキは補助役程度だ

ガンダムに例えるなら

リアブレーキがガンダム



ならフロントブレーキはドップ



それぐらい性能の差というか信用度が違うのだ

要するに

止まらないのだ








しかしフロントがドラムからディスクに変わったとき様子が変わる


今度はリアがガンダムだとしたらフロントはゲルググだ



使用頻度が向上し
主力ブレーキのひとつに変わってしまったのだ

見事なまでの格の上がりである

これによりフロントブレーキは使用頻度が圧倒的に多くなったといえる






2000年まで東名高速のバイクの制限速度は80キロだったのを存じているだろうか

その当時は「80で走ってるやつなんていねぇよ!」とか「時代錯誤も甚だしい」という認識で気にもかけていなかったのが
多数派であった

しかしバレット500で東名を走ると制限速度80キロは正解であるという認識になってしまう。

もちろん100キロ走行は可能だが、その車体から波動する振動、メカノイズは
その速度を巡航し続けるとエンジン内部の各部品は金属疲労による部品損壊が始まり         
いずれその心臓部は破局的崩壊によってバレット500は鉄の塊の集合体へと退化して
それにより自身が東名高速道路という陸の孤島に一人取り残されて難民としてこの非日常世界を
彷徨い続けなければならないというサクセスストーリーが脳裏を過ぎてしまうのだ
(実際は壊れない)




ではw650はどうか?

並列2気筒とはいえ排気量650もあり単純計算で325ccのヴァイブの数が倍になって
乗り手を襲い掛かり時速80キロの時点では
それはそれは鼓動にまみれた前進運動を喰らい続けるだろうと世界の誰もが想像しただろう


しかし、その実態は







ドコドコ感がまったく無く、まるで4気筒なのだ

それどころかこいつはまだ加速しようとするのだ

あっという間に100キロである
あの禁断の100キロである


ストレスなんて無く
まるでこの100キロが自分のホームであるかのように進み続けるのだ

あの禁断の領域からさらに110…120、そして130!
そこはバレット500の視点からは禁断から禁忌の世界だ
そこでは自らが切り裂いた空気の壁が
すでに上半身すべてを空気抵抗という見えない摩擦係数によって
後方の虚数世界へと引きずり込まれようとしている。

そんな状況下ではさすがにエンジンの音色は唸り声へとシフトしているが
振動はその唸りに対して圧倒的に少ない

広報では「エンジンに内臓する1軸バランサーとゴムブッシュラバーマウントにより…」
とか書かれているがどうでもいい。

それは時速100キロ以上の連続走行の可能を示したそれは
自由時間の限られた社会人における行動範囲の拡張を約束された物da

























驚くべきことはこれだけのアバンギャルドな運転を滾らせてもエンジンオイルの
噴出し、滲み、直垂が見受けられない



ブリーザーホースからのオイル撒き散らし当たり前のバレット500の視点で見れば設計思想の違いが明らかだ





乗り終わった後車体は所々にオイルの滲みや吹き出しで車体が汚れ
それらをふき取りそこで初めて乗り終わるのがバレット500であり
それがこのバイクの通過儀式だ


しかしw650はそれら一連の通過儀式は存在しない
それはオイルとの終わり無き戦いから開放された証なのだ









バレット500視点からみたw650で
w650を起動させレビューが終焉した
しかしそれはオイル交換の序章にすぎなかった















Posted at 2020/07/09 23:22:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年06月05日 イイね!

w650のインプレ


w650の試乗インプレを見ると



鼓動がたりないとか高速は不安とか大型にしては遅いとか
色々ホザいて最後には「いいバイクです!」
と締め括るいうのがオチだ。

散々W6をコケに書き下ろして「いいバイクです!」
はねえだろ!
こいつらの説明だと
いいバイクじゃなくなってるから!

これらは抽象的表現で参考にならない。

まったくのナンセンスだ






W1


トライアンフ T100


w800

この3台はW650の試乗インプレで比較される車両のビッグスリーだ
W650の悲劇はDS400vsスティード400といったような明確なライバルモデルが存在しないので
アンフェアーな形で天秤にかけられ
結局は踏み台にされるという羽目になるのだ!





これは










に匹敵する意味の無いことなのだ!
















自分の所にバレット500という1950年代設計のオートバイがあり
バレット500の視点から見たW650の乗車レビューをやってみようと想った。

それはおよそ60年以上昔のオートバイから見た1998年のオートバイはどう写るか
という目論見であった。




次回もサービス!サービス!(葛城ミサト)
Posted at 2020/06/05 22:45:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年05月26日 イイね!

耕運機のエンジン購入



ヤフオクで耕運機のエンジンを購入しました
それでは細かいデティールを御覧ください









ジャンクじゃねえよ!



これより全体のレストアっぽい作業にかかりますが
作業に集中するあまりその写真をとってません。

一ついえるのは作業周辺がかなり汚れました
マスクしながらですがマスクがあっという間に汚れました。
虫の死骸とか色々ありました











だからジャンクじゃないって!






このエンジン、シンプルすぎて発電系統がありません



なので今からこの発電コイルを取り付けようと思います



付きました



電圧はアイドリング時は6Vで

回転数を上げると10Vを超えました

今後12Vを想定とした電気系統を築くべきか検討中です









プチレストア作業開始から3~4日かかりました

それではその成果を御照覧あれ!




エアクリーナーは一新しました
それによりブリーザーは大気放出の方針へと変更します



リコイルスターターの整備が一番苦戦しました
分解時は写真で一つ一つ記録を残すことを念頭にいたします






Posted at 2020/05/27 00:03:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年05月19日 イイね!

モンキーの配線整理







というわけで
以前から気になっていた
我が家のモンキーの配線を整備します

要するのフロントネック周辺の弛んでる配線を
ヘッドライトに収納する作業です

それと同時に配線のねじり結合という手抜き処理した各部署を
ギボシ結合に仕上げたい試みです




フィンがレギュレーターレクチファイヤで
四角いブラックボックスがCDIです…たぶん



配線が汚い



はずされてるカプラーは確かリアブレーキのランプのスイッチだったはず





バッテイー周辺
復元するとき忘れないように画像を残したのがこれです

集中してやったので画像を残すゆとりなんてないです






配線整理を格闘すること4時間










すっきりした配線で走るモンキーは格別ですなぁ
Posted at 2020/05/19 23:45:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月29日 イイね!

W650 不調修理

そのドキュメントは突如としておきた

そう、湘南バイパス下りを走行してる時だった

時速80キロ辺りを走行中


マフラーの辺りからナンブ38口径の発砲音が聞こえてきた







ワイバーンクラシックというマフラー

を装着しているので
日頃から心地よいアフターファイアー音は木霊していたが
この瞬間は違った。

繰り返す、ナンブ38口径だ


その瞬間、パワーダウンが起き
エンジンのフィーリングが変わる

このフィーリングは
耕運機


w650はこの瞬間
耕運機へと格が下がる

・w650は滑らか過ぎてツマラナイ
・もっと鼓動がほしい
・中のバランサーを去勢すれば本来の
・荒々しいバイブレーションが蘇る

こんなことを色々これまでいわれてきたが


あのな…w650に耕運機

を求めてないんだよ!


w650はその排気量とKEIHINキャブから生まれる
強烈でスムーズな加速そして
市街地での安定した走りを望んでいるんだよ!

何が鼓動だよ!
そんなに振動が欲しけりゃSR400さんにでも乗ってろよ!
あっちの方がフレームに直接マウントだから
そのノイズがダイレクトに来るからその方がご満足だろ!

有料道路で突如耕運機になったらそういう連中は
そんなことまだほざけるのか?

冗談じゃすまねえぞ!


ということで
調子の悪いw650を自分で治す。

症状は低回転でのフィーリングが最悪だ
排気量を生かした道路への急な割り込みができない…というか死んでる。

しかし時速90~100間の加速とフィーリングはまだ生きている。

よってスローが詰まってると判断したのでキャブレターの清掃を実施しようと思う


キャブレターを清掃するにはキャブレターを車体から外さなければならない

そのためにはエアクリーナーBOXを外さなければならない
そのエアクリーナーBOXを外すにはバッテリーカバーを退かさなければならない
そのバッテリーカバーを退かすにはそのカバーにマトワリ付く配線を整理しなければならない
その配線を整理するにはバッテリーに繋がってる端子の配線を外さなければならない

という四重苦を通過しなければならない

三重苦のヘレン・ケラーもビックリだ!


バッテリー端子の外しからバッテリーカバーのずらしまでは淡々と進むが

エアクリーナーの撤去となると途端にレベルが上昇する
終いには力ずくの強硬手段になってしまう。



ここまで行くのに半日かかってしまった

汚い


キャブの中のガソリン焼けもそうだが周辺のホコリの癒着も年月相応だ

インシュレーターはまだ大丈夫だ。

ちなみにキャブとインシュレーターとの間に液体ガスケットが塗られていた
液体ガスケットはある意味、接着剤状態になっていて
エンジンから離脱させるのに苦戦を強いられた




w650はキャブレター時代末期に値するモデルで
末期時代のキャブレターはなんかメンドくさいのだ

真鍮部品が目に入るがこれはキャブヒーターなのだ

凍結防止装置でキャブを暖めるのだ!


そしてこの真鍮部品がキャブヒータを作動させるためのトリガーとなる
温度センサーなのだ

通常エアクリーナーにブッ刺さってる

これらはまだ理解できる


問題はこれだ



スロットルバタフライの角度を検知するといわれてるやつ
検知した情報を元に点火プラグに最適なアークを発生させるらしいのだ

私なりの解釈として要するに


コレが




に値するのだ

ガバナーに値するのがキャブレターに引越しということですか?
バタフライバルブとコラボで?
ついていけませんw



バレット500視点から見たらぶっ飛んでます!


清掃を済まし自信を持って組み上げたW650

結果は…












耕運機サウンド!爆死!

もうね、これ手放そうかと
バイク屋に20万円ぐらいで手放そうかと




途方に暮れてるとあることに気づく

排気ガスの温度が違うことに!
もしや!



大変見にくいですが
右のプラグが被ってます。

要するに片肺でした。

片肺の状態のまま有料道路の湘南バイパス経由から
東名高速走ってました

っていうか草津温泉いってました(爆)
関越で(爆)

無知って恐ろしい


と同時に
KAWASAKIの工業技術力の高さハンパねぇ!

二度とこういうことが起きないようにイリジウムさん挿入しました!



イリジウムさんなら勝てる!
Posted at 2020/03/29 21:41:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「旅の終わり http://cvw.jp/b/2814382/47233896/
何シテル?   09/22 11:02
むどーです。よろしくお願いします。
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