30セルシオ イルミネーション不灯 やっつけ修理 ジャンクションボックス交換せず
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
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30セルシオの持病の一つとして、ライト点灯時の車内イルミネーションの不点灯があります。原因は運転席足元にあるジャンクションボックス内の回路不良で、不点灯時に蹴飛ばして点灯すれば間違いなくそこの不調です。
以前はヤフオクなどで中古でジャンクションボックスを購入して交換することが主流だったのですが、この頃は中古も全然出てこず、かといって新品は6万円ととても高額、、、
なんとか治す方法はないかと思って配線図とにらめっこしておりました。
おそらく同じ悩みのオーナー様も居ると思うので、備忘録も兼ねて記しておきます。
ただ前例がない方法ですので、不具合起きても知りません、、、、、、
まじで、、
今回の修理方法は、ジャンクションボックスから出ているイルミ用の12V出力線を切断し、他のところから12Vを持ってくると言った至ってシンプルな方法です。
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こちらは運転席足元にありますジャンクションボックスのコネクタ図になります。
この図の「ドF」コネクターの18番が、ジャンクションボックスからイルミネーションまで12Vを出力する配線になります。
イグニッションオンで12Vを出力する配線から電気を拝借し、この18番にいれてやれば、ジャンクションボックスの不具合に関係なく、イルミネーションを点灯させることができました。
今回は、同じジャンクションボックスの「ドE」コネクターの2番を使用します。
ここはイグニッションオンでシフトロック機構に12Vを出力する電源線になります。
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今回の加工では、ジャンクションボックスの制御とイルミネーション機構を完全に独立させます。
簡単に図解します。
まず「ドF」コネクターの18番から伸びてる配線を適当なところで切断します。
ジャンクションボックス側の配線は適当にテープなどで保護しておきます。
ジャンクションボックスが正常作動した際、12Vが出る配線なので、ボディーなどに触れてショートすると厄介なので、、、
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次に今切断した配線を、今度は「ドE」コネクターの2番の配線に割り込ませます。
こうすることで、イグニッションをオンにした際に、元々「ドF」12番に繋がっていた配線に12Vが供給されます。
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ジャンクションボックスは足元にあります。
スカッフプレートを一旦外し、ドアのゴムモールを外すし、足元の内装カーペット部をすこし手前に引きながらずらすことができます。特にネジなどありませんでした。
この辺の外し方は調べれば出るかと思います
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今回は手探りの修理で、なおかつ配線を加工しております。
一応試運転を行って問題ないことは確認しましたが、純正配線をいじっている以上、何が起きるかわかりませんので、自己責任にてお願いします。
不安な方は新品ジャンクションボックスに交換してください。
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後日談:この方法だとコインボックス、シートメモリー、ドアミラー辺りのイルミネーションが不灯だったり点灯したりするみたいですね(ジャンクションボックスから別系統で電源取ってるため、ジャンクションボックスの調子がいいと点灯する)
だけど走行中あまり気になるスイッチじゃないし、そこも点灯するようにしようとするとあと3.4本くらい配線加工しないとダメみたいです!
面倒なので妥協
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