
私の'84_911の写真です、大好きな色です。
新車で購入した訳ではありませんが、たまたまこのクルマ、この色と出会ったことが30年も付き合えてる理由です。
昭和53('78)にリリースされた山口百恵さんの”プレイバックPart2”で「…真っ赤なポルシェ…」と歌われ、ポルシェ=赤のイメージになりましたね。

塗色名は、「インディアンレッド」又は、「ガーズレッド」
当時ディーラーの方は、「インディアンレッド」の方を良く使っていたと思います。
カラーコードはフロントフード内右側カーペットを捲ると貼られています。

拡大です。
027 8 2
indischrot
G1
となっていますね、indischrot=インディッシュロット=インディアンレッドです。
GUARDS REDとは何処にもありません。
カラーコードは、027です。 8 2 は、?
塗色名の本名は、「indischrot=インディッシュロット」と思われます。

但し'84モデルの塗色カラーチャートを見るとドイツ語、英語、フランス語、イタリア語で書かれていますが、英語では「guards red」と記されていますね。
他の色では、言語違えど同じ意味合いの名前ですが、「indischrot」-「guards red」だけ全く意味合いの違う言葉が使われています。
「guards red」:警備隊の赤→消防隊の赤

それで’86モデルのPETでは、「guards red」の方が上位になっています。
カラーコードも80Kに変更されていますね。
何故同じ色に違う名前があるのか?
おそらく当時の北米地区ではネイティブアメリカンの関係でインディアンレッドと呼べなかっただけでしょうね。
964からは「indischrot」の表記は無くなったと思います。
「indischrot」-「guards red」を違う色という方もいますが、それは年度によって微妙に調色が変わっているだけですね。
当時の塗料は「グラスリット」、発色が抜群でフェラーリの赤にも使用されていました。
’93モデルからだったかな、水性塗料の使用となり他の塗料に替わったと聞いています。
ビッグバンパー以降ずっと引き継がれる唯一の標準色、ポルシェの赤=ガーズレッド!!
これから新車を購入される皆様、白黒ばっかりでなくエクストラコストの掛からないガーズレッドを是非選んで下さい。
それでは今日はこれで。
p.s. ”プレイバックPart2”のポルシェは、911ではなく924のイメージで作詞されたらしいですね。
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ポルシェ911 | クルマ
Posted at
2020/08/14 18:07:20