ディープ・パープルのアルバムの中でも、"ディープ・パープル・イン・ロック(Deep Purple In Rock)"(1970年)、"マシン・ヘッド(Machine Head)"(1972年)、"紫の炎(Burn)"(1974年)の3枚は、ディープ・パープル3部作と呼ばれているそうです。
アルバムのコンセプトに関連性は全くないのですが、ディープ・パープルというバンドの歴史の中で、エポックメイキングな作品という意味で言いえて妙と思います。
今回紹介するアルバムは、そんな3部作のひとつ"紫の炎(Burn)"(1974年)です。

このアルバムはバンドメンバーの入れ替わり後、初めてのアルバムとなります。
第3期のメンバーは、
ボーカル :デイヴィッド・カヴァデール
ギター :リッチー・ブラックモア
キーボード:ジョン・ロード
ベース :グレン・ヒューズ
ドラム :イアン・ペイス
となり、ボーカルとベースが第2期より入れ替わっています。
デイヴィッド・カヴァデールはイアン・ギランよりブルース・ロックよりなボーカルスタイルとなっており、第3期の特徴のひとつとなっています。
また、ソウル・ミュージックやファンキー・ミュージックの要素を取り入れた曲が多いのも特徴です。
収録されている曲は、
01 紫の炎(Burn)
02 テイク・ユア・ライフ(Might Just Take Your Life)
03 レイ・ダウン・ステイ・ダウン(Lay Down,Stay Down)
04 セイル・アウェイ(Sail Away)
05 ユー・フール・ノー・ワン(You Fool No One)
06 ホワッツ・ゴーイング・オン・ヒア(What's Going On Here)
07 ミストゥリーテッド(Mistreated)
08 "A" 200("A"200)
の8曲となっています。
先ずは、代表曲でもある"紫の炎(Burn)"です。
いかにも、ハードロックなリフで始まる曲です。
デイヴィッド・カヴァデールのブルージーなボーカルともうまく調和が取れています。
カッコいいです。
5曲目、"ユー・フール・ノー・ワン(You Fool No One)"。
ファンキー・ミュージックの要素を取り入れた、第3期ならではの曲です。
7曲目、"ミストゥリーテッド(Mistreated)"。
この曲も、第3期のメンバーだから出来た大作だと思います。
ブルージーかつプログレッシブ、素晴らしい曲です。
今回のアルバム、"紫の炎(Burn)"にも素晴らしい曲がたくさん収録されています。
興味のある方はぜひ聴いてみて下さい。
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Posted at
2020/02/09 09:34:20