• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ノブきのブログ一覧

2019年12月27日 イイね!

年の瀬の風物詩ですね。 #ベートーヴェン #交響曲第9番 #合唱

年の瀬の風物詩ですね。 #ベートーヴェン #交響曲第9番 #合唱
自分の会社も今日で仕事納め、今日はデスク周りを掃除して早めに終わりました。

今年も残すところあと僅かとなってきました。
この時期になるとどこからともなく聞えてくるあのメロディー。

今週は久しぶりのクラッシック、ベートーヴェン交響曲第9番"合唱"です。

alt

昔は、多くの人が聴いている様なな曲を聴くのはなんとなくカッコ悪いみたいに勝手に思っていました。
なので、"ベートーヴェン"や"モーツァルト"なんかは"音楽の授業"みたいな感じで嫌いでした。

きっかけは何だったか忘れてしまいましたが、ある時ベートーヴェンの交響曲第5番"運命"を聴いた時に衝撃を受けました。
メロディー、曲の構成、とにかく素晴らしい。

それから、何曲かベートーヴェンの交響曲を聴いてみましたが、中でも最高傑作ともいえるのが交響曲第9番"合唱"ではないかと思っています。

alt

この曲は交響曲の定番通り4楽章構成となっています。
通常の交響曲との違いは第4楽章に合唱を取り入れたことです。
交響曲に合唱を取り入れれたのは後にも先にもベートーヴェンだけです。(間違っていたらすいません。)
また、その合唱がこの曲のイイ味付けとなっています。

第1楽章、ソナタ形式。
ソナタ形式は、クラッシックでは一般的に使われる形式で、第1主題(メロディー)、第2主題の演奏後、展開部(ブレイク)が演奏されます。そして、再現部(主題に戻る)によって曲が終わります。そして前後に序奏、終奏も演奏されます。ヘビーメタル・ハードロックの様式にも似てますね。

この第1楽章、度重なる苦難を乗り越えていこうと前向きに生きる力を感じます。
ドラマチックな曲展開が素晴らしいです。

第2楽章は、通常はゆったりした楽章を使用しますが第9ではテンポの速めの楽章になっています。
軽快な曲調で、苦難を乗り越えた時の喜びの感情を表している様な感じを受けます。

第3楽章は、第2楽章の対比でゆったりした曲調で曲が進みます。
同じ旋律を何度も繰り返し平穏な感情を表しているのでしょうか。

そして、この曲の最大の聴きどころはやはり合唱のある第4楽章ではないでしょうか。

第4楽章は、導入部として第1楽章から第3楽章のメロディーが再現されます。
そして、そのメロディーを否定するところから歓喜の主題(メロディー)が生まれてきます。
このあたりは聴いていてもぞくぞくします。良いです。

その後、合唱部に入ります。そこでも、こう歌われます。

ああ友よ、そんな調べではだめなのだ!
声を合わせもっと楽しくうたおうではないか、
もっと喜びにあふれる調べで!

その後は色々な様式で歓喜の主題(メロディー)を発展させながら曲が進みます。
複雑に絡み合いながらも曲としてうまくまとめられています。
そして、全人類の幸せを願いながら曲は終わります。

より良いものを追求し続けるベートヴェンの人生そのものが第4楽章に詰まっているように思います。(あくまで個人の感想です。)
alt
ちなみに写真のCDは、
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1983年9月 ベルリン

以下の動画はCDとは別録音のものですが、交響曲第9番の素晴らしさは変わりません。
聴いてみて下さい。

時には、クラッシックをじっくり聴いてみるのもいいものです。
この時期、第9はベタすぎますけど…(笑)。

※このブログの内容はあくまで個人的な感想です。ご了承願います。
Posted at 2019/12/27 17:30:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | クラッシック | 音楽/映画/テレビ
2019年11月08日 イイね!

サバトの夜の夢 #ベルリオーズ #幻想交響曲

サバトの夜の夢 #ベルリオーズ #幻想交響曲今週も金曜日がやってきました。恒例のCD紹介のコーナーです。
今週も先週に引き続き"クサイ"やつを紹介しようと思います。
※ここで言う"クサイ"は褒め言葉です。曲のメロディや構成がよりドラマチックで素晴らしいという意味です。

"クサイ"音楽と言ったらクラッシックを抜きには語れませんよね。
ということで、今週はクラッシックの中でも特に"クサイ"(あくまで個人的見解です。)と思われる"ベルリオーズ""幻想交響曲"について語ろうと思います。

ちなみにこのCDはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮ヘルベルト・フォン・カラヤンによるものです。

alt

クラッシックは、HR/HMと同じように様式美を大切にしています。
ある決まった様式に従って作成された曲を良しとする傾向があります。
そして、その様式を大切にしながらいかに型を破り新しい事に挑戦する事が出来るのかが、作曲家の腕の見せ所となります。そして、"幻想交響曲"も割と型破りな音楽です。

この曲の型破りな点、
1. 5楽章構成となっている。(通常、交響曲は4楽章構成です。)
2. 第2楽章にワルツを採用している。(通常、第2楽章はゆったりとした曲を使う。)
3. 1つの主題(メロディ)を最後まで使いまわす。(通常は各楽章別々の主題を使う。)
といったところでしょうか。
ただし、それぞれの項目はベルリオーズが初めて採用したものではなく、ベルリオーズ以前にも採用した作曲家はいます。が、これだけてんこ盛りにしたのはベルリオーズだけなのではないかと思います。(違ったらすいません。)

さらに面白いのは、この曲には"ある芸術家の生涯の挿話"との副題がついているようにストーリ仕立てになっています。(HR/HMで言うところのコンセプトアルバム。)

その内容は、
"ある若い芸術家が恋に破れこの世に疲れはてて、阿片を飲んで死のうとする。しかし毒物の量は彼を死なせるに足りなかったために、彼は深い眠りにおち、一連の夢を見る。その夢の中で、芸術家の恋の物語がくりかえされ、幻想的で奇怪な解決へと導かれていく。"
といった内容です。

alt

曲の流れとしては、
第1楽章 夢・情熱
第2楽章 舞踏会
第3楽章 野の風景
第4楽章 断頭台への行進
第5楽章 サバトの夜の夢
となっており、

第1楽章で愛しい人に出会い、第4楽章で恋人を殺した主人公が断頭台へ連れていかれ死刑になります。
その後、第5楽章で悪魔の宴会に連れ出されそこで再び恋人に再会します。しかし、そこで出会った恋人は変わり果てた姿になっていたのです。
このように物語の中心となる恋人の主題(メロディ)が第1楽章から第5楽章まで何回も姿を変えながら出てきます。どのように出てくるかを聴くのもこの曲の楽しみではないかと思います。

クラッシックとヘビーメタル、正反対に見えて割と通ずる所があると思います。
時には、こういった音楽を聴いてみるのも楽しいです。

Posted at 2019/11/08 20:14:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | クラッシック | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

ノブきです。よろしくお願いします。 免許を取って、最初に買った愛車は中古のカリーナGT-Tでした。 ボロボロですが、とっても楽しい車でした。 この車で、運...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

アークランド サカモト ソケットキング…( *´艸`)プププ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/12/09 19:06:09
CAR MATE / カーメイト エクスクリア 360ワイパー / C100 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/05/08 18:00:05
スズキ(純正) ランプアッシ スポット(グレー) 品番36230-68L00-6GS 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/05/03 07:35:20

愛車一覧

スズキ スイフトスポーツ スズキ スイフトスポーツ
2018年にGH7インプレッサから乗り替えました。 スイフトスポーツはZC31Sの頃から ...
スズキ エブリイ スズキ エブリイ
エブリイJOINの4WDです。 色はクールカーキパールメタリックです。 私の地域は雪はそ ...
スバル ステラ スバル ステラ
2015年より所有しています。 オプションのブラックインテリアパック装着車なので内装が標 ...
スバル R2 スバル R2
R2がデビューした時、デザインに一目惚れでした。 その後、試乗してみて4気筒エンジンのス ...

過去のブログ

2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation