
90年代のブリティッシュ・ロックシーンは、オアシス抜きに語ることは出来ません。
オアシスは当時、第2のビートルズと呼ばれる事もありました。
が、その表現は、ビートルズに対しても、オアシスに対しても失礼にあたると思います。
ビートルズを彷彿とさせる流麗なメロディーラインから、ビートルズの真似事と思われがちではありますが、その硬質なサウンドはビートルズとは全く違った物です。
硬質なロックサウンドに流麗なメロディーラインそれらが合わさってオアシスのサウンドが出来上がっていると思います。
決して、彼らは斬新な音作りをしている訳ではないのですが、ビートルズに始まり、パンク等の歴代のブリティッシュ・ロックを全て飲み込み、何処と無く懐かしくもあり新鮮な音楽がオアシスの魅力と思います。
そんなオアシスのファーストアルバム、Definitely Maybe(邦題:オアシス)(1994年)です。もう25年も前のアルバムなんですね。

オアシスの音の核となっているのはギャラガー兄弟です。
ギターと主なソングライティングを担当する兄ノエル・ギャラガー。
パンクを彷彿させるようなボーカルが魅力の弟リアム・ギャラガー。
彼らがいなければ、オアシスの成功は無かったと思われます。
01 ロックンロール・スター(Rock'n Roll Star)
02 シェイカーメイカー(Shakermaker)
03 リヴ・フォーエバー(Live Forever)
04 クラウドバースト(Cloudburst):日本版ボーナス・トラック
05 アップ・イン・ザ・スカイ(Up In The Sky)
06 サッド・ソング(Sad Song):日本版ボーナス・トラック
07 コロンビア(Columbia)
08 スーパーソニック(Supersonic)
09 ブリング・イット・オン・ダウン(Bring It On Down)
10 シガレッツ&アルコール(Cigarettes & Alcohol)
11 ディグジーズ・ダイナー(Digsy's Dinner)
12 スライド・アウェイ(Slide Away)
13 マリード・ウィズ・チルドレン(Married With Children)
全13曲(日本版)です。
では、例によって何曲か紹介していきます。
1曲目、ロックンロール・スター(Rock'n Roll Star)。
"今夜、俺はロックンロール・スター!"ってデビューしたての新人が何言ってんのって感じだけど、有言実行、本当に"ロックン・ロールスター"に成り上がりましたね。
たいしたものです。
2曲目、シェイカーメイカー(Shakermaker)。
8曲目、スーパーソニック(Supersonic)。
自分は自分でしかない、他の誰でもなく…。心に沁みる曲。良いです。
10曲目、シガレッツ&アルコール(Cigarettes & Alcohol)。
酒とタバコを賞賛している曲でもなければ、否定している曲でもない。
とにかく、どん底から自力で這い上がるしかないと歌っています。
オアシスの曲は、いつ聴いても心に沁みます。
いつかオアシスの新曲を聴ける日が来るといいなーと思います。
喧嘩別れのノエルとリアムもう仲直りすることは無いんですかね?
Posted at 2020/03/29 20:03:43 | |
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