
何事にも何かしらのきっかけがあり現在に至っていると思います。
例えば、現在クルマが好きになったのは、小学生時代のスーパーカーブームがきっかけだったり、クルマ弄りが好きになったのはメカドックがきっかけだったりします。
音楽で言えば、ヘビーメタルを好きになったきっかけはアイアン・メイデンです。
そして、クラッシックを好きになったきっかけは惑星ですね。
クラッシックの中でもかなり有名な曲なので知っている方も多いのではないでしょうか。

改めて紹介します。
作曲:グスターヴ・ホルスト
組曲「惑星」作品32
組曲ということで、全部で7つの曲で構成された作品です。
その7つの曲は、それぞれが太陽系の各惑星をテーマとした曲となっています。
この曲の惑星は、天文学的な意味での惑星ではなく、占星術的な意味での惑星を表現しています。
しかし、じっくり聴いていると宇宙を感じられるような壮大な曲です。
※あくまで、個人的な感想です。
火星ー戦争をもたらすもの
神話の中のMars(マーズ)と言えば軍神、戦いの神ですよね。
まさにその名の通り、軍隊の進軍をも感じさせる重厚で荒々しい感じの曲です。
金星ー平和をもたらすもの
この曲の中では平和をもたらすものとされていますが、神話の中のVenus(ヴィーナス)といえば愛と美の女神ですね。
火星とは対照的に穏やかで叙情的な曲です。ゆったりとした時間が流れます。
水星ー翼のある使者
飛翔感にあふれて、少しせわしない感じのする曲です。
まさに、翼のある使者ですね。
木星ー快楽をもたらすもの
神話の中のJupiter(ジュピター)は全ての神々の王です。
まさに威厳にあふれ壮大な曲です。
土星ー老年をもたらすもの
徐々に盛り上がり、徐々に静かに終わっていく、なんとなく、憂いをふくんだゆったりした曲です。
ちなみに、神話の中のSaturn(サターン)は農耕の神です。
天王星ー魔術師
魔術師という副題のとおりトリッキーな曲です。
海王星ー神秘をもたらすもの
この組曲の中で唯一、合唱を含んでいます。
美しく、神秘的な雰囲気にあふれた曲です。
Neptune(ネプチューン)と言えば海王神ですね。
自分の持っているCDは、
グラモフォンレーベル
1981年1月、3月録音
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
RIAS室内合唱団[海王星] です。
以下は録音時期と演者が一致しているのでおそらく自分のCDと同じ音源と思います。
これも全曲収録されています。
00:00 火星ー戦争をもたらすもの
07:22 金星ー平和をもたらすもの
16:00 水星ー翼のある使者
20:15 木星ー快楽をもたらすもの
27:53 土星ー老年をもたらすもの
37:17 天王星ー魔術師
43:17 海王星ー神秘をもたらすもの
クラッシックの中でもホルストの組曲「惑星」はとっつきやすい曲だと思います。
ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。
Posted at 2020/03/08 08:53:32 | |
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